コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

芝居のワークショップの飲み会

今日は、以前出演させてもらった劇団の、ワークショップに行ってきました。

 

ワークショップというのは、芝居関係だとよくあるのですが、なんというの、体験学習みたいなもの、と私は思っています。

1日くらいが多いのですが、一緒にエチュードと呼ばれる即興劇(「テーマ『披露宴』で!用意スタート!」とかいきなり言われて、役も台詞も細かい設定も全部、役者同士のやりとりで積み上げて芝居をつくる稽古)をしたり、10分程度の台本を使ってお芝居をする稽古をしたりします。

 

いろんな種類があるのだけど、劇団が主催するワークショップだと、だいたいオーディションを兼ねてたりする場合が多くて、「次回公演に出たいなーって思ってたら、一回参加してみてね、芝居の傾向が合いそうだったら次のオーディション応募してみてください」みたいなパターンとか、もっと直接的に「このワークショップの中で次回公演のオーディションやります」って直接的なパターンとかがあります。

 

1日とか2日、一緒にワークショップを通じて稽古をし、劇団の人たちと作品づくりをしてみて、ここから一ヶ月とか数ヶ月かけて、一緒に芝居を作れる相手かをお互いに様子見するのですな。

 

以前その劇団さんに出させていただいたのは、もう三年くらい前なのですが、先日劇団の方に「次やるなら、出たいです!」という話をしていたので、「じゃあワークショップで久々に一緒にお芝居づくりをしてみましょうか」という話になって、ワークショップ参加してきました。

 

 

で。

そのあと、参加者と劇団員で飲み会があり、結構楽しい飲み会で、初対面の人ともいろいろお話しできたのです。

 

そしたら、

その中に1人、栃木県の那須出身の方がいたのです。

 

思わず「ジャパンカップ知ってます?!」って言ってしまったのですが、

サイクルロードレースのことを、全然知らない方でした。

 

栃木って、日本有数の自転車レースの知名度が高い県だと思うのですよ。

だから、勝手に、栃木の人はみんな自転車レースを知ってるだろうと、思い込んでいたのですね。

でもまあ、興味なければ、知らない人はいるのですよ。

 

わたし、思いました。

わたしは、イタリアのバーに行ったら、ほぼ全員コッピやバルタリを知ってると思ってたんだけど、

 

それはやっぱり偏見なのだろうか。

 

こーゆーのって、わかんないよなぁ。

この先、いつかイタリア人に会う機会があったら、「コッピ知ってる?」って聞いてみよう。

 

そのあと、その栃木の方がいい人で、

「ロードレース観戦がお好きなんですか?どんなところが好きなんですか?」

と聞いてくれました。

 

喜び勇んで、ロードレースの話をしました。

 

主に、2015年ジロ・デ・イタリアの16ステージで、コンタドールがパンクで遅れたあと、アシスト選手がだれもいなくなり、途中で他チームのアントンに助けてもらいながら、山岳で怒涛のごぼう抜きをしたときの話をしました。

 

一生懸命話したら、一生懸命話を聞いてくれて、「すごい!」って感動してくれました。

 

ロードレース好きな人と、いろんな話をするのも楽しいけど、

知らない人に、わかるように面白さを伝えるのも、とっても楽しいなと思いました。

 

 

でも、夢中になって独りよがりになってはいけないから、そこだけは気をつけなきゃな。

相手にわかりやすく、伝える。

大事。

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