コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことやレース観戦仲間ができるまで(希望)を記すブログ(注:私はレース走りません)

ブエルタ・ア・エスパーニャ 2017 第6ステージ

今日は、3級、3級、3級、3級、2級、くだってゴールのステージです。
ちまちま上り下り。……いや、ブエルタの3級は全然ちまちまじゃないんだけどさ。
そこまで厳しい山岳はない、でも登り自体はいっぱいある……。
プロ観イベントからはや数日、さっそく逃げ切りやすいステージが来たということですね!


最初、28人の逃げができて、さらにそこからクイックステップ・フロアーズのボブ・ユンゲルスとロット・ソウダルのモンフォールが飛び出したようです。

残された追走26人の中には、山岳賞狙っている、キャノンデールドラパックのヴィレッラや、トレック・セガフレードのハリンソン・パンタノ、UAEはアタプマとポランツェ、アスタナはルイスレオン・サンチェスとかが入っています!
人数が多いのは、モビスターとアスタナ、各3名ずつ。

残り80km地点でのタイム差は、先頭と追走が46秒、そこから大体1分15秒遅れてメイン集団という感じです。
メイン集団はあスカイが引いています。

んーむ。2分か。
……逃げ切らせたくないのかな。
最後下りだから、フルームがまさか取りに行く気……?


追走ではアスタナのセルゲイ・チェルネトスキーが速度をあげて、残り65.5kmのところで先頭の二人に追いついていきます。

吸収すると、どんどんアタック合戦がつづきます。
が、ちょっと精彩に欠ける。決まりそうなアタックがない。
わらわらしながらも、トレックのパンタノが前にでて先頭にたってスピードをあげていきます。
一方、さっきまで逃げていたモンフォールとユンゲルスをはじめとして、数人がこのペースアップについていけず遅れていきます。


残り50kmを切って、タイム差はだいたい3分になりました。
ちょっと差が開きましたが、徐々に徐々につめていきます。

残り41km地点でタイム差は約2分。
ちなみに、みんな2級山岳への登りの真っ最中です。

ここで、メイン集団でトレック・セガフレードがアタック!
もっちろんコンタドールです!
スカイがすかさずついていきます。
フルームもペースをあげて引き離されまいとしています。
マイペースで有名なフルームが……。
いったんコンタドールがスピードをあおとしてやめるのですが、残り40kmでまたコンタドールがアタック!!
フルーム、振り返りながらスカイのアシスト選手につれられついていきます。

絶好調のコンタドールの走り、本当にかっこいい!!


残り39km、スカイのアシストがいなくなりました!
フルームが自分でひたすらコンタドールについていきます。
どんどん前からこぼれてくる選手が抜いていきます。
コンタドールすごい!ずっとずっとずっとずっと、自分で攻撃しつづけてる、アタックし続けてる、すごい!

残り38.5km。
ここで、コンタドールは、前から降りて来たパンタノと合流!
メイン集団っていうかメイングループは、パンタノ、コンタドール、フルーム、あとはBMCヴァンガーデレンとか、UEAのポランツェとか!!

……。
え、UAEのヤン・ポランツェ?もちろん強いのは知ってたけど、ちょっとびっくりした。


と、ここでヴァンガーデレンが落車!
何が起こったのかわからないのですが、ひっくりかえりました。
フルームたちも戸惑った様子を見せながらも、そのまま進んでいきます。

残り36km。
コンタドールがまたスピードをあげました!
パンタノが一旦離れてしまい、、コンタドール、フルーム、ポランツェ。

残り34km。
パンタノがまたコンタドールのところに戻って来ました!こっから下るからね!出番が止まらないね、パンタノ!
この時点で、先頭とはマイヨ・ロホグループとの差は、約1分!


先頭は、3名。
クイックステップ・フロアーズのマス、ボーラ・ハンスグローエのポランスキー、ロット・ソウダルのマルチンスキーです。
12秒遅れた追走が2名。ルイスレオン・サンチェスとモビスターのペドレロ。
その次が、パンタノ、コンタドール、フルーム、ポランツェのグループになります。
さらにその約20秒くらい後ろから、遅れた総合系の選手、二バリ、チャベス、アルあたりが必死に追い上げています。


ああ、どうしよう。メイン集団の争いがとってもとってもきになるのに、ルイスレオンの下りの美しさに見とれてしまう。
こんなに激しいコースなのに、ルイスレオンの下り方は「静」なんです。
他の選手もすごく速いのですが、がんがんずんずん下って行くっていう感じなのに対して、ルイスレオンのくだりは何も乱していない。
すごい。きれい。好き。もっと見たい。
でもコンタドールも気になる。でもルイスレオンの下りも見たい。なんだこの葛藤!!?


