コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

物事は片側からだけで判断してはいけない。

ジャパンカップでのフリーランに向けて、今朝、私はある挑戦をしました。

それは、
サドル高さの調整です……!



……って、ああ!!待って待って、ちゃぶ台なげないで!!
いやいや、あの、半年くらい前にいろいろロードバイクを試乗したときに、今のクロスバイクでセッティングされている高さより、まだまだ全然あげても大丈夫だって気づいていたんですけど、普段乗るとき全然速さとかペダルのまわしやすさを求めてないから、まったく気にしてなかったんですよ。
それと、クロスバイク買って間もない頃、まだ六角レンチももってなくて自転車屋さんでサドルをあげてもらったとき、自転車屋さんが、
「これ、ちょっと固めですから、自分でやるの大変かもしれません」って言ってたから、自分でサドルの高さの変更を一度もやったことなかったんです。

でも、フリーランは速さっていうか、ちょっとでも乗りやすくしておかないと絶対にすぐにタイムアウトになっちゃうから、「よし、この機会に自分でサドルの高さを変えてみよう!」って思ったのです。


そんなわけで、本日の昼間。
タイヤの空気を入れたあとに、サドル高さの調整にチャレンジしました!
クロスバイクの左側に立ち、六角レンチを使ってサドルのネジをゆるめます。思っていたよりも簡単にゆるまります。

おお、なんだ、全然まわるじゃん!
これならすぐに自分でできそうです。

くるくるとネジをゆるめ、さあこれで大丈夫!と思ってサドルに手をかけ、ゆっくりと上に、引き上………。
あれ?

びくともしない。


え、もしかしてもっともっと緩めないとだめなのかな。
そう思って、再度くるくるとネジをゆるめて、再チャレンジ。


手応えがさっきとまったく変わりません。


もうわかった!中途半端が良くないんだ!全部、ネジ全部ゆるめきってやる!
再度くるくるとまわして、ネジを完全にとりました。

ネジと六角レンチを床に置き、超手でサドルをつかみます。
さあ、今度こそ……!!


1mmも動かない。



「…………」
絶望感にうちのめされながら、またネジをくるくると回して締めました。
固いって、こんなに、こんなに固いの!!?
サドル高ひとつでさえ、調節できないくらいの非力。
こんな私に、スポーツバイクにのる資格なんてあるのでしょうか。


落ち込みながらも、とりあえずまた乗れる状態に戻してから、自転車屋さんに行きました。
もともと、念のための点検と、あとベルを新調したかったので、自転車屋さんに行く予定でした。


自転車やさんはいつも混んでます。忙しそうです。
ぼけーっと手を開くのをまっていると、店長さんがこちらに気づいて声をかけてくれました。

店長さん「今日はどうしました?」
わたし「あ、点検と、ベルを見たいのと、あと……あの……サドルの高さをあげたいのですが、自分でやったらびくともしなくて……」


自転車屋さんは優しいです。怪訝な顔もせず、笑顔で了承してくれました。
何件か点検作業があったらしく、お店のなかをぶらぶらしながら待っていると、私の番が来ました。

担当してくれる店員さんに、世間話みたいに、クイックレリーズが大変だから、違う仕組みのに変更できたらなあと話したら、他の仕組みのものを取り寄せてもらえることになりました。
それから、ちょっと気になる箇所を話して、点検をしてもらって、店内で購入したベルを取り付けてもらって、最後がサドルです。


再度説明。
わたし「六角レンチは持っているので、自分でやろうと思ったんです。でも、ネジをとっても、びくともしなくて……」
店員さん「なるほど……。ちなみに、左右どっちのネジも、ゆるめましたよね?」




……………………さゆう?


固まる私に、店員さんが優しく言いました。

店員さん「これ、左右両方にネジがあるので、両方まわさないといけないんですよ」

慌てて自転車の右側からサドルを見ると、あら不思議!
こっちのサドルのとこにも、ネジがついているではありませんか!!


そうだよね。
考えてみれば、ネジをゆるめて完全にとってしまったのに、サドルがピクリとも動かないなんてそんなバカなことあるわけないのさ。

我ながら、間抜けにもほどがある。

思わずその場にしゃがみこんでしまった私を、店員さんはばかにすることなく、くるくると左右のネジをまわして、高さを変更してくれました。

店員さん「自分で調整したいときは、左右交互にちょっとずつゆるめて、調整するといいですよ」
わたし「……はい」


このクロスバイクを買った自転車屋さんの店員さんが優しい人で、とってもよかったと思いました。
あと、これからは横断歩道渡るとき以外も、左右はちゃんと確認しようと思いました。

今年はアフターパーティーに参加するのだ!

