コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

ジロ・デ・イタリア 2017 第12ステージ

ゆったりスプリントステージ!

毎日サイトをチェックしているシクロワイアードの編集長が解説だったので、いろんなお話が聞けて新鮮でした。
レースが落ち着いてるのもあって、モトの話とか、パンターニの話とかほとんどラジオの感覚で聞いていました。


今日はスプリントスステージ!
なので、逃げは3人いましたが、どっかできれいに捕まえるだろうなーっておもって見てました。

もうそろそろ吸収するんだろうかっていう、残り14kmで逃げの3人衆の中から、バルディアーニCSFのマエストリがアタック!
そこから一人で最後の逃げをするのですが、ボーラ・ハンスグローエが中心になって、追っていきます。

最終的に、残り7kmで吸収。
さあこっから位置取り位置取り!

結構道が広いので、ボーラやロット・ソウダル、オリカ・スコットが前に出てきます。
でも、残り4kmくらいで集団先頭に立つのは、モビスター。
危険回避なんだと思うけどスプリントステージのモビスターの牽引、けっこう今回のジロで目立つ気がします。
あ、でもモビスターの今前から二番目にいるの、ベンナーティだ。
……ベンナーティ、スプリントしないかな。

でもそこでまたおっきいカーブがあり、先頭がかわります。
またまた、ボーラハンスグローエ!
反対車線でトレイン組んだのはロット・ソウダル。
だんだんとクイックステップも前の方に集まってきました。


残り1.8kmで、ウィリエールのズパが単独アタック!
すかさずボーラが先頭で追いかけ、残り1kmで吸収します。
でも横からクイックステップがあがってくる。
ロット・ソウダルは、後ろの方から一人グライペルを連れてまっすぐ上がってきました!
ボーラのベネットの後ろにグライペルが入ったところで、最後のカーブ!
上手にボーラの内側にはいったクイックステップのリケーゼが、ガビリアのための綺麗なリードアウト!

ガビリアが、集団先頭のど真ん中で満を持して発射!
他のスプリンターも一斉にスプリント開始!

ただでさえ最近絶好調のガビリアが、先頭の一番いいポジションでスプリントしてるから、誰も追いつけない!

クイックステップ・フロアーズのガビリアがステージ3勝目!!
2位がウィリエールのマレツコ!3位がボーラのサム・ベネット

3勝目をきっちりとっていくガビリアはもちろんすごいのだけど、今日はマキシミリアーノ・リケーゼのリードアウトの完璧さが運んだ勝利に見えました。
リケーゼ、そろそろ位置取り合戦がプロトンではじまるぜってとこでパンクして、「うぉぉぉぉ!!」って感じで集団に追いついてきてたんだけど、
気づいたら一番前で完璧なリードアウトをこなしていました。


総合順位は大きく変動せず、サンウェブのデュムランがマリア・ローザをキープ中です。
マリア・チクラミーノは、もちろん今日ポイントを大きく重ねたガビリア。
マリア・ビアンカも変わらず、クイックステップのユンゲルス。
そして、最初の2級山岳でポイントとったので、ディメンションデータのオマール・フライレがマリア・アッズーラをゲットしました!
スプリントステージなのに、山岳賞ジャージが動いたんだ。


明日はど平坦で、山岳ポイントなかった気がするので、とりあえずフライレは明日ゴールすれば、山岳賞はキープの予定。
というか、よっぽどのことがない限り、明日は4賞ジャージ動かなそうかも。

ジロ・デ・イタリア 2017 第11ステージ

ランダが逃げた。

…………え?



そんな感じで始まった11ステージ!!

今日自宅についたときにはもうだぞーんの放送はじまってて、とりあえず晩御飯遅くなるけどご飯炊こうかなって思って、PCつけて再生だけしてお米研いでたんだけど、
「逃げのランダが」って聞こえたとき、思わず「え?」って研ぎ途中のお米ほっぽりだしてリビングにもどってしまった。


今日はですね、25人くらいの逃げができて、そこからクイックステップ・フロアーズのデプルスとブエルタの山岳賞でおなじみの、ディメンションデータのオマール・フライレが飛び出して逃げていたようなのですね。

で、そこから何が起こったのかよくわかんないんですが、とにかく気づいたらランダとフライレがずっとずっと二人で逃げていました。


そっか。
ランダは、もう、総合順位はむりだもんな。

ダブルエース体制で来たけれど、二人ともマリア・ローザが厳しくなったスカイに残された手は、冷静に考えたらステージ狙いか、もしくは比較的タイムのいいゲラント・トーマスの表彰台を目指す、になっておかしくないのだけれど、ランダが逃げるってまったく考えてなかったです。

でも切り替えて戦うランダえらい!


ですが、この二人の逃げが、追走集団に追いつかれてしまします。
最終的に、残り40km地点で吸収。

…………しない。
フライレは吸収されたけど、ランダ、意地で逃げてる。

スカイのエースはどっちも根性あるね!!
ゲラント・トーマスとはまた違う形で表にでたけど、ランダのガッツも好きだぞ!

