セガフレードのお店に入る勇気をください……。
みなさまは、自転車チームのスポンサーって気にされていますか?
私は、基本自転車メーカーがスポンサーのときしか気にしていません。
たとえば、ジャイアント・アルペシンだったら、そりゃわたしのクロスバイクはジャイアント系列のLivのバイクですから「おおー、ジャイアントのチーム!」みたいな感覚になるのですが、例えばモビスターとかディメンションデータとか、一回は何の会社かググりますけど、まあそれだけっちゃそれだけ。
自分の生活に密接な会社ってわけじゃないので、なんというか「へー。そんな仕事をしている海外の会社がスポンサーなのかー」って感覚です。
でも、このチーム名になったときはちょっとテンションがあがりました。
トレック・セガフレード
昨年までは、トレック・ファクトリーレーシングというチームでしたが、2016年シーズンからセガフレードもスポンサーになったのです。
最初カタカナでみたときなんだかわからなかったのですが、ロゴマーク見てピンときました!
都内の駅近くでときどき見かける、イタリアで見かけたカフェを彷彿するお店!
セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ | Segafredo Zanetti Espresso
私の利用する駅とかだと、なんかいかにもあのイタリア独特の「朝会社行く前に寄ってカプチーノ一杯ひっかけていく」っていうオシャレコンセプトな感じのお店です。
そうか!やっとこれで私にも、
自転車のスポンサーを応援することができるではないか!!
……いやまあその、
「応援したいならトレックとかキャノンデール買えば?」とか「ティンコフバンクで投資だ!」とか聞こえてきそうな気もしなくもないのですが、
こちとら庶民。普通の庶民。ごくごく一般てきな庶民。
そんな手軽にぽいぽい新しい自転車とか買えないし、投資しないし、せいぜい「今度、ボトル買おうかな……」くらいだったのですよ。
でも、セガフレードなら、よく利用する駅に店舗あるし、
要はイタリア系のファストフード系珈琲店なんだから、それなりに生活に近いところで利用可能!!
いっぱいコーヒー飲むごとに「別府、がんばって……」「カンチェラーラ、有終の美を」とか思いながら飲むその小さな一杯だって、ほんのちょっとの金額だけど、でもちゃんとこう、これこそスポンサー効果っていうか、自転車界に対するささやかな応援じゃないですか。
「自転車テームのスポンサーになったからお店行こうと思った」っていう客になるのだ!
まさに、スポンサー戦略のお手本のような鴨!!
……って、思ってたのですが。
なぜだ。
入れない。
もともと、前々から、一度行ってみたいとは思っていたのです。
でも正直朝一杯コーヒーのんでる時間あったらもっと寝たいし、かと言って一人で夜ごはん食べるようなお店じゃないし、売っているカフェは魅力的なんだけどうまく生活にとり入れられない、って感じで、うまく行くタイミングなかったんですよ。
なんで、これはもう「今日は行く!」と決めてはいるしかないって思ったのですが、
なんだろうね!新しい飲食店って、一人で入る時めっちゃ勇気いるよね!
実際に一人で、お店の前まで行って、いざ!!ってとこまで行ったのに、
「でもコンセプトがイタリアのカフェなら、それこそパッとかっこよく飲んで、とっとと店出ろって感じなはずだよな……、どのくらいのスピードで食べればいいんだろう。ちょっとだらだら本とか読みながらコーヒーのんでもいいお店なのかな。どうしよう。わからない。」
って勝手にパニクって、そのまま逃げてしまいました。
セガフレードがおしゃれなのがいけないんだ!!(⇦やつあたり)
でも、このままじゃいけないじゃないですか。
せっかく身近で利用可能な業種のお店が、自転車チームのスポンサーになってくれたんです。
しかも、日本人選手がいるトレックです。応援したいんです。ほんのささやかでも。単なる自己満足でも。
どうしたらぐだぐだ迷わずに入れるだろう。
オシャレさに臆さず、かっこよくカフェ飲んで颯爽とお店を出ることができるだろう、と、考えて、
今日閃きました。
来週からオーストラリアで行われる、
ツアー・ダウンアンダー。
Jsportオンデマンドで視聴可能なのですが、
このレースでトレックがステージ優勝したら、翌日絶対にセガフレードで一杯カフェ飲むってのはどうだろうか!!
これなら、「感動をありがとうトレック・セガフレード!祝杯レッツゴー!!」ってお店に突撃できる気がする。
よし。決まった。この方針で行こう!
がんばれトレック・セガフレード!そしてがんばれ、わたし!
来週からのツアー・ダウンアンダーが楽しみです。
あ。
そういや、今日、お昼にダウンアンダーのスタートリストみてたら、ジャイアントのエースナンバーがゲシュケで、テンションあがりました。
夏のツールの感動をもう一度!ゲシュケ!
……ぶっちゃけ私は自転車レースそのもののファンなので、
本当は誰が勝ってもどこのチームが優勝しても、正々堂々と速ければそれ以上望むものはありません。(笑)