コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことやレース観戦仲間ができるまで(希望)を記すブログ(注:私はレース走りません)

ブエルタ・ア・エスパーニャ 2017 第14ステージ

今日は、クレッシェンドみたいなステージで、3級、2級とわかりやすく段々険しい山を登っていき、最後は超級山岳で終わるステージです。
つまり、総合勢のばぁっちばちの戦いの日!!

わーわー。

二日前の12ステージで、コンタドールが残り20km地点くらいからしかけたアタックとフルームの2回の落車でくっと総合争いのタイム差が縮まってましたけど、今日はきっとそれ以上にタイム差や順位に変動があるはず!

なので、今日の逃げは本気逃げではない、と思っていたのですが、できた10人の逃げ集団、けっこうメンバーが豪華です。
山岳賞狙いのキャノンデールダヴィデ・ヴィレッラやサイモン・クラークは山岳ポイント狙いなのでまあ来るだろうという予測のうちなのですが、ボーラ・ハンスグローエのエース、ラファウ・マイカや、UAEルイ・コスタとかが入っています。マイカはタイム的には総合争いは実質諦めているはずなので、たぶんステージ狙いです。
んーむ。でも前々から各エース選手「週末は総合争い」って名言してたから、正直かなり厳しいのでは、という印象です。


3級山岳を終え、2級山岳山頂へと向かっていく中、逃げ集団もメイン集団も速度があがっていき、逃げ集団の中でヴィレッラが2級山岳をトップ通過するときには、逃げはたった5人になっていました。

残った5名はこちら。
キャノンデール・ドラパックのダヴィデ・ヴィレッラ。
ボーラ・ハンスグローエのラファウ・マイカと、パトリック・コンラート。
ロット・ソウダルのバルト・デクレルク。
UAEエミレーツルイ・コスタ

残り17.5km地点で、先頭5名とメイン集団との差は約1分55秒です。
……山岳ステージは、タイム差の考えかたが、よくわかりません。
これが例えば8分とか開いてたら、「逃げ切りだ」って思うのだけれど、2分……。捕まりそうなタイムだと思うのだけれど……。


残り12km。
先頭とメイン集団とのタイム差は1分45秒です。
先頭集団が最後の超級山岳へと入っていきました!ヴィレッラが脱落し、先頭集団は4人になります。
自分で書いていてなんだけど、12km登り続けるんだ……。

残り10.5km。
コンラートが仕事を終えて離れます。
これで先頭の逃げは3人になりました!
さらに500mくらい行ったところで、マイカが一人抜け出しました!コスタとデクレルクはじわじわ引き離されていきます。
メイン集団とのタイム差は、1分18秒。

残り9km。
先頭はマイカ。
約20秒遅れて、ルイ・コスタ。ちょっと後ろにデクレルク。
メイン集団は、マイカから1分36秒くらい後ろです。
メイン集団は、ルイスレオン・サンチェスが引いています。
しかし、そこから1kmくらいすすむと、マイカとメイン集団とのタイム差開き始めます。タイム差1分45秒。
マイカから23秒遅れてコスタで、その約10秒くらい後ろにデクレルクです。


残り7km。
マイカ、後ろのコスタとは38秒差。3番手のデクレルクは55秒差。メイン集団とは1分33秒差です。
ルイスレオンは役目を終えて、メイン集団の先頭は別のアスタナの選手になっています。
ただ、アルは集団の後方にいます。ちょっとついていくのが苦しそう。妙にダンシングが多い気がします。
アルがこの状態で、ガンガン先頭引くってことは、もうアスタナのエースはアルじゃないのか……?


残り5.4km。
前から3番目を走っていたデクレルク、メイン集団に吸収されました。
マイカとメイン集団とのタイム差は1分22秒。
ああ、やっぱりじわじわと迫り出した……!

と、ちょっとメイン集団の牽引が、スカイにかわりました!ポエルスとニエベ参上!三番目がフルームで、その動向を真後ろで二バリが見張っています。


残り4.2km。
ついにルイ・コスタもメイン集団に吸収されました。
これで、メイン集団の前に残っているのはマイカのみ。タイム差は未だ1分22秒くらい。

と、ここでメイン集団でアタックが……!
アーゼードゥーゼルのエースであるバルデ!総合争いが難しくて、でも山岳超強い、マイカと同じような条件の選手、まだバルデが残っていた!モビスターのリカルド・アンドニオ・カラバスがついています。

と、ちょっと遅れてまたメイン集団から飛び出した選手が現れた!現在総合3位、オリカ・スコットのエステバン・チャベス
スカイは静観。ああ!総合5位のデラクルスがメイン集団から遅れはじめた!!

