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コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことやレース観戦仲間ができるまで(希望)を記すブログ(注:私はレース走りません)

ジロ・デ・イタリア 2017 第8ステージ

今日は、2級山岳が真ん中にあって、アップダウンのあと4級山岳があり、最後はちょっとだけ登る、というステージ。
逃げ切りの可能性が高いステージらしく、最初なかなか逃げがなかなか決まらず、最終的に2級山岳手前で決まった逃げは16人!

その中に入った、アスタナのルイスレオン・サンチェス
基本的に勝敗よりもレース展開がどう動くかが好きなので、誰に勝って欲しいとかそんなにないんですが、どうしても心情的に、アスタナには今回のジロでどこか一勝でもとってほしい欲しい気持ちがちょっとあります。
と、なると、総合が動かないであろう今日は、そしてサンチェスが逃げに入ったってことは、可能性が高い日。


残り100kmで、この逃げとメイン集団とは1分35秒くらいの差がついてました。
メイン集団は、逃げに仲間を入れられなかった、プロコンチネンタルのウィリエール・トリエスティーナと、ガスプロム・ルスヴェロが引いています。

先頭集団が2級山岳に入っていき、逃げ集団の中から、CCCのブラニスラウ・サモイラウ、アスタナのサンチェス、トレックのローラン・ディディエが一旦飛び出します。
すぐに追いつく、一緒に逃げてた選手たち。
そして、綺麗に縦1列になった状態で、もう一回アタックがかかります!
サンチェスとサモイラウ!
先頭が2人、その後ろに14人の追走、追いかけるメイン集団の構成に。

そこから、さらにサンチェスが一人抜け出しました!!
サンチェス、独走開始!!


残り95km。
ここでメイン集団からバーレーンメリダジョヴァンニ・ヴィスコンティが飛び出しました。
置いていかれていた、追走の選手たちは、ぽろぽろとメイン集団に吸収されていきます。
UAEのコンティもメイン集団から飛び出した模様。

残り92km。
先頭は、ルイスレオン・サンチェス。追走との差は、約1分。そこから約15秒遅れて、追走集団がもう一つ。
さらにその後ろのメイン集団とサンチェスは、1分42秒くらいです。

でもまだ、追走集団の崩壊や飛び出しが続いていて、誰がいまどこで走っているのかわけわかめ

ただ、さっき飛び出してったヴィスコンティやコンティ、あとキャノンデールのヴィレッラは好調で追いかけてそう。


残り89km。
2級山岳山頂まで、残り1km!
先頭はサンチェスただ一人!独走!ここの山岳ポイントはとれるだろうけど、ここからどうする!!?

残り88km。
サンチェス、山岳ポイントゲット!
下りです!でも一人!!

1分遅れて、ヴィスコンティ率いる8人の追走集団が迫っています。
そこから約15秒遅れて、これまたどっかのタイミングで集団から飛び出していたアーゼードゥーゼルのクレメン・シェヴリエとウィリエールのフレン・アメスケタ。
そこから約30秒おくれてメイン集団。


残り81km。
先頭のサンチェスはものすっごくかっこよく下っています。
どの辺がかっこいいかというと、カーブのときに重心をかけなおさず、最初から各コーナーの曲がれるギリギリの角度を知っているかのように、コーナーを曲がり切るとき同じ角度で体を倒すところ!すごい!さすが

約50秒遅れて、8人の追走集団。
バーレーンメリダヴィスコンティ。ボーラ・ハンスグローエのルーカス・ペストルベルガーとグレゴール・ミュールベルガー。トレック・セガフレードのローラン・ディディエ。
UAEエミレーツはヴァレリオ・コンティ。CCCはサモイラウ。そして、キャノンデールダヴィデ・ヴィレッラと、ディメンションデータのクリスティアン・ズバラーリ。

一方、その後ろでは、メイン集団からあがってきたモビスターのゴルカ・イサギレ、ガスプロムのイヴァン・ロフニーが、第3集団であるシェヴェリエとアメスケタに合流。


残り75km。
8人の追走集団に、そのあとのシェヴェリエたちがいる4人の追走集団が合流!
この集団と、先頭のサンチェスとのタイム差は、約40秒。
メイン集団は、その後ろ1分差くらいです。


残り68km。
先頭はまだサンチェス一人!
登りが始まったので、サンチェスが速度を大幅に減速し、追走集団を待って合流しました。
一方、メイン集団からは、バルディアーニCSFのエンリーコ・バルビンとニコラ・ボエムの二人が抜け出します。


残り66km。
追いついてきたバルビンとボエムが、先頭に合流。
これで、15人の逃げ集団対、集団の構図になりました。この状態で、アップダウン区間をこなしていきます。
先頭集団とメイン集団との差は、約3分10秒差です。


残り60km。
逃げとメイン集団とのタイム差は3分35秒。
メイン集団は、カチューシャが先頭に出てひいています。

残り55km。
タイム差4分17秒。
タイム差、どんどん開いていきます。メイン集団はカチューシャがまだ先頭。

残り50km。
タイム差4分35秒くらいです。
カチューシャにまかせていると、どんどんタイム差が開いていくので、クイックステップがメイン集団を引き始めました。
すると、じわじわ詰まってくるタイム差。


残り45km。
本日二つ目山岳ポイントである4級山岳は、またサンチェスがとりました!
タイム差は3分差くらいに縮まっています。

残り40km。
タイム差約2分。

残り37km。
先頭のUAEエミレーツのコンティがスピードをあげました!
っていうか、これはアタック?
すぐ後ろについたのは、バーレーンヴィスコンティ。続いてボーラのミュールベルガー、モビスターのゴルカ・イサギレ、アスタナのルイスレオン・サンチェス
残りの選手は置いていかれた!