下りを利用しながら、ランダは一人で3km逃げました。
そしてランダが吸収されて、23人のかたまりになった追走集団。


そしたら、今度はそこから、ルイ・コスタ、ピエール・ローラン、デプルス、の三人が飛び出します!

その中で、さらにローランが飛び出し独走へ!!向かうは今日最後の山岳ポイントである2級山岳!
しかし、背後からじわじわと忍び寄る影。

フライレまたきたー!!!
ローランもかなり登りははやいはずなのに、あっという間に差をつめて、ローランの真後ろに入るフライレ。
フライレの気迫に押されたかのように、山頂ポイントを譲るローラン。


山頂を1位通過したフライレは、そのまま一人で下っていきます。
残り20kmくらいのところで、ローランが合流!二人で協調しながらくだっていきます。

しかし、追走集団だって、黙って逃がすわけにはいきません。
ルイ・コスタが残り14kmで、再度追走集団から一人飛び出し、フライレとローランに追いつこうとスピードをあげていきます。


スピードをあげる先頭二人。
でもルイ・コスタ、マジで速い。
下りと思えない回転数。なんでこんなに漕いでるの。
っていうか、自転車の構造的に、下りでこんなに漕げるもんなのか!!?どゆこと!?ギアを超重くしてるの!?


そして、残り9km時点で、コスタは先頭の2人追いつきました。
今度は3人で順々に先頭交代をしていきます。
時々ローランがアタックして、コスタがついていったり、フライレが追ったり、下りの猛スピードの中での攻防が激化。

しかし、どんどん迫るすぐ後ろの追走集団。

3人も後ろを振り返りつつ必死で逃げますが、
残り4kmで数秒差くらいまで、ほぼ追走が追い付いた感じに見えます。


そのとき、また一人、追走集団からいち早く抜け出し、先頭の3人に追い付いた選手がいました。

アスタナのタネル・カンゲルト!!!
きたぁぁぁぁぁぁ!!!

追い付いたときの加速を利用して、そのまま3人を引きはじめるカンゲルト!
ラッキー、とばかりに続く、ローラン、フライレ、コスタの3人!カンゲルトの引き、超速い!

そのままカンゲルトを先頭に、ゴール近くまでやっていきて、一気に最後のスプリントに入ります。

そして、ラストを制したのは、
ディメンションデータのオマール・フライレ!!

ものすっっごい逃げ切り勝利!!!!

……カンゲルトが、ちょっと惜しかった。
あんな見事な、どこぞのヒーローみたいなタイミングと迫力で登場したから、これはきっと、通常にはありえないくらいのスプリントしてステージとるかなとか期待してみたけど、それはさすがに無理だった。

でも、このあと総合陣が1分半くらい遅れてゴールしたので、
カンゲルトは、現在総合8位になりました!ちょっとだけ順位があがったみたいです。



ん?
総合勢の争いはどうだったかって?

えっと、最後の2級山岳の登り途中で、スカイのゲラント・トーマスと、ロットNLユンボのクライスバイクが遅れてしまいました。

あと、なぜか山頂のちょっと前で、ピノーが大きくアタックして、独走で下りにはいったのです。
そう。
なぜか、ほぼニバリの攻撃パターンで戦いを挑むティボ・ピノー。

ニバリは下りが得意で差がつけられるからこのパターンで勝利を重ねてきたのかもしれませんが、
ピノーって、下りがあんまり得意じゃないイメージがあるんだけど、これが間違った印象だったのかな。
でも結局、このアタックはメイン集団がおいついてきて潰されます。

あとは、ほぼみんな一斉にゴール、って感じです。




なお、4賞ジャージは、全員昨日といっしょでした。
山岳賞だけは動くかと思ったけど、今日の時点で山岳ポイントがポランツェとフライレが一緒で、ポランツェのがカテゴリーが難しい山岳ステージの勝利をしているので、ジャージはポランツェのものとなりました。


フライレは、グランツール初勝利。
山でけっこう活躍して、ブエルタの総合山岳ジャージだってとっているのに、なかなか勝利には結びつかなかったのですね。
その分、今日の勝利は格好よかった!
おめでとう、フライレ!!

ジロ・デ・イタリア 2017 第10ステージ

今日は、本日のステージ優勝候補の一人、スカイのキリエンカさんが、ゴールすぐ近くのカーブで転んで落車したのに暫定一位をとるという、「やっぱり、世界1位をとったこともあるTTスペシャリストってすごいんだな」っていう感じで実力を見せつけながら、レースが進んでいきます。

しかも、このタイムを抜く選手がなかなか現れません。



しかし、ここで出てきたアスタナのルイスレオン・サンチェス!!
キリエンカのタイムを20秒上回って暫定首位に!


