コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

ツール・ド・フランス 2017 第10ステージ

今日は平坦ステージです。
前回の第9ステージで、たくさんの選手がツールを去ったので、いろいろ悲しい今日この頃です。
様子を見る、と言っていた、ボーラ・ハンスグローエのマイカも結局リタイア。
これで、去年の山岳ジャージもポイント賞ジャージも、どちらも今大会ツールにはもういなくなってしまいました。
……ううっ。



今日は、逃げが二人でした。
ワンティ・グループゴペール のヨアン・オフレドと、フォルテュネオ・オスカロのエリー・ジェスベールです。
フランス人ペア。

ど平坦なので、セオリー通りにいくと、残り10km前後で逃げが吸収されて、スプリントになるステージです。
ここまで、スプリントが一番好調なのは、クイックステップ・フロアーズのキッテルなのですが、怒涛の9ステージでキッテルのスプリントトレインのうちの一人だったマッテオ・トレンティンが落車し、ゴールはしたもののタイムアウトになってしまったので、それがどのくらいキッテルのスプリントに影響を与えるのかが気になります。

中間スプリントは、グライペルがメイン集団の首位をとりました。


逃げが吸収されたのは、残り7kmを切ったくらいのとこです。
道はそれほど狭くはないものの、位置どりは激しめ。
各チームが前にあがってこようとしてますが、ただその中でもやはりロット・ソウダルが一枚各チームより上手な感じです。
先頭から外れません。

残り3kmくらいからは、ほぼ縦一列。
残り2kmをすぎてからも先頭はロット・ソウダル。

残り1kmの手前で、各チーム一気に横に広がりました。
フラム・ルージュをすぎて、カーブが一回。
曲がり終わって、すぐにもう一回カーブ!
そしてここから直線。

各チームのアシストが順々に役目を終えて横に避ける中、スプリントがはじまります。


その途端。
道の中央後方から突如ものすごい勢いで前方にあがってくる緑の影!
マイヨ・ヴェールを着た、マルセル・キッテル
あれ?グライペルはスプリントしてない?一回やめたの?となりにずれて、またもどってスプリントを始めています。が、キッテルからは三段くらい後方。
キッテルの後ろからトレック・セガフレードのジョン・デゲンコルブやロットNLユンボのディラン・フルーネウェーヘンもあがろうとしていますけれど、
他の誰よりもキッテルが速い!!

クイックステップ・フロアーズのマルセル・キッテル、4勝目!
圧勝!

キッテルはスプリンター達の中で後ろの方にいたように見えたのですが、そこから怒涛の追い上げで一気に前に躍り出て、そのまま誰も寄せ付けずに勝ってしまいました。
ここまで強いと、今年のマイヨ・ヴェールはもう決まったんじゃ……と思うくらい。

今日は残り220mのところから仕掛けたと言ったキッテル。
第7ステージでも、残り200mだと思ってしかけたら120mしかなかったみたいなことを言っていたから、たぶんラスト200m手前でスプリントするのが、キッテルが一番スピードに乗せられる距離なのですね。
他のスプリンターの選手ってどうなんだろう。
あんまり気にしたことなかったのですが、選手によってやっぱり違うものなんですかね、スプリントをしかけて一番スピードが乗る距離って。それとも、だいたい200mくらいの選手が多いのかな?
ちなみに2位がデゲンコルブ、3位がフルーネウェーヘンでした。
グライペル、トップ10にすら入っていなかった……。何かトラブルでもあったんだろうか。


リーダージャージや、総合タイム差は、何にも変わりません。
マイヨ・ジョーヌはスカイのクリス・フルーム
2位はアスタナのアルで、3位はアーゼードゥーゼルのロメン・バルデ。
マイヨ・ヴェールは、今日勝ったキッテルがキープ。
マイヨ・ブラン・ア・ポア・ルージュは、サンウェブのワレン・バルギル。
マイヨ・ブランは、オリカ・スコットのサイモン・イェーツです。

そして、敢闘賞はフォルテュネオ・オスカロのエリー・ジェスベールになりました。


明日も平坦ステージです。
この様子だと、よっぽどのことがない限り、他のチームが勝つのは厳しい気がします。
それくらい、今日のスプリントはキッテルの圧勝でした。

ただ、よくよく明日のステージの高低表見ると、後半しばらくずっとずっと緩やかに登ってるんですよね。
そこから、短く一瞬だけ降って、平坦走ってゴール。
このくらいの坂って、どのくらいレース展開に影響があるんだろうか。

まあ何はともあれ、明日も今日と同様、みんなゴールできますように!

