コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

ジャパンカップ2017 プレゼンテーション編

金曜。
都内で期日前投票をすませてから、初めての新幹線輪行をしてたどり着いた、宇都宮……!!

結論から言おう。

ジャパンカップトレインで来ればよかった……!!!


いやね、本当に、ほんっっっっとうに迷ったの!
プロ観戦者への道のイベントの時に、先輩方にも相談したの!
ジャパンカップトレインはすっごくすっごく楽しそうだし、プレゼンテーションの観覧エリアも確保されてるっていうすてき列車!
でも、ポートやコンタドールがすでに宇都宮を走っているかもしれないときに、まだ都内にいてゆっくり電車で来るってことが耐えられないと思って、結局やめたのですが……。

まず、輪行慣れてなさすぎて不安で、結局新幹線で座れずに、ずっと自転車の側に立っていて、この時点でちょっと後悔開始。
そしていざ宇都宮に辿りついても、どこにいけば選手が走っているのかよくわからなくて、プレゼンテーション会場近くの駐輪場を探しても迷ってしまい、なおかつ雨で早めに場所とらないと屋根あるところでプレゼンテーションが見られないから、結局17時くらいからずっとプレゼンテーションのために場所取りをしていたのです。


これだったらジャパンカップトレインでゆっくり来ても、ステージ前の場所の観覧エリアキープされてるから、着いてから逆にゆっくり買い物とかできたじゃん!


反省。
来年は、絶対にトレインに乗る。



プレゼンテーション会場で、コンタドールTシャツを売っていたので、すべてを差し置いてまず購入!!
それから、じいっと座って、プレゼンテーション開始を待っていました。


プレゼンテーション自体は動画があがってるので、細かく書くより見た方が面白いと思うので、時系列関係なく、思い起こされる感想を。
BMCのポートが、レースだと威風堂々とした感じの印象だったのに、プレゼンテーションだと小柄なのもあいまって、ちょこんとマスコット的な印象になったのが意外でした。
はにかんでる感じの笑顔が素敵でした。

ブリッツェンは、小野寺選手がオノデライダーポーズを決めていて「生で見たー!」って嬉しくなりました。

あと、NIPPOのまりの選手が、クリテリウムだけしか走らないことを知らなくて、ここでちょっと「おおう」ってびっくりしていました。
なぜなら、友人たちと作ったいくつかの応援グッズの中で、NIPPOではまりの選手とカノラ選手の応援うちわを作っていたのですね。

実際には、コンタドール応援うちわが3枚と、他にも何枚か作っていたのですが、「まりの選手の応援うちわ、明日しかつかえないじゃん!」ってちょっとここでおどおどしていました。

ちなみに、応援グッズを作ったラインナップについては、一緒に観戦に行く予定の友人たちで集まって相談して、誰のを作るかを決めたのですが、翌日、私が最後の最後に「あの、できれば、カノラも……!」って言い出してしまい、そしたら友達も了承してくれて、カノラ選手の分も作ることになりました。
自分から言い出しておいて「いいんだろうか。こんな、みんなで作るものなのに、後出しジャンケンみたいに言い出して……」って、あとから頭かかえてたりしたのですが、終わって見れば、ほんっっっとうに作ってよかったと思いました。
そして、いいよ、作ろうよっていってくれる友人たちと応援に行けてよかった。


話を戻そう。

ええと。

初めてみたけど、マトリックスのプレゼンは本当に面白かった!!!
作り込まれたお約束感にちょっと感動した!あれ、毎年見たい!!


そんでもって。
いよいよトレック・セガフレードになったら、
一斉に、客席の前方の色が変わる……!!

翻る、スペイン国旗……!!!

おお!日本のプロ観客の人たち、すごい!!
湧き上がる歓声のなか、コンタドールがいよいよ登場!!