……ルイスレオン・サンチェスって、TTスペシャリストだっけか?
と、いうわけで、チクリッシモの選手名鑑でチェック。
ciclissimo No.53 2017年4月号

およ?ルーラーとパンチャーのマークがついてる。
でも文章の方で、TTも速いって書いてありました。
いろいろ得意なサンチェス。


しかし、それをさらに上回ったスカイのゲラント・トーマス!
第9ステージでは、肩を脱臼していたのをはめて、ゴールまで完走していたそうですが、
サンチェスのタイムを、さらに51秒上回ってきました!

怪我に呑まれず、ちゃんと立て直してきたんだ。
すごい。
戦うことを諦めていない走り。
超かっこいい。

そのあと、クイックステップのユンゲルスがかなり良いタイムを出したものの、ゲラント・トーマスには7秒及ばず暫定2位。
おお、トーマス良い感じ!



だけど。
やっぱり。
デュムランは別格。

ゲラント・トーマスのタイムを49秒上回り、ダントツ1位。

ステージ優勝、サンウェブのトム・デュムラン!!
こんだけTT速くて、山岳もそりゃキンタナにはおよばないものの、1級山岳もかなりのペースで登れて、死角あるんだろうか?


これで、現在の総合1位マリア・ローザは、トム・デュムランになりました。
総合2位はキンタナ。2分23秒差です。
3位がトレック・セガフレードのモレマで、キンタナから15秒遅れています。
モレマと2秒差のエフデジのピノーが4位で、バーレーンのニバリがそれよりさらに7秒後ろの5位。

2位のキンタナから5位のニバリが僅差です。
デュムランがこの調子でいけば、正直かなり勝利は堅いと思うのですが、これからジロはだんだん険しい登りになっていくので、
それを調子をくずさずどこまでいけるか、って感じな気がします。

……それを考えると、いろんなマイナス要素を跳ね返す、すんごい精神力でジロに挑んでいるゲラント・トーマスが、9ステージで大きくタイムを失ってしまったのは、本当に惜しかったって思います。

ゲラント・トーマスは、今日のステージ終了時点で、総合11位。
デュムランとは、5分33秒差です。
うーむ。厳しい。


マリア・チクラミーノは相変わらずクイックステップ・フロアーズのガビリア。
マリア・アッズーラも変わらずUAEチームエミレーツのポランツェ。

マリア・ビアンカは、現在総合6位のクイックステップのユンゲルスがとりました。


明日は、登って下りて登って下りて、登ってちょっと下りたかなって思ったらもっと登ってもっと下るステージ!
つまり、ものすごい規模のアップダウンなステージです。
山岳賞狙いの逃げができるかなー。
総合どうなるかなー。
わくわく。

ツアー・オブ・ジャパンとジャパンカップとホテル予約と。

ついに2017年のジャパンカップの日程が発表されましたね!!
2016 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE

みんな、宿はもう予約しました?
私は去年の反省もあり、実は1月の時点ですでに予約をしていました。

日程?
きっと10月22日だと信じてた!!

でも、同じホテルでも4月で別の旅行サイトから見た方が泊まれる部屋の種類とかが増えていたりしたので、そこで一旦1月の予約を取り消して、旅行サイトから再予約しました。値段的にも「まあこれくらいはするだろう。繁忙期だし」って感じだったので、一応、これで確定のつもり。

毎年見に行っている方とかは、一年前から予約している場合もあるそうで(ジャパンカップ終わってチェックアウトするときに、来年の予約をするらしい)、早い方は本当にはやいみたい。
ただ、おそらくホテルによって、いつから何部屋予約可能にするかとかが違うようなので、旅行業界の人間でもなんでもない私は「この日までに動いた方がいいよ!」みたいな話はできません……。


国内レースを見に行く最大のネックが、この宿問題らしいですね。

野球やサッカーみたいに、どこどこドームとか、なんたらスタジアムでやる、室内スポーツじゃないし、
自然の坂道と山とか使って面白いコースを考えるものだし……。
最近は「地域活性化のために、自転車イベントやレースをやろう!」って町おこし的にレースを行う地域もあるそうです。
ってことは、普段はそんなに人がこないところ。ビジネスホテルとかの需要もあんまりないところでやったりもするわけだろうし……。


そりゃね。
宿、ないよね。
レース関係者だけでも、かなりの部屋、埋まるもんね。


先日「プロ観戦者への道」の、ツアー・オブ・ジャパンの勉強会でも、「宿がネックだよ」って教えてもらったので、あわててその日のうちに日程確認して見に行くステージを決めて、宿をとりました。

私はツアー・オブ・ジャパン修善寺ステージを見に行きます!!
わーいわーい、去年見られなかったから、初ツアー・オブ・ジャパンだー!!