ツール・ド・フランス 2017 第9ステージ

本日はクイーンステージです。一番大変な日と言い換えても特に間違いではないステージです。
具体的に言うと、山岳がたくさんあって、
2級、3級、3級、超級、超級、スプリントポイント、4級、超級、そこから下ってゴールです。

もう凄すぎてわけわかめ
ついでに雨まで降って来てて、もうぐっしゃぐしゃ。


レースが始まって早々に、デマールがまず集団から遅れていき、アシストを二人連れて苦行の旅が始まります。
先頭は、ロット・ソウダルのティム・ウェレンスがいい感じで先頭にいたのですが、ピノが追いついて来て最初の2級はエフデジのティボ・ピノがゲット。
このあとアタックがかかりまくり、40人くらいの先頭集団、後ろにメイン集団というかたちになります。
そして、次も3級もピノがゲット。

そのあとに下りがあるのですが、ここで落車が発生!
ロット・NLのエース、ロベルト・ヘーシンクと、一昨日逃げに乗っていたUAEのマヌエーレ・モーリがリタイア。
ヘーシンクは背中か腰かどっかの痛みを訴えてリタイアで、モーリは、倒れてからずっとずっと呻いていました。
脱臼のようです。


先頭は、次の3級山岳を通過し、ここはロット・ソウダルのトーマス・デヘントがとりました。
このあと先頭は超級山岳に向かってあがっていきます。
このあたりでアスタナのルツェンコや、モビスターのヘスス・エラダが落車。
でも、元々どこにいたんだろう?


超級は、最初にまずキャノンデールのピエール・ローランが飛び出し、次にピノーやロットNLのログリッチェがアタック。
最終的にログリッチェ以外は諦めて、最初の超級山岳はログリッチェが制し、下りに入って行きます。

この下りのちょい手前で、メイン集団にいたアーゼードゥーゼルがアタックをしかけて、ものすごいスピードで下っていきます。
そしてここで、スカイのゲラント・トーマスが落車。
トーマス!!?嗚呼、ジロに続いて。
そして、数分後、リタイア発表。
とーますぅぅぅぅ!!!(泣)
この落車に巻き込まれたのか、ボーラ・ハンスグローエのマイカも落車です!

あっちでもこっちでも落車しまくってて、
もともと誰がどこにいて今どの集団がどうなってんのかわけわかんないよ!!


登りに入るとアーゼードゥーゼルのところにメイン集団が合流。
総合エース勢はほぼみんな、このメイン集団に残っています。

先頭は7人くらい残ってましたが、これも崩れて最終的に2人になります。
ワンウェブのワレン・バルギルとロット・ソウダルのティシュ・ビノート。

残り93km。
メイン集団で、コンタドールも落車!
登りだからスピードは出てなさそうで、すぐに走り出します!観客が次々に背中を押す!

一方先頭の二人は超級山岳を通過!
先頭通過はバルギルです!次がビノート。


そしてまた下りに入ります。
この下りで、追走が3人追いついて、先頭は5人になります。
バルギル、ビノートと、ログリッチェ、そしてトレック・セガフレードのバウク・モレマ、アーゼードューゼルのアレクシス・ヴュイエルモー。

その後ろから、トレックのパンタノや、アーゼードゥーゼルのバークランツ、モビスターのベタンクール、サンウェブのマイケル・マシューズ、ロット・ソウダルのトニー・ギャロパン、コフディスのナバーロら6人が追っていて、その後ろにメイン集団がいます。

メイン集団はスカイのクヴィアトコウスキーが先頭でひいています。


残り68kmくらいで、先頭集団に、さっきの追走の6人と、サンウェブのゲシュケが追いついて来ました。
これで先頭は12名。

メイン集団では、モビスターのキンタナが、自転車を変更していました。
メイン集団に戻れるよう、各チームカーが引き上げてくれます。
……アシスト選手は、メイン集団には残っていないのかな?


ゴールまで、先頭は残り57km。
メイン集団とのタイム差は、3分35秒。
両方とも平坦になっています。
スカイのクヴィアトコウスキーが、TTポジションの姿勢のまま、コカコーラの缶をあけてました。
器用だな!


残り55km。
スプリントポイントまで残り1km。
サンウェブのマシューズが、「行かないよね?よね?」ってロット・ソウダルのギャロパンに確認をしています。
ゲシュケ、マシューズ、ギャロパン、バークランツだけが、先頭集団から飛び出して縦一列にならぶ形。

そしてマシューズが、スプリントポイントを1位通過。
つづいて、ギャロパンとバークランツが通過しますが、そのまま二人で先に前に行ってしまいます。


残り50km。次の4級山岳に向けてそれぞれ登って行きます。
先頭が2人。ロット・ソウダルのトニー・ギャロパン、アーゼードゥーゼルのヤン・バークランツ。
追走10人が43秒差くらいで後ろにいます。
メイン集団は、先頭と3分30秒差くらいです。
4級山岳は、バークランツがとりました。


残り40km。
先頭は依然2人です。
追走は約1分遅れています。サンウェブしかひいていません。
メイン集団は、先頭から3分15秒後ろにいます。
と、ここでサンウェブのマイケル・マシューズが追走グループから離脱しました。

まあ、マシューズはスプリントポイントのために頑張ってたからね!
お疲れ様!あとは怪我せずに今日ゴールしてね!


