コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

お芝居の宣伝と認められない恋心みたいな気持ち。

再来週に迫っておりますが、お芝居にでます!
ので、お知らせです。

このブログに来てくださる方は、サイクルロードレースを好きな方がほとんどだと思うので、
普段お芝居を見るかたがどれだけいらっしゃるかわからないのですが、もし興味があれば、ぜひ、いらしてくださいな。
12月8日、9日の二日間。場所は、東京の吉祥寺です。
私は画家の役をやります。

お芝居の詳細は、こちらから!
stage.corich.jp

ちなみに、このお芝居、ファンタジーです。

別に剣も魔法も出て来ませんが、架空の国、架空の場所、架空の人っていう意味でのファンタジーです。
なので、日本ぽくしないために、海外の新聞を小道具で使う、ということになりました。
お芝居をやっていると、こういう、ストーリーの筋的に大事ってほど重要な小道具じゃないけど、でも舞台上に出すならこだわらないと世界観がくずれる小道具、っていうのが、けっこうあります。

劇団の人「だれか、外国語の新聞もってる?」
わたし「わたし、イタリア語の新聞もってます!!!」

友人からもらった、昨年のイル・ロンバルディアのニバリ優勝したときのイタリア語新聞!!
なんと!!
私の好きなものがこんなところで繋がった!!!


で、稽古場にもっていったのですが、
今回、スポーツは全然出て来ないじゃんるのお話なので、自転車が前面に出ている新聞は却下されました。

しくしくしくしく……。



そして、結局。
劇団員の方の中に、最近ポーランド旅行にいかれた方がいて、その方が持って帰ったポーランド語のものを、小道具として使うことになりました。

ポーランドです。
もう一度言います。ポーランドです。


そう。

ボーラ・ハンスグローエの、マチェイ・ボドナールの故郷です!!!

ボドナールの故郷の新聞を小道具で使ってお芝居できるんだよー!!!
自分のロードレースの新聞が使われなかった寂しさなんかどっかいってしまいました。ごめんねニバリ!!好きだよ!


もちろん、実際に芝居している最中は私であってわたしでないので、芝居中にそれでどうこうっていうのは一切ないのですけれど、
小道具がそれに決定したとき、
「………………ふふ。」
ってういう、小さな嬉しさがあったのです。


ただね、この私のボドナールに対する気持ちって、サイクルロードレース好きではない人に説明難しいのですよ!!


なんでかわからないけれど気づいたらすごく気になる選手で、
たぶん一番好きなのかもしれないけれど、でもじゃあダントツかって言われるといや他の選手も好きな選手はいっぱいいるし、一人なんて選べないし、
とか思っててもやっぱり気づくとその背中を探している(前からの映像だと見分けつかないから背番号で探すから)選手、っていう
この、微妙な!!微妙な!!かんじ!!


この気持ちを前提に、「その選手の国のものが小道具として使われるなんて……!」
っていっても、共演者の人とかにそれをうまく伝えられる勇気がなかったので、ここで書きました。


よかったら見に来てください。
そんで、見終わってから「あの新聞か…………ふふっ」って思ってください。
見てる最中は、お芝居に集中してもらえるように、がんばります。




あ。
あの、お話の内容的には、全然重要な小道具ではないですので、あしからず。

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