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コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことやレース観戦仲間ができるまで(希望)を記すブログ(注:私はレース走りません)

パリ〜ニース 第2ステージ

んーむ。全体的におとなしいレース展開だったのに、最後の最後で波乱でした。

本日も平坦ステージ。
4人が逃げて、集団が追う展開でしたが、定石通り吸収されて、位置取り合戦からのスプリントっていう、お手本のような試合運びでした。

ロードレースは、集団で走ることが多いのですが、中間ポイントやゴール近くになるときに、できるだけ前の方に仲間がいたほうが有利だったり、前の方にいたほうが誰かが転んだときに落車(自転車から落ちること)に巻き込まれない可能性が高いっていうことで、結構みんな前のほうに行きたがるのです。
なので、前のほうの良い位置をみんな取りたがるから、位置取り合戦が起こるのですね。

べつに合戦っていっても、殴る蹴るするわけじゃないのですが、よくわからないけどすごいばちばち「集団のこの位置走るの!!」て気持ちでぶつかり合っているのが、初心者でも3レースぐらい見てると、わかりくらいなんか緊張感が違います。

今回は、その位置取りのレベルが拮抗していたのか、
ゴール近くになっていても、なかなかどこのチームも上手にトレインを組めていなかったのです。(ちなみに、トレインを組むっていうのは、集団の先頭に自分チームの人ばっかり数人並んで、自分のチームのスプリンターが一番いい位置で走れるようにする作戦のことです。)

トレック、スカイ、コフィディス、オリカあたりが入り乱れて、組んだと思ったらバラけ、の繰り返し。

集団の後ろからぐぐーっとカチューシャが集まってきて、気付いたら先頭がカチューシャとコフィディスで真っ赤になるのですが、でもまた入り乱れてトレインが組めない諸チーム!


その中でも、比較的レース前半からずっと前のほうに陣取っていたコフィディスが、ゴール前でなんとかギリギリトレインを組み、自分のチームのトップスプリンター、ブアニを発射します!
そのすぐ後ろにつけていたオリカ・グリーンエッジのマイケル・マシューズがあがって来ます。

ゴールから向かって、左にブアニ。右後方がマイケルマシューズ。
その後ろからトレックのボニファチオがぐんぐんスピードを上げます。

ブアニはスピードを上げながら、だんだんなぜか右側に。
当然右端からあがってきていたマイケル・マシューズにかぶる位置になります。

これぶつかるなって思ったら、案の上腕がぶつかって、ブアニのタイヤが滑った!マシューズも滑った!
ふたり同時に『だっ!!』って感じでバランスを崩しますが、一瞬で立て直します。
ただ、その直後がもうゴール。

マイケル・マシューズが右手をあげ、
ブアニがその動作に反応して左手をあげました。

「なんだよ!」
「お前こそなんだよ!」

ってな感じでしょうか。

ゴールポイント自体を最初に通過したのはブアニ、マシューズ、ボニファチオ、の順だったようなのですが、どうやら今回は、ブアニが進路妨害をしたのかどうかの判定が入るようで、なんどもなんどもゴールシーンがリプレイされます。

結局、ブアニは優勝インタビューらしきものまで受けましたが、進路妨害のペナルティを受け、公式記録としては3位に。
優勝はマイケル・マシューズになりました。

審判が決めたことなので、これが決定の結果となりました。

初めて見た。
ゴールのペナルティで、順位が変わるの。

私の個人的な感覚では、マシューズが左端ギリギリのところから前に出ようとしてるところに、だんだんブアニが斜めに走って近づいて、近づきすぎてぶつかって滑ってころんだように見えたので、審判の判定が出て「あ、やっぱりこれはいけないことなんだな」って思いました。
ただ、もし審判が「あれはあれでオッケー!激しい闘争心あふるるスプリントだからぶつかるのもまたよし!!」って言っても、「へえ。そんなもんなのね」っていう感じです。

そんなわけで!
第2ステージ優勝はマイケル・マシューズ。
リーダージャージを守りました!

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