こんばんは。
しばらく体調崩してて、いろいろあったレースもロンバルディアのラスト50kmぐらいしか見られなかったコロロンです。
下りのレース好きだから、もちろんロンバルディア好きなんですけれど、昨日のデプルスの落車は本当に肝が冷えました。
命にかかわる怪我がなくて、本当に良かった……。


二バリのゴールシーンは、あれは50勝目って意味だったのですね。
私は「……歌舞伎?」って首かしげてました。


そんな感じで、ほとんどパソコンも開いていなかったのですが、今日ようやくこちらに申し込みました!

www.japancup.gr.jp

ジャパンカップ、アフターパーティー!!

ジャパンカップが終わった日曜のその日の夜に、宇都宮で行われる公式のパーティーです!
去年は、土曜からの一泊二日公式ツアーで観戦に行ったため参加ができなかったのですが、今年は金曜月曜まで三泊で宿を押さえたので、バッチリ行けるのです。いえーい!!


おんなじ日にほぼ同じ時間で、宇都宮でBMCとキャノンデールもパーティーがあるって知っていたので、どれに行こうか迷っていたのですが迷っていたらBMCもキャノンデールも終わってしまいました。
まあ、迷う私よりも、迷わずに「ヴィレッラに会いたい!」「ポートとお話しするんだ!」って思うファンの方が参加された方が、選手も喜ぶと思うので、それはそれでいいのです!

私もボーラが来てパーティーやるっていってたら迷わなかったと思う!

ちなみに、10/23に都内で行われる、ニッポ・ヴィーニファンティーニのパーティーはさっき見たときはまだ定員になっていないようでしたが、まだ迷っています。
今年のツアー・オブ・ジャパンで大活躍してから、注目してるカノラ選手とか、あとこれからの活躍を期待している小林選手とか来るから行きたいけど、今のところ直接お会いしたことのある知り合いで「行く!」って言ってる方がいないし、ワインの試飲もかなりメインな感じな雰囲気で……お酒好きだけど弱いんです、私。

トレックはなあ。
2万、は、やっぱりちょっとでかいんだよなあ……。
いやでもコンタドール……。



……ただ一個気になるのが、どれもこれも「パーティー」って書いてあるのに、どこにもドレスコードの記載がないことです。
どんな服装で行けばいいんだろうか。



あと、今書きながら気づきましたが、今回のジャパンカップ、初めて電車輪行で金曜に宇都宮入りする予定なのですが、
それプラス、3泊4日分の荷物も持っていかないと行けないんだよね……?

うわ全然考えてなかった。
スーツケースひいて、重い輪行袋背負って、ドイターのリュック背負って現地入り?
え、絶対無理だよね?

……スーツケース、先にホテルに送ろうかな。



どんどん日にちは迫って来るのに、なんだかまだ現実感だうすいです。
本当に、コンタドールやポートが、宇都宮に現れるんだよね……?
夢じゃないよね……?



あ!あと、さいたまクリテの来日メンバーもまたすごいですね!
フルームとキッテルは事前に発表されていましたが、ウランに!カヴに!アイゼルに!アーヴェルマートに!そしてクヴィアトコウスキー!!

あと、来週くらいに二バリ兄弟も来日しますよね?

前から、10月ってこんなに「日本に全員集合!」状態だったんでしょうか?
それとも、年々来日される選手の方が増えているの?


よくわかりませんが、とっとと体調を治して、数少ない目の前でワールドツアーの選手の走りを見られるこの機会を、満喫したいです。

なんという世界選手権ロードレース。

世界選手権、男子エリート。
なんということでしょう。

今年もペーター・サガンが勝ってしまいました。


今年は、コース的にちょっときつめの坂が入る、でも平坦系の周回レースだったので、ゴール手前5km~10kmくらいのところで、1人ないし2人で抜け出せたらそのまま逃げて勝利が決まって、それ以上多いと牽制はいって吸収されて、集団スプリントになるんじゃないかなーって漠然と考えていました。


そして実際のレース。
残り25kmくらいで、デラクルスとかが入っていた4人くらいのそこそこ名前のしれた選手の逃げが、有力選手がほとんど残ったメイン集団に吸収されたので、さあここから誰がアタックを成功させるか!みたいな感じになったのです。

少人数のアタック合戦が始まって、フランスが追い、イタリアが追い、みたいなことを繰り返しつつ、残り11.5kmでアラフィリップが逃げを成功させます!
なんとかその後ろから、かろうじてイタリアのモズコンのみが追いついてきて、二人で協調して逃げて行きます。
追走グループをぽこぽこ作っては吸収しながら、追いかけるメイン集団。

残り5.2kmに、メイン集団から大きく飛び出して追走グループを成立させたのが、ベラルーシのキリエンカとオーストリアのペストルベルガー!!
っていくか、キリエンカががんがん一人で引いて行くのに、うまく乗れたペストルベルガー!
あっという間に、アラフィリップ&モズコンとの差をじわじわ詰めます。

けれど。残り4.3km。
まだキリエンカたちが追いついていない段階で、アラフィリップのスピードアップにモズコンがついていけない……!!

