なんということでしょう。
写真をご覧ください。
左が、おそらくイベントのメインステージ。
右手に見えるのが、オフィシャルホテルです。先程、ボーラのロゴ入った服を着ていた選手がエレベーターに乗っていたり、イスラエルサイクリングアカデミーの選手が練習から帰って着てました。
ええ。
私の予約しているホテルです。
次回予告風な香港出発前日の様子。
ハンマーシリーズ香港の2日前!
いよいよ香港出発前日!
だというのに、昨日の朝から体調が突然悪化したコロロン!
会社を早退して寝込んでしまった!?
サイン色紙を買いに行く余裕すらなくなったこの状態で、果たして明日、わたしは無事に空港にたどり着き、飛行機に乗れるのでしょうか?!
そんでもって、ちゃんと初海外ロードレース観戦を楽しめるのか?!
乞うご期待!!
……………しくしくしくしく。
会社で先週からものすごい勢いで風邪が流行ってたので、注意はしていたのですが、ほんと、まじでなんでこんなタイミングで……。
とりあえず、ギリギリまで横になる。
荷造り終わってないけど、横になる。
がんばれ、明日の自分!!
ボドナール、ハンマー香港来ないってよ。
昨日、ハンマーシリーズの公式ツイッターにて発表された、ボーラ・ハンスグローエのスタートリスト。
ボドナールがいなかった!!!!!!
うわぁぁぁぁぁん!!(泣)
2018年ハンマーシリーズ最終戦の香港は、ハンマースプリントと、ハンマーチェイスしかやらない、ハンマーシリーズのレースです。
つまり、スプリンターかTTスペシャリストしかこないんじゃないかな?って思っていました。
だから、
私、
勝手に、
きっとボーラ・ハンスグローエは、マチェイ・ボドナールが出ると信じていたの!!!
昨晩、ボドナールは出ないとわかって、かなりショックを受けて落ち込んでました。
来ないとわかって初めて、どれだけボドナールのレースを生で見られるって楽しみにしていたのか思い知りました。
まあ、別に事前情報が出てたわけじゃないし、
あくまでも私が勝手に「きっとボドナールは出るはずだ!」って信じていただけなので、仕方ないのです。
くすん。
でも他にもいろいろ選手は来るもんね!
ハンマーを見られることに変わりはないんだから、現地のレース観戦を楽しもう!
ブエルタ・ア・エスパーニャ 2018 最終ステージ
長かった三週間のレースも、いよいよ最終日です。
今日は、昨日の時点で総合優勝を決めたサイモン・イェーツが属するミッチェルトン・スコットのジャージの色が変わっていました。
黄緑色の部分が、すべてブエルタの赤い色になっているのです。
……トレック・セガフレードと同じ色使い(笑)。
ほんのちょっとカメラが遠ざかると、見分けつきませんでした。
まあ、お祭りみたいなもんだしね、最終日は。
周回コースに入る時、今日限りで引退するディメンションデータのイゴール・アントンが、一人単独で先頭に出て走り始めました。
バスク人の選手。35歳。
ファンへのお別れを告げる走りです。
中間スプリントの直前で吸収され、いよいよレースがスタートします。
なお、複合賞で逆転の可能性がギリギリ残っているアスタナのロペスは、別に冒険していませんでした。
なので、今日注目すべきはただ一点!!
最終日の平坦ステージを制するのは、果たして誰なのかというところ!
残り7kmで、そこまであった逃げを吸収し、バーレーン・メリダ、ボーラ・ハンスグローエが集団を牽引します。
残り6km。
先頭はスカイ、二番手BMC、その後ろにロットNLユンボあたりがいます。
残り4kmで、クイックステップや、エフデジ、それにサンウェブとかも前方にあがってきました!
つーかまあ、ほとんど全部のチームが、今日の勝利を狙ってるんだな!最終日だしね!そうだよね!
残り2km。
ここでメイン集団を引くのはキックステップ!
ちなみに速度はほぼ時速70kmです。
ロット・ソウダルも上がってきました。
っていうか、トレックがんばらないと!!
残り1km。
まだクイックステップが先頭です。
しかし、ヴィヴィアーニの姿が見えないのか、クイックステップの選手が混乱して徐々に離れていきます。
そしてスプリント!
アシスト選手がまだわらわらしている中、最初に先陣を切ったのは、ロットNLのダニー・ファンポッペル!
しかし他のスプリンターたちも一気にスプリントを開始し、ファンポッペルを中心に、左右に展開!