でも、宿考えるの大変でした。
予算もあるからあんまり高いところは無理だし、金曜仕事終わってから静岡に行って泊まる予定だから駅に近くないと、夜道延々と一人で歩くのいやだし、でもそれで東京寄りの宿とると、土曜の朝すごく早起きしないとレース始まっちゃうし……。
あ。まだ新幹線のチケットとってない。


そういう諸々を考えるとね。
やっぱり、ツアー・オブ・ジャパンの公式ツアーって、ちゃんと考えているなあと思うのです。
TOJプレミアム観戦ツアー in 中部3ステージ 4日間(5/22~25)83,800円【改訂版】 | Tour of Japan Official Website
中部の3ステージをまわるツアー。

平日3日間だから、社会人にはちょっときつくて、私も日程的に無理なんだけども。
宿を自分で手配しなくてよくて、ステージレースで大変な移動方法を自分で考えなくてよくて、少人数で一緒に観戦だからきっと適度にレースの感想とか話せる相手はできて、でもホテルの部屋は全部シングルだから、一人の時間もちゃんとある。

……ホメようとか思わずに、特徴を列挙してみたんだけど、こう書くと至れりつくせりだな。

今日の昼間の時点でまだ募集していたようなので、興味ある方は問い合わせてみるのもいいかも。




あとね。
いっこびっくりしたのが、これ、「改訂版」ってなってるでしょ?
この公式ツアー、プロ観のイベント会場で出た要望やアドバイスを、数日後には取り入れて、改定したんです。

私はその要望が出た場にいましたが、正直「来年はこの意見を取り入れた企画にします」みたいにするんだろうなって思っていたので、
それから数日後に、改訂版の案内が出た時には結構びっくりしたのです。



そういう主催者側の「いいものにしよう、その為にできることはすぐやろう」っていう姿勢は、
このツアーだけじゃなくて、きっとツアー・オブ・ジャパンというロードレースの、いろんなところに現れると思うのです。


だから私、ツアー・オブ・ジャパン修善寺ステージを見に行くのを、とってもとっても楽しみにしているのです。

ジロ・デ・イタリア 2017 第9ステージ

今日は、最後が厳しい1級山岳ブロックハウスの登りゴールの日です。
一応この1級山岳としての登りは残り13.6kmからはじまるのですが、登り自体はその10km手前から始まります。
ただ、大事なのは、総合勢のタイム差をつける日ってところです。
つまり、逃げに総合争いに入りそうな選手が入らなければ、逃げ切りの可能性もある日。


逃げ切り勝利を目指して、9人の逃げが決まります。
昨日に続いて、アスタナのルイスレオン・サンチェスが入ってる……。
で、このまま逃げていくかと思いきや、この逃げへの合流を目指して、さらに3人の追走集団ができます。
そこにはいっていた、キャノンデール・ドラパックのエース。ピエール・ローラン。
総合表彰台は厳しいけれど、でももとも登りが得意な選手。


これによって、大幅にレース運びがかわります。
「ピエール・ローランきたら逃げ切っても絶対かてないから、こっち来させるなぁぁ!!」
と、全力で逃げる逃げ集団。

「まてぇぇぇぇx!」
とおいかける、追走集団。

「ローランを逃げ仲間に入れないなら、逃げぶっつぶすぞぉぉぉ!!」
と、猛烈にメイン集団のスピードをあげるキャノンデール

これで、逃げとメイン集団がだいたい3分差前後で、そして全体的に結構なスピードで、レースがすすんでいきます。
なんじゃこの展開。

でも結局、90kmでローランは逃げに追いつきました。
「ふう、これで一安心」
と、メイン集団の牽引をやめるキャノンデールの選手達。
これで、逃げとメイン集団とのタイム差が開くかと思いきや、
なぜか集団前方に揃ったモビスター。


「今日は、ステージ優勝はうちのエースがとりにいきます」
と宣言するかのように、タイム差を開かせず、逃がさないための牽引をはじめます。


そして、じわじわと、タイム差を縮めていきます。

残り40km。
1分半。

残り35km。
タイム差1分。
このじわじわ感がこわい……(笑)

残り30km。
45秒。

残り25km。
20秒。

ここで、前の逃げ集団から「このままで終われるかぁぁ!!」とばかりに、アタックがかかります。
ロットのマルチンスキー、CCCのトラトニク、そしてピエール・ローラン!
他の逃げていた選手は、集団に吸収されました。

でも、この最後の逃げ集団。タイム差5秒だよ。


残り23km。
ここで、逃げが全員吸収されました。メイン集団はまだモビスターがひいていきます。

残り15km。
さあ、もうとっくに登っているけど、いちおうコースマップでは、そろそろ1級山岳に入ります。
ほとんど平坦な区間がなく、ずっと厳しい勾配の坂が続いていく予定。
登りですが、各チームなんとなくトレインができて、道いっぱいにひろがっている状態。

が、ここで大落車発生!!
集団がみちいっぱいに広がるなか、バイクが道の端に停車していて、それを避けられずに集団の左端の方を走っていた選手たちが、軒並みバランスをくずして倒れていく!!

サンウェブの後ろにいた、スカイの選手が特にたくさん巻き込まれてしまいました。
あっ!ランダとゲラント・トーマス!?スカイ両エース巻き込まれてる!!
オリカのアダム・イェーツもいる!