アラフィリップ、単独先頭!!!

すばらしい展開!
アラフィリップのアタック、タイミングいいから好きだ!!
さあ、ここから逃げ切れるのかアラフィリップ……!!?


しかし。
ここから。

映像がこない。


…………ここで!!??


残りまだ3kmくらいあるのに、カメラが完全に残り800mくらいからしか映らない、ゴール付近の定点カメラ映像に切り替わってしまったのです。
左上に表示されている、残り距離だけが少しずつ減って行きます。
こうなったら待つしかない。
さあ、誰が来る。
アラフィリップか。
キリエンカか。


そして、残り1kmを切った……!

現れた選手は単独!
でもジャージ赤い!アラフィリップじゃない!キリエンカでもない!だれ!?
そして、そのすぐ後ろに迫っているメイン集団。

誰かわかる前に、集団がそのまま一気に吸収してカーブを曲がり、集団スプリントへ!!
うまく先頭に抜け出したのはクリストフ!
横に誰も並んでいない状態のまま、残り100mまで辿りつきます。
しかしその途端、クリストフの真後ろから、右手側に飛び出した白い影!!
ペーター・サガン!!!
一漕ぎごとにサガンがどんどんクリストフに迫り、並び、そして抜く……!

スロバキアペーター・サガン、史上初、世界選手権三連覇!!!



クリストフの真後ろから出てきて、それがサガンだってわかったとき、なんかもう唖然としてしまって、
フィニッシュした瞬間、もう間違いなくサガンだって思ってそのまま爆笑してしまった。

きょうだって、ずっとずっと、本当にずっと目立ってなかったから、「調子悪いのかなー」くらいに思っていたんです。

ところがどっこい。
三連覇ですよ三連覇。
前人未踏。史上初。


伝説って、こういう風に生まれていくんですね。


ゴール後のサガンのインタビューで、とっても嬉しそうに「幸せだ」と連呼しながら、サガンが最初にこの勝利をささげた相手は、春に亡くなったイタリアのスカルポーニでした。
スカルポーニ、明日が誕生日だったそうです。
今日、イタリアのチームカーは、スカルポーニの写真を貼っていました。
スカルポーニは、本当に愛された選手だったのですね。

それから、サガンはもうすぐ、お子さんが生まれるそうです。
あと数年したら、表彰台に子供をつれて登るようになるんだろうな。



余談。
レースを見終わったあとものすっっっごくスペシャライズドのバイクが欲しくなった。
あのすごい選手が乗ってるバイクを作ってるブランドの自転車を、私も欲しい!って思った。

頭のすみで、どっか冷静な私が「見事に戦略に嵌っているな」って言ってた。

コンタドールがジャパンカップに来る!

お昼。ツイッターで飛びこんできたニュース。


コンタドールが、
こないだブエルタ第20ステージで世界中のロードレースファンのこころにバキュンしたコンタドールが、
あのみんなのヒーロー、コンタドールが、ジャパンカップに来る……!!!

www.japancup.gr.jp

やったー!!!
嬉しい!とっても、とってもとっても嬉しい!!


あと、デゲンコルブも!ジョン・デゲンコルブも来てくれる!
フミはもちろん、クリテリウム三連覇を狙って来日です!
コンタドールは先日のブエルタで引退したので、公式戦であるジャパンカップロードレースには出場できないのですが、クリテリウムの方に出場するのです。


だがしかし!
ロードレースだって豪華な布陣が来日します!

今年のツアー・オブ・ジャパンで一気にその名を日本中に轟かせた、ニッポ・ヴィーニファンティーニのマルコ・カノラ!そしてダミアーノ・クネゴ
キャノンデールからは、去年の優勝者で、今年のブエルタの山岳賞をとった、ダヴィデ・ヴィレッラ!
あと、今年のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュでのラストのアタックが印象的だった、フォルモロも来ます。
ロットNLからは、バッタリン!!
そして、BMCからは、なんと来ましたリッチー・ポート!!

ポート!!ポート!!!(←嬉しい)



昨日の段階で、「マンモス級のニュースがある」と小耳にはさんでいたので、「きっとポートだ!ポートが来るんだ!!」って思っていたのですが、
まさか、まさか、コンタドールまでもが、日本に来てくれるなんて…………。


きっと、トレック・セガフレードは、『グラシアス・コンタドール』グッズを発売するでしょう。
きっと、私は買うでしょう。


しかも、
しかも、
私今回、フリーラン申し込んでいるんです……!
コンタドールや、ポートや、デゲンコルブや、たくさんの選手たちと、一緒に走ることができるんです……!


