本当は見たかった対決。
ツール・ド・フランス2017第14ステージ!
ロット・ソウダルのトーマス・デヘントが、最初からずっとずっと逃げ続けていたこのステージ!
途中からしか見られなかったのですが、フィニッシュ地点が、2015年の第13ステージ、ギリギリまでサガンとヴァンアーヴェルマートが競って、アーヴェルマートが勝ったステージとラスト30kmが同じというステージでした。
ゴールまで残り1kmを切った、きっつい登りで、アーヴェルマートやボアソンハーゲンやフィリップ・ジルベールがあがってくる中、登れるスプリンターとして名前をはせるサンウェブのマイケル・マシューズがこのステージを制しました!
サンウェブがずっとメイン集団を引いていただけに、その労力に報いる走りをしたマシューズは、さすが!という感じでした。
でも同時に、ペーター・サガンが、2年前に惜しくも2位になったこのステージで、どう出るのか、マシューズとどういう対決になったか、見たかったなあ……という気持ちが残ります。
うう。
それと、きつめの短い登りラストにあるこのステージで、なんと総合順位に変化が。
なんと、現在マイヨ・ジョーヌを着ているアルが、このゴールで遅れしまったのです。
フルームやダニエル・マーティンが先頭のマシューズと1秒差の集団でゴールする中、アルは25秒遅れます。
これで総合1位が入れ替わり、
1位がスカイのクリス・フルーム。
2位がアスタナのファビオ・アルで18秒差。
3位がアーゼードゥーゼルのロメン・バルデで23秒差。
4位がキャノンデール・ドラパックのリゴベルト・ウランで、29秒差。
と、なりました。
残りの3賞ジャージは変わらずで、敢闘賞はロット・ソウダルのデヘント!!
今日残念ながら逃げ切り勝利はできなかったですが、
それでもやっぱり、逃げ屋ってかっこいいなと思いました。