ランダとイェーツは体制をととのえてそれぞれ走り出しましたが、ゲラント・トーマスは、なかなか立ち上がれません。

一方、メイン集団ではモビスターが集団を引き続けています。
バーレーンメリダも、その次くらいに続いています。

すこしでも遅れを取り戻そうと走る、オリカのイェーツ。そのまた後方に、ランダ。アシスト二人とも、アシストの選手と一緒です。

そしてその後方で、ゲラント・トーマスが走りだしました!
アシストをつれずに、一人で走っています。


残り11km。
トーマスが、ひとまずランダのところまでたどり着きました。
でも逆にランダはあきらめて、速度をおとしていきます。
トーマスは、ランダをひいて走っていたスカイのアシストの選手たちと合流します。

ジャージぼろぼろで、両肘から血がでているけど、でも、ゲラント・トーマスは諦めてない。

残り9km。
トーマス、トップのメイン集団とは2分39秒差です。
メイン集団では、ユンゲルスが遅れだします!


残り8km。
先頭集団は、11人になりました。
アシストが残っているのは、モビスターのみ。しかも、2人も残っている。アナコナとアマドール。
他はキンタナ、バーレーンのニバリ、エフデジのピノー、トレックセガフレードのデュムラン、トレックのモレマ、アージェードゥーゼールのドメニコ・ポッツォヴィーヴォ、そしてロット・NLユンボのクライスバイク、ヤングライダー賞の可能性もあるカチューシャ・アルペシンのザッカリンとキャノンデール・ドラパックのフォルモロ。


残り7.5km。
ザッカリンとフォルモロが集団から遅れだしました!

残り6.7km。
アシストが二人残っていた状態で、キンタナが単独アタック!!
ニバリとピノーがついていきます!

追いついて、今度はピノーがいった!キンタナがおいます。
ニバリは、腰を上げずにそれを後ろから追っていきます。
もっかいピノー!キンタナが追う。ニバリもついていく。

つぎはキンタナが大きくアタック!
追うニバリは、ペースを変えません。

キンタナは、ペースを変えながらの登りがうまく、去年のブエルタもこれでコンタドールのペースを崩していた気がします。
ニバリはあえてなのか、自分のペースをかえることなく、でも離されることなくついていきます。

残り5.3km。
またキンタナがでる!
ニバリが追う。真後ろにつくピノー。

それを16秒差で追う追走が、モレマとポッツォヴィーヴォとデュムランです。
クライスバイクは遅れました。

ゲラント・トーマスは、先頭と2分23秒差です。


残り4.7km。
またキンタナが飛び出します!
ニバリここでもまだシッティングを崩しません!ニバリの後ろに張り付くピノー。

もう一回キンタナがアタック!
間をあけて、さらにキンタナがアタック!!
業を煮やした感じで、こどはピノーがニバリの前に出て、キンタナを追いはじめます。

残り4km。
キンタナと、ピノー&ニバリのタイム差が、約10秒!

残り3.5km。
ピノーが、ニバリを置いて一人でキンタナを追いかけていきました。
これでもニバリはまだダンシングしません!そのまま、少しずつ遅れていきます。


残り3.2km。
ニバリのところに、モレマとデュムランが追いつきました。ポッツォヴィーヴォは遅れてしまった模様。
そして、ニバリを抜かしていく!?
ニバリ!!?どうした!!?


残り3km。
キンタナが単独先頭。
二番手は22秒差でピノー。


残り2.5km。
ピノーにモレマとデュムランが追いついてきました!
キンタナとのタイム差は、約30秒。


残り2km。
ピノーがスピードをあげます。
一旦、モレマとデュムランが置いていかれましたが。でもまただんだん追いついていきます。

残り1.5km。
先頭キンタナ。
約30秒遅れて、ピノーとモレマとデュムラン。
そこから約20秒くらい遅れてニバリ。

残り1km!
キンタナがトップ、追走は、ピノーとデュムラン。モレマは遅れた?
タイム差は27秒。

残り500m。
キンタナは下りへ。
一瞬くだって、そのまま最後の登り!
だれも追いついてきません。

モビスターのナイロ・キンタナ、ステージ優勝!

続いてゴールした2位のピノーが24秒差。その真後ろ、タイム差なしでデュムランがゴール。
ステージ4位になったモレマは40秒差くらいか。
そのあとにゴールしたニバリは、キンタナから約1分の遅れでした。


諦めずに登ってきた、ゲラント・トーマスは、約5分7秒の遅れでゴールしました。
トーマス……!!



今日のレースの結果をうけて、4賞ジャージが一部動きました。
マリア・ローザはモビスターのナイロ・キンタナの手に!
そして、マリア・ビアンアは、キャノンデール・ドラパックのダヴィデ・フォルモロがとりました!

ポイント賞はガビリアのまま、山岳賞もポランツェがキープです。


さあ、明日は休息日で、その翌日は、タイムトライアルです。
と、なると、気になるのは、サンウェブのデュムラン。
デュムランが現在、キンタナとは30秒差ですので、明日総合タイム1位になる可能性は十分あります。
……っていうか、キンタナはTTあんまり得意じゃないし、明日は勾配ゆるいTTだから、ほぼ間違いなく総合ジャージは他の人の手にわたるだろうな。


そんでもって、もうあと数時間後、月曜の朝からはツアー・オブ・カルフォルニアがはじまります!


