2018年 ハンマー香港観戦記 その1
いまさらなんですけれど、ハンマー香港観戦に行ってきましたので、その観戦記書きます。
観戦記っていうか、旅行記っていうか。
まあ、そんな感じ!
10月13日。
どきどきしながら、香港の地に降り立ったのは、12時過ぎ。
入国審査で、
審査官「何しにきたの?」
わたし「ハンマーシリーズを見に来ました!」
っていう気満々で準備してたのに、聞かれずにそのままパスポートにハンコだけもらって無事に入国!
空港では、ちょっとだけ垂れ幕ポスターみたいなのでロードレースのお知らせが出てましたけど、そこまでではありませんでした。
ただ、ロードバイクが続々と荷物エリアに運びこまれてて、おお、自転車イベント!って感じがしてました。
預けていた手荷物を受け取ってガラス扉を抜けたさきで、すぐにエアポート・エクスプレスのチケット売り場があります。
そのすぐ先に両替所があったので、そこで両替してからエクスプレスの切符を買いました。
切符にはいくつか種類があって、私が買ったのは現地のSuicaの現地版みたいなカードに往復のエクスプレス一回分と、地下鉄の72時間の乗り放題がついているものでした。
私の滞在は72時間以内だったのでまったく問題ありませんでしたが、72時間すぎてても往復のエクスプレス分に関しては問題ない、みたいな感じでした。
出国ロビーを抜けると、そのまま正面にエクスプレス乗り場があります。
そのままです。
そのまままっすぐ乗り場があるのです。
つまり、改札がありません。
え、どゆこと!?
って思ったけど、そのまま乗り込んで、目的の駅でおりて改札にタッチしたら、問題なく使えました。
ふ、不思議だ。
空港に行く為にあるような電車だから成り立つ技なのだろうか。
ちなみにこのエクスプレス、新幹線みたいに座席広々と綺麗でした。
ただ、両方の向きの座席の車両があるので、私後ろ向きの座席の方にのっちゃって、景色見にくかったです。
九龍駅でおりますと、そこから主要ホテルまで、無料のシャトルバスが出ております。
係のおじさんに、待つ場所を教えてもらい、順番に座って待ってました。
けっこうこのバスがこなくて、旅行ガイドとかだと15〜20分でくる、みたいに書いてありましたが、たぶん30分くらい待った気がします。
ようやくバスに乗り、注意書きに従ってシートベルトをしました。
うまくベルトをひっぱれなかったら、となりにすわっていた欧米の方らしき男性が、助けてくれました。
やさしい。
バスに乗ると、あっという間にホテルに着きます。
おお、盛り上がってるじゃないか!
チェックインをすませ、部屋に入ると、このハンマーシリーズを始めとする、香港の自転車イベント、香港サイクロソンのパンフレットと、「なので、明日道ふさがっちゃって通れないの、ごめんね☆」っていう注意書きがありました。
……表彰式会場が見える?!!
もともとこのホテルを押さえたのは、コースマップを確認して「チームピットエリアが置けそうな場所がここしかないから、このすぐ近くのホテルとったらいいことありそう!」っていうただの勘でした。
ついでに、慣れてないから、「こっち側の部屋がいい」とか「低いとこがいい」とか希望も何も出してませんでした。
なのに!!たぶん、ホテルの部屋的に一番低い階で、なおかつ広場側!
ラッキー!!
この時点で時間は16:00くらいでした。
よし。
コース確認とかもいいけど、私、とにかく、
現地の歴史博物館に行きたい!!!!
というわけで、徒歩5分くらいのところにある歴史博物館にいくために、荷物を整理して部屋からでて、エレベーターに乗りました。
そこには、先客がいました。
胸元に「Bora hansgrohe」と書かれたパーカーを来た、背の高い、外国人の人が乗っていました。
…………!!?!!!?!?!!???
頭大混乱のまま、地上階におりると、イスラエルサイクルアカデミーの選手が、試走から戻ってきたところでした。
ええ。
そうです。
出場チームが泊まっているホテルだったのです!!!
なんという幸運。
初海外観戦で、こんなことがあるのでしょうか!
どうしよう、どうしよう、どうしよう。
とりあえず。
博物館に行こう……!
ここで、「出待ちして、選手と写真とってもらおー☆」とか思わないところが、私が観戦ファンとしてはまだまだな理由ですね。
そんで、私は本当にそのあと博物館に行きました。
博物館は、マジでぼりゅーみーでした。
勝手に、「香港といえば、歴史の表舞台にくるのはアヘン戦争だから、きっとそこを重点的にやるんだろう!」とか思っていたのですが、
まさか4億年前からやるとは思ってなかった。
地殻変動で地質がどう、とかからやってました。
火山がいろいろやった結果、今の陸地ができたことはなんとなくわかりました。
それから、現地で、観戦友達に合流しました。
お互い土地勘がないので、なかなかうまく会えなかったのですけれど、前の週に東京で合っている友達に、海外で待ち合わせして会うって、なんか特別な感じがしてそれだけでテンションがあがりました。
ちなみに、てくてく友人と合流しようと歩いている間にも、UAEのマークついたパーカーのようなものを着た人が観光とかしています。
ステーキハウス的なお店のオープンカフェスペースではスカイのスタッフの人たちが、ビールを飲んでいます。
いつも毎晩テレビで見ているあのチームやあのチームのスタッフや監督や選手っぽい人がそこらじゅうに……!!
なんかもうパニックでした。
「ホテルがいろんなチームと一緒なんてこんな幸運なのに、何もしなくていいのか!」とか思ったけれど、
でもいざ何かするって何すればいいんだろう……ってなって、結局そこそこの時間に部屋に戻って寝ました。
翌日の、ハンマー香港当日に続く!