メイン集団は、スカイが5人、BMCとアーゼードゥーゼルが4人ずつ、アスタナ3人。
モビスターはやはりキンタナが一人だけです。トレックもコンタドール一人かな。

残り36km。
追走からゲシュケが切れました!
これで追走は8人に!
一方メイン集団では、ずっとずっとひいていたクヴィアトコウスキーが仕事を終えました。
集団をひくのは、スカイのエナオモントーヤ
他にも、山岳系の選手が、どんどんメイン集団から千切れていきます。


残り34km。
追走グループから、モレマのアタックがかかっています。
あ、追走グループから、モビスターのベタンクールがいなくなってる。

先頭では、ギャロパンがアタック!バークランツは追えません。
ギャロパン、単独先頭!

一方、追走先頭にいたモレマに、サンウェブのバルギルが追いついて来ました。
そしてそのまま遅れていたバークランツ、ギャロパンのところまで追いつきました!
モレマはがんばってるけど、ついていけてないです。

バルギル、一気に抜きました!
単独先頭!

モレマがちょっとだけペースをあげておいかけていきます。



そのころ、メイン集団ではアルーがアタック!キンタナがついていく!その後ろにポート!
と、同時にフルームがメカトラ!?


どうやら、フルームがメカトラで手をあげてチームカーを呼んだときに、それをかいくぐってアルーがアタックをしかけた模様。
ちょっと行ったところで、この集団は止まります。
ポートやマーティンあたりが「いや、アルー、これはちょっとだめでしょ」って言って、止めた感じです。
アルー、なんかいらいらして、ハンドル叩いてます。いや、でもイライラするとこじゃないよ。

フルームが追いついてきてから、改めてフグルサングがメイン集団からアタックして行きました。


残り30km。
先頭は、バルギルが単独です。
それを追いかける、モレマとバークランツが、約1分後方。
その35秒後ろにフグルサングで、そのさらに20秒くらい後方にメイン集団です。
先頭はスカイ。エナオは仕事を終えて、スカイのミケル・ニエベがひきます。

ベノートがモレマとバークランツをぬいて、2番手になります。
続いて、フグルサングも追いついてきました。


残り28km。
先頭はバルギル。
二番手はベノート。1分遅れ。その後ろがフグルサング

メイン集団では、コンタドールが遅れていく!


そして、生き残った総合勢の中で、アルがアタック!ポートがすぐについて、抜いて行く!
ポート、フルーム、キンタナ、アル、ウラン、バルデ、ダニエル・マーティン、サイモン・イェーツがついていきます。
スカイはニエベもランダも切れていきました。



残り27km。
ダニエル・マーティンがアタック!フルームがチェック!
続いてポートがアタック!フルームがチェック。
そして一旦落ち着いてから、今度はフルームが自らアタック!
ポート、ウラン、バルデがついていく。ちょっと遅れたアル、マーティン、そしてキンタナ。

フルーム、一気に前にいたフグルサングに追いつきました。
先頭のバルギルとのタイム差は40秒!
マーティンとアルは追いついてきました。
ダニエル・マーティンは、アタックのタイミングがいつも秀逸なので好きな選手です。頑張れ!
キンタナはその25秒くらい後ろにいます。
コンタドールは、フルームから約2分後方です。


先頭のバルギル、山頂まで残り400m。
30秒後ろに、フルーム率いる総合勢が迫っています。

タイム差を多少つめますが、でもまだ後ろは追いついてきません!
サンウェブのバルギル、今日最後の超級山岳を1位通過!
20秒後ろから、メイン集団が迫ります。
フグルサングが先頭ですが、通過とほぼ同時に、クイックステップダニエル・マーティンがアタック!!

マーティンが先頭で下っていきます。

と、ここで落車!!
ダニエル・マーティンとリッチー・ポート!!
先にポートが道から落ちて、その衝撃で回転しながら体だけ集団の真ん中に突っ込んでダニエル・マーティンの自転車を巻き込み、マーティンも落車してしまったようです。
マーティンは自転車確認してからまた再スタートしましたが、ポートは立てません……。

メイン集団では、バルデがどんどん他の選手を抜いて、先頭に立ちます。

先頭バルギル。10秒差でバルデ。そのさらに10秒後ろに、フルーム、アルー、ウラン
フグルサングはちょっと遅れていましたが、下りが終わって追いついてきました。
フルームが「回ろう!」というように声をかけ、4人でバルデを追いかけていきます。


残り12km。
バルギルにバルデが追いついてきました!
バルギルはちょっと待っていたみたいです。
フランス人二人、協調してすすんで……いかない。

バルデ、バルギルを置いて一人で行きました!!

一方、メイン集団ではウランがメカトラ!
後輪のギア変速ができなくなってます。マビックカーを呼ぶも、直せずに結局そのまま走って行く!