夢なんかよりもよっぽど現実味がない。
本当に10月は来るんだろうか……?

いやいや、落ち着け。ジャパンカップは今年も来るし私はもうホテルをとっくに予約してある。見に行ける、大丈夫。




ちなみに、おうちに帰って最初に開いたのは、昨年のチクリッシモのNO.51でした。

これね。
数ページだけど、レース観戦で使える外国語の会話集が載っているんです。
ピンポイントで知りたい文言が(例えば「あなたの〇〇のレースは素晴らしかった」とか)、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語でどういえばいいか、カタカナでルビまでふった状態で載ってるんです。

基本的にレース観るようになってから、かならずチクリッシモは購入していますが、この号は本当に買っておいてよかった……!

スペイン語の欄、暗記しよう……!!

初めてのサイズ計測。

先日、新宿で行われた、SPECIALIZED WAY ‘’THE FUTURE IS HERE’’に行ってきました。
スペシャライズドのバイクとかグッズとかがいっぱいありました。


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「こういう企画だったよ!」って説明がちょっと難しいのですが、いっぱいスペシャさんの自転車やグッズが並んでて、パンフレットもらえて、あとはサイズ計測とかズイフトとかできるよっていう感じでした。
……説明できてないな。

まあいいや!


そこでですね、自転車のサイズ計測ができる、コンピュータがいたのです。
ゲーセンのアーケードゲームみたいな大きさのがいて、それと連動したリモコンみたいな機械で、腰骨、膝、くるぶしの三箇所の場所を計測すると、あら不思議!適切なサドル高さや、スペシャライズドでバイクを買うときの、適切なサイズがわかるっていう装置でした。

試乗は何度かしたことあるけれど、そういうちゃんとした計測ってしかことないやって思って、今回はじめて計測をしてもらいました。

担当の人がスタートボタンを押して、まずはサイズを調べたい自転車を選択します。ロードバイクを選びました。
さあいよいよ計測か!?と思いきや、まだまだ質問が出てきます。

機械『どの姿勢でのる?』(注:日本語で書きますけど、全部英語で出てきて、英語の選択肢を選びます。)
   前傾 中間 アップライト

「……姿勢で、サイズとかサドル高さ、かわるんだ……?」
無理なくアップライトを選択。
まだ続きます。

機械『どの頻度でのる?』
   毎日 週に2〜3回 月2〜3回 それ以下

「……頻度?」
無難に、月2〜3回。


そして、ようやっと計測です。
アーケード機械から、ちょっと離れた場所にたって、機械が「さあ、ここを測れ!」っていうタイミングに合わせて、係りのお兄さんがリモコンみたいなもので、右側の腰骨の位置、膝、くるぶしの三箇所を計測します。
続いて、左も同じく、上から三箇所。

たったこれだけ。


さあでました!
私のサイズ!!

スペシャライズドだと、44!!



…………。

44?


ちなみに、こちらがスペシャライズドさんの、女性向けロードバイクのサイズ表。
バイクサイズチャート|スポーツバイク用品の通販サイト|スペシャライズド・ジャパン

見た?見たね?
44の適合身長、143cm〜152cm、でしたね?


わたくし、コロロン。身長158cmです。



なんで!!?なんで44なの!?
そんなに私の足が短いってことなの!!?

私「わ、私の身長だと、どこに試乗いっても、47とか48を進められるんですけど……。はっ!!もしかして、もっと前傾を選んだら、サイズあがるんですか!?」
担当のお兄さん「いえ、前傾だともっとサイズ下がります……」


…………。

なんだろう。
よくわらかんないけど、ものすっごくショックだった。

その機械から、メールで実際に測ったサイズを送れるんだけど、私の本当のサイズは、46らしいです。適切なサドル高さも、ちゃんと送ってくれてました。
でも、スペシャさんは、44の次のサイズは、48だから、私の場合は44になるらしいです。


ちなみにそのあと、いっぱいロードバイクが並んでるエリアに戻って、実際の44サイズを見てみようと、近くにいたスペシャの服を着たお姉さんに聞きました。
私「すみません、44サイズって、どれですか?」
お姉さん「あ、今日は、小さいサイズのは持って来ていないんですよ」

……くすん。


そっかー。44かー。
私、手足短いんだなー。


みなさん。
初めてのサイズ計測は、心を強く持っていくことをお勧めします。

軽い気持ちですると、心にダメージを負うことがありますよ!!!


