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コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことやレース観戦仲間ができるまで(希望)を記すブログ(注:私はレース走りません)

パリ〜ルーベ 2017

今日は、パリ〜ルーベボーネンの引退レースです。
今年もJsportsさんは、はじめっから放送してくれました。

もうね!慣れたから大丈夫よ!
逃げ集団が決まったら、石畳が現れるまでは、音声を聞きつつ、スタートリストをチェックしながら、のんびりしてればいいのよね!!


と、思ったら、いつまで経っても逃げが形成されません。

数人逃げては捕まり、捕まっては逃げ、その繰り返し。
なんだかずっと落ち着かないレースでした。

今回の優勝候補といえば、なんといっても、本日を最後に引退する予定の、エティックス・フロアーズのトム・ボーネン
クラシックレースの王様。
フランドルもパリ〜ルーベも、最多優勝のタイ記録を持っているのです。
また、エティックスには、2014年にパリ〜ルーベで優勝した、ニキ・テレプストラもいます。とっても心強いアシストです。
しかし。

残り103km。
クイックステップのニキ・テレプストラのリタイアのお知らせ。
……。


残り77km。
メイン集団にいた、ペーター・サガン、アタック!
チームメイトを一人だけ連れています。
私の勘は、あれはボドナールだと告げています。
そこに、BMC、トレックから一人ずつ合流。

あ、名前でた。やっぱりボドナールだ!!
BMCはオス、トレック・セガフレードのストゥイベンです。

だがしかし。
残り74km、サガンがパンク!!
ボドナールもサガンを待ち、二人は結局集団に吸収されます。


先頭は、ずっと残っているストゥイベンとダニエル・オス。



残り47km。
サガンがまたアタック!今度は単独です。
スティバルがぴったりついていきます。
しかし、ほどなく、メイン集団に吸収。

先頭では、いつの間にかメイン集団から先頭を追いかけていた、追走の選手が3人ほど前においついて、5人になります。


残り41km。
アーヴェルマートが、ほか数人と一緒に集団からちょっと飛び出してました。
スティバルがおいつき、そしてこの集団が先頭の5人に合流します。
そのうちメイン集団も追いつきました。

残り39km。
オスのアタック。
これが決まり、なおかつこのあたりの攻防でできた追走集団に、優勝候補ではアーヴェルマートだけが入って、サガンボーネンらは後ろに取り残されてしまいます。


残り34km切って、サガンがメイン集団からアタックしますが、また数km走ってパンクしました。


先頭がオス、
追走にスティバルやアーヴェルマートのグループ6人。
それを追いかけているのがボーネンやデゲンコルブの集団。
ここに、さっきパンクで遅れたサガンが合流します。

残り25km。
オスを追走集団が吸収します。計7人の先頭集団になりました。
その約30秒後ろに、ボーネンのいる集団。

……そういえば、ヘイマンは……?


残り20km。
タイム差、変わらず。
先頭は、石畳に入ります。
ここで、キャノンデールランパルトが先頭にいきます。
オスはここで仕事を終えて、スピードを落としました。

後ろも40秒遅れて、石畳。

ここで、ボーネンが先頭に出る!!!真後ろに張り付くはデゲンコルブ!!
でも、差が縮まらない……ボーネン……。

そして、セクター4。
先頭集団、アーヴェルマートが行った!!スティバルが根性でついていっている!
他はみんな遅れ気味。
最終的に、先頭はアーヴェルマート、ストゥイベン、ランゲフェルトの3人になります。
三人についていかなかった選手2人が、追走のグループになります。

ボーネンはさらにその後ろから、全力で差を詰めてます。
タイム差が30秒に縮まってきている!
ボーネンについてこれているのは、デゲンコルブだけ。
サガンも遅れてる!!
ボーネンの前を、アーゼードゥーゼルのナーセンが引き出しました!

先頭では、アーヴェルマートとキャノンデールのランゲフェルトが、交代で先頭をひいています。
スティバルは、ひきません。
ボーネンが来てるから、ひきません。

後続のボーネンの集団は、ナーセンが引いています。
しかし。


残り11km。
タイム差、46秒。


残り10km。
50秒差。


残り7.5km。
先頭と、ボーネンとのタイム差は、1分超えました……。




残り4km。
ここまで、けっして先頭をひかなかった、スティバルがアタック。
でも、アーヴェルマートが余裕で捕らえました、

ヴェロドロームに入りました。
ずっと牽制。
すると、ずっと三人を追走していたストィベンとモズコンが追いついてきます。
モズコンがスプリントを仕掛けて、そのタイミングで、スティバルが行った!

一瞬で差が開く。
スティバル、いけるか?
でも慌てた様に対応したアーヴェルマートが追いつき、追い越し、
大きくガッツポーズをして、そのままゴール!

優勝。BMCのグレッグ・ヴァンアーヴェルマート。

2位のスティバルが、険しい表情をして、大きくハンドルを叩きました。

すぐに、メイン集団がやってきます。
デマールや、デゲンコルブがスプリントの体制になるなか、
ボーネンは、スプリントをしませんでした。

これで、ボーネンのレースは、終わりました。





アーヴェルマートは、このところずっと調子がよくて、特に石畳系レースにとても強かったので、勝つべくして勝ったのだと思います。
そうです、実力です。
ボーネンが最後だからって、奇跡が起こるわけではないのです。


最後だから頑張るとか、気合いを入れるとか、違う心持ちで準備をしたって、
奇跡が起こるわけではない。
運がよくなるわけでもない。

淡々と、やるべきことをこなして、
ずっとチャンスを待っている人が、一番報われる。


とても素敵なことなはずだし、
そういう世界を私は大切にしているはずなのに、

なぜか、私は何かの奇跡を期待していたようです。


なんとか、ボーネンに先頭集団においついてほしかった。
そのあと離されてもいいから、負けてもいいから、一度追いついてほしかった。


でも、これは私のものすごく自分勝手な感傷だから、
自分でちゃんと整理して、「これが、ボーネンのレースを見られる最後だったんだ」ってことを、ちゃんと受け止めなきゃって思います。

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