クロスバイクを買ったわけ
漫画『弱虫ペダル』に魅了され、初めてロードバイクをサイクルスポーツセンターで乗って自転車に感動した私は、
その一ヶ月後、ロードではなくクロスバイクを購入しました。
なぜか。
……そりゃ私だって、本当はロードバイク欲しかったですよ。
だってさ!ドロップハンドルって速いじゃん!!
ええ、ご察しの通り。
私、スピード狂でございます。
絶叫マシンに乗ると笑いが止まらず、
友人と旅行に行く時には、
友人「お金かかるけど、新幹線にする?それとも、バス?どっちがいい?」
私「私、乗り物は速ければ速いほど好き(どきっぱり)」
と、断言し、
学生時代、ゼミの合宿でスキーなんぞに行こうものなら、初心者用コースを「どいてぇぇぇぇぇぇ!!」と叫びながら直下降していったものでした。
(←運動神経ないくせにスピードに対する恐怖心がないから、いつも気付いたらどうしようもない)
そんなスピード大好きな私が、なぜロードバイクを購入しなかったか。
理由。
その1 ロードバイクの方が細かいメンテナンスが必須に思えた
ええ。クロスバイクを購入して半年経っても、未だにパンク修理ができない私でございます。
タイヤ細いと、すぐパンクするらしいし、それを運動神経でパンクしないように走る運動神経は私にはない!!
ついでに、細かいメンテナンスを教えてくれる友達もいない!!
(……うん、パンク修理くらいは、そのうち覚えなきゃって、メンテナンス本とか買ってるんですけどね……)
その2 高い
まあ、言うまでもないですね。
1に付随して、この価格のものをメンテナンスして使っていく自信がなかったんです。
その点クロスバイクなら、10万以下でそれなりにちゃんとしたのが買えたので、それでいいやって。
その3
これが一番でかかった。
ブレーキがかからない。
みなさま。今お手元に、350mlのペットボトルはありますか?
私の手はですね、その350mlのペットボトルの高さと同じくらいの大きさしかないのです。
あ、成人してるからね!!成長途中のお子様じゃないよ!!
ブラケットポジションっていうのですか?
ドロップハンドルの上のとこについてるとこ握って、ブレーキ指届くか届かないがギリギリだったんです。
当然、握れるわけもなく。
そう。つまり。私がロードバイクを乗った場合、
都心部の大通りで、かつてのスキーよろしく「どいてぇぇぇぇぇぇ!!」と叫びながら自転車かっとばす自分の姿が目に浮かんだんです。
問「ただでさえ運動神経が悪い私が、ブレーキを満足にかけられない、でもスピード速い自転車に乗って、スピードに魅了されずに安全に街中を走行できるか……?」
答え できるわけがない
そんなわけで、
Livのクロスバイク乗りになりました。