残り10km。
フルームたちとは、タイム差約30秒。
バルギル、フルームたちと合流です。

残り8km。
先頭バルデ!20秒後ろに、フルーム、フグルサング、アルー、ウラン、バルギル。
バルギル以外の4人で回っています。バルギルは最後尾から動きません。

残り5km。
バルデとフルームグループとのタイム差は12秒。
フルームたちの1分10秒後ろに、キンタナやマーティンの姿を見えだしました。

残り4km。
タイム差14秒。

残り3km。
タイム差10秒。

残り2km。
バルデ吸収!
先頭は6人になります。

フグルサングが先頭でスピードをあげました!
続いてウランが先頭にたちますが、一旦スピードを緩めます。

先頭はフルーム。
またスピードをあげました!
そのあとに牽制。

残り500m。
フグルサングがアタック!!
一旦引き離しかけたのですが、そこからウランがアタック!
隣にバルデが並んだものの、バルデはウランの後ろに下がります。
代わりにウランの左に並んだのは、バルギル!?
えええ!?残り10kmでフルームたちのグループに合流してから、ずっとローテーションに加わらずにいたのに、ここで前に出るの!?

ウランとバルギルがほぼ横並びでゴール!
そして、ゴールを過ぎ、手を上げたのは、バルギル!
ゴール後、感極まったかのように、涙をこぼすバルギル。

が。

ゴールの写真が出ると、先頭はウラン

ステージ優勝は、キャノンデール・ドラパックのリゴベルト・ウラン
最後の下りで目の前に転がりこんできたポートを紙一重でかわし、
残り12kmくらいからリアのギア一番重いやつ固定の状態から動かないというトラブルを抱えたまま、
それでもローテーションに加わり続け、最後は絶妙なタイミングでハンドルを投げたウラン
トラブル続きだった本日のステージ優勝者にふさわしい走りだったと思います!
おめでとう!ウラン

2位がサンウェブのバルギル。3位がフルーム。4位がバルデでした。


そして総合順位。
1位は変わらず、スカイのクリス・フルーム
ゲラント・トーマスはリタイアしたので、2位はアスタナのファビオ・アル。フルームとは18秒差。3位はバルデで、フルームとは51秒差となっています。

山岳ジャージは、今日超級山岳を2つとった、サンウェブのワレン・バルギル。
ポイント賞ジャージは、昨日とかわらずクイックステップ・フロアーズのマルセル・キッテル
新人賞ジャージは、オリカ・スコットのサイモン・イェーツがキープです。


今日は……。
見ていて、いろんなところで、後味の悪いレースでした。

フルームのメカトラが起こったのを確認してから直後にアタックして、他の選手に諌められてイライラしていたアルに対しては、明日以降のレースに関して「がんばれー!」と思える自信がありません。

ラストのバルギルも、1回でも先頭交代のローテーションに入っていたならともかく、ずっと最後尾から動かなかったのに、それで勝っても……と思ってしまいました。
すっごく勝ちたかったんだとは思うけど、そして勝たなければ意味がないのがスポーツの世界かもしれないけれど、でも手放しで「すごい、おめでとう」とは思えなかったな……。


それに何より、あまりにも落車や怪我をした選手が多すぎました。
これって、コースレイアウトの問題なのでしょうか。
それとも天候?もしくは、集団の走り方に問題があるの?



…………。
ハンマーチェイスは、楽しかったなあ……。

ツール・ド・フランス 2017 第7ステージ

ぶどうぶどうぶどうー。ぶどうーのワイーンはー。
あたまあたまあたまー。あたまーがーまわーるよー。

そんなわけで(どんなわけだ)、ワインを飲みながら観戦する、ワイン畑でつかまえてなツール第7ステージ。
すんなり決まった4人の逃げと、横風に翻弄されながら、表面上は穏やかに内面多少ピリピリとしながらついて行ったメイン集団、ってな感じの一日でした。

逃げのメンバーは、UAEエミレーツのマヌエーレ・モーリ、キャノンデール・ドラパックのディラン・ファンバーレ、フォルテュネオ・オスカロのマキシム・ブエ、ディレクトエネルジーのヨアン・ジェーヌの4人。
モーリとファンバーレって、どこどこのレースで勝ったから、とかじゃなくて、なんとなくレース展開の要所要所で見かけるうちに名前を覚えた、みたいな選手です。
ど派手な活躍をする選手じゃないけど、安定して大きなレースに出てて、ふっと名前が印象に残っている、というような感じ。

意表をついて逃げ切り勝利とかになったら面白いなーとか思いましたけど、まあやっぱりツールはそんなに甘くないですね。
メイン集団は残り6.5km地点で、先に脱落したヨアンを吸収。そしてきっちり残り6km地点で、残り3人全員吸収しました。


吸収完了した時点での先頭は、オリカ・スコット。
そこから各チーム位置どり合戦を繰り返し、デマールとブアニがばちばちやり合ったりしながら、気づけば残り1km地点のフラム・ルージュ。
ここでしっかり集団先頭にあがってきたクイックステップは流石!