なんか、うまくいえないけど、会場全体が「待ってました!」って感じが大きかったです。気持ちはわかる。私は「……本当に存在していたんだ」みたいな感覚でした。

そんなこんなで、プレゼンが終了したのですが、雨降ってる中屋根がある箇所だったとはいえ寒かったので、そのへんでだらだらご飯を食べる余裕がなく、ちかくにあったほっともっとでお弁当を買って、ホテルで食べました。
この時点で、「雨って、油断できんぞ」って感じがひしひししてました。

クリテリウム編に、続く。

ジャパンカップ2017 フリーランの報告

終わってしまったジャパンカップ2017!!
雨のせいか、それとも去年よりも過密スケジュールだったせいか、全体的にものすごく体力を消耗しましたが、感想としては、あまりにも全体的に現実味のない四日間でした。



ちょっとずついろいろ書いていこうと思っているのですが、まずは多くの方に心配をかけた、フリーランの報告から。

えーと。
とにもかくにも雨でした!!

なんかもうほぼずっとこれに尽きるのですが、宇都宮は金曜から日曜までずっとずっと雨で、当然土曜の朝に行われたフリーランも雨でした。
まず、レース会場にたどりつくまでが、大変でした!
実際に自分で運転したりして行かれたことがある方からすれば「え?そんなにややこしい道じゃないよ?」って思うと思うのですが、私前回バス移動で全然道を気にしていなかったものでして。
駅からずーっとまっすぐに自転車を走らせて、どっか途中で右に曲がれば着くっていうのはわかっていたのですが、
そのどっかの曲がり角がどこなのか非常に不安!!!

スマートフォンの地図を見ながら移動したものの、雨だからあんまり取り出したくなくて、結局曲がり角がくるたびに止まって、追い抜いていくロードバイクの方の進行方向を見て「よし、まだ曲がらない!!」って感じで、会場までたどり着きました。

受付に着いたのは、8時10分くらいでしょうか。
ゼッケンと安全ピンをもらって、ドイターのカバンにつけました。
フリーラン開始が9時で、その20分くらい前に出発地点に並びだしたのですが、前に行く勇気はなかったので真ん中くらいにいました。
案の定、クロスバイクの参加者なんてほっっっっとんどいなかったぜ!


そしたら徐々に現れる、選手たち!!
雨だからこないとおもってた!
すぐ真横を通り過ぎていった、トレック・セガフレードのジャスパー・ストゥイヴェンが、思っていたよりもとっても大きくてちょっとびっくりしました。

そしていよいよスタート!


さあ、たくさんの選手たちと走れる、夢の時間のスタートだ!!


が。
そんなに甘い話ではなかった。


話す話さないのレベルではなく、スタート地点で前方に位置どりに行く選手たちの姿を見送ったのを最後に、どの選手もまっっったく見かけませんでした。


はっはっは。
まあ、大方の予想通り、あっと言う間に遅れまして、私。
選手の背中すら見えませんでした。

そんなわけで、どんどん山で抜かされつつ、自転車から降りて歩いている人を横目に「絶対に降りない!!」ってそれだけを決めて、一人でペダルを回しつづけました。
古賀志の山頂間近のところでは、たぶん運営側のスタッフの方が、「このカーブを曲がれば山頂だ!がんばれ!」って背中を押してくれました。

下りは雨だから慎重に下りましたが、私、運動神経皆無なくせにスピードに対する恐怖心がほぼないので、何人か抜きました。
でもそのあとの平坦でまた抜かれたけど。


そんな感じで、えっちらおっちら走って行き、平地がそろそろ終わってまたちょっとずつ登り下りのアップダウンになるぞってときに、
選手たちが反対車線を走って、帰って行くところとすれ違いました。

「ああ、帰るんだなあ……」と思って見送っていると、その中でキャノンデールの選手たちが、すれ違う私に向かって手を振ってくれました。

やさしい。
一気にキャノンデールチームに対する好感度があがりました。



えっちらおっちら走っていると、となりに運営の車が横付けされました。

レースの人「あの、9:40から次のレースの人たちが並びますので!」
私「はい」(←今が何時か確認する、という思考にたどり着かない)
レースの人「……」
私「……」
レースの人「……気をつけてね!」
私「はい!」

そうして、運営の車が私のとなりを通り抜けていきました。
救護車も通り抜けて行きました。

救護車に抜かされるってすごいな、って思いながら見送りました。

最後の1kmくらいは、となりにずっと運営のバイクの方がついていてくれて、
「よし、じゃあここでギアをあげて、そこで踏む!よしいいぞ!」
と、つきっきりでアドバイスと励ましをもらいながら走りました。