残り34km。
先頭5人、それを追う追走集団、メイン集団は先頭から2分38秒差です。
追走集団では、キャノンデールのヴィレッラがなんとかペースをあげようとしていますが、なかなか協調がうまくいかない様子。
メイン集団は、相変わらずクイックステップ・フロアーズです。

残り30km。
中間スプリントポイントは、コンティがとりました!
先頭の5人は綺麗にまわり、集団とのタイム差は、約3分。

昨日の時点で、コンティと現在マリア・ローザのユンゲルスとの総合タイム差が2分10秒なので、クイックステップはなんとしてもゴールでのタイム差をこれよりも縮めたいところ。
この中間スプリントで、コンティはボーナスタイムの−3秒をゲットしています。さらに、もしコンティが今日ステージ優勝をしたらボーナスタイムが-10秒つくので、もしものことを考えるなら、クイックステップは先頭と集団とのタイム差はを、1分57秒以内に抑えないといけません。

残り25km。
先頭とメイン集団とのタイム差は、2分56秒!
嗚呼、はらはらする……!

残り20km。
先頭5人。
追走集団は、あれ、9人に減っている。
メイン集団は、カチューシャも引き始めました。

残り18km。
メイン集団と先頭とのタイム差が2分30秒を切った!

残り17秒。
タイム差、約2分15秒。

残り15km。
先頭と追走の差が、約40秒。そして、先頭とメイン集団との差が、約2分5秒。

残り14秒。
先頭集団から、コンティがいった!アタックっていうか、とにかくスピードを緩めてない!

残り13km。
タイム差1分45秒。
でも登りと下りが入り乱れてて、このタイム差をどう考えていいかわからない!

残り11km。
逃げと集団とのタイム差は、1分48秒差。
ここで、ヴィスコンティがアタック!
すぐにコンティが追います!
ちょっと離れて、ゴルカ・イサギレとサンチェスが追う。
ミュールベルガーが遅れる!!

残り9.7km。
ヴィスコンティが追いつかれました!
ミュールベルガーが脱落して、先頭集団は4人になります。
メイン集団とは1分20秒差!
追走集団はこのあたりで、徐々にメイン集団に吸い込まれていきます。

残り8.7km。
ここでメイン集団から、スカイのミケル・ランダが飛び出した!!
メイン集団、追わない!!?なんで!スカイのエースだよ。いいの!?

残り7.8km。
先頭手段でサンチェスがアタック!
ヴィスコンティだけがついていった!
遅れてコンティとゴルカ・イサギレがおいつく。

残り7.5km。
ゴルカがいった!!またヴィスコンティが追いかける!!
サンチェスとコンティは、追いつけてない!?

一方、後方では、ランダが単独でメイン集団と15秒差をつけています!
バーチャルリーダーは、現時点ではスカイのランダ!

残り6km
メイン集団の先頭が、モビスターになりました!
ランダで出たことで、一気に総合勢が戦闘モードに!!


残り5.9km。
サンチェスとコンティが、ゴルカとヴィスコンティに追いつきました!!
結局また4人!!コンティを先頭に、下っていきます。

残り4km。
ランダがエフデジが引くメイン集団に吸収。
先頭とメイン集団とのタイム差は、約1分!

残り3km。
タイム差55秒。

残り2km。
タイム差49秒。

残り1.5km。
最後の登りが始まります。
タイム差は40秒を切りました!
先頭は、まだコンティ!

残り1km。
コンティが先頭で、大きなカーブに入ります!
あああ!!コンティが落車した!!うそでしょ!!?
二番手にいたゴルカ・イサギレが、先頭で坂をのぼっていく!続くサンチェス。
サンチェスの後ろにいたヴィスコンティは、コンティを避けるのにいったん速度を落として出遅れた!!

ゴルカが、後ろのサンチェスを引き離しました!ペースを落とさず一気に登ります!
追いかけるサンチェスとヴィスコンティ!!

そして、最後のカーブをぬけて、一番きびしい登りへ入るゴルカ!!
遅れて姿を現したのは、ヴィスコンティ!続いてサンチェス!

ああ!でも、サンチェス諦めた!
ヴィスコンティはまだくらいつくけど、でも追いつけない!

ゴルカ、一旦後ろを振り返って、勝利を確信!

モビスターのゴルカ・イサギレ、ステージ優勝!!
2位ヴィスコンティ、3位ルイスレオン・サンチェス
そこから追いついたメイン集団の選手が次々にゴールしていきます。
コンティは、落車したのでまだゴールには来ません……。


結局こんだけいろいろ攻防ありつつも、ユンゲルスはマリア・ローザを守りました。
他のジャージも、昨日と変わらず、ポイント賞はガビリア、山岳賞はポランツェ、新人賞はユンゲルスです。


今日は、ずっとずっと展開が読めずに、とっても面白いステージだったのですが……。
うう、あそこまで来たのに、コンティ落車かあ……。
かなり先頭でひいている時間がながかったから、ゴルカの登りの勢いを考えると、ステージ優勝は厳しかったかもしれませんが、でも、ギリギリまで逃げて最後1km切っての落車は、衝撃が大きかった……。
大きな怪我をしていなければいいのですが……。

ジロ・デ・イタリア 2017 第7ステージ と宣伝効果を実感した話

今日はもういいよね!
細かいレース展開とかいいよね!

だって、スプリントだったんだもの!
待ちに待った感のある、これぞというスプリントだったんだもの!

逃げが、ウィリエール・トリエスティーナのジュゼッペ・フォンツィと、ガスプロム・ルスヴェロのドミトリ・コゾンチュクのたった二人だった時点で、今日はきっともう間違いなくスプリントじゃないかって思ってました。

昨日が、スプリンター抱えているチームからすると、逃げ切られてしまった日だったから、今日はおそらくかなり警戒心高めでくると思っていたのです。


そしたらまあ案の定、20km前後からにょきにょきトレインができてきて、
集団ないの位置の変化のスイードがじわじわとあがっていく……。

残り5kmを切ってから、キャノンデールのコレンがアタックして、それをSKYのキリエンカが集団の先頭で追って、っていう展開をうけて、最後1kmを切って、あとはもう各チームのエースが揃い踏み!

その中で、たった2チームだけが、アシストを一人ずつ残していて、最後はその2チームのアシストとスプリンターが、先頭で二列で横並び状態になる展開!