そこからさらにすすんで集団先頭はディメンションデータ、二番手がエドヴァルド・ボアッソンハーゲン、その後ろにマルセル・キッテル

そこから完璧なリードアウトでボアッソンハーゲンが飛び出します。ゴール向かってボアッソンハーゲンの右側がマシューズ。左にキッテル。
キッテルが上がってくる!

そして、ボアッソンハーゲンとキッテルが同時にゴール!
どっちか本当にわからない。
スローを見てもわからない。
写真を見てもわからない。

かんっぺきに一緒に見える。

でも、やがて結果が発表。
ステージ優勝は、キッテル!!

クイックステップ・フロアーズのマルセル・キッテル、今ツール3勝目!!

本当に何度写真を見ても、どうしても二人の差がわからないくらいの差でした。
心情としては、エーススプリンターを失ったばかりで、まだチームとして今大会のツールで1勝もあげていないボアッソンハーゲンにとってほしい気持ちがあったのですが、
自分の勝利だと聞いたときのキッテルのほっとした笑顔を見たら、一瞬全部ふっとんで「よかったねキッテル!」ってなった。
くっ……。こ、このイケメンめっ!!(注:ほめてます)
ただ、ボアッソンハーゲンのゴール後の映像も映してほしかったなー。
ボアッソンハーゲンは、なんでも強いってイメージがあったんですが、ここで純スプリンターのキッテルと張り合えるほどのスプリントができる選手とまでは思っていなかったです。
惜しかったね。



さて。4賞ジャージに関しては、
マイヨ・ジョーヌは、スカイのクリスフルーム。マイヨ・ア・ポア・ルージュは、アスタナのファビオ・アル。マイヨ・ブランは、オリカ・スコットのサイモン・イェーツ。この3賞は変化なし。
そして、マイヨ・ヴェールクイックステップ・フロアーズのマルセル・キッテルの手に渡りました!
敢闘賞は、キャノンデール・ドラパックのディラン・ファンバーレでした。


正直、今日は残り50kmから20km地点くらいまで、落車(ワイン飲んで酔っ払って寝落ち)してしまったのですが、
それでも別に寝る前と起きた後では、残りkm数とタイム差くらいしか変化がなかったです(笑)
……初日から今日まで、各レース最初から最後までほぼ見てたから、ちょっと悔しかった。自業自得だけど。


でも明日は山岳ステージなので、きっと今日みたいな穏やかなレース展開にはならないでしょう!


ちなみに明日の第8ステージは、自転車イベント(プロ観戦者への道)でできたお友達と、外出先で見る予定!
そうなのです。「プロ観戦者の道」イベントは偉大なのです。一緒にレース観戦ができる友達ができたのです。
やいのやいの言いながら、ご飯とかお酒とか楽しみつつ、レース見るんだー!

ワインとレーズンでぶどう畑のレース観戦

会社の同期の子が、ワインをくれました!

あんまりお酒は強くないから、ワインを飲む機会はそれほど多くないのですが、今日はね!

ワイン畑でつかまえてレースですからね!(←このフレーズ気に入った)

 

 

それと、会社のツテでもらって、おやつ用にデスクに隠してた枝付きレーズン。

 

枝付き干しぶどう 金パック 90g

枝付き干しぶどう 金パック 90g

 

 

普通のレーズンはそんなに「食べたい!」とかならないけど、これはそこそこ好き。

 

まあ。

ワインはオーストラリアで、枝付きレーズンはアメリカ産なんですけども。

だってだって、せっかく今日にあわせたようなタイミングでワインくれたし!!(ツール関係なくくれた)

レーズンだって、後ろに「ワインをひきたてる」とかって文言が書いてあったし!

 

あと、もらった枝付きレーズンのパッケージの右下、よく見ると、シールが貼ってあってありました。

f:id:cororn:20170707123630j:image

 

「パーティーで差をつける!」

 

 

 

……。

いーよいーよ!

今夜は1人で、ツール見ながらぶどうパーティーだよ!

