コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

2018年 ハンマー香港観戦記 その2

香港で迎えた初めての朝。
朝8時ごろに目が覚めて、テレビをつけたら。

カデル・エヴァンスが映っていました。

すげぇぇぇ!!私、本当に海外にレースを見に来たんだ!!

勝手にテンションだけあがって、そのまま身支度をして外に出ました。

ちなみに、ハンマーシリーズのレーススタートはまだまだ先。午後です午後。おやつの時間。
でもなんか、じっとしていられず!
こちらが、レース当日の朝8時半頃のコースの写真。
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準備はできている。
ただ、人がいない。

ここらへんをうろうろしていたら、スタッフっぽ格好をした女の人から声を掛けられました。
聞けば、この香港サイクロソンに来た人に対して、アンケートをとっているらしいのですね。

なるほどね!つまりこれに「わざわざ日本から来たんだよ、ハンマーシリーズを見に!」って伝えられたら、
「をを、そんな人がいるのか!なんという経済効果!来年も呼ぼう!!」ってなるわけだね。

ものすごく拙い英語で、アンケートに答えました。
アンケートの文面には、日本語もあったのですけれど、英語の文章を機械で自動翻訳して出しているだけなので、ときおりわからない質問とかがあって、
英語に戻して解説してもらって、英語で答える、とかをやりました。
15分くらいかかったかな。

なんかこのくらいになると、頭の中何語で話しているのかわからなくなってて、アンケート終ったあと、係の人が日本語で「ありがとう」って言ってくれてたのに、「You are welcome」と返事をして歩き出してから、「あ、日本語で言ってくれたんだ」って思いました。

そんでてこてこ歩きながら、だんだんどこ歩いてるのかわからなくなって、適当にお店にはいってご飯をたべて、またうろうろして、エッグタルト買って、高そうなお店が並ぶビルの中をあるいてました。
ちなみに、香港の工事現場の足場は、竹でした。
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そして、暑いからか(だいたい外の気温は25度くらいあった気がする)、工事現場のおにいさんたちはみんな上半身裸で仕事をしていました。


この日は、朝から現地のライドイベントがずっとあるので、ビル周辺はともかく、コースの近くを歩くと、現地のサイクリストたちが、そこらへんにいっぱいいます。
私、その方々に対して「あ、チーム関係者!……じゃなかった」と間違えまくってました。
あのね。
香港、めちゃくちゃ、チームの公式グッズで揃えている人が多いのですよ!!

日本だと、サイクルウェアの上だけチームのものとか、上下揃えているけどヘルメットは違う、みたいな人が多いし、全部公式で揃えているひとがいても、年齢がそれなりに上の方(選手世代じゃない方)が多いという印象なのですが、
香港、若い人でも、自転車からウェア・ヘルメットまで全部トレック・セガフレードのチームキットとか、全部サンウェブとか、なんかいっぱいいるの!!
だから、ついつい見慣れたウェアとヘルメットのセットとか見て反射的に反応して振り返ったらただのファン、みたいなことがいっぱいありました。
でもまあ、一時間もうろうろしていたら慣れましたけれど。

だらだらと散歩ついでに、コースを回っても歩いていたのですが、ハンマーシリーズ開始三時間前のフィニッシュ地点の手前75mが、この状態です。
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をを!!ジャパンカップと比べると、全然、観戦初心者向けかもしれないぞ!

そのまま通り過ぎ、チームピットエリアを通りかかると、一部の選手がすでにアップを開始していました。

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おお!もうアップするんだ!早いな!!
ここにはちょこちょこっと観戦客っぽいひとも現れていたのですが、まだ時間もあったので、一度準備し直さないとって思って、ホテルに戻りました。



一旦休憩して、レース開始一時間前にホテルを出ると。
チームピットエリアが、なんだか夢のような空間になってました。
具体的に言うと、ワールドチームの選手と関係者がどんどん目の前に現れてくる。

いつもテレビで見てる、あのチームとあのチームとあのチーム以下省略とにもかくにも、なんかみんないるんですよ!!
そんでね!!みんな細長いの!!!
いつもテレビで見てる選手たち、みんなみんなテレビで見るよりも背が高くて細いの!!!

さいたまクリテとかの距離感だと思ったことなかったんだけど、
今回みたいな道をすれ違う距離感で見ると、全員頭は上の方にあるし腰の位置が全然違うし、足だけじゃなくて全体的に細いの!!
そんで、私が出てきたホテルから、続々と選手が出て来るの!!
もう、あの、誰がとかいちいち言ってたらきりがないくらい、出て来るの!!!

なんか、それで、私は逆にビビってしまいまして、何もできずに30分くらいピットエリアでうろうろしていたのですが、友人が観戦場所を確保してくれたと連絡が来たのもあって、結局ピットエリアの写真すらとらずにその場を立ち去りました。
あ、ちなみに、このピットエリアに観戦に来ていたお客さんのうち、3分の1くらいは日本人だった気がします。


観戦場所は、さっき写真をとった場所のさらにフィニッシュ地点近くで、フィニッシュ地点から25m~50mの間くらいのところを友人が確保してくれていました。
レース開始30分前ともなると、さすがに観客の数も増えています。
ただ、一列目が埋まる、までではなかったです。
私や友人は、歩道じゃなくて道路まで降りて、レース柵のところで見ていたのですが、歩道がある足場が高い場所から見ている方もいたので、完全に埋まっているっていう感じではありませんでした。
そして、レースが始まってから気づいたのですが、見渡す限り、観戦客は男性ばかり。
女性もちらほらいたものの、だいたいカップルで男性に連れられてっていう方ばかりでした。
日本のレースだと、女性のグループのお客さんをよく見かける気がするので、こういうところでも、「ああ、日本と違う」みたいなことを感じました。
特に、10代くらいから30代くらいの、若い男性の観戦客を見かけることが多かったです。


そして、だんだんとレーススタートの時間が近づいてきました。
少しずつ集まる選手たち。f:id:cororn:20181231235227j:plain

いよいよ、レーススタートです!!


ぬああ!レースがまだはじまらない!次につづく!!

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