コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

ジロもハンマーも終わってしまったね。

こんばんは。
6月ですね。
ジロもハンマーもおわって、ドーフィネがはじまってますね。

どたばたしてブログ書けなかったのですが、でも気持ち的に書かないわけにはいかないので、ただの総括感想を書きます。
今更っちゃ今更なんですけど、どうしても誰かに話したいっていうただのファン心理をお楽しみください。


ねえ、フルームが勝っちゃったね!!?勝っちゃったねジロ!!
いつもこう、グランツールの最終ステージって、こう、お祭りがおわる焦燥感とそこまでの冷めやらぬ興奮とで、「心は熱く燃えているが、気持ちは冷静で、ついでに三週間分で疲れ果てて眠いぜ!」って感じで、半分寝ながら必死に見ているのですが、今回は、正直もうあの19ステージで私の中のジロが完結してしまっていました。
たしかルイスレオンが「今年のジロは逃げを許してくれない」とか言っていたけれど、確かに傾向としてはそうだったのだけれど、これだけ歴史に残るような大逃げ勝利が決まってしまうと、もはや逃げとはなんぞや的な気持ちになる。

あとさ。
私さ。
今年のジロは、すごくピノーの走りが好きだったからがんばってほしかったんだけどさ。
よりにもよって、最後の最後で体調くずしてしまうなんて……。
たぶん、ツールも難しいっていう話をどこか見たので、本当に残念です。
ツール難しいなら、フランス選手権も無理だろうし……。


なので、最終日わたしのこころは完全にハンマースタヴァンゲルに向いてました。

スタヴァンゲルは全体的に、こう、えっと、比較的落ち着きのあるレースでしたね!
ハンマーシリーズ全体でも、まだ2回目なのにもかかわらず、はやくももう勝ち方が決まってしまったのかと、ロードレース界には現代の孔明とか孫武とかがいっぱいいるのか!とか思いました。
たった一回やったら、もう戦術が決まってるとか!!


っておもったらやっぱりリンブルフはみんな真剣にがんばっているのに結果的にカオスっぷりが炸裂していて、やっぱりとっても好きだなっておもいました。

もうね、BMCとスカイとボーラとボーラハンスグローエがみんなで各々の集団スプリントでゴールをしたときは、私の感想は「よ!!待ってました!!」って感じでした。


ただ、好きなのは好きなのだけれど、まだ自分のなかでハンマークライムとハンマースプリントの見方が定まってないです。

ハンマーシリーズって、レースが落ち着く時間がないのですよね。
でもなんとなく、最初の数周回みたあと、レースの展開とうらはらに、私のこころはいつものレースを見てる時の癖で一回落ち着いてしまうようで、レースの各周回ポイントのギリギリとした緊張感を、途中からあんまり共有できてない感じがしました。

勝手な見解だけど、ハンマーシリーズは、何か食べたり飲んだりしながら中継映像を見るのには、あんまり向いてない気がします。
本当に、現地観戦向きなレース構成になっているのではないかしら?

今年の最後は、10月の香港ですってねー。
香港かー。
ちかいね。すぐそこだね。……ねー……。

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