コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

落車とヘルメット。

新車、メルローことDAHON Mu SLX。
買って一週間たたずに単独落車しました。


…………。
しくしくしくしく。

ちなみに、昨日宣言していた、ひたち海浜公園内のサイクルコースではありません。
その帰り道です。

海沿いの広い道を走っていたのですが、砂浜の砂が道路に進出してる箇所があったんですね。
でもまあ、ただの砂だから大丈夫だと思ってそのまま避けずに走ろうとしたら、思ったよりも砂の層に厚みがあったのか、そのとも濡れててさらさらじゃなかったからか、かなりハンドルがとられ、すべってそのまま顔面からすっ転びました。


ヘルメットは着用していたものの、今日に限って自転車用のサングラスをしておらず、両目のあたりを思いっきり打ち付けた感覚がありました。
「うわやばい見れるか視界?!」って思ってまず目があくことを確認し、すぐにそのまま自転車引っ張って路肩に移動。

……している最中に、見たことない速度でどんどん顔面から流れおちる血。
赤黒い斑点が出来上がるサイクルウェア。


……ど、どこからだ?!

打ち付けた痛みは顔のいろんなとこからするのですが、いわゆる擦り傷の痛みの気配はしないのです。
とりあえず背面ポケットに入れていたスマホを取り出し、カメラ機能の内側カメラで顔面確認。

……血でいっぱいだけど、とりあえず鼻から垂れている……?

幸い実家がすぐ近くにありまして、家族も車ですぐ近くにいたので、そのまま車に乗せてもらって帰宅しました。

家について顔の血をぬぐい、鼻の出血が止まったことを確認し、それ以外の顔面出血がないことを確認して、一安心。
ほかの出血を確認すると、右手の指に数箇所と、右膝に擦過傷。
手足の擦過傷を消毒してから、自転車を確認しました。

ぬああ!サドルが破れてるぅぅ!
ハンドルのところも擦り傷ができてるぅぅ!!

とりあえず、ブレーキが効くことだけは確認しました。
まっすぐ走れるかは、明日以降に確認しようと思います。
でも、何かにぶつかったとかではないので、走りに影響がでる場所に支障ないのではないかと勝手に思っているのですが……。


まあ、あとは明日考えよう、ともろもろを片付け、ふと、落車時に被っていたヘルメットを見ました。

前面の、額のあたりの内側の発泡スチロールが、思いっきりひび割れてました。

そうか。
目のあたりを打ち付けた感覚があったけど、ヘルメットが衝撃を吸収してくれてて、そのヘルメットが額とかにあたった感覚だったのか。


怪我としては、今んとこ足の両膝がとっても痛いですが、でも一番衝撃があった顔面がヘルメットのおかげでそれほどでもなかったので、擦過傷と打撲だけですんだみたいです。(たぶん)


ヘルメット着用がどれだけ大切かって、いろんなところで目にするし、話を聞きます。
私の住んでいる地域ではないですが、自転車乗っているときヘルメット着用が条例として義務付けられている都道府県も出て来ています。
私は、「どんなに短い距離でも、服装とあってなくても、絶対にヘルメットはつける!」って普段から決めているのですが、改めて、本当にヘルメットしていて良かったって思いました。

ヘルメットは消耗品です。
一度衝撃を吸収したヘルメットは、もうヘルメットとして衝撃を吸収する機能はありません。
だから、このヘルメットとはお別れです。

LAZERのヘルメット、ありがとう。

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