コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

自転車文化センターに行ってきた

前々から気になっていた、自転車文化センターに行ってきました!

自転車文化センターは、目黒駅のすぐ近くにある施設です。

ぶっちゃけ何するところかわからなかったんだけど、
コンパクトサイクル展っていうのを今やっていて、もうすぐ終わるらしかったので、行ってみたのです。
次自転車買うなら、折りたたみにしたいなあと思っているので、せっかくだし、と。

ただ、実際にサイクルモードとか行ってると、最新のいろんな折りたたみ自転車も乗れるから、
昔のを見ても「へー。軍用かー」とかって見るだけで、あんまり心躍るような展示ではなかったです。

自転車そのものの、車としての歴史に興味がある人なら、珍しい展示なのかもなあ、ってくらいでした。


ただね!!
奥にね!
本棚があるんですよ!!

自転車関係の本や資料が並んだ、見上げるような(←背ちっちゃい)本棚が!
友の会会員になると、読んでいいってことだったので、そのまま入会してしまいました。

入会金は500円ですが、その場で記念品のボールペンと、あとリアライトをもらいました。
嬉しい!

会員の期限は、2年間。

入会してから2年間ではないのです。
最終来場から2年間なんです。
すごいな!!

あくまでも、その場で読めるだけで、借りられるわけではありません。
慣れてない人は「え?」って思うかもしれないけど、希少本を持っている公共施設では普通ですよ。

大学の図書館に、雑誌等って建物があって、「群像」とか「小説すばる」とか全部第一号からあったけど、やっぱり貸し出しは禁止でしたからね。
希少本を扱い、施設内でしか読めないっていうのでいえば、同様の施設に国会図書館ってのもあります。
こっちは無料だし、絶版の資料とか古本でしか手に入らない本を読みたいときはときどき行くのですが、
国会図書館は、PC使ってリクエストして、カウンターに本を持ってきてもらうシステムです。
完全に読みたい資料がピンポイントで決まっているときはいいのですが、なんとなくで資料を探せないのが難点。

でも、自転車文化センターは、本棚に並んでいるものから自分で本を選べるので、
「そういや最近見つからなくて忘れてたけど、探してたのよこれ!」っていう、資料発見が可能です。


そんでもって、今回は1時間くらいかけて、これを読んでました。

『七月の輪舞』


砂田弓弦さんの、ツール・ド・フランスの写真集です。

本の存在は知っていたのですが、写真集って開いた事ないので「イラスト集みたいなのの写真バージョンかな?」って思ってました。

でも、全然そんなことないのですね!
文章も多くて、いろんなレースの情景を思い出しながら写真を選んでいる感じがして、すごく良かった!!

ただ、出版された年度からして予想はしていたのですが、私が知ってる選手が少ない……。
知らないレースの話ばっかり……。
スポーツって、ドラマみたいに再放送ってしないから、その時代にちゃんと見てないとあとからどんなに頑張っても追いつけないのですよね。
ちょっと切なかった。



他にも、読みたいと思って探したけど絶版になってた『グレッグ・レモン』って本とか、
昔の号のチクリッシモとかあったので、ちょくちょく通いたいと思います。

昔の号のチクリッシモはね!読んでみて、欲しいって思ったやつは、遡って入手するんだ!



あ、そういえば。
弱虫ペダルもあった。

一瞬びっくりしたけど、
確かに、それきっかけでロードレース知った人も多いだろうし、立派な資料だな、と思った。

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