1チームは、ボーラ・ハンスグローエ。
スプリンターはサム・ベネット
そしてもう1チームは、オリカ・スコット。
スプリンターは、カレイブ・ユアン

その後ろに、ロット・ソウダルのグライペルクイックステップ・フロアーズのガビリアの順番。

そして、かなり早めに段階で、ユアンがじわじわと先に飛び出す!
ワンテンポ遅れて反応するベネット。
グライペルは遅れる!
そのまま最後のカーブへむかうスプリンターたち。

そのとき、後ろから、ものすごい勢いであがってくるガビリア!

カーブを抜けて、一歩前にでているのはユアン
アウト側から上がってきたのがベネット。
イン側から猛加速をしたのがガリビア

ほぼ三者ならんだ状態で、そのままハンドルを前に投げ出して、ゴール!

誰も手をあげない中、判定の結果勝ったのは、オリカ・スコットのカレイブ・ユアン!!

ああ!これこそスプリンターの日!
最後の10kmくらい、ハラハラしてとっても楽しかった!

ちなみに、4賞ジャージは変わらず。



でも、最近思うのは、逃げって本当に、目立つっていう意味があるんだってこと
なんでかっていうと、最近、ウィリエールの自転車もいいなあと思い始めてきたからです。

GWに、プレミアムバイクインプレッションっていう、都内でやってた自転車試乗会に行ったんですよ。

と、いうのも、ある日自転車屋さんでうらやましそうにロードバイクを眺めていたら(手が小さいのでブレーキが怖くて、ロードバイクは乗れないので)哀れに思った店員さんが試乗会の案内をくれたのです。
「ここで、試しに何台か乗ってみれば?」って。

そこで数台乗ってみたところ、そこそこ上のグレードのブレーキついているモデルなら、とりあえずはブレーキかけられて乗れたのです!

また、試乗した中でも、トレックのエモンダのレディース用のバイクと、キャノンデールのCAAD12っていうのが、結構走りやすくて、というか、とっても楽しくて、ロードバイクもいいなあ、欲しいなあって気持ちが強くなってきたのです。
あと、とっても軽い!!こんなに私のクロスバイクと違うの!?っていうくらい、軽かった!

そんなことがGWにあったので、ジロで逃げにはっているウィリエールの自転車が目に入ることはいること。
ジロに出てなかったら、たぶん全然気に留めてなかった気がすることを考えると
、ジロで逃げることの宣伝効果ってすごいなあと思うようになったのです。

ただ、もしロードを買うとなったら、今持っているクロスバイクを手放さないと、保管場所がないんですよね。
だから、まだそんなに現実味のある感じではなくて、「いいなあ」くらいなのですが。

何はともあれ。
今日はすごいスプリントの日でした!終わり!


あ。
そいえば、今日優勝したユアンチームのスポンサーであるスコットのバイクは、試乗してなかったや。

ジロ・デ・イタリア 2017 第6ステージ

今日は、風が強くて細かいアップダウンが多い、タフなステージです。
パンチャー向け?……というより、逃げ切り向け?

今日の逃げは5人で決まります。うち、ワールドチームが4人。
第1ステージで衝撃的な勝利をした、ボーラ・ハンスグローエのルーカス・ペストルベルガー、BMCのシルヴァン・ディリエ、バルディアーニCSFのシモーネ・アンドレッタ。
そして、ちょっとびっくり。トレック・セガフレードが二人!
マッズ・ペデルセンと、ジャスパー・ストゥイヴェン。

トレック、仕掛けるつもりってことだよね。
どんな展開にしていくつもりなんだろう。
わくわく。


メイン集団では、キャノンデールと、ウィリエール・トリエスティーナが中心で牽引します。
……なんでだろう。



後半に至るまでのレース展開を書こうとすると、
「逃げ集団を、集団はある程度のタイム差を離したままそれを追っていきました」っていう、
一文で終わっちゃうんですけど、
ただいかんせん風が強いので、なんでもなさそうなところで集団から遅れるたくさんのアシスト選手がいたり、強風の中パンクで遅れる選手が多発したりして、展開は落ち着いているのに、レースは落ち着いてないレース展開。


残り15km時点で、逃げとメイン集団のタイム差が、約3分。
うん。逃げ切り向け。

残り13km。
まだタイム差は約3分。
メイン集団のスピードはがんがんあがってきていますが、まだ位置取り合戦、っていう感じではありません。
平坦じゃないからかな。

残り12km。
タイム差2分55秒。

残り10km。
2分40秒差。

残り9km。
タイム差2分30秒。
メイン集団が、速くなって、というか迫力がでてきました。
位置取りモード、なんだけど、位置取りに集中してないというか、位置取りもしなきゃいけないけどスピードあげなきゃ、あ、でも位置もとらなきゃ、みたいな、あっちこっち気もそぞろな感じが抜けません。
スピードがあがったと思ったら、位置取りのばちばちの雰囲気が勝って、あれ、でもまたスピード重視になった、みたいな感じに見えました。


残り8km。
タイム差2分10秒。


残り7km。
逃げ集団にいた、トレックのペデルセン、ここでオールアウト!
全力でひいてひいて、力を出し切って、もう走れない状態。
残りの4人がペデルセンを置いて、登っていきます。
ペデルセンはもう、漕いでるんだか漕いでないんだかわからないくらいのスピード。
でもこのペデルセンの引きあってこそ!もう逃げ切りが決まったも同然!

残り6km。
ストゥイヴェンのアタック!!
ディリエがついていく。その後ろがペストルベルガー!
アンドレッタはついていけない!!


残り5km。
先頭は、追いついたディリエとペストルベルガーとストゥイヴェンの3人で、また協調して進んでいきます。

残り4km。
あ、ストゥイヴェン、ボトルを捨てた!!
メイン集団とのタイム差は1分40秒くらい!


残り3km。
なんかもう先頭もメイン集団もみんなアップダウンとつづらおりで揉まれてて、見てて忙しい!


残り2km。
タイム差1分30秒!
逃げの3人は、最後の登りに入っていきます。
メイン集団は一列棒状で下ってる!


残り1km!
逃げの3人は牽制しつつ、後ろも気にしつつ、協調しつつ、どこで誰がいくかを様子を見合っています。
ここからなんとなく、ペストルベルガーが先頭に。


残り250m!
まだ様子見!

しかしメイン集団はものすごい勢いで迫ってきている。

と、ここで、真ん中からディリエがいった!
ストゥイヴェンがついていく!
ペストルベルガーも一瞬追おうとするけど、離されていく!