……起きられるだろうか……?

ジロ・デ・イタリア 2017 第8ステージ

今日は、2級山岳が真ん中にあって、アップダウンのあと4級山岳があり、最後はちょっとだけ登る、というステージ。
逃げ切りの可能性が高いステージらしく、最初なかなか逃げがなかなか決まらず、最終的に2級山岳手前で決まった逃げは16人!

その中に入った、アスタナのルイスレオン・サンチェス
基本的に勝敗よりもレース展開がどう動くかが好きなので、誰に勝って欲しいとかそんなにないんですが、どうしても心情的に、アスタナには今回のジロでどこか一勝でもとってほしい欲しい気持ちがちょっとあります。
と、なると、総合が動かないであろう今日は、そしてサンチェスが逃げに入ったってことは、可能性が高い日。


残り100kmで、この逃げとメイン集団とは1分35秒くらいの差がついてました。
メイン集団は、逃げに仲間を入れられなかった、プロコンチネンタルのウィリエール・トリエスティーナと、ガスプロム・ルスヴェロが引いています。

先頭集団が2級山岳に入っていき、逃げ集団の中から、CCCのブラニスラウ・サモイラウ、アスタナのサンチェス、トレックのローラン・ディディエが一旦飛び出します。
すぐに追いつく、一緒に逃げてた選手たち。
そして、綺麗に縦1列になった状態で、もう一回アタックがかかります!
サンチェスとサモイラウ!
先頭が2人、その後ろに14人の追走、追いかけるメイン集団の構成に。

そこから、さらにサンチェスが一人抜け出しました!!
サンチェス、独走開始!!


残り95km。
ここでメイン集団からバーレーンメリダジョヴァンニ・ヴィスコンティが飛び出しました。
置いていかれていた、追走の選手たちは、ぽろぽろとメイン集団に吸収されていきます。
UAEのコンティもメイン集団から飛び出した模様。

残り92km。
先頭は、ルイスレオン・サンチェス。追走との差は、約1分。そこから約15秒遅れて、追走集団がもう一つ。
さらにその後ろのメイン集団とサンチェスは、1分42秒くらいです。

でもまだ、追走集団の崩壊や飛び出しが続いていて、誰がいまどこで走っているのかわけわかめ

ただ、さっき飛び出してったヴィスコンティやコンティ、あとキャノンデールのヴィレッラは好調で追いかけてそう。


残り89km。
2級山岳山頂まで、残り1km!
先頭はサンチェスただ一人!独走!ここの山岳ポイントはとれるだろうけど、ここからどうする!!?

残り88km。
サンチェス、山岳ポイントゲット!
下りです!でも一人!!

1分遅れて、ヴィスコンティ率いる8人の追走集団が迫っています。
そこから約15秒遅れて、これまたどっかのタイミングで集団から飛び出していたアーゼードゥーゼルのクレメン・シェヴリエとウィリエールのフレン・アメスケタ。
そこから約30秒おくれてメイン集団。


残り81km。
先頭のサンチェスはものすっごくかっこよく下っています。
どの辺がかっこいいかというと、カーブのときに重心をかけなおさず、最初から各コーナーの曲がれるギリギリの角度を知っているかのように、コーナーを曲がり切るとき同じ角度で体を倒すところ!すごい!さすが

約50秒遅れて、8人の追走集団。
バーレーンメリダヴィスコンティ。ボーラ・ハンスグローエのルーカス・ペストルベルガーとグレゴール・ミュールベルガー。トレック・セガフレードのローラン・ディディエ。
UAEエミレーツはヴァレリオ・コンティ。CCCはサモイラウ。そして、キャノンデールダヴィデ・ヴィレッラと、ディメンションデータのクリスティアン・ズバラーリ。

一方、その後ろでは、メイン集団からあがってきたモビスターのゴルカ・イサギレ、ガスプロムのイヴァン・ロフニーが、第3集団であるシェヴェリエとアメスケタに合流。


残り75km。
8人の追走集団に、そのあとのシェヴェリエたちがいる4人の追走集団が合流!
この集団と、先頭のサンチェスとのタイム差は、約40秒。
メイン集団は、その後ろ1分差くらいです。


残り68km。
先頭はまだサンチェス一人!
登りが始まったので、サンチェスが速度を大幅に減速し、追走集団を待って合流しました。
一方、メイン集団からは、バルディアーニCSFのエンリーコ・バルビンとニコラ・ボエムの二人が抜け出します。


残り66km。
追いついてきたバルビンとボエムが、先頭に合流。
これで、15人の逃げ集団対、集団の構図になりました。この状態で、アップダウン区間をこなしていきます。
先頭集団とメイン集団との差は、約3分10秒差です。


