コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことやレース観戦仲間ができるまで(希望)を記すブログ(注:私はレース走りません)

フランドルのロードレース沿道応援

今日、以前買った2013年のツール・デ・フランドル
DVDを見返していました。

2013年のフランドルは、私が大好きなカンチェラーラサガン別府が出ています。
ちなみに、前年(2012年)優勝のボーネンは、開始早々落車でリタリアしてしまったそう。残念。

ツール・デ・フランドルは、ベルギーで行なわれるワンデイレースです。
ツール・ド・フランスみたいに何日もかけてやるのではなく、1日で勝敗が決まるレースです。
石畳(パヴェ)付きの坂を登ったり下ったり延々と繰り返し走り続けるのが特徴です。


もうね。

ガッタガタだから!

都内の山手通りとかの、ある程度整備された自転車レーンのレンガ道ですらあんなにカタカタして安定しなくて嫌なのに、映る映像の石畳の坂ときたら。もう。
一部選手自転車降りて登ったりしてます。
なんでこんな大変な道を「自転車で走って競争しよう!」って考えたのか、最初にこのレースを考えた人を小一時間問い詰めたい気持ちになること請け合いです。

さてさて。
私がロードレースが好きな、大きな理由の一つが、
観客が選手を応援できることにあります。

いや、そりゃサッカーや野球だって、観客席から一丸となって「ガンバレー!」って全力で叫んで歌を歌えばきっと選手に届くと思うのですが、
ロードレースの場合、そんな次元じゃないのですよ。

なんたって、
道で応援している観客が、
選手に水とか渡すことがオッケーなのです。

もちろん、それを選手が受けとる事もまったく問題ナッシング。

こないだ(2015年)のツール・ド・フランスなんか、
ツール運営側の公式な映像で、
ツール・ド・フランスのレース中、選手にコーラを渡し続けている観客のおじいちゃん』
が特集組まれて映ってたからね。

おじいちゃんが、左手にいっぱい缶コーラ抱えて、右手でそのうちの一本コーラ持って立ってるんだ。
そうすると「コーラ飲みたい!」って選手がサッと受けとって行くのですよ。


頑張っている人の助けができるって、嬉しいじゃないですか。
でも、助けようとして、もしうまくいかず頑張っている人の邪魔しちゃったら、って思うと、なかなか動けないことってあると思うんですよね。

ロードレースの場合は、
水持って動かないように気をつけてレース横に立ってたら、
水が欲しい選手が勝手に手を伸ばして受け取ってくれるのですよ。

応援する側としては、理想的な関係じゃないですか……!


ベルギーは、自転車が盛んな国らしく、ツール・デ・フランドルは、そんな素敵なお客さんもいっぱいいます。
みんな旗とか水とか持って、選手に応援の声をかけています。
合間にホイールを高々と掲げているスタッフを交えながら、沿道の観客は手を叩き声を……。

……。

……あれ?
ホイール持って沿道に立ってるのも、もしかして、観客???

気になっていろいろ調べてみました。

ツール・デ・フランドルの特徴は問答無用に長々と広がる石畳の坂ですが、やっぱり石畳ってものすごくパンクを起こしやすいみたいなんですね。

なので、パンクしてしまったけどチームカーが近くにいなくて走れず困っている選手を助けるために、
ホイール交換してすぐレースに復帰できるよう、
交換用のホイール持って応援する文化があるそうなんです。

なにその素敵な応援!!
なんかもう大好きだよベルギー!!

いつか、ヨーロッパに自転車レースを見に行くなら、
最初にフランドル行きたいって思った夜でした。

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