ずらっと5人がならんだ状態になります。
ゴール向かって右から、ヴィヴィアーニ、セロー、ファンポッペル、ニッツォーロ、そしてサガン!
しかし、ヴィヴィアーニが圧倒的な速さで、みるみるほかの選手を引き離す!!
ステージ優勝!
クイックステップ・フロアーズのエリア・ヴィヴィアーニ!!
自分のチームのトレインを使わず、単独他のスプリンターの後ろに位置どって、優勝しました!強い!!
そして、2位がボーラ・ハンスグローエのペーター・サガン!
3位が、トレック・セガフレードのニッツォーロでした。
そんでもって、正式に確定した順位がこちら!
マイヨ・ロホ(総合優勝) ミッチェルトン・スコット サイモン・イェーツ
2位 クイックステップ・フロアーズ エンリコ・マス!
3位 アスタナ ミゲル・アンヘル・ロペス
マイヨ・プントス(ポイント賞) モビスター アレハンドロ・バルベルデ
マイヨ・モンターニャ(山岳賞) ロット・ソウダル トーマス・デヘント
マイヨ・コンビナータ(複合賞) ミッチェルトン・スコット サイモン・イェーツ
そして、ブエルタ全ステージを通しての総合敢闘賞はトレック・セガフレードのバウケ・モレマでした。
モレマの総合敢闘賞納得!!すごく納得!
ステージ優勝はできなかったけれど、モレマのガッツのある逃げで、いっぱい盛り上がったもの!!
……これで、2018年のグランツールは全て終わってしまいました。
なんだか、さみしいなあ。
ロスっていう言葉を使う喪失感じゃなくて、またひとつ終わっちゃったんだっていう、寂しさのが強いです。
昨年のブエルタは、コンタドールが開始前から引退を表明していたこともあって、ブエルタの3週間が、大きな一つの映画かドラマっていう感じがしてました。
今年のブエルタは、去年とは違って、毎日が一話ずつのオムニバス形式の小説みたいだなーって思ってました。
ついでに、ジロとツールと合わせて三部作で、最終巻がブエルタっていうシリーズもの。
そして、ブエルタの最終話で、ジロから密かに張っていた伏線と、プロローグである昨年のブエルタから張っていた伏線がすべて回収されて、サイモンが優勝、マスが総合2位で20ステージ勝って新人賞!みたいな感じ。
うん、今年のブエルタもいい話だったね。
ぬうー!
まだ世界選手権もロンバルディアも残ってるし、何より自分で現地観戦する予定のハンマー香港とジャパンカップサイクルロードレースも残っているのに、この寂しさはなんだろう!
そのうち慣れるのかなー。
それとも、10年くらい観戦を続けてもこのままかなー。
慣れたい気もするし、慣れたくない気もしますね。
まあ、とりあえず、寝てから考えよう。
おやすみなさい!
ブエルタ・ア・エスパーニャ 2018 第20ステージ
今日は、総合争い、そして山岳賞争いの日です。
逃げには、デヘントとモレマが入り、山岳賞の行方はこの2人のうちのどちらか、という感じになります。
他にも、今日逃げ切り勝利を狙う、マイカやデラクルスが入り、他にも総合争いの前待ち作戦をするアシストの選手とかもいっぱい入って、たくさんの選手が入った逃げです。
残り50kmくらいで、逃げとメイン集団のタイム差は1分くらいだったかな……?
前の集団では、デヘントが着実に山岳ポイントを貯めていくのですが、残り3つの山岳をのこした時点で、デヘントは前にいるのをやめ、遅れ出します。
前方に残り続けたのはモレマ!
ただし、今日のステージで23ポイントとらないと山岳賞ジャージはとれないので、かなり厳しい争いです。
結構人数いた先頭集団ですが、
メイン集団は、アスタナがずんずんスピードをあげて、かなり人数を減らし、残り38kmでそのまま先頭のアスタナ勢がアタックをかけます!
アスタナのアシスト選手が2人と、現在総合5位のミゲル・アンヘル・ロペスの3人が飛び出します!
同時に、いっぱいいた先頭集団では4人の先頭集団ができていました。スカイのクヴィアトコウスキーとデラクルス、そしてトレック・セガフレードのバウク・モレマとボーラ・ハンスグローエのラファウ・マイカ。
しかし、クヴィアトコウスキーが遅れて行き、先頭は3人になります。
やがてモレマが遅れて、先頭はマイカとデラクルスの2人に。
けれど、残り34kmで、前から遅れてきたたくさんの選手をくっつけたまま、ロペスが前に追いついてきました!