もう次のグループがスタート位置についていたので、フィニッシュ地点を通り過ぎることはできませんでしたが、レース会場まで戻ってきたとき、バイクの方が最後に「よし!完走だ!」と声をかけてくれたので、一応完走ということに自分ではしました。

だから、まあ、多分、最後尾だったよね!!!
本当にスタッフの方、迷惑をかけてごめんなさい。

フィニッシュ地点は通過できませんでしたが、一応最初から最後まで、一度も足をつくことはなく、走ることができました。
小さな小さな達成感。

次のレースのスタート、遅れてなかったかな。それだけが心配です。


しかし、のろのろと走っていた私が言っていいことではないかもしれませんが、レースのコースを走るっていいですね。
「ああ、ここを走ってるんだ」って、実感としてわかると、日曜のロードレースの見やすさが全然違いました。

映像見ながら、あと何キロで山が来る、とかこのカーブが急だったとかが、自分の経験としてわかっているので、残りの距離とレース展開への予想がよりリアルで、見ていてレースの面白さが全然違いました。
今回がこんな調子だったので、次回のフリーランを申し込もうとは今の所思ってないですが、他の国内レース観戦の時とかに、事前に試走とかをすると、またレース観戦が面白くなるだろうなと思いました。


なので、まあ。


いろいろ、ごめんなさい!!
でも個人的には雨のなかでも挑戦してみてよかったと思っています!

ただ、たぶん来年は出ないと思います。
むしろ、その次のチャレンジレースやオープンレースを見たい。

ジャパンカップ観戦準備2017 雨編

いよいよ今週末に迫りました、ジャパンカップ

去年の反省を踏まえて、ちまちま準備していたのですが、
残念なことに、もうほぼ雨になるのが間違いないようでしてで、ツイッターとかで観戦の先輩方が軒並み雨対策のツイートをあげているので、あわてて追加で雨対策グッズもいろいろ準備しました。


そんなわけで、今回観戦用に新調したもの!

①踏み台
去年のクリテリウム、すごい人で見るのがとっても大変で、正直あんまり楽しめなかったので、今年はちょっと後ろからレース全体を見ることで、余裕を持って観戦しようということで、踏み台を用意しました!

トレードワン 踏み台 「セノ・ビー」 22cm ホワイト

トレードワン 踏み台 「セノ・ビー」 22cm ホワイト

去年ジャパンカップ用に買ってから、観戦時に愛用しているトリポッドチェアよりも小さいから、本ロードレース観戦時にちょっとしたものを置いとける場所にもなるかなって思ってます!

これは別に新調したものじゃないけど、トリポッドチェアは本当にいいですよ!普通に座る高さで座れるから、立ったり座ったりが本当に楽なので素晴らしいのです!!


②おやつ
アーモンドと、ドライりんごを持って行きます!!
甘くないのと、甘いの!

現地調達できればその方がいいのですが、ちょうどいいものが売り切れてしまうことも想定して、ご飯食べられなかったとき用に携帯用の食料は何かしら必須だと思いました。
ナッツは、少ない量で満腹感あるから、ぴったし!


③雨天観戦用グッズ
これはね、もうどうしていいかわからなかったんです。
雨の、山の中で、じっとして観戦をするっていうのに、何が必要なのかよくわからなかったのですね。

で、とりあえず、あんまり濡れないようにしよう、ということで。
ラファのレインウェア上着は持っているので、足元補強のために、レインパンツを買いました!

(モンベル)mont-bell サンダーパス パンツ Women's 1128347 GM ガンメタル L

(モンベル)mont-bell サンダーパス パンツ Women's 1128347 GM ガンメタル L

もんべるー!!

山中の雨観戦になるわけですから、要は山の雨対策!!ということは、登山グッズの専門ブランドに勝るものはないだろう!ということで、モンベルにしました。
で、モンベルのお店にいって、たくさん並んでいる雨のとき用のレインパンツの中で、これが一番安かったのです。

雪山かきわけるわけでもないから、これで大丈夫でしょう!
たぶん!
いかんせん雨の中、山でレース観戦をしたことがないからわかりません!!
でも、普通のズボンで行くよりはきっと断然快適なはず!

