世界選手権 男子個人ライムトライアル 2016
今日は、世界選手権の男子個人タイムトライアルです!
わーいわーい、TTだー!
何順かはよくわからなかったのですけれど、やっと見つけたスタートリストは、ラスト6人くらいが、怒涛の注目メンバーでした。
ちなみに、背番号が大きな数字の人から順番に走るので、ラストの人が1番っていう順番です。
そんなわけで、私の注目だった6人。
背番号6番、サガンのアシストとしていつも大事な役割を果たしている、ポーランドのマチェイ・ボドナール(ティンコフ)。
5番、ヨーロッパのTTチャンピオン、スペインのカストロビエホ(モビスター)。
4番、この人が集団ひいたら逃げられないぜ!の、ドイツのトニー・マルティン(エティックス・クイックステップ)。
3番、暑さに強いぜオーストラリアのローハン・デニス(BMC)。
2番、登りがないからちょっと不利か?の、オランダ、トム・デュムラン(ジャイアント・アルペシン)。
1番、昨年の王者、今年はリオの開会式で自国の旗手も務めた、ベラルーシのキリエンカ(スカイ)。
高低表も作らなかったという噂のある、どのつく平坦コースのカタールですので、登りが得意でも有利にならないステージです。
あと、すごく暑い。砂漠。
そんなわけで、個人的にはローハン・デニスが有利かなと思っていました。
次点でマルティン。
レース冒頭、背番号58番のアイルランドのライアン・マレン(キャノンデール)がいいタイムを出し、結果的にこれが最後の怒涛の6人が走るまで、暫定1位の基準タイムになります。
しかし。もうねー。とにまるがすごい。
トニー・マルティンは各チェックポイントの記録、通るたびに次々に全部塗り替えていくんです。
今日は絶好調なマルティン!
そんなこんなで、まずラストから6番目を走っていたマチェイ・ボドナールが、ずっと暫定1位を守ってきたマレンのタイムを4秒98塗り替えます!!
すると、その次の走者の、カストロビエホが、ボドナールのタイムをさらに約6秒更新!!
しかし、そのすぐ後ろに迫ってきているトニー・マルティン……!!
カ、カストロビエホ、今暫定1位なのに、ものすごく速かったのに。
もうちょっと距離があったら、カストロビエホを抜いていたんじゃないかっていうくらい迫っています。
そして暫定1位のカストロビエホのタイムを、1分10秒縮めてフィニッシュ!!トニー・マルティンが首位に躍り出ました!
い、異次元だ。
次にゴールしてきた、デニスは、遅れて5位。
最初のチェックポイントとかは調子よかったのですが、最後にタイムが落ちてしまいました。
その次の、デュムランは、なんと10位。
登らないしね。あと、やっぱり暑かったのかな。
さあ、残るは元王者、キリエンカです。
キリエンカもずっといいタイムで来ていいました。
一回平地(多分)の直線で、時速60km以上を出していて、「……え、これ、くだり?」って気持ちになりました。
ただ、それでもどのチェックポイントも、全部トニー・マルティンからは遅れているのです。
積み重なったそれは、最後に取り戻せるようなものではなく、
最終的にキリエンカはトニー・マルティンには及ばず、約45秒遅れて、2位でフィニッシュ。
そんなこんなで!!
2016年の、世界選手権男子エリート、個人タイムトライアルの結果はこちら!
3位 スペイン ホナタン・カストロビエホ
2位 ベラルーシ ヴァシル・キリエンカ
1位 ドイツ トニー・マルティン
Jsportsの、我らワールドサイクルロードレース観戦塾、栗村さんのITT優勝予想が当たりましたね!
トニー・マルティンおめでとう!!っていうか速かった!とにかく速かった!!
トニー・マルティンは、TTの世界チャンピオンになるのは、4回目になるそうです。カンチェラーラに並ぶ記録らしいです。すばらしい!!
男子ロードでは、ドイツはグライペルをリーダーにするとのことですので、トニー・マルティンはグライペルのアシストになります。
ドイツ、今年豪華ですよね。
コロンビアも強いけど、ドイツもすごく
あと、こう言ってはなんですが、お客さん、ほっとんどいなかったですね。
TTだからかな。ロードはもっといるのかな。
それと。
ここ半年くらい、ずっとヨーロッパのレースばっかり見ていたので、
23時までに表彰式まで終わっているっていう感覚が、なんかもうどうしていいかわからないです(笑)
最後まで見て、ブログ書いているのに、今日は寝不足にならなそうだ。