ちなみにもうアスタナのアシスト選手は誰もいません!ここまで連れてきてくれた選手も、前から下がってきて前を引いてくれた選手も、すべていなくなりました!
あのに、もう、すぐ後ろ、ほんとに見えるすぐ後ろにメイン集団が迫っていて、結局全部一緒になります。
ここまで引き上げたのは、現在総合1位のサイモン・イェーツの双子の兄弟、アダム・イェーツ!
アダム、アスタナがアシスト選手2人以上ががんばって開いた差を、ほぼ一人で追ってなかったことにした!!
アダム強い!!さすが!!
そして役者がそろった状態で、1級山岳を通過!
ロペスが前にでましたが、モレマが根性で差し、1位通過します!
これで、モレマ、山岳賞まで、あと13ポイント!
そして下りにはいったところで、今度はモビスターのキンタナが飛び出した!!
下り終わった、残り約20km。
ロペスが一人でアタックして、前で一人逃げてたキンタナに合流します!
そして、二人で協力して走り出しました。
キンタナ、現在総合5位のロペスを助けると、チームメイトで総合2位のバルベルデに迫ってきちゃうと思うんだけど、いいのかな……。
なんとかサイモンを動かす要素がほしいのか、それとも同郷のロペスを3位にさせたいのか。
メイン集団は、またミッチェルトン・スコットのアダム・イェーツが引きます。
残り17km、ここでついに、メイン集団から現在総合1位のサイモン・イェーツががアタック!!
ここに、現在総合4位の、クイックステップ・フロアーズのエンリコ・マスがついてきた!!!
残り13km。
サイモンとマスが、前に追いつきました!
これで、先頭は4人です。
現在総合2位であるモビスターのバルベルデや、3位のロットNLユンボのクライスヴァイクがいる後ろの集団は、25秒差。ここは10人くらいいます。
先頭では、キンタナは最後尾に身を潜め、先頭交代はサイモン、ロペス、マスが回ります。
なお、現在、総合2位のバルベルデからのタイム差は、3位クライスヴァイクが20秒差、4位のマスが37秒差、5位のロペスで51秒。
なので、この時点での暫定総合順位は、マスとクライスヴァイクの順位が入れ替わっています。
残り7km、ここででキンタナが先頭集団を離れました。スピードを緩め、後ろからくるバルベルデがいる追走集団に合流し、引きはじめます。
先頭では、マスとロペスがちょっとだけ前にでて、サイモンが離れます。
サイモンは、ついていけずに遅れたというより、見守っているような、余裕さがあります。
残り5.5kmで、先頭の2人とバルベルデ集団とのタイム差は約50秒。
この時点のタイム差だと、暫定2位はマス、そして暫定3位がバルベルデかロペスか、という感じです。
残り4km。
先頭はマスとロペスが交互に引きます。
12秒くらい遅れて、単独でサイモン・イェーツ。
ちなみにサイモンは、総合タイムでマスとから2分15秒リードしているので、まだまだ総合優勝には余裕があります。
その40秒くらい後ろの追走グループで、バルベルデが、離されます!!
ついていけない!!
っていうか、このグループ、キンタナが引いているんだけど!キンタナの引きについていけずに、バルベルデが遅れている!
あ、キンタナが引くのやめて待った。
残り3km。
バルベルデがいなくなった追走グループでは、クライスヴァイクが引いています。残っているのは、エフデジのピノと、EFドラパックのウラン。サンウェブのケルデルマンも残っていましたが、遅れだします。
このグループは、すでに先頭の2人から1分近く離されています。
そして、バルベルデはすでに、ここから40秒近く遅れています。
キンタナがなんども後ろを振り返って、バルベルデのペースを見ながら、アシストを続けます。
残り2km。
先頭は依然2人のまま。
17秒遅れて、サイモン・イェーツ。
その約40秒後ろの追走では、ウランがアタックしました!ピノがすかさずその背後をとりますが、ここまでがんばって先頭を引き続けたがクライスヴァイクがついていけない!っていうか、クライスヴァイクこの展開多くないか!?
さあ、とうとう残り1km!