残り60km。
逃げとメイン集団とのタイム差は3分35秒。
メイン集団は、カチューシャが先頭に出てひいています。

残り55km。
タイム差4分17秒。
タイム差、どんどん開いていきます。メイン集団はカチューシャがまだ先頭。

残り50km。
タイム差4分35秒くらいです。
カチューシャにまかせていると、どんどんタイム差が開いていくので、クイックステップがメイン集団を引き始めました。
すると、じわじわ詰まってくるタイム差。


残り45km。
本日二つ目山岳ポイントである4級山岳は、またサンチェスがとりました!
タイム差は3分差くらいに縮まっています。

残り40km。
タイム差約2分。

残り37km。
先頭のUAEエミレーツのコンティがスピードをあげました!
っていうか、これはアタック?
すぐ後ろについたのは、バーレーンヴィスコンティ。続いてボーラのミュールベルガー、モビスターのゴルカ・イサギレ、アスタナのルイスレオン・サンチェス
残りの選手は置いていかれた!

残り34km。
先頭5人、それを追う追走集団、メイン集団は先頭から2分38秒差です。
追走集団では、キャノンデールのヴィレッラがなんとかペースをあげようとしていますが、なかなか協調がうまくいかない様子。
メイン集団は、相変わらずクイックステップ・フロアーズです。

残り30km。
中間スプリントポイントは、コンティがとりました!
先頭の5人は綺麗にまわり、集団とのタイム差は、約3分。

昨日の時点で、コンティと現在マリア・ローザのユンゲルスとの総合タイム差が2分10秒なので、クイックステップはなんとしてもゴールでのタイム差をこれよりも縮めたいところ。
この中間スプリントで、コンティはボーナスタイムの−3秒をゲットしています。さらに、もしコンティが今日ステージ優勝をしたらボーナスタイムが-10秒つくので、もしものことを考えるなら、クイックステップは先頭と集団とのタイム差はを、1分57秒以内に抑えないといけません。

残り25km。
先頭とメイン集団とのタイム差は、2分56秒!
嗚呼、はらはらする……!

残り20km。
先頭5人。
追走集団は、あれ、9人に減っている。
メイン集団は、カチューシャも引き始めました。

残り18km。
メイン集団と先頭とのタイム差が2分30秒を切った!

残り17秒。
タイム差、約2分15秒。

残り15km。
先頭と追走の差が、約40秒。そして、先頭とメイン集団との差が、約2分5秒。

残り14秒。
先頭集団から、コンティがいった!アタックっていうか、とにかくスピードを緩めてない!

残り13km。
タイム差1分45秒。
でも登りと下りが入り乱れてて、このタイム差をどう考えていいかわからない!

残り11km。
逃げと集団とのタイム差は、1分48秒差。
ここで、ヴィスコンティがアタック!
すぐにコンティが追います!
ちょっと離れて、ゴルカ・イサギレとサンチェスが追う。
ミュールベルガーが遅れる!!

残り9.7km。
ヴィスコンティが追いつかれました!
ミュールベルガーが脱落して、先頭集団は4人になります。
メイン集団とは1分20秒差!
追走集団はこのあたりで、徐々にメイン集団に吸い込まれていきます。

残り8.7km。
ここでメイン集団から、スカイのミケル・ランダが飛び出した!!
メイン集団、追わない!!?なんで!スカイのエースだよ。いいの!?

残り7.8km。
先頭手段でサンチェスがアタック!
ヴィスコンティだけがついていった!
遅れてコンティとゴルカ・イサギレがおいつく。

残り7.5km。
ゴルカがいった!!またヴィスコンティが追いかける!!
サンチェスとコンティは、追いつけてない!?

一方、後方では、ランダが単独でメイン集団と15秒差をつけています!
バーチャルリーダーは、現時点ではスカイのランダ!

残り6km
メイン集団の先頭が、モビスターになりました!
ランダで出たことで、一気に総合勢が戦闘モードに!!


残り5.9km。
サンチェスとコンティが、ゴルカとヴィスコンティに追いつきました!!
結局また4人!!コンティを先頭に、下っていきます。

残り4km。
ランダがエフデジが引くメイン集団に吸収。
先頭とメイン集団とのタイム差は、約1分!

残り3km。
タイム差55秒。

残り2km。
タイム差49秒。

残り1.5km。
最後の登りが始まります。
タイム差は40秒を切りました!
先頭は、まだコンティ!

残り1km。
コンティが先頭で、大きなカーブに入ります!
あああ!!コンティが落車した!!うそでしょ!!?
二番手にいたゴルカ・イサギレが、先頭で坂をのぼっていく!続くサンチェス。
サンチェスの後ろにいたヴィスコンティは、コンティを避けるのにいったん速度を落として出遅れた!!

ゴルカが、後ろのサンチェスを引き離しました!ペースを落とさず一気に登ります!
追いかけるサンチェスとヴィスコンティ!!

そして、最後のカーブをぬけて、一番きびしい登りへ入るゴルカ!!
遅れて姿を現したのは、ヴィスコンティ!続いてサンチェス!

ああ!でも、サンチェス諦めた!
ヴィスコンティはまだくらいつくけど、でも追いつけない!