それと、これも買いました。

コンパクトマルチシート。

熱を逃さないための、アルミみたいな非常時用のシートって昔からあると思うのですが、これはそのちょっと発展版みたいなやつです。
あの、すさまじい、くしゃくしゃって音がしないんですって!!

これは、ジャパンカップが終わってからも、非常用グッズとして何か大変なときに使えるものだから、ためらうことなく買いました。
寒かったら、これをかぶったりするのだと思います。

……すみません。
これは、「くしゃくしゃしないんだー!!」ってノリで購入したので、特に使い道考えていません。
でも、寒いときには役に立つよね!きっと!信じてる!


そんでもって、レジ横でついでにこれもかいました。

撥水スプレー!
綿にも使えるらしいので、これを帽子やくつに吹き付ければ、もはや完璧!完璧なはず!!




そんなわけで、このへん一式と、あと長くつと、諸々の着替えをスーツケースに詰め込んで、先ほど宿泊ホテルに向けて宅急便を出してきました。

あとは、金曜日に自転車担いでえっちらおっちら新幹線で宇都宮に行けば、ジャパンカップが始まるのだ!



と。
本当はまだまだ準備が終わっていないのです。

今年は、友達と応援グッズを作って、全力で応援をするのです……!!
去年、一人でひたすらレースを追っていたのと、また違う観戦方法。


うまくいきますように!
ちゃんと応援グッズ作れますように!
フリーランをちゃんと走れますように!
雨でも、選手が怪我しませんように!
落車が起きませんように!
誰も風邪ひきませんように!

というか、雨ふりませんように!!

むしろ、ここまで準備したって、
雨降らないなら降らないでいいからね!いいんだからね!!
快晴なら私全力で喜ぶからね!!!

物事は片側からだけで判断してはいけない。

ジャパンカップでのフリーランに向けて、今朝、私はある挑戦をしました。

それは、
サドル高さの調整です……!



……って、ああ!!待って待って、ちゃぶ台なげないで!!
いやいや、あの、半年くらい前にいろいろロードバイクを試乗したときに、今のクロスバイクでセッティングされている高さより、まだまだ全然あげても大丈夫だって気づいていたんですけど、普段乗るとき全然速さとかペダルのまわしやすさを求めてないから、まったく気にしてなかったんですよ。
それと、クロスバイク買って間もない頃、まだ六角レンチももってなくて自転車屋さんでサドルをあげてもらったとき、自転車屋さんが、
「これ、ちょっと固めですから、自分でやるの大変かもしれません」って言ってたから、自分でサドルの高さの変更を一度もやったことなかったんです。

でも、フリーランは速さっていうか、ちょっとでも乗りやすくしておかないと絶対にすぐにタイムアウトになっちゃうから、「よし、この機会に自分でサドルの高さを変えてみよう!」って思ったのです。


そんなわけで、本日の昼間。
タイヤの空気を入れたあとに、サドル高さの調整にチャレンジしました!
クロスバイクの左側に立ち、六角レンチを使ってサドルのネジをゆるめます。思っていたよりも簡単にゆるまります。

おお、なんだ、全然まわるじゃん!
これならすぐに自分でできそうです。

くるくるとネジをゆるめ、さあこれで大丈夫!と思ってサドルに手をかけ、ゆっくりと上に、引き上………。
あれ?

びくともしない。


え、もしかしてもっともっと緩めないとだめなのかな。
そう思って、再度くるくるとネジをゆるめて、再チャレンジ。


手応えがさっきとまったく変わりません。


もうわかった!中途半端が良くないんだ!全部、ネジ全部ゆるめきってやる!
再度くるくるとまわして、ネジを完全にとりました。

ネジと六角レンチを床に置き、超手でサドルをつかみます。
さあ、今度こそ……!!


