コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

行ってきました、しまなみ海道!

走ってきました70km!

 

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本当にきつかった……。
 
なんかこう、私の予定だと、
すれ違う人は同じ道行く人けっこういて、なんやかやで友達みたいなのできるかなー?
みたいな、ウキウキで行ったんですけど、
 
シーズンオフでほとんど人いなかった。
 
観光で来てる外国人か、一瞬で通り過ぎる本気ライダーの人くらいしかいなかったので、私外国の方と「はろー」くらいしか会話しませんでした。
 
何せいきなり遠くに走りに行くということで、
一応事前に本とかも買っていろいろ調べていたのですが、
それでもあんな坂ばっかりだとは予想だにしておらず。
 
慣れてないレンタルのクロスバイクだったというのも大きいのですが
とは言え、斜度3%とかであんなに四苦八苦するもんだとはまったく考えていませんでした。
普段レース中継見てると平均勾配10%坂とか普通に出てくるので、最初は
「はっはっは、なんだ3%か」
とか思うんですが、実際走ると
「もうなんていうかごめんなさい私が悪かったです」
て感じです。
3%でこれなら、最大斜度17%のユイの壁とか、一体どうなってるの!!?
あ、だから壁なのか。
 
 
でも何よりも本当に厳しかったのは、
横風!!
 
しまなみ海道は、橋を5つくらい渡るのですが、そこの風の強いこと強いこと。
特に私が走った日は、低気圧の影響でものすごい風が吹いていました。
 
普通に橋を走ってて、風にハンドル取られるんだぞ。
こんなもん子供とかどうやって走ってるんだ。
 
 
途中で何度もくじけそうになりましたが、その度に、
「私はキンタナだ!ナイロ・キンタナになるんだ!!」
「行くぞ!横風職人ベンナーティ!!!」
と、叫び、自分に暗示をかけながら走りました。
ちなみに、キンタナはモビスターの25歳の選手で今年のツール・ド・フランスで総合2位入賞したクライマーの選手です。
そんでもってベンナーティはティンコフサクソの選手で、今年のツール・ド・フランスの第2レースで、横風の中コンタドールを守り抜いたのがとても印象的でした。
 
叫んだところで大して速くは走れませんでした(そりゃそうだ)でも、おかげでくじけず最後まで一人で走りきることができました。
 
結局、広島の尾道を出たのが9:30、今治駅に着いたのが17:30でした。
それなりに達成感はありましたが、でもやっぱり、今度はもっと穏やかな風の日に走りたいと思いました。
 
とりあえず!
横風はもういい!!
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