コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことやレース観戦仲間ができるまで(希望)を記すブログ(注:私はレース走りません)

ジロ・デ・イタリア 2017 第14ステージ

今日は山頂ゴールの日!
総合争いが激しくなる日です。
今日からの見所は、おそらく最終ステージのTTで圧倒的な速さを誇るであるトム・デュムランに対して、他の総合狙いの選手がいかにタイム差をつけられるか、みたいな感じになります。

デュムランは遅れないことが重要。
キンタナやニバリは、いかにデュムランを置いていき、さらにほかの選手にも差をつけるかということが大切になります。

それを踏まえて!!本日の第14ステージ!!


今日は、逃げが3人いて、メイン集団はほぼエフデジが引いていました。
「悪いけど今日は、ピノーがステージとるからな!!」という意思表示。


逃げの3人は、最後の山岳が来る前の、17.3kmで吸収されます。

吸収直後はトレックがひいていましたが、スピードをあげつつバーレーンが前に出たり、最後の登りに向けての攻防が激しくなります。。
このあたりの石畳で、何回か落車がおきます。
ロット・ソウダルの鉄人アダム・ハンセンも落車!!
ああ!


残り10kmを切って、厳しい坂がやってきました。
先頭から徐々に集団がくずれていきます。
モビスターがスピードあげて、すぐ後ろにいたエフデジが「やーだ」って追いかけるのやめて、先頭のモビスターもあれってなって、どのペースでどうするの?ってペースが早いのに書くチームがお見合いみたいな変な感じになります。

そのどのどさくさに紛れて、スカイが一人単独アタック!!

……ピンクフレームのアイウェア……。
ディエゴ・ローザだ!!!

がんばれローザ!!めずらしくスカイにおいて、自分の勝利を狙えるチャンスだぞ!!

だんだんと坂の勾配が厳しくなっていきます。
厳しいっていうか、歩いて登るのもげっそりしそうな斜め具合。

モビスターが集団を引いて、残り6.2kmでローザを吸収していきました。
そのままペースを落とさず、モビスターが先頭でごりごり引いてに登っていきます。
前4人がモビスターで、その4人目がキンタナです。背後にニバリ。ニバリの後ろがエフデジ2人。ということは、後ろにいるのがピノーでしょう。

……トレックのモレンマがいない?遅れた?

残り5.5kmで、今度はディメンションデータのアントンがアタック!!!
ちょっと集団は様子を見て、そこからカチューシャ・アルペシンのザッカリンが抜けた!!
チェックにいくアダム・イェーツ、続いたポッツォヴィーボ!
そのままアントンを吸収しますが、後ろから集団が追いつきます。
今度はモビスターのアナコナが、先頭に出ます。二番手につけているのがバーレーンメリダのベリゾッティ。

残り4.2km。
アーゼードゥーゼルのポッツォヴィーヴォが出た!!
誰も反応しない!!

一旦見おくったキンタナ、様子を見ていたのか、一旦間を空けてからアタック!
すぐにザカリンが追いかけ、そのまま2人はポッツォヴィーヴォに追いつきます!


このあたりで、まずユンゲルスが、続いてピノーが遅れる!!

先頭、キンタナが一瞬ペースをあげます。
ザッカリンは追いつく。ポッツォヴィーヴォは遅れる!

キンタナとザッカリンが二人で先頭交代をしながら、登っていきます。
その後ろから、デュムランが前に出て、じわじわと差を詰めに行きはじめます。


キンタナが再度腰をあげる!
はっやい!!

これにザッカリンはついていけず、背後から上がってきたデュムラングループに吸収!!
デュムランはマイペース走法で登っていく!続く、バーレーンメリダのニバリ、オリカ・スコットのアダム・イェーツ、スカイのランダ、合流したザッカリン。

あ、でもイェーツがちょっと遅れた!

デュムランは誰にも先頭を任せず、自らライバルを率いてキンタナを追っていきます。

そして残り1.7kmで、デュムランがキンタナに追いついた!!
キンタナに追いつくと同時にデゥムランがアタック!!
ザッカリン、ランダ、キンタナはついていく。
……って、あれ!?ニバリいない!!?遅れたの!!?


ペースを落としたデュムランは、すぐ後ろにいたザカリンに先頭交代を要求するも、ペースが遅くなったと見るやいなや、また自ら前にいきます。
おそらく今日のこのチャンスで、ニバリやピノー、イェーツなどのライバル達とのタイム差をを広げるために、自分から行くことにしたのでしょう。

4人に9秒遅れてニバリ。
そこから20遅れてピノーグループ。


残り1kmを過ぎても、まだまだデュムランが先頭。
そのうち、道路の様子が変わりました。
石畳。ゴールが近い。


ここでザッカリンがアタック!
デュムランがつづく!ランダがその後ろ!

キンタナ……追えない!!?!?

そのまま最後のカーブをまがったところで、
デュムランが最後にアタック!!
ザッカリンを軽々と抜いていく!

サンウェブのトム・デュムラン、圧勝!!

続いてザカリンが3秒差でゴール。ランダは9秒差。
最後に遅れたキンタナが14秒差。
そこからもっと遅れて、それでも追い上げてきたピノーが35秒差。
イェーツ41秒、ニバリは43秒。


総合順位は、1位はタイム差を広げたデュムラン。
2位キンタナで変わらず、3位ピノー、4位ニバリ、5位ザカリンとなり、昨日3位だったモレマは6位になりました。


あ。何気にアスタナのカンゲルトが7位にあがってる。
デュムランは今日、マリア・ローザだけでなく、マリア・アッズーラもゲットしました。


デュムラン、強いな。ここまで登れるとは。
3週目の男、ニバリの覚醒がいつになるかが、気になるところです。

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