……44、か。

ブエルタ・ア・エスパーニャ 2017 第21ステージ 最終日

長かった今年のグランツールも、最後になりました。
……長かったアルベルト・コンタドールの現役生活も、最後のレースとなりました。


今日は総合争いはしない日で、ポイント賞のみの争いとなる(と、思う。たぶんトレンティンは今日取り返しにくる)ので、マドリードの周回に入るまでは、穏やかにレースがすすみます。


コンタドールが、笑顔でいろんな人と写真をとったり声をかけていました。
トレックのチームメイトが「♪あーと、いーちねーん」みたいな歌を歌ってました。
スカイがみんな赤色をつかったウェアに変わってました。
フルームのバイクが、赤くなってました。
スカイのチームカーまで、ロゴが赤く染まってました。


そして。

マドリードの周回コースに入る直前、そこまではスカイがなんとなく牽引していた集団前方に、トレック・セガフレードがきます。
コンタドールが一人、プロトンの前に出ていきました。
集団は後ろに控えます。


コンタドールの、凱旋パレードです。
1周目のゴールポイントまで、コンタドールの時間です。

笑顔で、沿道に溢れる観客に、何度も何度も繰り返し手を振るコンタドール
ああ、本当に本当に最後なんだ。


ちょっとだけダンシングして見せたり、拍手してみせたりしながら、
最後に何度か右手で胸を叩いて、差し出すような動作をしました。

ハートを、あなたたちに。


たくさんたくさん、ありがとう。コンタドール



コンタドールが1周目のフィニッシュ地点を過ぎてまもなく、プロトンがやってきます。
コンタドールプロトンに吸収されていきました。

そして。
飛び出すスカイ。



…………え?

現時点でポイント賞ジャージを持っているのはフルーム。
今日、逆転の可能性が高いのは、ポイント賞3位のクイックステップのトレンティン。
ポイント差は26。
今日のステージをとると、ゲットできるポイントは25で、2位だと20ポイントになってしまうので、トレンティンがポイント賞をゲットするためには、今日中間スプリントポイントで3位以内にはいって、なおかつステージ優勝する必要があります。
(ちなみに、昨日の時点でポイント賞2位は二バリですけど、フルームとのポイント差は25もあるのと、昨日下りで落車してしてダメージを負っているので、今日ポイント賞を狙ってラストスプリントに参加はしないと思います)

ただ。
ここで、中間スプリントポイントをトレンティンがとれなかったり、もしくはフルームが中間スプリントポイントをトレンティンよりも前に通過してポイントをゲットすると、その時点でポイント賞ジャージはフルームで確定するのです。



つまり。
ここでスカイが出てくるということは。
スカイは、ポイント賞ジャージを狙っているということ。


おお!!?そうなんだ!!!
なんとなく、トレンティンが逆転分のポイントを取れるかどうか、しか気にしてなかったけど、でもそういえばそうよね。スカイって、「取れるものは全部とる」みたいなスタンスのチームだったよね。


スカイとクイックステップがばちばちの状態で周回がすすみ、いよいよ中間スプリントポイント。

フルームが前に出てきました!!
なんか見てるこっちがちょっと焦る!
だっていつもスプリントで争う選手じゃないから、こう、がんがんぶつかりながら位置どりするスプリントの位置どりで、耐えられるんだろうか、みたいな!

ただ、ここはやはりスプリントアシスト巧者のクイックステップがうまく動いて、トレンティンが1位通過。
2位通過がフルームのポイントダッシュを阻止しにきた、アラフィリップ。3位がスカイのモズコンでした。


そこから、3名が飛び出します。
BMCのデマルキ、UAEルイ・コスタ、 カハルラル・セグロスエレヘアーのニコラス・シュルツ。
メイン集団は、クイックステップが牽引します。


スカイはここからどうするのかな。
クイックステップはこのままひらすらトレンティンのステージ優勝を狙っていくはず。
他にこのステージを狙いそうなスプリンターっていうと、オリカのコルトニールセンとか、もしくはUAEのサーシャ・モドロ。
果たして最後のスプリントバトルに、スカイは絡んでいくのか。

残り8.5kmで、シュルツが離れて吸収されていき、先頭は2人に。

残り5.6km。
残り1週のところで、二人が吸収されました!

フルームが前方に上がってきた。
今日フルームは12位以下をとれば、トレンティンが何位だろうと、ポイント賞はフルームのものになります。
トレンティンが勝つ条件は、フルームが13位以下かつ、ステージ優勝をすること。
バーレーンメリダもあがってきました!
キャノンデールやボーラも出てきます。
バルデも前に出てきました。

残り2km。
クイックステップのテルプストラが全力でひいています。
縦一列。スピードががんがんあがってます。時速60km以上。

残り1km。
テルプストラがやめて、ランパルトが引いています。
フルームも前から15番目くらいにあがってきています!

そして、ランパルトが横に抜けて、アラフィリップが最後の牽引を引き受けた!

そして残り100mでトレンティンが発射!
誰も追いつけない状態でそのままゴールまで突っ走って両手をあげてゴール!!

クイックステップ・フロアーズのマッテオ・トレンティン、ステージ優勝!!4勝目!!!