 

 

 

ツール・ド・フランス 2017 第6ステージ

今日は、4級山岳が2つあるだけの平坦ステージです。ただ、ゴール手前2kmすぎると、コース的にきついカーブが続いてちょっと危ないらしいので、怖いです。

逃げは今日もすんなりと決まり、3人の逃げ集団になりました。

UAEチームエミレーツの、ヴェガールステイク・ラエンゲン。
ディレクトエネルジー のペーリ・ケムヌール。
ワンティ・グループゴペールの、フレデリック・バカールト。

この連日のすんなり決まる逃げを見てると、今年のパリ〜ルーベの逃げがいかに決まらずに大変だったかを、改めて感じます。


特筆するようなことは三つくらいかな。

①中間スプリント1位通過は、バカールトで、メイン集団の先頭で通過したのは、デマールでした。またコロブレッリがコンディションはいい感じなのに、早く出すぎて失速してました。
②2つ目の山岳の前で、メイン集団からがアタックをし、先頭に追いつこうとしましたが、結局たどり着けずに吸収されました。
③傘降った。



なんか③の唐突感がすごいですけど、実際のレース中でもなんか、平和な落ち着いたレース中に突如として傘がぶわぁっと集団のど真ん中に舞い降るという、摩訶不思議な現象が起きてました。
傘っていうか、パラソルね、おっきい。海とかで使うような、でかいやつ。
風で飛ばされたのかも知れません。

本当によかったと思うけど、誰も怪我した様子はなかったです。





残り17kmくらいになってようやく逃げと集団とのタイム差が1分を切りました。
残り8kmで、タイム差が25秒くらいです。
残り5km、タイム差20秒。
残り3kmで、逃げが吸収。
同時に集団、さらにスピードアップ!


道が大きいので、チームが入り乱れてます。
残り2km地点。直角カーブが現れます。
あ、落車は起きてない。セーフ。

残り1km。
ここもすごいです蛇みたいなグネグネコース。
ここも落車せずに、縦一列になってます。

そしてスプリント!

ってなった瞬間。
カチューシャのマルコ・ハラーが手をあげて怒りました。っていうか、抗議?

でも誰も意に介さずスプリントが始まります。
ダントツで勢いが良かったのはグライペル
遠目でも一目でわかる、猛烈なスプリントで、道のほぼ中央からフィニッシュ地点を目指します。
その右手側で争うのはデマール。
さあ勝負を制するのは、デマールか。それともグライペルか。

と思ったら、グライペルの左手側から一気にあがってきたキッテルが、そのままどんどん加速して抜き去った。
クイックステップ・フロアーズのマルセル・キッテル、今大会ツール2勝目!!

2位がデマール、3位がグライペルです。
グライペルは好きな選手なのですが、なんか今大会のツールは、調子があまりよくなさそうです。
反面キッテルは、今回も前回も、ちょっと後方からものすごい加速をして勝つというパターンが形成されているなと思います。
なんだか、必殺技が増えたみたい。


あと、どうしても一昨日の騒動が尾を引いていて、マルコ・ハラーがゴール手前のところで、どうしてあのジェスチャーをしたのかが気になります。
リプレイで見たけど、……んー。デマールが無理に割り込んだのかなあ。
人の体に隠れて明確なところが見えませんが、直前に何か違う動きをしていて接触しそうな位置にいて、ハラーの抗議の視線が向かっていたのがデマールだけなので、危険な割り込みに似た行為があったのかなと思いました。
それとも急なメカトラ……には、私には見えなかったけど、どうなんだろう。

もうこれ以上、誰にも怪我してほしくないなぁ。



さて、リーダージャージですが、誰も変更はありませんでした。

マイヨ・ジョーヌ、スカイのクリス・フルーム
2位がゲラント・トーマス。3位がファビオ・アルー。タイム差も昨日と変わらず、それぞれ1位から、12秒、14秒離れています。
マイヨ・ヴェールが、エフデジのアルノー・デマール。
マイヨ・ア・ポア・ルージュは、アスタナのファビオ・アルー。
マイヨ・ブランは、オリカ・スコットのサイモン・イェーツ。

敢闘賞は、最初から逃げた3人の中の、UAEチームエミレーツのヴェガールステイク・ラエンゲンでした。



さて、明日はぶどう畑を通るステージです。ワインの産地ですね。
今日と同様、落ち着いたステージになる模様。
きっと逃げができて、最後の最後で捕まって、スプリントになるでしょう。


ザ・ぶどう畑で捕まえて。

ツール・ド・フランス 2017 第5ステージ

今日は、山岳ステージです。
160.5km。

途中に3級山岳と、1級山岳があります。
ポイント的には、今日のステージ優勝者が、山岳チャンピオンになるステージです。
逃げ切り勝利を狙う選手が多いと思いますが、総合争いも絡んでくるステージでもあり、



今日も今日とて、アクチュアルスタートと同時にばばばっとアタックがかかり、逃げは結構すんなり決まります。
逃げたメンバーはこちらの8人。

ヤン・バークランツ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル)
ミカエル・ドラージュ(エフデジ)
エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ディメンションデータ)
フィリップ・ジルベールクイックステップ・フロアーズ)
トマ・ヴォクレールディレクトエネルジー)
トーマス・デヘント(ロット・ソウダル)
ディラン・ファンバーレ(キャノンデール・ドラパック)
ピエールリュック・ペリション(フォルテュネオ・オスカロ)


あっはっはっは!!
なんか。もう。ちょー強そうな逃げ集団。

ちなみに、でき心で逃げメンバーの年齢を見て見たら、20代がファンバーレただ一人でした。


この逃げがほぼ決まって、集団と30秒タイム差があいたときに、またもう一人、メイン集団から選手が飛び出します。
バーレーンメリダのツガブ・グルメイ。

TTポジションで走りますが、結局先頭には追いつけず、やがて集団に吸収。
よって、8人の逃げ集団VSメイン集団の構図になります。
今日はVSで間違ってない!
逃げ切り勝利を狙う逃げと、総合の争いだから!!