1mmも動かない。



「…………」
絶望感にうちのめされながら、またネジをくるくると回して締めました。
固いって、こんなに、こんなに固いの!!?
サドル高ひとつでさえ、調節できないくらいの非力。
こんな私に、スポーツバイクにのる資格なんてあるのでしょうか。


落ち込みながらも、とりあえずまた乗れる状態に戻してから、自転車屋さんに行きました。
もともと、念のための点検と、あとベルを新調したかったので、自転車屋さんに行く予定でした。


自転車やさんはいつも混んでます。忙しそうです。
ぼけーっと手を開くのをまっていると、店長さんがこちらに気づいて声をかけてくれました。

店長さん「今日はどうしました?」
わたし「あ、点検と、ベルを見たいのと、あと……あの……サドルの高さをあげたいのですが、自分でやったらびくともしなくて……」


自転車屋さんは優しいです。怪訝な顔もせず、笑顔で了承してくれました。
何件か点検作業があったらしく、お店のなかをぶらぶらしながら待っていると、私の番が来ました。

担当してくれる店員さんに、世間話みたいに、クイックレリーズが大変だから、違う仕組みのに変更できたらなあと話したら、他の仕組みのものを取り寄せてもらえることになりました。
それから、ちょっと気になる箇所を話して、点検をしてもらって、店内で購入したベルを取り付けてもらって、最後がサドルです。


再度説明。
わたし「六角レンチは持っているので、自分でやろうと思ったんです。でも、ネジをとっても、びくともしなくて……」
店員さん「なるほど……。ちなみに、左右どっちのネジも、ゆるめましたよね?」




……………………さゆう?


固まる私に、店員さんが優しく言いました。

店員さん「これ、左右両方にネジがあるので、両方まわさないといけないんですよ」

慌てて自転車の右側からサドルを見ると、あら不思議!
こっちのサドルのとこにも、ネジがついているではありませんか!!


そうだよね。
考えてみれば、ネジをゆるめて完全にとってしまったのに、サドルがピクリとも動かないなんてそんなバカなことあるわけないのさ。

我ながら、間抜けにもほどがある。

思わずその場にしゃがみこんでしまった私を、店員さんはばかにすることなく、くるくると左右のネジをまわして、高さを変更してくれました。

店員さん「自分で調整したいときは、左右交互にちょっとずつゆるめて、調整するといいですよ」
わたし「……はい」


このクロスバイクを買った自転車屋さんの店員さんが優しい人で、とってもよかったと思いました。
あと、これからは横断歩道渡るとき以外も、左右はちゃんと確認しようと思いました。

今年はアフターパーティーに参加するのだ!

こんばんは。
しばらく体調崩してて、いろいろあったレースもロンバルディアのラスト50kmぐらいしか見られなかったコロロンです。
下りのレース好きだから、もちろんロンバルディア好きなんですけれど、昨日のデプルスの落車は本当に肝が冷えました。
命にかかわる怪我がなくて、本当に良かった……。


二バリのゴールシーンは、あれは50勝目って意味だったのですね。
私は「……歌舞伎?」って首かしげてました。


そんな感じで、ほとんどパソコンも開いていなかったのですが、今日ようやくこちらに申し込みました!

www.japancup.gr.jp

ジャパンカップ、アフターパーティー!!

ジャパンカップが終わった日曜のその日の夜に、宇都宮で行われる公式のパーティーです!
去年は、土曜からの一泊二日公式ツアーで観戦に行ったため参加ができなかったのですが、今年は金曜月曜まで三泊で宿を押さえたので、バッチリ行けるのです。いえーい!!


おんなじ日にほぼ同じ時間で、宇都宮でBMCとキャノンデールもパーティーがあるって知っていたので、どれに行こうか迷っていたのですが迷っていたらBMCもキャノンデールも終わってしまいました。
まあ、迷う私よりも、迷わずに「ヴィレッラに会いたい!」「ポートとお話しするんだ!」って思うファンの方が参加された方が、選手も喜ぶと思うので、それはそれでいいのです!

私もボーラが来てパーティーやるっていってたら迷わなかったと思う!

ちなみに、10/23に都内で行われる、ニッポ・ヴィーニファンティーニのパーティーはさっき見たときはまだ定員になっていないようでしたが、まだ迷っています。
今年のツアー・オブ・ジャパンで大活躍してから、注目してるカノラ選手とか、あとこれからの活躍を期待している小林選手とか来るから行きたいけど、今のところ直接お会いしたことのある知り合いで「行く!」って言ってる方がいないし、ワインの試飲もかなりメインな感じな雰囲気で……お酒好きだけど弱いんです、私。

トレックはなあ。
2万、は、やっぱりちょっとでかいんだよなあ……。
いやでもコンタドール……。



……ただ一個気になるのが、どれもこれも「パーティー」って書いてあるのに、どこにもドレスコードの記載がないことです。
どんな服装で行けばいいんだろうか。



あと、今書きながら気づきましたが、今回のジャパンカップ、初めて電車輪行で金曜に宇都宮入りする予定なのですが、
それプラス、3泊4日分の荷物も持っていかないと行けないんだよね……?