ストゥイヴェンがディリエに並んだ!!
ペダルを踏むリズム、体の揺らし方すらほぼ同じダンシングで、登っていく!

そして、ゴール!
その瞬間、二人同時に手をあげる。
右手でハンドルを叩くストゥイヴェン。
両手を掲げるディリエ。

BMCレーシング、シルヴァン・ディリエの勝利!!
見事!ストゥイヴェンは惜しかった!

4勝ジャージは、まったく変わらず。
総合と新人賞がユンゲルス、ポイント賞がガビリア、山岳賞がポランツェです。


全体的に、そこまで激しいわけじゃないけど気の抜けないレースでした。
何か起こりそうで、起きない、でも起こりそう、みたいな。
それだけ複雑なコースだったのかな。

ジロ・デ・イタリア 2017 第5ステージ

今日からまた平坦ステージです。
スタート地点からの中継で、アクチュアルスタートとほぼ同時に、すんなり逃げが決まります。

ガスプロム・ルスヴェロのエフゲニー・シャルノフと、CCCスプランディ・ポルコウィチェのマチェイ・パテルスキー。
プロコンの選手二人です。

もう本当に、すんなりと、あっさりと、「え、あ、もうこれで決まり?」っていうくらい、綺麗に逃げが決まります。
これが普通なのかな?本当にスタート地点からのライブ中継ってそんあに見た事がないからあんまりわかりません。

この逃げが、ずーっと、ずっと続きます。

絵に描いたような、スプリントステージの構成です。


残り20km前くらいから、集団の位置取りが激しくなり、いろんなチームのトレインが入り乱れる展開。
逃げの2人は、残り15km切ったすぐくらいで吸収されます。

そして、位置取り合戦が最高潮。
ボーラ・ハンスゴーエ、オリカ・スコット、ロット・ソウダル、ロットNLユンボ、BMCあたりがそれぞれのトレインを組んで集団前方で位置取り争いをしています。
こうしてみると、ワールドチームとプロコンチネンタルって、チーム力として大きな差があるんだなあ、とか思っています。

この仲でも、特に前に位置取り、下がらないのがボーラです。ほぼ集団の先頭。
みんなそれぞれのトレイン組んでる中、ちょっとだけ前に飛び出してるって感じです。

でも残り10kmくらいで、突然ボーラが下がり出します。
今度はバーレーンが引き出します

残り9km。
オリカ・スコットが先頭!

残り8km。
とっても大きなロータリーみたいなところを、ぐるりとほぼ一周!丸い!!丸い!!
と、そこでバーレーンメリダの選手が一人飛び出しました!
ルカ・ピベルニク!!
ここから一人でゴールまで逃げる気!!?早すぎないか!!?

残り7km。
ああ!!詰まってる!!これは吸収される。

残り6km。
それでもこらえ、逃げるピベルニク。明らかに勢いの違う、全力の走り。
と、ここで、
逃げていたバーレーンのピベルニク、大きく両手をあげた綺麗なガッツポーズで、ゴールのアーチをくぐります!!

……。
それ、あの、今日、最後2周するやつだから、それ、えっと、もう一周してからなんだけど。


なんか一瞬プロトンも「……えーっと」みたいな、冷静な空気が流れた感じで、今度はトレック・セガフレードが引き出します。
続いて、ロット・ソウダル。ロットNLユンボなどなど。

気を取り直したように、位置取り合戦モードに戻っていく選手たち。


残り2km。
クイックステップが先頭。
すぐ隣から、ロット・ソウダルがあがってくる。
道の反対側からあがってくるのはボーラ。
そのさらに外側から、UAEエミレーツも前に出てきます。

そして、UEA先頭で、またもう一回、あの巨大なロータローヘ。丸く、丸く、ほぼ一回転!
この丸い丸いカーブでトレインが崩れ、一列棒状へ。


残り1km.

オリカ、ボーラ、ロット・ソウダルのアシスト選手が、代わる代わる前をひきます。
横から、クイックステップが独自にトレインを組んで前方にやってきました。
最後、ボーラ・ハンスゴーエのアシスト選手が横によけると同時に、ボーラのサム・ベネットを先頭にスプリント開始!

ベネットの後ろからあがってくるガビリア。
反対がわからあがってくるグライペル
ただもう今日はガビリアが圧倒的!

一気に走り抜けていく姿に、最後グライペル先生、踏むのをやめます。
そのとなりから抜けていくウィリエール・トリエスティーナヤコブ・マレツコ!

でも、届かない!

クイックステップ・フロアーズ、フェルナンド・ガビリア2勝目!!
2位がマレツコ、3位がベネット、グライペル先生は4位でした。


こないだの第3ステージでは「やったー!勝ったー!!やったー!!」っていう嬉しさ大爆発って感じのリアクションだったのに、今日は突然貫禄が出てきたガビリア。
まあ、あれは、マリア・ローザだったしね。
でも、こないだから何年もたったあと、みたいな、リアクションの違い。

こうやって、期待の若手からスター選手になっていくのかな。


チクラミーノもガビリアがゲット!
残りのジャージは昨日と変わらず、マリア・ローザとマリア・ビアンカクイックステップのユンゲルス、マリア・アッズーラがUAEのポランツェでした。



……。
…………えっと。

今日は正直、レース展開とか、最後の攻防とか、見ごたえのあるほぼ360度廻るロータリーとか、全部すっとんでました。
最後頃にやっと我に帰り「……。は!ガリビアが勝ったのか!」って感じでした。

だって、
残り6kmから、レースどころじゃなかったんだもん。
なんかもう「……え?」っていう気持ちのまんま、止まってしまった。
ねえ、どう受け取ったらいいの、これ、どういう気持ちになったら正解なの!?
ジロの公式ツイッターとかで、写真つきで「彼は周回を間違えてる!」みたいなツイートでてるよ!
当然、次の周回でゴールだったところだから、いろんなところからのカメラアングルばっちりだよ!