すると、チャベスに続き、今度はコンタドールもバルデたちのグループへやってきます。
きたー!コンタドールきたー!あ、二バリもきたー!よし!面白いメンバーが集まったぞ!
と思ったところで、残念ながら、バルデはここから遅れメイン集団に吸収されていきます。


先頭はマイカ。
1分離れて、チャベスコンタドール、二バリ、カラパス。
ちょっと離れて、スカイ率いるメイン集団。しかし、もう10人くらいしか残っていない感じです。


残り3km。
先頭のマイカから45秒遅れて、4人の追走集団の中でさらにアタックした二バリと、それについていったコンタドール
ニバリたちから8秒後ろに、置いていかれたチャベスとカラパス。
さらに10秒遅れてメイン集団。こちらはスカイのポエルスが引いています。
先ほどのデラクルスに続き、今度はアルとマイケル・ウッズもメイン集団から遅れ出します!

残り2.6km。チャベスとカラパスがメイン集団に吸収されました。
そしてポエルスが仕事を終え、フルーム自らでます!
残っていたメイン手段の中から、アスタナのロペスモレーノだけがついていく。
後ろの動きを察した二バリとコンタドール。速度をあげます。

残り2.2km。
フルームとロペスモレーノが、ニバリたちのところに追いついてきました!
するとすぐさまカウンター攻撃に出たのは、アスタナのロペスモレーノ!
すかさずコンタドール、二バリ、フルームの順にチェックに入ります。


残り1.9km。
マイカが先頭。
でも42秒後ろに、フルームたが追いついてきました。
フルームのところに、サンウェブのケルデルマン、チャベス、そしてカチューシャ・アルペシンのザカリンも追いついてきています。

けれどここでまた、メイン集団からロペスモレーノがアタック!!
速っ!!一気に引き離した!コンタドールが追おうとしますが、牽制が入ってぐっと追走速度が遅くなります。


残り1km。
マイカとロペスモレーノとのタイム差は、約34秒。
メイン集団は、ロペスモレーノからさらに約20秒後ろです。


残り500m。
メイン集団で、フルーム、二バリ、コンタドールがアタック!
ケルデルマンとザカリンが遅れてついていきます。チャベスどこいった!?


ただマイカはこの隙にゴール!
独走勝利!!ボーラ・ハンスグローエのラファウ・マイカ!
見事でした!今日のこのステージで、逃げ切り勝利決めるとは思わなかった!
余裕のある走り!

マイカから27秒遅れて、アスタナのミゲル・アンヘル・ロペスモレーノがゴールです!
ロペスモレーノ、ラストのアタックが本当に速くて強くてびっくりしました。

マイカから31秒遅れてニバリ、フルーム、ザカリン、ケルデルマンがやってきて、コンタドールがちょっと遅れて、さらに6秒後ろでゴールしました。
それから9秒遅れてスカイのポエルス。
次にやってきたチャベスは、マイカから57秒遅れてゴール。アルはさらに6秒遅れ。その後ろから10秒遅れてウッズもゴールです。
デラクルスは15位で、マイカから1分19秒遅れてのゴールでした。

インタビューに答えるマイカ、すっごく嬉しそうでした。
ポーランド勢大活躍なブエルタです。


さあ、それでは総合順位!!
1位は、もうずっと変わってないですね。スカイのクリス・フルームです。
2位は、55秒遅れのバーレーンメリダのヴィンセント・ニバリ。
3位はサンウェブのウィルコ・ケルデルマン。フルームからは、2分17秒遅れています。
その8秒後ろが、4位のカチューシャ・アスペシンのイルヌール・ザカリン。
さらに14秒遅れて5位が、オリカ・スコットのエステバン・チャベスです。
コンタドールは、現在8位。フルームからは、3分19秒遅れです。

動いたな!という印象。でもやっぱりフルームは安定している。

他のジャージも動きはなく、複合賞はフルーム、ポイント賞はクイックステップ・フロアーズのマッテオ・トレンティン。
そして山岳賞は今日がんばって逃げていたキャノンデール・ドラパックのダヴィデ・ヴィレッラになりました。
ただ、マイカが今日超級のポイントを一気にとって、山岳賞争いの第2位に上がってきたので、山岳賞はこれからどうなるのか、今後の見どころの一つになりそうです。

明日も、険しい山頂ゴールなので、総合が大きく動く一日になりそうです。
山頂ゴールは夜遅くなるのが難点だな。でもまあ、楽しみだから仕方ない!


さてさて。余談。
ブエルタ真っ最中ですが、私は明日国内レースを見にいく予定です。
栃木の渡良瀬っていうところで、Jプロツアーの個人タイムトライアルレースをやるのですが、先日「プロ観戦者への道」のトークイベントに来てくれた、増田選手の復帰戦なのですね。
せっかく関東だし、そういえばちゃんとしたタイムトライアルレースを今まで見たことなかったので、いい機会だと思ったのでいくことにしました!

なんか同日同じ場所で行われるイベントで、抽選でスカイダイビングができるイベントとかもあるらしく、「きゃー!レース見て空を飛べるなんてなんていい場所なの、渡良瀬!」とか思ったけど、でもちょうどレースの時間とかぶるので無理だった。ざんねん。


Jプロツアーを見に、遠出するのは初めてかな。実況とか解説とかあるのだろうか。出店とかもあるといいのだけれど。
わからないことだらけなのですが、せめて「道に迷って見られなかった」とかいうことにはならないように、がんばりたいと思います。

それでは、おやすみなさい。

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