さあ、あとはフルームの順位!
フルーム、そこそこいい位置走ってます。20番より前には絶対にいる。
っていうか、普通にフルームすごい!
普段スプリントしないから知らなかったけど、スプリントでもこのくらいの位置に入れるんだ!

そして。
フルームの順位。

11位!フルームが、ポイント賞を守りました!!


うわー。
最後までどきどきするレースだったな、ブエルタ



よって、最終結果がこちら。


マイヨ・ロホ(総合優勝) チーム・スカイ クリストファー・フルーム
マイヨ・プントス(ポイント賞) チーム・スカイ クリストファー・フルーム
マイヨ・モンターニャ(山岳賞) キャノンデール・ドラパック ダヴィデ・ヴィレッラ
マイヨ・コンビナータ(複合賞) チーム・スカイ クリストファー・フルーム
チーム総合 アスタナ 


フルームは、同年にツールとブエルタを制覇した、史上3人目の選手になります。素晴らしい!
総合2位は、バーレーンメリダのヴィンセント・二バリ。
総合3位は、カチューシャ・アルペシンの、イルヌール・ザカリン。
そして総合4位は…………あれ。3秒差で、サンウェブのケルデルマンが逆転してる。今日、最後にコンタドールを抜いたのか……。
総合5位は、トレック・セガフレードアルベルト・コンタドールでした。


ジャージはないけど、新人賞は、アスタナのミゲル・アンヘル・ロペスモレーノ

そして、総合敢闘賞は、トレック・セガフレードアルベルト・コンタドール!!!
チームメイトも、スタッフも一緒に壇上に上がります。
お客さんも大声援!
最後は、チームメイトみんなで、バキュンポーズ!

もう絶対に、絶対に、総合敢闘賞はコンタドールだと思っていました!
毎日毎日、誰がアタックするのかじゃなくて、コンタドールがどこでアタックするのかを楽しみに見ていました。
こんなにブエルタが面白かったのは、コンタドールのおかげです!


総合上位3名の表彰のときは、バーレーンもカチューシャもチームジャージが赤くて、おまけに壇上にあがった二バリの娘さんも赤いワンピースを着ていたので、どこみても表彰台が赤くて、ちょっと面白かったです。
フルームは、ツールとブエルタの同年制覇も表彰されていました。
おめでとう!

あと!
特に表彰とかはないけれど、ロット・ソウダルのアダム・ハンセンが、19回連続グランツール完走の記録を達成しました!
よかった。



ああ。
終わってしまった。

今年は、ジロもツールも終わって寂しいって気持ちはそこまでなかったんだけれど、ブエルタは結構なロスになりそうです。
とりあえず、さみしくなったら、昨日の20ステージを見よう。



いっぱいいっぱい、どきどきした三週間でした。
ありがとうございました。

ブエルタ・ア・エスパーニャ 2017 第20ステージ

ブエルタ、山岳ステージ最終日。
実質的な総合争いの最終日です。

ラストに、超級山岳アングリル峠が控えるステージです。


できた逃げは18人。
今大会ステージ優勝してるアラフィリップや、マルチンスキー、デニフル。
他にも、ニコラス・ロッシュや、ロメン・バルデ、アダム&サイモン・イェーツ、ヤン・ポランツェやルイ・コスタ等、ざっとメンバーをみて「逃げ切りあるな……」っていう感じの面々が入りました。


スタートしたあたりでは、かなりしっかりした雨が降っていたのですが、徐々に晴れてきました。

追いかけるメイン集団は、総合1位のフルームを擁するスカイではなく、トレック・セガフレード
逃げ手段から、タイム差をほぼずっと1分に保ちつづけます。

総合順位をあげたいスカイ以外のチームからすると、本当はスカイにひいてもらいたいところ。
でもそれをしないということは、トレックは、ひいてはコンタドールは、今日ステージ優勝を狙っているという、明確な意思表示。


残り70kmくらいからは、このトレックのトレインにアスタナの選手も2人ほども混じって集団牽引をはじめます。


残り50km。
逃げとメイン集団とのタイム差が1分30秒。差がちょっと開き始めました。
ボーラもメイン集団の先頭を引き出しました。
そして、なぜかもう一列カチューシャが引き出します。
2列引き。

逃げ集団はは、本日一つ目の1級山岳へと向かって登って行きます。
まずはクイックステップのエンリク・マスがしかけて、ついてきたポランツェと二人で飛び出しました。
メイン集団も登り始めます。集団牽引はボーラにまかせ、トレックは後ろにさがっています。

また、雨が降ってきました。


残り40kmになり、先頭は、マスとポランツェのところに、ロットのマルチンスキーとモビスターのソレル、サンウェブのセーアン・クラーウ・アナスンの3人が合流。
メイン集団は、今度はバーレーンメリダがひいています。