うん。
がんばってくれ、ピベルニク!私、今ジロの残りのレース、あなたのこと応援してるから!注目して見てるから!
なんとかして今大会のジロで一勝して!!
どっかで勝って「第5ステージで取り損ねた勝利を取り返したよ!」とかって自分から笑い話にして!!!
お願い!!!!

ジロ・デ・イタリア 2017 第4ステージ

山!!山来た!!
昨年は「山岳わかんないよ〜」って、このブログで泣き言を書いていた私。まあ今でもわかるわけじゃないけど、それなりに楽しくは見られるようになりました。
見始めた頃は山岳賞にまったく魅力を感じなかったけど、最近結構山岳賞争いも楽しみです。

そんなこんなで!

本日の逃げは4名!
ガスプロムのパヴェル・ブラット
トレック・セガフレードのエウジェニオ・アラファーチ
ディメンションデータのジャック・ヤンセファンレンズバーグ
UAEエミレーツのヤン・ポランツェ
カタカナいっぱいで読みにくいけど、個人的には「プロコンよりもワールドチームの選手の逃げのが多い!」ってのが重要。

逃げがよりステージ勝利の行方に関わっていく、気がするから。←根拠があるわけではない。


でも逃げで協調するからって、わきあいあいってわけでもなく。
最初の山岳ポイントのところで、ヤンセファンレンズバーグとポランテェが飛び出すのですが、先行していたヤンファンレンズバーグが山岳ポイント直前で、ポランテェの進行を塞ぐように斜めに走るのですね。
結局進路妨害のペナルティは取られず、ヤンファンレンスバーグがこの山岳ポイント1位通過になるのですが、山岳ポイント通った瞬間からポランテェが抗議の声をあげ、二人の言い争いが始まります。
手が出ちゃうんじゃないかっていうくらい、一触即発な二人の様子を見ながら、私が思ったのはただ一つ。


こんだけ横向いてて手を離して抗議しまくってるのに、二人ともスピード超速いな。
なんであの勢いで言い争いしながら、足ちゃんと漕いでるんだろう。
そっちに圧倒されました。

それから間もなく、後ろから追いついた2人と合流し、また4人で逃げ続けます。
残り55kmくらいで、トレックのアラファーチが遅れ、逃げは3人になります。

メイン集団は、マリア・ローザを要するクイックステップを中心に、ときどきバーレーンメリダが手伝いながら、結構落ち着いた感じで進んでいきます。


残り30kmを切ったあたりで、逃げ集団の中から、ガスプロムのブロットが脱落し、逃げは2人になります。
さっき喧嘩してた二人。ヤンファンレンスバーグとポランテェ。

先頭、残り27kmでメイン集団と5分差です。
んー。山岳は10km1分の法則が使えないので、なんともいえないけど、この2人さっきので険悪なムードになっちゃったから、協調・逃げ切りは難しいかなあ……。


先頭残り20km。
タイム差4分36秒。
メイン集団では、ラストの1級山岳に入るための位置取りが激しくなってきました。
スプリントばりの位置取りの激しさです。
ん?今度は、プロトンで、バーレーンメリダのハビエル・モレノとスカイのディエゴ・ローザが揉めている……。


先頭残り18km。もうすぐ登りの入り口。
すると、ここでプロトンで集団落車!
道が二つに分かれていて、まっすぐの道と大きくカーブをで曲がる道になっている箇所があり、カーブの方が正しい道だったのですが、
その時点で集団のほぼ先頭を走っていたマリア・ローザのガビリアが、カーブで「これは曲がれない!」と判断したのか、曲がりながら途中でコースじゃないまっすぐな道の方に、進路をかえたのです。
途端に、後ろに続いていた選手たちが軒並み「うおお!?どっち!?」って判断に迷って、急に止まったり進路変えたりで大混乱。
真ん中くらいで数人が落車してしまいました。カチューシャが大幅に足止め。

この混乱で、集団も大きく様変わりし、一時的にキャノンデールが引くことになります。
バーレーンメリダとエフデジ、モビスターも、前方へ現れました。
さっきまでほぼずっと前にいたクイックステップは、さっきの大混乱で、集団の真ん中か後ろになってしまったようです。
そしてその混乱の中、エトナ山の登りに入ります。


先頭、残り15km。
メイン集団で、アスタナのパオロ・ティラロンゴがアタック!!
一方、逃げ集団では、ポランツェが単独先頭にたちました!

残り13km。
ティラロンゴ、吸収されました。
続いて、最初から逃げていた、ガスプロムのブラットも吸収されます。


残り12.5km。
逃げている先頭のポランツェとメイン集団との差は、約4分。

ここで、キャノンデールのピエール・ローランがアタックをかけました!
それを追って、アスタナのペリョ・ビルバオも飛び出します。
でも、なかなか詰まらない。

残り12km。
タイム差は3分38秒。

残り10km。
ポランツェと、ローランの差が、3分13秒。
そこから集団までが。約20秒。
ビルバオは、ローランとメイン集団の間にいて、まだローランのところまでたどり着けていません。


残り9.8km。
メイン集団で、スカイの選手が止まってる……。
ランダだ!ランダがパンク!!
エナオモントーヤが自分のホイールを渡して交換し走り出しますが、集団からは遅れてしまいます。

残り9.1km。
最初から逃げていた、ディメンションデータのヤンファンレンスバーグがここでメイン集団に吸収されます。

残り8.5km。
バーレーンメリダフランコ・ペリツォッティが集団から飛び出しました!!
すかさずモビスターがアナコナがチェックにいきます。
メイン集団はエフデジがひいて、じわじわ2人を追いかけていきます。
まもなく吸収。
……そういや、ビルバオは、いつの間にか吸収されたのかな。

残り8km。
先頭のポランツェとローランとの差は、2分40秒。
そこからメイン集団とは、30秒差くらいです。

メイン集団では、BMCが先頭をひきだします。
その後ろに一人バーレーンのアシストの選手がついて、その後ろあたりに、BMCのエース、ティージェイ・ヴァンガーデレン、スカイのゲラント・トーマス、モビスターのキンタナ、ロットNLユンボのクライスヴァイク、あとカチューシャのザッカリンあたりの姿が見え始めました。メインどころが揃っています。ニバリもいるのかなー。デュムランどこかなー。見えない……。