サイモンは、まだ先頭から25秒くらい後ろにいるので、勝利はロペスがマスの2人の手に委ねられました。
ロペスがさりげなーいアタックをしますが、マスは離れません。
残り600m。
先頭2人、どっちも前に出ようとしません。
スピードがおちて、お互いのタイミングをはかっています。
ほぼ隣に並びました。
じわじわとフィニッシュまでの残り距離を縮め、残り125mで、マスがいきました。
すかさずロペスもふむ!
しかし、マスの方が若干前のまま!そのままカーブに差し掛かる!
インコースからロペスが行こうとするが、それより一歩先に出ているマスがそれを許さない!ロペスが一瞬おくれる。
カーブが終わって、ロペースが巻き返し距離を詰めようとするが、マスも追いつかせない!
そしてマスが勢い良く、両手をあげた……!!
クイックステップ・フロアーズのエンリコ・マス!
ステージ優勝!!そんでもって、ほぼ総合2位確定!!!
マスすごいすごいすごい!!!
だって、クイックステップはスプリンターのヴィヴィアーニのための布陣で、マスの総合のためのアシストなんてほぼいなくて、他の選手がめっちゃ協力なアシストを助けありきでの総合争いをくりひろげる中で、ほぼ一人でそこに張り合ってたんだよ!!
それに、去年、このブエルタの20ステージで、コンタドールの最後の勝負で、コンタドールのアシストをしちゃってたマスが、その翌年、同じブエルタの同じ20ステージで、今度はステージを取るなんて……。
こんな選手、好きにならずにどうしろと言うんだよ!!
2位は、マスに負けてしまって、めちゃくちゃ悔しそうなロペス。
そして、3位は、これでほぼ総合優勝を決めました、サイモン・イェーツが笑顔でフィニッシュラインに入ってきました。
その後ろからやってきた、ピノとウランは、白熱した争いをフィニッシュ前の登りで繰り広げます!
ピノが先着で4位。ウランが5位。
そのあとにサンウェブのケルデルマンが入ってきて、6位。
そして、ようやくここでやってきました、昨日まで総合3位だった、クライスヴァイク。マスとロペスのフィニッシュから、1分15秒遅れてのフィニッシュです。
バルベルデはさらにおくれて、3分9秒遅れのステージ10位。
これで、ブエルタ2018における総合順位がほぼ確定しました。
総合1位。マイヨ・ロホ。
ミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ!!
1分46秒差の2位が、今回のブエルタでずっと素敵な走りをし続けて、どんどんファンを増やし続けた、クイックステップ・フロアーズのエンリコ・マス!
2分4秒差の3位が、今日マスには負けたけれど、初めてなりふりかまわない走りを見せて、巻き返して総合表彰台にあがることができた、アスタナのミゲル・アンヘル・ロペス。
2分54秒の4位が、今日一気に順位とおとしてしまった、ロットNLユンボのステフェン・クライスヴァイク。
そして、4分28秒差の5位が、モビスターのアレハンドロ・バルベルデでした。
その他の賞。
ポイント賞は、モビスターのアレハンドロ・バルベルデ。
複合賞は、総合に続いての受賞、サイモン・イェーツ。
山岳賞は、守りました。ロット・ソウダルのトーマス・デヘント。
モレマは、今日根性で1級の10ポイントとったあと、遅れてしまったので……。
モレマ、今回のブエルタ、惜しいステージいっぱいだったなあ……。
最初の2週間かっとばして、最後の週で突然調子をくずして、あっという間に総合表彰台から姿を消してしまって、嵐のようだったジロから一転。サイモン、慎重に慎重に駒をすすめて、はじめてグランツールを制しました!
今年の失敗を、今年中に取り返すことができて、とってもよかった!
サイモン、おめでとう!!!
あと、もう一回書くけど、総合2位のエンリコ・マス、好きだ!
