ブエルタ・ア・エスパーニャ 2016 第21ステージ
グランツールラストのスプリントバトル。
最後のヘアピンカーブを抜けて、スプリントが開始されたとき、ゴール向かって左側のベンナーティが先頭でした。
その右からエティックスのメールスマンがちょっと上がってきていましたが、届かないか……?
と、ここで、その二人の間をすり抜けるようにして、オリカのコルトニールセンがあがってきて、その勢いのままベンナーティを抜き去り、ゴール!
オリカ・バイクエクスチェンジのコルトニールセンが、今年のグランツールのラストステージを制しました。
強かったなあ。ベンナーティが惜しかった。
新城が、最後の方けっこういい位置につけていると思ったのですが、最後のスプリントでそれぞれのラインの一番前にあがるってとっても大変なことなのですね。新城選手は12位フィニッシュでした。
別府がどこかわからなかったのと、ピンクのヘルメットがわかりやすかったので、新城ばかりを追って見ていたのですが、一人の選手に注目してみていると、こういうスプリントバトルで、それぞれのラインの一番前にあがってくることがいかに難しいか、位置取りがいかに大切かがわかる気がします。
やっぱり自分のトレインみたいなものがないと、勝つのは本当に難しいんだなと思いました。
本当に、アシストの選手って大切なんだなあ。
アシストといえば、今日はまだ実はポイントジャージだけが、確定してなかったのですね。
バルベルデが7ポイント差で3位だったので、今日奪い返しに来る恐れがあったので、フェリーネのジャージを守るためにトレックはバルベルデをずっと警戒していたみたいです。
で、そのフェリーネのアシストをしつつ、別府選手は13位フィニッシュ!
そんなわけで、今年のブエルタ・ア・エスパーニャの最終結果はこちら!!
総合優勝 ナイロ・キンタナ(モビスター)
ポイント賞 ファビオ・フェリーネ(トレック・セガフレード)
山岳賞 オマール・フライレ(ディメンションデータ)
複合賞 ナイロ・キンタナ(モビスター)
キンタナ、ツールでの謎の不調でオリンピックにも出られませんでしたが、その分こちらで取り戻しました!
回復してよかった!
そして、ティンコフのアルベルト・コンタドールが、スーパー敢闘賞という形で、今日の表彰台にあがりました!
よかった!
総合3位には入れなかったけれど、特に15ステージとかティンコフの活躍があったからこそレースがとても面白いものになりましたもんね!
さあ。
次は、ちょっと期間があいて、10月の落ち葉のレース、ロンバルディアかな!
あのレース去年見たのですが、最後に長い下りがあるので楽しみなのです!
サガンやニバリはでるのかな。下りだから、パンタノも出てほしいな。
まあとにかく、今日からしばらくゆっくりねむれるぞ!
おやすみなさい!