先頭集団は、さらに増えて全部で11人。
マルチンスキーが先頭で、山頂を通過していきました。
メイン集団もやがて下りへ。
雨が、かなり降っています。


残り28km。
先頭が下り終わります。この下りで、また先頭集団減りました。
先頭3名、モビスターのソレル、ロットのマルチンスキー、サンウェブのアナスン。
中間スプリントポイントを通過し、次の1級山岳へと向かって行きます。

メイン集団はバーレーンメリダが下りで猛引き。
登りと下りで、大きく選手が減りました。
25人くらい?ザカリンがいない……。

下り終えて、次の1級山岳への登りで、今度はパンタノが前にでました。


そのころ、先頭集団では、下りでいったん離れた後続の選手がまた合流したり、また飛び出して人数が減ったりを繰り返しています。



残り24km。
先頭とメイン集団との差は、約50秒。だんだん、逃げから脱落した選手を吸収していきます。
ザカリンは、なんとか後ろからメイン集団に追いついてきました。

晴れ間が見えてきたけど、路面は濡れています。


残り22km。
先頭とメイン集団との差は、約30秒。
ここで、メイン集団からクイックステップのデラクルスがアタックをかけます!
メイン集団の先頭をひいている、トレックのパンタノは、とくに追いません。

そして、6人になった先頭ではバルデがアタック!山頂まで残り800m。
が、結局追いつかれます。
ちなみに残っている先頭集団のメンバーは、バルデ、アダム・イェーツ、サイモン・イェーツ、ソレル、マルチンスキー、アナスンです。

今度はソレルがアタック!
そのまま抜けて、1級山頂はソレルが単独で通過。
山頂は晴れてる!
下りに入ります。
数秒おくれて、追走の5名もおいかけます。
メイン集団は、その35秒おくらい送れて下りにはいっていきます。

路面、はやはりぬれています。
メイン集団は20人くらい。


すると、先頭のソレルが落車!!
危ない!この下り、危ない!

先頭は、ロットのマルチンスキーになります。独走中。

残り16km。
なぜか二バリが、メイン集団の最後尾にいます。ちょっと離されかけています。
あれ?路面悪いトリッキーな下りって、二バリの独壇場だとおもってたんだけど、どうしたんだろう?

そしてこの下りの真っ最中、メイン集団からコンタドールが前にあがっていきます。
それに先駆けて、パンタノが先頭で飛び出しました!
と、さっき前に飛び出していたデラクルスが転んでる!!?
思わず「え?」と横を見るパンタノ。
わああ!よそ見しないで!!


残り12km。いよいよラストの登り口。
先頭は、ロットのマルチンスキー。
先ほど引き離された元先頭集団の選手が、各自ばらばらと追走しています。落車から復帰したソレルもいます。
そしてその後ろ!先頭から約1分後ろ!
パンタノと、そしてさっきパンタノに続いて飛び出していた、コンタドール!!
前からおちてきた、マスが合流しています。

あれ?ついさっきまで前でマルチンスキーを追いかけてたアナスンが下がってきた。
メイン集団では、サンウェブがメイン集団を引いているの、ケルデルマンのために、下がっていったようです。


コンタドールグループに、アダム・イェーツも合流しました。
って、ああ!マスがひいてる!クイックステップのマスが、スペイン人のマスが、コンタドールを引いています!

その中、パンタノが仕事を終えました!完全に足が止まります。力を出し尽くした状態。オールアウト。
今日の引きは、ほんとうにすばらしかった!
アダムも離れて、コンタドールグループはコンタドールとマスの二人に。

マスが引いてるー(泣)


残り9.3km。
先頭のマルチンスキーと、コンタドールとのタイム差は30秒を切りました!
コンタドールは、前から降りてきた今度はサイモン・イェーツと合流。
あああ!サイモンも、コンタドールを引いてる!

そして前にいた、ソレルとバルデを吸収しました。

残り8.5km。
マルチンスキーが見えてきた。
自ら先頭を走る、コンタドール!!
サイモンがその勢いについていけず、遅れて行きます。


残り8.3km。
追いついたー!!!!
コンタドール、先頭!!!

ああ、そして一気にスピードをあげていくコンタドール
がんがん踏んでる!!

メイン集団は、約40秒後ろです。サンウェブからスカイの引きにかわりました。


残り6.8km。
どんどん勾配が厳しい区間につきました。
マルチンスキーが脱落していきます。

先頭に残っているのは、コンタドール、マス、ソレル、そしてバルデ。


そして残り6.4km
コンタドールがペースがあげる!!
一方メイン集団は、バーレーンメリダの引きにかわります。


残り6.0km。
バルデもマスも脱落していきます。

残ったのは、コンタドールとソレル。

と、いったんコンタドールが失速!
観客にあたったか?
ソレルは、後ろを見て待ってる!!?
立て直して、またコンタドールが先頭になります。


残り5,7km。
メイン集団は、ペリドッティが引いています。
タイム差は、約40秒。


残り5.5km。
ここまでついてきたソレルが止まりました!