明日は、いよいよラストステージ。
ステージ勝利争いはあると思うのですが、ポイント賞争いは……起きないですね。
ポイント賞2位のサイモンと、ポイント賞1位のバルベルデとのポイント差は27ポイントなので、明日サイモンがステージ優勝しないと、ここは逆転しないので、それは事実上不可能です。明日の平坦ステージで、スプリンターが、がんばらないわけないもん。
そんでもって、スプリンターで一番ポイントが高いサガンのポイントは、99。明日、中間スプリントもステージも1位をとったとしても、プラス30ポイント。バルベルデの131ポイントには届きません。
あー、でも複合賞争いは起こる可能性があるのかな。
複合賞は現在、9ポイントでサイモンですが、2位が11ポイントのロペスです。
明日は山はないし、総合ももう動かないだろうから、動くのはポイント賞のみ。そして、ポイント賞では、ロペスはサイモンと1ポイント差の3位です。
複合賞のポイントは、総合、ポイント賞、山岳賞の順位をポイントにし、その合計が低い方がいい、というもの。
なので、明日、ロペスがサイモンよりもスプリントポイントを2ポイント以上多くとって、なおかつ明日ステージ勝利を争うであろうスプリンターたちのポイントが大幅に動き、ロペスとサイモンとの間に3人以上ポイントをもった人が間にはいれば、二人の順位が3つ以上開くので、ロペスは複合賞をゲットできるのです。
……でも、ポイント差的に、現在のサイモンのポイント103を超える可能性がある、73ポイント以上持っている総合じゃない選手って、ボーラのサガンとクイックステップのヴィヴィアーニとBMCのトゥーンスしかいないな。他の総合系の選手が、わざわざロペスのためにフィニッシュのスプリントする可能性はほぼないだろうし、そんでもって、明日ロペスがとったポイントとサイモンのポイントとの間に、ちょうどこの3人がいる可能性ってめちゃくちゃ低くないか?
うん、複合賞もまずうごかない気がする。
ってことは、4賞は今日でほぼ決定でしょう!!
よし、明日はステージに集中してみるぞ!!
……。
去年の、あのコンタドールの最後のステージ勝利から、もう一年が経ったんだね。
なんだか、もう一つシーズンが一周したなんて、信じられない気持ちがあるな……。
逃げ切った!!
平坦逃げ切った!!平坦逃げ切った!!
ブエルタで、グランツールで、平坦ステージで、3人しかいない小さな逃げで最初から最後までで、それで逃げ切った!!!
今日の、ブエルタ・ア・エスパーニャ2018の第18ステージ、まあこれは最後吸収してスプリントだなー、とかって思ってたんだけど、
なかなかいい逃げっぷりだけど、きっと残り300mくらいで吸収されちゃうんだろうなーって思ってたけど、
逃げ切ったんだよ逃げ切ったんだよ!!!!
ロット・ソウダルのイェーレ ・ワライスが逃げ切って勝ったんだよ!!
3人だった逃げは、ブルゴスBHのイェツ・ボルが途中で脱落して、最後の最後まで逃げてたのは、ディメンションデータのスヴェンエリック・ビストラムとワライスの2人でした。
そしたら残り1km切って後ろにメイン集団がいる状態で、ワライスが完全にビストラムの後ろにぴったりついて、離れないのですよ。
ビストラムが、めちゃくちゃ焦ってるのが手に取るようにわかって、こう、後ろにワライスいるけどもう後ろからメイン集団きてるよ行くしかねえ!!って感じで、後ろにワライスをくっつけたままぐんぐん最後のスプリントに入っていったのですよ!!
そしたらメイン集団からは、ロングスプリントでサガンがものすごい勢いで後ろからバビューンッ!!って迫ってきて、
そこまで待って待って待ってから!!ワライスが飛び出してビストラムとのバッチバチのスプリントを制してステージ優勝!!
フィニッシュ地点を通り過ぎるまで、何がどうなるかまったくわからない展開でした。
うわあびっくりした!
今日は最後エーススプリンターの争いだと思ってたから、「ぬあ逃げ切った!!?」みたいな、意表を疲れた感じでした。
ちなみに今、ジャージはこんなんね。
マイヨ・ロホ サイモン・イェーツ(ミッチェルトン・スコット)
マイヨ・プントス アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)
マイヨ・モンターニャ トーマス・デヘント(ロット・ソウダル)
マイヨ・コンビナータ アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)
逃げの帝王であるデヘントが、もしかしたら最後まで山岳ジャージを切られる可能性も出てきて、きゃわきゃわしちゃうね!!デヘントは、ツールに続いて、ブエルタでも晩御飯シリーズやっててほっこりするね!!
それはさておき。
何事も、ギャップが激しいほど惹きつけられるとはいうけれど、逃げ切りが決まるわけないって思ってたステージで、逃げ切ったときの予想を裏切るこのギャップはすごいね!びっくりしたね!
私今日はまったくブログ書くつもりなくて、一度もメモとかもとることなく、ただただぼけーっと見てたんだけど、フィニッシュした瞬間に思わずパソコンでブログ画面表示させてたよ。
よかったよかった。魅了あふれるステージだった。うんうん。