コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

美ら島オキナワセンチュリーラン2017 レポートその1

さてもさて。

初めて参加した、遠方のファンライド大会。美ら島オキナワセンチュリーラン2017。
どんな感じだったか、とか、もし次回参加するならここを気をつけよう!って思ったこととかを、時系列的にまとめたいと思います。


大会前日 1月14日

この日は、お昼頃から、大会のスタート地点である恩納村コミュニティーセンターで、事前イベントとゼッケン受け取りがありました。
レンタルバイクで走る予定の方は、この日に受け取らなければならなかったそうですが、私は前述のとおり自分のクロスバイクを持って行っていたので、ゼッケン受け取りのみがミッションです。

11時前には、那覇空港についていたものの、ちょっと那覇市内で行きたいお店があったので、ゆいレールにのって街中へ。

用事をすませて、13時50分くらいに、那覇のバスターミナルに行き、空港リムジンバスを待つ予定でした。

が。

チケット売り場で、すでに13時40分過ぎていたのにもかかわらず、

売り場の人「まだバスが空港をでてないんです……自転車多すぎて、パニック状態で……」

……。
確かに、絶対に人多いのに、特に臨時バスが出ます、みたいな案内もなかったしな……。
私の乗ってきた飛行機でも、手荷物受け取りのときに、自転車受け取りの列に並んでいる人いっぱいいたし。
空港リムジンバスは、事前にチケットを買わなきゃ乗ることができないのですが、チケット自体は座席指定でも便指定でもないのです。
始発から乗るのではない人は、バスが来た時点でチケットを持っていて、なおかつバスに空席がないと乗れない、というシステム。

この分だと、リムジンバスのチケット買って、乗り場で待つのはちょっとリスキーだ、と判断したので、すぐさま頭を切り替えて、路線バスで行くことにしました。

路線バスの方が時間がかかるので、本当は先にホテルによって自転車組み立てて、自転車でゼッケンを受け取りに行こうと思っていたのですが、もし自転車組み立てに手間取って、時間内につかなければ、参加自体できなくなってしまいます。
予定を変えて、先にゼッケンを受け取りに行くことにしました。

路線バスだと、ちょっと時間はかかるのですが、
代わりに、リムジンバスよりもコミュニティーセンターの近くのバス停で降りられます。

16時前後くらいに、コミュニティーセンターに着きました。さあ、ゼッケンを受け取らなければ!!



おそらく、大勢の人が、ゼッケンゲットのために来ているでしょう。
そう、時間的に考えると、私は完全に出遅れていたのです。

しかし。私には秘策がありました。
私は今回、大会のスポンサーである、ANAの飛行機で行ったのです。
たくさんの参加者が訪れるであろうゼッケン受け取り。
並ぶであろうゼッケン受け取り。
しかし。
なんとANA搭乗者には、優先レーンでの受付が、特典として付いてくるのです!!
はっはっは!特権特権!


列に並ぶたくさんの参加者を横目に、悠々とスピーディーにゼッケンを受け取ってみせようではないか!!

私は、ポケットから出したANAの搭乗券を握りしめ、
意気揚々とゼッケン配布場所である体育館の前に立ちました。

いざ!!!

入ると、各コースごとに、レーンが三つ。
うち一つがANA専用です!!


…どこのレーンにも、だれもならんでなかった。

呆然とする私の横を、一人すり抜けていき、普通のレーンで、すんなり受付をすませて去って行きました。
横目で見送ってから、意地で優先レーンに並びました。
他に誰もいないので、優先でしたよ。ええ。



気を取り直して。
ゼッケンをもらったときに、受付をしてくれた係りのお姉さんに聞いてみました。

「私のコースの人(100km)って、何人くらい参加されるんですか?」
「えっと(名簿めくっている)、990人ですかね」

規模が!!でかい!!




そのあと、また路線バス乗って、ホテルに行きました。

私の泊まったホテルは、リザンシーパークというホテルだったのですが、ここは、ホテルの建物の外に立っている、おっきなガラス張りのドームを、丸々駐輪場として開放してくれていました。
ホテルの海岸沿いの道からスロープで入れる場所にあるので、自転車の出入りも楽です。


自転車は、ホテルの部屋には持ち込めないので、ここにたくさんの輸送された自転車が、段ボールの状態で並んでいました。
そこから自分の段ボールを探して、適当に空きスペースを確保して、組み立てスタート!!
箱自体は、大会が終わるまで、そのドーム内の片隅にあずけておけます。たたまなくて大丈夫だったので、梱包材入れた状態であずけることができました。
私は使いませんでしたが、ホテル側でフロアポンプ式の空気入れも数台準備してくださっているようでした。

一時間ちょっとくらいかかって、親切な人とかに手伝ってもらって、自転車を組み立てたあと、ホテル内で夕食をとってから部屋に戻って明日の準備です。


もらったゼッケンやシールのセットの中に、安全ピンがついて来たので、それでゼッケンをつけます。
私は、自転車につけるバックを持っていないので、チューブとかいろいろ持って行くために、ドイターのバッグを背負っていくって決めていたので、バッグの背面につけました。

あとは、ゼッケンナンバーのシールをヘルメットと自転車のフレームに貼れば、出場ができます!

そして、他の諸々の準備をしました。
サイクルボトルを持って行っていたので、中に飲み物を入れました。
あんまりスポーツドリンクって気分じゃなかったので、自宅から持って行った紅茶を、ホテルの部屋で自分で淹れました。(←こだわるとこ間違っている)

あと、ハンガーノック対策で、一応携帯食料を2、3準備しました。

ウェアは上下長袖です。上は、冬用インナーと秋口くらいの厚さのウェア。下は、サイクル用のロングタイツにショートパンツです。
グローブも指先まであるもの。
アイウェアも持って行ったので、顔以外は、外に出さない感じです。


明日は、スタートは9時ですが、遅くても8:40までには、疾走確認のサインを済ませないといけないので、準備は完璧にした状態にしておきました。

携帯のアラーム三つつけて、部屋のモーニングコールもセットして(←朝弱い)、
よし!大丈夫だよね?だよね!!?

荷物を三回確認して、眠りにつきました。

ど緊張してましたが、すんなり眠れました。


さあ、翌日がいよいよ本番です!
続く!

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