コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

イネオスデーと、ここまでで印象に残った選手。

ツール・ド・フランス2020の18ステージにて。

今年のツールで、前回の総合優勝者のベルナルのリタイアにより、今までにない戦いことをしなければならなくなった、イネオス。

アップダウンがはげしく山がいっぱいあった今日、
なんとなんと、イネオスのカラパスとクィアトコウスキーが、二人で逃げ切って勝ちました!!

カラパスは、山岳賞ジャージを、
クィアトはステージ勝利の栄誉を得ました。


同じチームの人だけで逃げ切って勝ったっていうのは、たぶん初めて見た気がします。
もう残り1kmずっとずっと、肩組んだり、チームカーに合図したりして、勝利を分かち合っていて見ていて、なんかものすごくいいもの見たなって思ったのでここに書き残しておきます。



あと、今日山岳賞目指して逃げにのって、途中までカラパスを抑えて山岳ポイントの1位通過をことごとくとっていたのに、
落車して遅れてしまったサンウェブのヒルシュが、
最後の最後まで一人で頑張って総合勢とほぼ同じ集団でフィニッシュしたのには、ちょっと感動しました。
山岳賞は逃したけれど、今日の敢闘賞がヒルシュでよかったです。
今大会の敢闘賞が誰かはまだわかりませんが、
私が今のところ今年のツールで一番どきどきをもらった選手は、あなただよ、ヒルシュ。

ちなみに2位は、ポートです。
ポガチャルやログリッチの活躍は、ツールが始まる前からは予想していたけれど、
ダウンアンダーのときみたいな、キレッキレなリッチー・ポートが、毎日ポガチャルやログリッチがステージを争うようなときに、いつもその次くらいにつけていて、
気づくとポートを応援している自分に気づきます。

今日は超級山岳超えた未舗装路で、パンクして遅れをとりましたが、ログリッチのアシストに向かうデュムランとかと合流して、集団に追いついてました。
ポートいい感じだよポート。

あ、あと、驚いたで賞はファンアールトね!!
なんでもできるもん。
私は一時期、山でも総合アシストができるスプリンターなサガンに対して、「振り向けばそこにいるサガン」と勝手に枕詞つけていましたが、
ファンアールトに対しては、「呼ばれて飛び出てファンアールト」って呼んでます。

今日もイネオス の二人に続いて、ステージ3位だったね!
笑っちゃったよ!!


現時点で、
総合1位はユンボ・ヴィズマのプリモシュ・ログリッチ
総合2位はUAEのタデイ・ポガチャル。新人賞もポガチャル。
総合3位はアスタナのミゲルアンヘル・ロペス
ポイント賞ジャージはドゥクーニンク・クイックステップサム・ベネット
山岳賞はイネオスのリチャル・カラパス。

となってます!

あと三日で今年のツールも終わってしまうのが名残惜しいですが、
大好きなタイムトライアルが待っているので、残りのレースも楽しみます!!

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