ゴルカ、一旦後ろを振り返って、勝利を確信!

モビスターのゴルカ・イサギレ、ステージ優勝!!
2位ヴィスコンティ、3位ルイスレオン・サンチェス
そこから追いついたメイン集団の選手が次々にゴールしていきます。
コンティは、落車したのでまだゴールには来ません……。


結局こんだけいろいろ攻防ありつつも、ユンゲルスはマリア・ローザを守りました。
他のジャージも、昨日と変わらず、ポイント賞はガビリア、山岳賞はポランツェ、新人賞はユンゲルスです。


今日は、ずっとずっと展開が読めずに、とっても面白いステージだったのですが……。
うう、あそこまで来たのに、コンティ落車かあ……。
かなり先頭でひいている時間がながかったから、ゴルカの登りの勢いを考えると、ステージ優勝は厳しかったかもしれませんが、でも、ギリギリまで逃げて最後1km切っての落車は、衝撃が大きかった……。
大きな怪我をしていなければいいのですが……。

ジロ・デ・イタリア 2017 第7ステージ と宣伝効果を実感した話

今日はもういいよね!
細かいレース展開とかいいよね!

だって、スプリントだったんだもの!
待ちに待った感のある、これぞというスプリントだったんだもの!

逃げが、ウィリエール・トリエスティーナのジュゼッペ・フォンツィと、ガスプロム・ルスヴェロのドミトリ・コゾンチュクのたった二人だった時点で、今日はきっともう間違いなくスプリントじゃないかって思ってました。

昨日が、スプリンター抱えているチームからすると、逃げ切られてしまった日だったから、今日はおそらくかなり警戒心高めでくると思っていたのです。


そしたらまあ案の定、20km前後からにょきにょきトレインができてきて、
集団ないの位置の変化のスイードがじわじわとあがっていく……。

残り5kmを切ってから、キャノンデールのコレンがアタックして、それをSKYのキリエンカが集団の先頭で追って、っていう展開をうけて、最後1kmを切って、あとはもう各チームのエースが揃い踏み!

その中で、たった2チームだけが、アシストを一人ずつ残していて、最後はその2チームのアシストとスプリンターが、先頭で二列で横並び状態になる展開!

1チームは、ボーラ・ハンスグローエ。
スプリンターはサム・ベネット
そしてもう1チームは、オリカ・スコット。
スプリンターは、カレイブ・ユアン

その後ろに、ロット・ソウダルのグライペルクイックステップ・フロアーズのガビリアの順番。

そして、かなり早めに段階で、ユアンがじわじわと先に飛び出す!
ワンテンポ遅れて反応するベネット。
グライペルは遅れる!
そのまま最後のカーブへむかうスプリンターたち。

そのとき、後ろから、ものすごい勢いであがってくるガビリア!

カーブを抜けて、一歩前にでているのはユアン
アウト側から上がってきたのがベネット。
イン側から猛加速をしたのがガリビア

ほぼ三者ならんだ状態で、そのままハンドルを前に投げ出して、ゴール!

誰も手をあげない中、判定の結果勝ったのは、オリカ・スコットのカレイブ・ユアン!!

ああ!これこそスプリンターの日!
最後の10kmくらい、ハラハラしてとっても楽しかった!

ちなみに、4賞ジャージは変わらず。



でも、最近思うのは、逃げって本当に、目立つっていう意味があるんだってこと
なんでかっていうと、最近、ウィリエールの自転車もいいなあと思い始めてきたからです。

GWに、プレミアムバイクインプレッションっていう、都内でやってた自転車試乗会に行ったんですよ。

と、いうのも、ある日自転車屋さんでうらやましそうにロードバイクを眺めていたら(手が小さいのでブレーキが怖くて、ロードバイクは乗れないので)哀れに思った店員さんが試乗会の案内をくれたのです。
「ここで、試しに何台か乗ってみれば?」って。

そこで数台乗ってみたところ、そこそこ上のグレードのブレーキついているモデルなら、とりあえずはブレーキかけられて乗れたのです!

また、試乗した中でも、トレックのエモンダのレディース用のバイクと、キャノンデールのCAAD12っていうのが、結構走りやすくて、というか、とっても楽しくて、ロードバイクもいいなあ、欲しいなあって気持ちが強くなってきたのです。
あと、とっても軽い!!こんなに私のクロスバイクと違うの!?っていうくらい、軽かった!

そんなことがGWにあったので、ジロで逃げにはっているウィリエールの自転車が目に入ることはいること。
ジロに出てなかったら、たぶん全然気に留めてなかった気がすることを考えると
、ジロで逃げることの宣伝効果ってすごいなあと思うようになったのです。

ただ、もしロードを買うとなったら、今持っているクロスバイクを手放さないと、保管場所がないんですよね。
だから、まだそんなに現実味のある感じではなくて、「いいなあ」くらいなのですが。

何はともあれ。
今日はすごいスプリントの日でした!終わり!


あ。
そいえば、今日優勝したユアンチームのスポンサーであるスコットのバイクは、試乗してなかったや。

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