コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

サイモンが強くてポエルスが偉かった。

ジロ・デ・イタリア2018第15ステージ。

今日は最後の2級山岳の登りの途中からサイモン・イェーツがアタックして、そこからちっともペースを落とさずに一人でかっとばし続けて快勝しました!

今回のジロ。イェーツ、3勝目。
……ねえ、3勝目だよ3勝目!スプリンターじゃないんだよ!山だよ!山で3勝目だよ!!
3勝とも、全部マリア・ローザ着て勝ってるよ!


追走は、デュムランとピノとポッツォヴィーヴォとカラパスとロペスの5人で追いかけてましたが、デュムとピノがイェーツを追いかけたいアピールをしまくって二人で交代しているのに対して、カラパスはもう昨日自分から新人賞ジャージを奪ったロペスのことしか考えてないのが丸わかり。
カラパスくん。周囲が見れてない。


案の定もうロペスからタイム差を奪うことしか考えてないカラパスは、追走グループの3番手に位置しても絶対に交代に加わらず、ついていくのもやめて5番手までおりてから、アタックをしました。
わかりやすすぎる。
「にがすかぁぁ!」とばかりに、ピノとポッツォヴィーヴォとロペスが追って、マイペース走法のデュムランを残しておいかけてって、今度はその4人で回ろうかみたいな雰囲気になりかけたら、またカラパスが絶対に前に出ずに、もう一回タイミングみてアタックをしかけますが、今度は追いついて来たデュムラン含むみんなに吸収されて、そのまま追走グループでスプリント。
で、競り負けて、結局2位にロペスが入って3位がデュムランだったので、カラパスはボーナスタイム分だけ新人賞ジャージから遠ざかりました。

フルームは今日は遅れてしまって、もうひたすらチームメイトのポエルスが全力で、自分の集団の1分前くらいでいがみあっている追走グループを追い続けてました。


うん、あのね。
今日はレース内容を書きたいんじゃなくてね、
サイモンがものすごく強いね!っていうのと、
追走の雰囲気がいがいがしていたねー、っていうのと、
ポエルスが連日とってもがんばってるね!!って話を書きたかっただけなの。
ここ二日間、コロロンの敢闘賞はポエルスです。


そんなわけで、明日休息日を控えて、現在の状況。

総合1位が、ミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ。
2位がサンウェブのトム・デュムランで、なんと2分11秒差。
3位がバーレーンメリダのドメニコ・ポッツォヴィーヴォで2分28差。
4位がグルパマ・エフデジのティボ・ピノで、2分37秒差。
フルームは、7位になってしまいました。

新人賞は、現在総合5位のアスタナのミゲルアンヘル・ロペス。総合だと5位になりました。
山岳賞は、今日最後の2級山岳を1位通過して、またポイントを重ねたサイモン・イェーツ。
ポイント賞はかわらず、クイックステップ・フロアーズのエリア・ヴィヴィアーニでした。



そんでもって、明日の休息日があけたら、いよいよ個人タイムトライアルです。
デュムランがここでどこまでイェーツとの総合タイム差を詰められるか……!

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