うわ全然考えてなかった。
スーツケースひいて、重い輪行袋背負って、ドイターのリュック背負って現地入り?
え、絶対無理だよね?

……スーツケース、先にホテルに送ろうかな。



どんどん日にちは迫って来るのに、なんだかまだ現実感だうすいです。
本当に、コンタドールやポートが、宇都宮に現れるんだよね……?
夢じゃないよね……?



あ!あと、さいたまクリテの来日メンバーもまたすごいですね!
フルームとキッテルは事前に発表されていましたが、ウランに!カヴに!アイゼルに!アーヴェルマートに!そしてクヴィアトコウスキー!!

あと、来週くらいに二バリ兄弟も来日しますよね?

前から、10月ってこんなに「日本に全員集合!」状態だったんでしょうか?
それとも、年々来日される選手の方が増えているの?


よくわかりませんが、とっとと体調を治して、数少ない目の前でワールドツアーの選手の走りを見られるこの機会を、満喫したいです。

なんという世界選手権ロードレース。

世界選手権、男子エリート。
なんということでしょう。

今年もペーター・サガンが勝ってしまいました。


今年は、コース的にちょっときつめの坂が入る、でも平坦系の周回レースだったので、ゴール手前5km~10kmくらいのところで、1人ないし2人で抜け出せたらそのまま逃げて勝利が決まって、それ以上多いと牽制はいって吸収されて、集団スプリントになるんじゃないかなーって漠然と考えていました。


そして実際のレース。
残り25kmくらいで、デラクルスとかが入っていた4人くらいのそこそこ名前のしれた選手の逃げが、有力選手がほとんど残ったメイン集団に吸収されたので、さあここから誰がアタックを成功させるか!みたいな感じになったのです。

少人数のアタック合戦が始まって、フランスが追い、イタリアが追い、みたいなことを繰り返しつつ、残り11.5kmでアラフィリップが逃げを成功させます!
なんとかその後ろから、かろうじてイタリアのモズコンのみが追いついてきて、二人で協調して逃げて行きます。
追走グループをぽこぽこ作っては吸収しながら、追いかけるメイン集団。

残り5.2kmに、メイン集団から大きく飛び出して追走グループを成立させたのが、ベラルーシのキリエンカとオーストリアのペストルベルガー!!
っていくか、キリエンカががんがん一人で引いて行くのに、うまく乗れたペストルベルガー!
あっという間に、アラフィリップ&モズコンとの差をじわじわ詰めます。

けれど。残り4.3km。
まだキリエンカたちが追いついていない段階で、アラフィリップのスピードアップにモズコンがついていけない……!!

アラフィリップ、単独先頭!!!

すばらしい展開!
アラフィリップのアタック、タイミングいいから好きだ!!
さあ、ここから逃げ切れるのかアラフィリップ……!!?


しかし。
ここから。

映像がこない。


…………ここで!!??


残りまだ3kmくらいあるのに、カメラが完全に残り800mくらいからしか映らない、ゴール付近の定点カメラ映像に切り替わってしまったのです。
左上に表示されている、残り距離だけが少しずつ減って行きます。
こうなったら待つしかない。
さあ、誰が来る。
アラフィリップか。
キリエンカか。


そして、残り1kmを切った……!

現れた選手は単独!
でもジャージ赤い!アラフィリップじゃない!キリエンカでもない!だれ!?
そして、そのすぐ後ろに迫っているメイン集団。

誰かわかる前に、集団がそのまま一気に吸収してカーブを曲がり、集団スプリントへ!!
うまく先頭に抜け出したのはクリストフ!
横に誰も並んでいない状態のまま、残り100mまで辿りつきます。
しかしその途端、クリストフの真後ろから、右手側に飛び出した白い影!!
ペーター・サガン!!!
一漕ぎごとにサガンがどんどんクリストフに迫り、並び、そして抜く……!