残り7km。
先頭は依然ポランツェ。それを追うローランとの差は2分20秒差くらいです。
先頭の集団との差は、約2分45秒。

残り5.8km。
ディメンションデータのイゴール・アントンがメイン集団からアタック!
が、すぐに吸収されます。
そして、がんばってポランツェを一人で追っていたローランもやがて吸収されます。

残り4km。
ポランツェ、すっごいきつい登り区間にはいっています。いや、もうずっと登っているけど、ここ、とくに辛そうです。
集団とのタイム差は、1分50秒。
メイン集団では、総合の主要メンバーが前から10番目前後に集まってきました。
キンタナ、ニバリ、ユンゲルス、ティボ・ピノー、ゲラント・トーマス、クライスバイク。スカイのランダだけは、このさっきのパンクの影響で、同じ集団にいるものの後ろです。


残り3.2km。
メイン集団で、アスタナのジェスパー・ハンセンがアタックをかけます!
上りの合間に現れたくだりを利用し、一気に差をつけていきます。


残り3km。
集団とは、1分20秒差。
ポランツェきつそう!

って、あれ。集団が斜めになってる。
横風……?


残り2.5km。
メイン集団で、ニバリがアタック!!!!地元だから!今日特に地元のレースだから!
が、すぐに吸収。
この攻防で、アスタナのハンセンも吸収。

残り2km。
タイム差は約1分10秒!

メイン集団で、再びディメンションデータのアントンがアタック!
こちらも再び、アスタナのジャスパー・ハンセンが追います。
そのまま、アントンを抜いて飛び出していくハンセン!
が、やがてメイン集団が、その差を詰めていきます。

残り1.4km。
タイム差1分。
ここでサンウェブのトム・デュムランがメイン集団から飛び出した!!
すぐにピノー、ザカリン、が追う。
今度はザッカリンが前にでた!
そのままザッカリンが一人抜け出し、集団から離れていきます!


残り1km。
ポランツェとザッカリンタイム差45秒!

残り700m。
タイム差32秒。
ポランツェが振り返りながら必死に逃げる。
ザッカリンが猛然と追う!

残り450m。
ポランツェ、何度も何度も後ろを確認しながら、まだ登る。登る登る!
そして登り終わった!あとは平坦!

後ろを確認。
まだザッカリンは来ない!!

ポランツェ、胸に手をあて、ようやく勝利を確信。
両手を広げてゴール!!

UAEチームエミレーツのヤン・ポランツェ、なんとスタートからの逃げ切りでステージ優勝!!!
すごい、これぞ逃げ切り!!


後ろから、19秒遅れて、ザッカリンがゴール。
そこから約10秒前後遅れて、メイン集団がスカイのゲラント・トーマスを筆頭にゴール。総合勢はほとんどまとめてゲラント・トーマスと同タイムゴールです。


マリア・ローザは、昨日の横風作戦のタイム貯金があったので、クイックステップ・フロアーズのボブ・ユンゲルスがとりました!24歳なので、自動的にマリア・ビアンカもユンゲルス!
そして、1級山岳だったので、山岳賞は今日勝利したポランツェの手に渡ります!
ポイント賞は、変わらずグライペル


正直、今日は逃げ切り絶対にないって思ってました。
そんな私の予想とか全部ぶち壊す、みごとな逃げ切りゴール!!
今日一番きつかったエトナの登りを、たった一人で登って逃げ切ったポランツェ、すごい!!

今日は、いろんなとこで険悪になったりトラブルになったり、何気にBMCのローハン・デニスがリタイアしていたり、集団落車があったり、全体的にちょっとトラブルとかが多いステージだったような気がするのですが、最後、とっても気持ちのいいゴールシーンが見られて、ああよかったって気持ちになりました。

終わりよければすべてよし!
あ。いや。まだ全然終わってないけど。まだまだジロは続くんだけど。

ジロ・デ・イタリア 2017 第3ステージ

今日は、4級山岳が一つだけある、平坦ステージです。
距離も148kmと短め。

最初、4人の逃げができますが、最初の中間スプリントポイントでアタックして1位通過したディメンションデータのズバラーリが、あっさり集団に戻り、プロコン選手3名の逃げになります。
ウィリエール・トリエスティーナのズパ、ガスプロム・ルスヴェロのロフニー、CCCのヤン・トラトニク。
ズパは初日に引き続き、今大会のジロ二回目の逃げですね。
平坦の逃げ屋なのかな。


メイン集団は、現在マリア・ローザをキープしている、ロット・ソウダルが中心で率いていきます。
距離が短いので、逃げとのタイム差も短めでキープ。

ずっとキープ。
ずっとずっとキープ。

本日ジャージが動くとしたら、ゴールスプリントでの総合と、ポイント賞。
と、いうわけで、各チームは最後の勝負の為に、中盤ではほっとんどレースが動きません。

逃げと、メイン集団の構図が、タイム差最大3分半くらいの状態で、ずぅぅっとキープ。


残り35kmを切ってから、ようやく集団と逃げとの差が1分を切り出し、ちょっとずつ集団が逃げとの差をつめ始めました。

と、残り33kmあたりで、昨日に引き続きカチューシャのザッカリンが遅れる!!
昨日に引き続き、ついてない!

残り30km。
ここで、逃げとの差が30秒を切りました。
が、メイン集団がペースを押さえる。
……ロット・ソウダル、吸収したくないんだな。

この時点で逃げを吸収をすると、メイン集団にいた別の選手がアタックをかけて新しい逃げが形成される可能性が高いです。
そうなると、最初から逃げていた選手よりも、ここまで力を温存していたそのアタックをかけた選手の新しい逃げの方が、逃げ切る力は持っていますし、さらに、そういう逃げる選手が複数いると、メイン集団を率いている選手たちは、その新しくできた逃げ集団に追いつくのが大変になってしまいます。
ですので、このまま最後のスプリントの位置取りが始まるくらいの距離になるまでは、この「最初からある逃げと、追いかけるメイン集団」の構図を、比較的壊したくないという思惑が出てきたりするのだと思われます。


そんなわけで、後ろがあんまりおいかけてこない、という様子を見るや否や、逃げ集団からCCCのトラトニクがアタックをかけます!

