コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことやレース観戦仲間ができるまで(希望)を記すブログ(注:私はレース走りません)

すごく今更ながら、湾岸クリテのとき書き忘れたこと

どうしてもこれだけは、これだけは書きたい!!って思ったことが、4ヶ月近く先延ばしになっていたので、今日書きます。

湾岸クリテの実況について!!

なんでこのタイミングかと言いますと、
今月中に、今年のレースの『面白かったレースランキング!』みたいなのを書きたいと思っていて、いろいろどのレースをランクインさせようか、自分のブログの記事を読み返していて、書き忘れたことに気づいたからです。


今年の7月に、お台場で行われていた湾岸クリテリウム

⇩レース内容書いている記事はこれね。
Jプロ 湾岸クリテリウム 2016 - コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

このレースのとき、実況&解説は2組いたのです。

コースは、以前のブログに書いたように、C字とU字カーブ足したようなコースで、U字の途中にゴールポイントがあります。
その、ゴール前にあった実況ブースにいた、サッシャさん&今中さん。
そして、C字とU時の接続地点に、普通に立った状態で手に資料とマイク持って実況&解説していた栗村さんと白戸太郎さん。


レースの最初、ゴール付近にいたのですが、サッシャさんと今中さんは目の前にいるのに、栗村さんと白戸さんは、声だけがどこかから聞こえてくるのですね。
一体どこにいるんだろうって、うろうろし始めたら、いろんな企業の販売テントの合間に普通に立ってマイク持って実況されていて、「うえぇ!?」ってびっくりしました。


私が目撃した落車が起きたとき、ちょうどその場所が、栗村さんと白戸さんが立っていた場所のすぐ先のC字カーブで起きたのです。
するとお二人が、冷静に落車が起きたことをマイクに乗せると同時に、すぐにやってくる独走中の阿部選手に手で、ほぼ同時に、両手で合図!
それを見た阿部選手がスピードを抑えて、第二の事故は防げたのです。


それだけで、なんだかとってもカッコ良かった。


起こった落車に慌てることなく、レースを観客に伝える側であると同時に、レースを作っている側という、明確な線引き。
見てる観客の我々が「うわあ、落車だ!」って思って、ざわってした次の瞬間には、もうそのお二人はレースを伝える側からレース運営を守る側の人になっていて、その一瞬の切り替えがすっごくかっこよかったのです。


知識としてその活躍を知っていても、私にとって栗村さんも白戸さんも「ロードレース実況・解説者」っていう認識が強かったようなのですが、
このときの姿を見て「ああ、プロのスポーツの世界の人なんだ」って、理屈じゃなく思いました。
かっこいい。



それで、そのあと、ドリームマッチのために、今中さんと栗村さんが、準備のため解説を抜けることになりました。


そこからは、白戸さんとサッシャさんのクロストーク実況です。
これがまたすごかった!!!

このお二人、当然お互い見えない場所のレース展開をリレー中継でつなぐために、もともと2組で中継をしていたので、当然お互いの姿は見えません。

私は、白戸さんのすぐ近くにいたので、サッシャさんの様子は見られなかったのですが、
白戸さん、本当にすごかった。
レースを見ながら移動して会話をしつつ、実況が止まらないのです。


このすごさ!!
このすごさを分かってほしい!!


白戸さんは、ちょうどUの終わりのところにいるのですが、そこから選手が、C字カーブに入って出てくるところまでを実況しなければならないのです。
なので、C字に入っていく選手を見送ってから、C字の出口側に反対側に移動します。

この間、ずっと、レースを見ながらサッシャさんの問いに返答をしながら、実況をしているのです。
でもね、白戸さんがいるのはね。
区切られた実況ブースとかじゃなくて、普通にお客さんが歩いている、出店テントの合間なんですよ!

つまり、
片手にマイク、もう片方の手にはスタートリストか何かの資料、その状態で、
遠くの実況席からのサッシャさんと普通に会話しつつ、始終レースから目を離さずに歩きながら、
通り過ぎる観客にぶつかりそうになることもなく、言葉につまることもサッシャさんに聞き返すこともなく、
まるですぐ隣にサッシャさんがいるかのような自然さで、移動しながら実況を続けているのですよ!!


この時ばかりは、レースを見ずに、白戸さんを見ていました。




実は、私、はじめてこのブログで明かしますが、ナレーター志望です。

平日は普通に企業でオフィス勤務しながら、土日にナレーションのレッスンを受けたり、身体表現の稽古をしたりして、たまに社会人劇団で客演とかして舞台とかも立っています。
アマチュア向けのナレーションの賞とかも何度かいただいていて、プロのナレーターである師匠の現場見学に行かせていただいたり、その縁でお仕事をさせていただいたこともあります。
私は女性だから、実現は難しいかもしれないですが、いつかJsportsでロードレースの実況するのが目標なんです。

そんな私にとって、この白戸さんの姿は、私がはじめて生で目の前に見た、サイクルロードレースの解説だったんです。

自然体で、でも集中していて、こうやって実況ってやっているんだって思いました。
純粋にすごいって思うと同時に、これをできるようになりたいって思いました。




ただ、
そのあとのドリームレースが始まったときに、
スタート地点でスタート前の様子を実況していた白戸さんが、スタートと同時にコース内を全力で逆走して、選手たちが来るよりもはやくサッシャさんのいるゴールポイントまでたどり着き、息一つみだすことなく解説ブースで解説をしだした声をきいて、
これはもう実況ってすごいとかそういうレベルの問題じゃない気がしました。


総括。
プロって、すごい。

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