ツール・ド・フランス 2015 第2日目
ダラダラ書くよ!何ヶ月遅れだって話だけど気にしないよ!!だってすごいレースだったんだもん!
2015年ツール・ド・フランス2日目は、マイヨ・ジョーヌ(現在総合タイム1位)は、BMCのローハン・デニスです。緑(平地ゴールのポイントが一番高い人のジャージ)が、トニー・マルティン。白ジャージ(25歳以下で一番総合タイム短い人)はオランダ出身のトム・デュムランが着ています。山岳ジャージは、まだ山ないから誰も着てない。
レースが始まると四人が逃げて、残りはプロトン(集団)を作って走っていきます。
この2日目は、オランダを走ります。
風車の国、オランダです。風力発電のモデルケース、オランダです。
つまり、年がら年中めっちゃ強風地域。
途中から風が!木が!
ときどき映るゴール地点の映像は、ほぼ台風中継です。
……え、この中、この細っこい自転車で走る予定なの?
なにその苦行。
この日から、みんな一斉に走り出します。レースっぽくなるのです。
だいたい同じチームの人ごとにある程度固まって走って、大体四番目くらいに各チームのエースがいるイメージです。
気付いたらエティックス・クイックステップが集団ひいてました。
基本的に、みんな同じジャージ着てるから、ぱっと見でどのチームかわかるのですが、
たまに明らかにジャージ違うのに、同じジャージ集団の真ん中にいたりする人がいます。
最初わかんなかったんだけど、そーゆーひとは、どっかの国のチャンピオンです。
国の大会で1位とると、国旗をあしらったジャージを着られるのだそう。
つまり、それぞれの国で一番速い!
国旗のついたジャージの選手を覚えるようにすると、大体有名な選手なので、そのあとのレース展開が楽しめます。
わたしがパッと名前を出せる、2015年ツールに出てた、有名な選手はこんな感じ。
スペイン→バルベルデ
ニーバリ→イタリア
世界選手権チャンピオン→クヴィアトコスキー
特に、バルベルデのジャージを覚えておくと、チームメイトのキンタナと遠目からでも見分けがつくようになり、このあとのレースでとても見やすくなります。
この第2レースで覚えておきましょう。
クヴィアトコスキーは、白地に虹色のジャージです。どこのチームか覚えにくいけど、遠くからでもすぐわかります。
残り100kmくらいで、大きな横風がやってきて、そこでティンコフ・サクソが一回スピードあげて切り離しにかかります。
なぜあのお兄さん、苦しそうに首ふったんだろうって思ったら、今回の優勝候補のコンタドールが「ペースあげろ!」みたいな指示をしていた動作だったらしい。
横風に強いティンコフ・サクソのベンナーティが、どんどんスピードをあげます。
結局一旦集団が割れたらしばらくしてまたくっつくんですが、合間に解説陣が
って、有名選手がどっちの集団にいるんだって騒いでくれるので、ここで今後の展開に必要な名前を覚えられます。
そして、またしばらくして、落車きっかけで集団が分断するのですが、
残り60kmくらいから大雨が……、バイクカメラが水滴で見えない……。
ニーバリは必死で追いかけますが、
エティックス・クイックステップとティンコフ・サクソが速い速い!
トニー・マルティンがどんどん存在感を増す……。
あれ。なんでトニー・マルティンだけ、サングラスしてないんだろ……?
そのうち、追っかけてたニーバリがパンク。
ベンナーティもパンク!
このステージ優勝狙ってるのに!
って思ったら、サガン3kmくらいで戻った。
すごい。どうなってんの。
そのうち天気が回復。
橋を渡った先がゴールです。
サガンはわかるけど、他みんな今までどこにいたの!!?
って私の勝手な戸惑いの中、
ものすごいスピードの中、勝ったのはグライペル!
ををを。
ゴール前スプリントは、どこからともなく速い選手が一斉に現れるのが、なんだかとってもドキドキして面白いです。
私、今年のツール全部の中で、ゴール前スプリントは、最終ステージとこの第2ステージが特に好きです。
やっぱり平地か下りが好きです。
あと、すごいどうでもいいけど、
グライペルあんなに体おっきいのに、声が高いね。
ええ、あの体格で!?ってすごくびっくりした。