スロバキアペーター・サガン、史上初、世界選手権三連覇!!!



クリストフの真後ろから出てきて、それがサガンだってわかったとき、なんかもう唖然としてしまって、
フィニッシュした瞬間、もう間違いなくサガンだって思ってそのまま爆笑してしまった。

きょうだって、ずっとずっと、本当にずっと目立ってなかったから、「調子悪いのかなー」くらいに思っていたんです。

ところがどっこい。
三連覇ですよ三連覇。
前人未踏。史上初。


伝説って、こういう風に生まれていくんですね。


ゴール後のサガンのインタビューで、とっても嬉しそうに「幸せだ」と連呼しながら、サガンが最初にこの勝利をささげた相手は、春に亡くなったイタリアのスカルポーニでした。
スカルポーニ、明日が誕生日だったそうです。
今日、イタリアのチームカーは、スカルポーニの写真を貼っていました。
スカルポーニは、本当に愛された選手だったのですね。

それから、サガンはもうすぐ、お子さんが生まれるそうです。
あと数年したら、表彰台に子供をつれて登るようになるんだろうな。



余談。
レースを見終わったあとものすっっっごくスペシャライズドのバイクが欲しくなった。
あのすごい選手が乗ってるバイクを作ってるブランドの自転車を、私も欲しい!って思った。

頭のすみで、どっか冷静な私が「見事に戦略に嵌っているな」って言ってた。

コンタドールがジャパンカップに来る!

お昼。ツイッターで飛びこんできたニュース。


コンタドールが、
こないだブエルタ第20ステージで世界中のロードレースファンのこころにバキュンしたコンタドールが、
あのみんなのヒーロー、コンタドールが、ジャパンカップに来る……!!!

www.japancup.gr.jp

やったー!!!
嬉しい!とっても、とってもとっても嬉しい!!


あと、デゲンコルブも!ジョン・デゲンコルブも来てくれる!
フミはもちろん、クリテリウム三連覇を狙って来日です!
コンタドールは先日のブエルタで引退したので、公式戦であるジャパンカップロードレースには出場できないのですが、クリテリウムの方に出場するのです。


だがしかし!
ロードレースだって豪華な布陣が来日します!

今年のツアー・オブ・ジャパンで一気にその名を日本中に轟かせた、ニッポ・ヴィーニファンティーニのマルコ・カノラ!そしてダミアーノ・クネゴ
キャノンデールからは、去年の優勝者で、今年のブエルタの山岳賞をとった、ダヴィデ・ヴィレッラ!
あと、今年のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュでのラストのアタックが印象的だった、フォルモロも来ます。
ロットNLからは、バッタリン!!
そして、BMCからは、なんと来ましたリッチー・ポート!!

ポート!!ポート!!!(←嬉しい)



昨日の段階で、「マンモス級のニュースがある」と小耳にはさんでいたので、「きっとポートだ!ポートが来るんだ!!」って思っていたのですが、
まさか、まさか、コンタドールまでもが、日本に来てくれるなんて…………。


きっと、トレック・セガフレードは、『グラシアス・コンタドール』グッズを発売するでしょう。
きっと、私は買うでしょう。


しかも、
しかも、
私今回、フリーラン申し込んでいるんです……!
コンタドールや、ポートや、デゲンコルブや、たくさんの選手たちと、一緒に走ることができるんです……!


夢なんかよりもよっぽど現実味がない。
本当に10月は来るんだろうか……?

いやいや、落ち着け。ジャパンカップは今年も来るし私はもうホテルをとっくに予約してある。見に行ける、大丈夫。




ちなみに、おうちに帰って最初に開いたのは、昨年のチクリッシモのNO.51でした。

これね。
数ページだけど、レース観戦で使える外国語の会話集が載っているんです。
ピンポイントで知りたい文言が(例えば「あなたの〇〇のレースは素晴らしかった」とか)、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語でどういえばいいか、カタカナでルビまでふった状態で載ってるんです。

基本的にレース観るようになってから、かならずチクリッシモは購入していますが、この号は本当に買っておいてよかった……!

スペイン語の欄、暗記しよう……!!

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