メイン集団は、かなり長いあいだ、BMCがとてもがんばっていました。
2分30秒〜3分30秒くらいで保ってたかなー。


残り58km地点にある中間スプリトでは、まずは逃げ集団の中からボアソンハーゲンがゲット。2位通過がジルベールです。
メイン集団では、サンウェブのマイケル・マシューズが一番先頭に立ちました。

マイヨ・ヴェールか……。
まだちょっと、「誰がとるんだろー♪」という風には、気持ちを切り替えられません。
今日ペーター・サガンは、昨日の裁定が覆る可能性にかけて、一応準備をしてスタート地点に現れたそうですね。
でも……結局失格が覆ることはなく、レースは続いています。



残り55km地点。
ここまで8人で協調しながら逃げていた逃げ集団から、ドラージュが脱落。
そこから1km先で、なんとデヘントもついていけずに逃げ集団から離されていきます!

3級山岳ポイントの残り500mくらいのところで、逃げ集団からバークランツがアタック!
そのまま1位通過!

そして、後続の追走をまたず、一人飛び出したまま登っていきます。
一旦約15秒くらいのタイム差をつけるのですが、結局後続が追いつき、先頭は6人に。


プロトンは、なぜか中間スプリントで飛び出したスプリンターの選手たちがなかなか戻らなかったのですが、やっぱりそのうち合流。




残り20km。
逃げの6人とメイン集団との差は、約2分。
メイン集団では、登りにもかかわらず、しっかりとしたトレインが各チームできています。


残り15km。
タイム差は、1分45秒。
メイン集団はBMC、アスタナ、スカイなどなど、総合争いに関わるチームがほとんどです。
タイム差、迫って着ています。


残り13km。
逃げの最後尾から、ジルベールがアタック!ヴォクレールが反応し、バークランツが続く!
ファンバーレが遅れる!

続いてボアソンハーゲン、ペリションも遅れる。
ヴォクレールも引き離され、バークランツだけがジルベールに追いつき、ぴったり後ろにつきます。



残り9km。
先頭がジルベールとバークランツが協調しながら走っていきます。
16秒遅れて、ヴォクレール、ボアソンハーゲン、ペリション。
先頭から39秒遅れて、ファンバーレ。
メイン集団は1分20秒遅れて、オリカスコットが引いています。
メイン集団、どんどん選手が遅れていきます。


残り6.5km。
ジルベールとメイン集団との差は、約1分。
ここでファンバーレはメイン集団に吸収されました。
集団の先頭はオリカからスカイへ。


残り5.6km。
追走集団からボアソンハーゲンが遅れましたが、もう一回戻って3人に!
先頭の2人とメイン集団との差は、35秒!
メイン手段はスカイのクヴィアトコウスキーがひいています。


残り5km。
ああ!ピノがメイン集団から遅れてる!
めちゃ地元だからかなり期待されていただけに、残念!
メイン集団は、ペリション、続いてヴォクレール、最後にボアソンハーゲンを吸収します。
残るは、先頭の2人……!!


残り4.7km。
タイム差は20秒。

と、ここでメイン集団からディレクトエネルジーのカルメジャーヌがアタック!!
次々有力選手が脱落してくスピードのメイン集団の中から、さらにアタック!?
かなり強い。

が、やっぱり集団の先頭を引いているクヴィアトは強烈。1km行かずに吸収されます。


残り4km。
ここでジルベールとバークランツ吸収!!
がんばった!超がんばった!
ジルベールとバークランツが肩を組んで健闘を讃え合います。素敵な後ろ姿!!

さて、先頭に躍り出たメイン集団。
依然として、スカイのクヴィアトコウスキーが引き続けています。


残り3.5km。
メイン集団からロット・ソウダルのトニー・ギャロパン、オリカスコットのクロイツィゲル、アージェードゥゼールのマティアス・フランクも遅れます!

まだクヴィアトが引いている……。


残り3.3km。
クヴィアトが仕事を終えました。
スカイの引きは、ニエベが担います。
トレックのモレマ、アーゼードゥーゼルからはヴュイエルモーと現在新人賞のラトゥールも遅れる!!


残り2.4km。
アスタナのファビオ・アルが単独アタック!!
ニエベは淡々と追う!

残り2km。
先頭のアルとメイン集団とのタイム差は10秒!
ここでサイモン・イェーツがアタック!
スカイは、マイヨ・ジョーヌ姿のゲラント・トーマスが先頭へ!