そして、独走で逃げ続ける!
残りの逃げの二人も、最初はおいかけようとしたのですが、結局諦め、集団に吸収されていきます。

一人で逃げいてたトラトニク。
でも、最終的に残り26km地点でメイン集団に吸収されました。

そこからは逃げができることもなく、集団のままレースが進んでいきます。


残り20km。
コースによっては、ここくらいから位置取りが始まって集団のスピードがぐんぐんあがることもあるのですが、まだそこまでピリピリした位置取り合戦ではない感じです。
風が強くて、スピードがまだ出ないのかな。
ただ、徐々に各チームのトレインができていきます。

残り17km。
スピードがあがってきました!
なかなかメイン集団の先頭のチームっていうのができません。みんな前に行きたい。
ただその中でも、BMCが比較的集団先頭に位置取りしはじめました。

トレックのニッツォーロやグライペルが、単騎で前にあがってきています。
ニッツォーロ、今日の中盤調子悪そうに見えたのですが、ここでちゃんといい位置に自分であがってくるってことは、今日はいい感じで勝負できそうってことでしょうか。

残り14km。
道幅がものすごく広いので、6チームくらいのトレインがメイン集団先頭に出来ています。
そこから矢印ができるように集団の先頭ができ、でもそれがまたどんどん入れ替わっていきます。
なんだか、小魚が集まって、大きな魚に見えるように集団で泳ぐっていう習性を思い出す動きです。スイミー


残り12km。
ここからが、遮るものが何もない、ものすごい強風区間です。
木が。倒れそうだよ。

集団が崩れだしました。少しずつ人数が絞れてきます。


残り10km。
メイン集団が1列になってきました。
先頭を引くのはクイックステップ・フロアーズ!さすが!横風に強いベルギーチーム!!
この猛烈な引きで、大きな分断が起きます!!
先頭はほぼ15人前後の小さなグループに!
クイックステップがかなり多いですが、中にグライペル、ニッツォーロが入っています。


残り9km。
ここでグライペルがメカトラで遅れた!?
立ち止まることはないですが、完全に先頭集団からは遅れてしまいました。


残り8km。
先頭グループとグライペルのグループとの差が、約10秒。
先頭に残ったクイックステップ、がんがんスピードをあげていきます。
先頭グループは、10人。
うち、クイックステップは6人くらいでしょうか。かなり有利です。


残り6km。
先頭グループとグライペルグループとの差は、20秒。

残り5km。
先頭グループがガンガンスピードをあげています。
クイックステップでは、ガビリアやユンゲルス、リケーゼたちが残っています。
他チームで残っているのは、ディメンションデータのネイサン・ハース、トレック・セガフレードのニッツォーロ、バーレーンメリダのカンスタンティン・シウツォウ、ボーラ・ハンスグローエのリュディガー・ゼーリッヒの4人だけみたいです。


残り4km。
先頭グループとグライペルグループとの差は、約20秒。


残り2.5km。
先頭グループとグライペルグループのタイム差は15秒。ちょっと詰まった!


残り2km。
タイム差16秒。
グライペルユアンは同じグループにいる模様です。
他チームの総合系の選手もほぼ一緒かな?

残り1.2km。
先頭グループでは、ここまで全力で逃げていたアシストのクイックステップの選手が減り、7人になりました。

残り1km
7人でユンゲルスがひきながら、一列でゴールに向かっていく先頭集団。

と、ここでハースが飛び出した!
すかさず合わせてついていくクイックステップのマキシミリアーノ・リケーゼ。
ハース、リケーゼ、ニッツォーロ、ガビリア、ゼーリッヒの順!
そしてそのままスピードをあげていく!

リケーゼとガビリアがほぼ同時に飛び出し、一瞬遅れてニッツォーロもスピードをあげます。
ゴール向かって左から、ハース、ニッツォーロ、リケーゼ。そして大外にガビリア。その後ろにゼーリッヒ!
外から来たガリビア、大幅にスピードアップ!
クイックステップ・フロアーズのフェルナンド・ガビリアがステージ優勝!
2位はボーラのゼーリッヒ。3位がニッツォーロでした。

遅れたグライペルは、13秒差でゴール。
ボーナスタイムの関係で、マリア・ローザはガビリアの手に!
それと、新人賞ジャージもガビリアがとりました!


まさに、横風を大きく利用した、クイックステップ大勝利!!クラシックシーズンの好調さを、そのまま作戦に活かしたかのうような、見事な戦いでした。


山岳賞ジャージは、昨日と変わらずテクレハイマノがキープ。

ポイント賞ジャージは、今日最終的にステージ10位に入ったグライペルがキープしました。
でも、なんだか悲しそうなグライペル……。
もしあのタイミングでメカトラが起こらなければ、マリア・ローザを守れていた可能性はとても高かったと思われるだけに……。

そのあと、グライペルへのインタビューがありました。
「マリア・ローザ失ってがっかりしてる?」みたいな質問。

グライペルの答え。
「そりゃ、もちろん。でも、運がいいときもあるし、悪いときもある。それがスポーツを面白いものにしているんだ」
そして、ちょこっとだけ微笑んだグライペルさん。

素敵だ。

ジロ・デ・イタリア 2017 第2ステージ

ジロ二日目!
今日は、3級山岳、2級山岳があるレースです。
でも、ゴール前最後の10kmくらいが平坦のため、ある程度登れるスプリンターに有利なステージ。
となると、グライペルとか、体の軽いユアンが勝利する可能性が高いか……?

逃げは、5人です。
その中に、今日も入ったディメンション・データのテクレハイマノ!!

現在マリア・アッズーラ(山岳ジャージ)を着ているベネデッティがメイン集団に残っているので、普通に考えて、この逃げの中から、本日の山岳賞をとる選手が出てくるはず。
と、なると、昨日も逃げていて、なおかつ山岳得意なテクレハイマノが有利か?