私がルイスレオンに見とれているあいだに、マイヨ・ロホグループはタイム差をつめていて、先頭とのタイム差が40秒を切って来てました。そして、さっきまで後ろのグループにいた、二バリ、アルたちが追いついて合流して、人数が4人からたくさんに増えてました。

先頭では、追走だったルイスレオンたちが先頭の3名に追いついて、5人になります。


ゴールまで残り23.3km。
先頭は5人。マス、ポランスキー、マルチンスキー、ルイスレオン・サンチェス、ペドレロ。
メイン集団はその30秒後ろです。20人の集団です。
がんがん各チームのアシストがまわしています。
その後ろに、クイックステップのデラクルスが率いるグループがいます。


残り21km。
メイン集団とのタイム差は、15秒を切って来ました!!

ここでメイン集団から、パンタノ離脱!
お疲れ様!すごかったよパンタノ!
パンタノは、約30秒後ろにいたデラクルスグループの最後尾についてゴールを目指します。

残り19km。
タイム差10秒を切って来た!

メイン集団の先頭は、コンタドールだ!自分で引いている!
いったい、今日はどこまで戦う気なんだろう……!


残り17km。
タイム差若干開いて、先頭とのタイム差は約12秒。

残り15km。
今度はメイン集団をサンウェブが前をひきます。
もうタイム差は5秒を切った!
と、ここで先頭集団でルイスレオンがアタック!すぐに潰されて、続いてマスがアタック!

このアタックについていった選手が逃げ続け、先頭は3人になります。マス、ポランスキー、マルチンスキー。あ、さっきの3人に戻ったんだ。
ルイスレオンとポドレロはメイン集団に吸収されました。

残り12km。
先頭3名とメイン集団との差は、約30秒。
…………ええ!?いつのまにこんなにタイム差広がったの!?


残り8.5km。
先頭3名とメイン集団とのタイム差は約35秒。

残り5km。
メイン集団から、ルイスレオンとUEAのポランツェが抜け出した!
この時点で先頭とのタイム差は約30秒。

残り4km。
タイム差30秒をきってきた!
若干先頭の3名、スピードを緩めたような気がします。

残り3km。
コンタドールとフルームがしゃべってる……。
ああ、もう今日はこのままゴールで、すでにメイン集団はなごやかムードなんだ。

ここで、デラクルスの集団のさらに後ろからパンクか何かで遅れて追い上げていたヴァンガーデレンがまた落車!


残り2km。
先頭3名、再度スピードをあげます!
後ろの2名とのタイム差は22秒!

残り1km。
17秒差!
先頭は完全に牽制状態。

残り600m.
タイム差15秒。
せまってる、せまってきている!ルイスレオンと、ポランツェがせまってきている!
でもやはりちょっと届かない……!
先頭の3名で、スプリント!
マスが先頭でそのままかけるけれど、二番手についていたマルチンスキーがスピードをあげて左手側から抜いて行く!そのまま少しずつ引き離していく!

ステージ優勝、ロット・ソウダルのトマシュ・マルチンスキー!
2位ボーラ・ハンスグローエのパヴェル・ポランスキー。3位がクイックステップ・フロアーズのエンリク・マス。
8秒遅れて、4位がアスタナのルイスレオン・サンチェス、5位がUAEエミレーツのヤン・ポランツェでした。
フルームやコンタドールチャベス、二バリ、アルたちは、先頭から26秒遅れてゴールしました。
……ポランツェ、何気にすごいと思う。


さて。総合順位。
1位のマイヨ・ロホは、スカイのクリス・フルーム
2位は、オリカ・スコットのエステバン・チャベスで、11秒差。
さらに2秒遅れて、3位がニコラス・ロッシュです。
4位は順位をおとした、ティージェイ・ヴァンガーデレン。フルームと30秒差になりました。
ちなみにコンタドールは、現在3分10秒遅れの23位です。

複合賞も、同じくクリス・フルーム
ポイント賞は、クイックステップ・フロアーズのマッテオ・トレンティン。
山岳賞は本日も前半山岳ポイントとりにきていた、キャノンデール・ドラパックのダヴィデ・ヴィレッラでした。


最終的に総合タイム差としては大きな影響ではなかったけれど、とにもかくにも今日はコンタドールの攻撃がかっこよかった。
踊るようなダンシングを、がんがん続けて、どんどんスピードあげて、集団ばっらばらにして、それでもまだ攻撃の手を休めない。
強いのと、かっこいいのと、魅せ方を知っているのと、いろいろ、本当にいろいろすごいと思いました。

そして、サンチェスの下りの走りは、やっぱり好きだ。


明日は、なんかよれよれな高低表のコースです。
眠気と戦いながら教室でとったノートとかに、気づくと書いてしまってる、あの長いよれよれな横線みたいなコースです。

これは、スプリンターステージ……か?
いろしろ疑問は尽きませんが、今日はコンタドールがかっこよかったし強かったので、明日以降のレースも期待しています!

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