残り1.7km。
トーマスが仕事を終え、スカイのエース、フルームがアタック!すかさず、BMCのリッチー・ポートがその後ろにつく。続いてモビスターのキンタナ、クイックステップダニエル・マーティン、アーゼードゥーゼルのバルデその後ろにオリカのサイモン・イェーツと並びます。
ここで、今年のドーフィネ覇者、アスタナのフグルサングが遅れます。

残り1.4km。
あああ!キンタナが遅れた!!イェーツもおくれます。その後ろに、トレック・セガフレードアルベルト・コンタドール

残ったのはスカイのフルーム、ダニエル・マーティン、ポート、バルデ。
しかしこの4人が若干牽制気味。
一度置いて行かれた総合系の選手たちが、この隙に縦一列で迫って着ます。
コンタドール、サイモン・イェーツ、キンタナ、リゴベルト・ウランキャノンデール・ドラパック)、UAEエミレーツのメインチェス、最後尾が……あれ?ゲラント・トーマスです。
さっき、脱落したと思っていたのに……。


その攻防の間、アルはもう残り1km地点であるフラム・ルージュを通過!!
アルが踏み込む!
ダンシングがとっても軽い!

でもその後ろで、コンタドールたちがフルームグループに追いついてきた中、BMCのポートがアタック!
マーティン、フルームと続いて後ろから迫ってます。

だがアルの後ろには、まだ誰の姿も見えない。
アルはゴールポイント直前に、右手を大きくきあげてガッツポーズ!
アスタナのファビオ・アル、ステージ優勝!!
強い、というより、速い。軽やかなダンシングで圧倒的な軽さと速さを魅せてくれました。

そして二番手に入って来たのが、ダニエル・マーティン
3位がフルーム、4位がポート。5位がバルデ。
6位以下が、サイモン。ウランコンタドール、キンタナ、ゲラント・トーマス、となりました。
トーマス、10位に入ったんだ……。



今日の結果を受けて、総合1位がスカイのフルームになりました。
現時点で、2位が12秒差で、チーム・メイトのゲラント・トーマス。3位が、フルームと14秒差の、アスタナのアルです。
山岳賞は、本日のステージ勝利をしたアスタナのファビオ・アルが獲得になります。
新人賞は、オリカ・スコットのサイモン・イェーツ。
ポイント賞のみ変更がなく、エフデジのデマールのままです。

敢闘賞は、今日ギリギリまで逃げ続け、本日誕生日を迎えたフィリップ・ジルベール


まだ5ステージなのですが、もうこの時点でスカイのフルームがマイヨ・ジョーヌを着てしまっています。
と言うか、今年逆に、スカイしか着てないのか。

ただ、今日のステージの様子を見る限り、アルは今年総合1位争いに加われそうですね。
かなり調子が良さそうです。

サガン失格の件の、個人的な落とし所。

こんばんは。
昨日のツールの騒動から、一夜あけ、また新しい夜がやってきました。
いまだ覚めぬ夜の中にいるような感覚に、ずっと一日中もやもやしていましたが、一応自分の中で、個人的な感覚として結論がでました。

サガンの肘うちのような動作が、本当に肘うちだったのかバランスをとるものだったのかは、個人的な見解はありますけれど、たぶんすっきりと「これが真実」ってなる日はこの先絶対こないと思います。
だから、なにが真実かどうかってことに執着すると、たぶんこのもやもやは消えないのです。



それを受けての、私の結論。

カヴェンディッシュが右後ろからあがって、サガンにぶつかって来た時点で、サガンには、右肘をあげるか、落車するかしか選択肢がなかった。
そして、たぶん落車したら、サガンも大怪我をしていた。
もうあの時点で、どちらかが怪我してリタイアでどちらかが失格、もしくは二人とも落車、以外の道はなかった。


サガンが落車リタイアで、カヴェンディッシュが失格。
カヴェンディッシュが落車リタイアで、サガンが失格。
サガンカヴェンディッシュも、落車でリタイア。

その選択肢の中で、選ばれた現実が、ああだった。



こう思うと、私はもやもやが落ち着いたのです。

もう裁定は覆らないから、「どうにもならなかったんだ」ってことを、自分のなかで受け止める考え方が、私はこれでした。


別にいちいち書かなくてもいいかとも思ったんですが、
私、こんなに夢中で観戦をした競技なんてなかったから、もやもやの解消の仕方もわからず、結構、苦しかったのです。
もやもやしてるときって、他人の意見を目にしたときに、それが自分と同じでもまったく真逆でも、ふっと自分の結論が出て落ち着いたりすることがあるので、一応ちゃんと文章にしようと思いました。



さあ!
もう今日のステージは始まっています!
今日は逃げが超豪華だから!メンバー見てるだけで、この先の展開考えてわくわくするから!


楽しんでいきましょう!!

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