3級山岳は、逃げの中からバルディアーニのアンドレッタがとりにいき、逃げはこの5人のまま、2級山岳へと向かっていきます。
途中、なんどか先頭の逃げ集団でアタックがかかり、残り60kmを切ってから、逃げは4人に減ります。

一方その頃メイン集団。
ボーラ・ハンスグローエのスプリンター、サム・ベネットがこの2級山岳で、集団から遅れます。
それでもずっと、ずっと、集団牽引を続けるボーラ・ハンスゴーエの選手たち。
ってことは、今マリア・ローザ着てるペストルベルガーで、今日のステージは勝負する予定なのでしょうか。


残り50km。
先頭は3人になります。
ガスプロムのエフゲニー・シャルノフ、ディメンションデータのテクレハイマノ、ウィリエールのイリア・コシェヴォイ。


残り48km。
山頂まで残り1km。ここでメイン集団とは20秒差!
どんどんメイン集団が追ってきてます。
この2級山岳1位通過すれば、本日の山岳賞ジャージは決まったも同然。

と、ここで、逃げの3人グループの中から、テクレハイマノが抜け出した!!

そのまま山頂ポイント通過!
テクレハイマノ、本日のマリア・アッズーラをゲットしました!!
テクレハイマノは、2015年にも何日か山岳ジャージを着用しましたが、そのとき確か母国のエリトリアでパレードか何かが行われた映像を見た記憶があります。
今回も終わってからパレードするのかな。どきどき。


ほぼこの時点で逃げ集団は吸収されました。
バーレーンメリダがメイン集団の前に出始めましたが、ここで下りのスピードを生かして、二人の選手が飛び出します。
クイックステップ・フロアーズのマルティネッリと、ディメンションデータのネイサン・ハース!


残り40km。
タイム差は17秒です。
しかし、逃げの二人のうち、先頭で引いているのは、ハースだけ。
マルティネッリは、おそらくガビリアのスプリントの為に、抑えでついていった模様。先頭交代をしません。


残り35km。
逃げの二人が吸収されます。

ここからは逃げができず、バーレーンが中心になってメイン集団を引いていきます。
……ということは、おそらく今日はスプリント勝負。

ちなみに、去年ポイント賞ジャージをとったトレック・セガフレードのニッツォーロは、さっきの2級山岳で遅れてしまったようで、集団からは50秒近く遅れている為、今日の勝敗に絡むのは難しそうです。

他に、今日のステージ勝利の可能性が高そうなスプリンターでいうと、最初に名前をあげたロット・ソウダルのアンドレ・グライペルとオリカ・スコットのカレイブ・ユアン
さっきのマルティネッリの動きからして、クイックステップのフェルナンド・ガビリアも狙ってきているはず。
あと、たぶんずっと守ってもらってた、ボーラのペストルベルガーもステージ勝利をしてマリア・ローザのキープを目指すと思われます。ただ、純粋なスプリントとしては、ペストルベルガーの実力はどうなんだろう……?


残り10kmを切りました。
まだまだずっと集団を牽引し続けるバーレーンメリダ
だんだんオリカが集団の前方にあがってきました。ボーラも位置取りを開始。
そんな中、アシストも連れず、単騎で先頭に乗り込むグライペル
……あれ?このパターンは、勝利モードのグライペル


残り8km。
オリカが集団の前に出ました!
ロットのアシストも増えてきた。


残り7km。
ああっと!!集団後方で、カチューシャのエース、ザッカリンが遅れました!!
カチューシャのアシストが集まって、必死でザッカリンを戻そうとしてます!こんなところで総合タイム差をもらいたくない為、全力のトレイン!!
タイム差は28秒。
先頭ももうスプリントのための位置取りが始まっているので、なかなか追いつくのは厳しい気配!


残り5km。
メイン集団前方に、クイックステップも上がってきました!
カチューシャ率いる第二集団は、その24秒後ろです。

残り4km。
先頭はモビスターと、ロット・ソウダルの2車線。グライペルの前に3人、アシスト選手がそろいました!
カチューシャはまだ追走中。タイム差約20秒。

残り3km。
先頭集団では、まだモビスターが残っています。
カチューシャグループは、その12秒後ろ。

残り2km。
モビスターが離れました。ロット・ソウダル、オリカの2車線。
カチューシャは、アシスト選手が全員離れて、ザカリン一人で追ってます。ギリギリ集団後方に入れそうです!
さあ、あとは先頭のスプリント!

残り1km。
ボーラもきた!!ペストロベルガーが先頭!昨日みたいにここでアタックをかけようとしますが、オリカがその前に入ります!
オリカ、ロットのアシスト選手が前方に出て、順々に抜けていきます!

さあ、リードアウト役のアシストはあとオリカ一人!!
後ろにグライペルユアン、ガリビアの順。

リビアユアンの隣に並び、そのままガリビアユアンが並んだままスプリントに入ります!
グライペルもいった!ユアン、ガリビアが隣に並ぶ。しかしユアンが突然踏むのをやめた!!ペダルかチェーンがはずれた!?

残ったのはグライペルとガリビアグライペルがどんどん引き離していく!
UAEのロベルト・フェラーリが、グライペルの後ろからあがってきてますが、全然とどかない。
そのままゴール!!

ロット・ソウダルのアンドレ・グライペル、ステージ優勝!!
やっぱりね!!
単騎で、アシストほっぽって先に集団前に現れるときのグライペルは強いんだ!!

2位はUAEエミレーツフェラーリ。3位は、トレック・セガフレードのジャスパー・ストゥイベン!
リビアは、4位でした。

グライペルは、総合リーダージャージのマリア・ローザも、ポイント賞のマリア・チクラミーノもゲット!!
ボーナスタイムとかの関係で、2位のペスロトベルガーに4秒差をつけました。
そして、山岳賞のマリア・アッズーラは、ディメンションデータのテクレハイマノ!!
新人賞のマリア・ビアンカは、昨日に引き続きペストロベルガーがとりました。

ユアンは結局、ステージ9位でした。不運。

あと、何気にスカイのゲラント・トーマスがステージ8位でした。
フルームのアシストか、もしくはトーマス本人がエースで走っているイメージが強いから、どっちかっていうと山岳系寄りのイメージだったのですが、スプリントも強いのですね。
ちょっとびっくりしました。

あと、ザッカリンは、結局集団に戻れなかったのか、タイム差が集団と20秒くらいついてしまったようです。
アシスト選手の、ものすごい追いあげ方見てるだけに、残念。

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