コンタドール、単独先頭!!

メイン集団とのタイム差は45秒!
メイン集団は、もう8人くらいしかいません!


残り4.8km。
メイン集団とのタイム差を、1分までひろげるコンタドール!!
メイン集団からは、クライスバイクがアタックをしかけます!
コンタドールは、山羊の散歩道区間にはいりました。
きつすぎて山羊しか登れないといわれている区間
でも全然ペースが落ちていません!


残り4.2km。
メイン集団と1分17秒差。
この時点で、現時点の総合3位のケルデルマンと、コンタドールのタイムが並んだ!

メイン集団では、ザカリンがアタック!ケルデルマンがチェック!!

残り4km。
コンタドールがペースを落とさずに登っていきます!!
1分遅れてクライスバイク。
そして、1分20秒おくれてメイン集団!

残り3km。
このあたりから、また激坂区間!18パーセントから24パーセントとかの区間です。
クライスバイクが、約55秒後ろです。ペースをあげているクライスバイク。
1分20秒遅れて、二バリのアシストであるペリゾッティがひくメイン集団です。

ここからまたダンシングであげていくコンタドール!!
お客さんが多すぎて怖いよ!!警備員さんがものすごい勢いでお客さんをかき分けているよ!
ただ、みんなコンタドールへの声援を送りたくてきている人たちばっかりだというのはわかる!

メイン集団は、ザカリンが先頭に立ちます。
現在総合4位のザカリン、まだまだ総合順位アップを諦めていません。

メイン集団がクライスバイクに追いついてきました!
あああ!!二バリが遅れる!!


一方先頭のコンタドール
残り2.1km。一番きついところはすぎました!ダンシングで登っていくコンタドール!!

メイン集団ではフルームが先頭でペースをあげた!ポエルスがすかさず前にでる!
ザカリンやケルデルマンが置いていかれ、フルームはポエルスと二人でコンタドールを追走します!


残り1.8km。
コンタドールとフルーム&ポエルスとのタイム差は、約1分!
フルームからちょっと遅れたところに、ザカリン。さらに後ろにケルデルマン。
二バリはそのもっと後ろ!ペリゾッティが引いています。


残り1,3km.
コンタドールとスカイとのタイム差36秒!迫ってる!
がんばれ!がんばれ!コンタドール!!


残り1km!
タイム差27秒!思わず振り返るコンタドール
もうちょっと!もうちょっとだから!

その後ろのザカリンは、フルームたちの10秒ちょっと後ろです。


コンタドールが登りを終えて、ゆるやかな下りにはいります。
後ろを振り返る。まだいない。


残り600m。
後ろではフルームがポエルスの前に出ました!


残り250m。
コンタドールとフルームとのタイム差26秒!
コンタドールは、ジャージのチャックを右手であげて、一瞬だけ振り返る。

残り100m。
右手でお客さんを煽るコンタドール
そしてそのまま両手を離し!
右手で胸を二回叩いてからの、バキューン!!!!


トレック・セガフレードアルベルト・コンタドール、競技人生最後の山岳ステージで、
ステージ優勝!!!

ついでに、今年のブエルタで初めてのスペイン人勝利

うああああ!!コンタドールすばらしいぃぃぃ!!
ものすっっっっごくかっこいい!!!!!
残り10kmくらいからずっとうるうるしていたのですが、いざステージ勝ったらもうだめだずっと涙が……。



今日はどんなに言葉を尽くしたってこのレースの素晴らしさは伝えられない。
ツールDVDに入る総集編じゃ満足できそうにない。
このレースだけフルのDVD出してくれ。買うから


コンタドールの次に、スカイのポエルスとフルームがゴール。
これで、フルームは、ツールとブエルタのダブルツールを決めました。

これもこれで、素晴らしい!

フルームは、ポイント賞も複合賞も持って行きました。
山岳賞は、キャノンデールのヴィレッラ。

総合2位は、本日遅れたもののなんとか死守した二バリ。
3位は、今日がんばって、ステージ4位でゴールしたイルヌール・ザカリン。
そして、総合4位はコンタドールがランクイン!
5位はラスト遅れてしまったケルデルマンでした。


ぬあー。まだなんかぼうっとしてる。
こんな素晴らしい走りがあるなんて。
こんな物語みたいなステージがあるなんて。

明日はセガフレード行って、おっきなグラニータ買う。

ああもう!
まだ涙が溢れてくる!
本当に本当に、本当にすごい走りだった。

おめでとう!
そして、本当にありがとう!アルベルト・コンタドール!!!!

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