コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

ちぃぃぃまぁぁぁぁ!!!!

2019のジロ。第18ステージ。

今日は、逃げが3人だし、スプリンターステージだし、まあ捕まるだろうなっておもって見ていました。

ちなみに逃げの3人は、
アーゼードゥーゼルのニコ・デンツ。
バルディアーニCSFのミルコ・マエストリ
NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネのダミアーノ・チーマ。

でも、残り10km切ってもなかなかタイム差が1分から縮まらなくて、あれ、もしかしたらもしかするのかもって思いだして。

残り3kmで30秒あって、ほぼ確信にかわりました!!
これは、いける!集団にマチューがいたら無理だけど、いないから大丈夫!!逃げ切れるぞ!!


って思ったら、ここまで協力していた3人のうち、デンツが2人を置いて一人飛び出して行ってしまった!!?
ちょっと早くないか!決断早過ぎないか!!


置いていかれた2人が頑張って追いついて、また牽制しそうになったけど、いやいやまだだめだって思ったのか、またまた3人で回り始めました。

でもさっきよりも先頭交代のペース早いね。


残り1km切ったら、もう蛇行蛇行蛇行で、いっきりスピードを落として牽制しまくる先頭3人。

とたんに、さっきまでなかなか追いつけなかったのが嘘のように後ろに迫る集団。


ねえ決断ここだよ!そろそろいくタイミング決めないともう吸収されちゃうよ!!

ってなったら、デンツがいった!!きっと決断力の男なんだな!!
しかしフィニッシュが遠い!
デンツを抜いて前にでるマエストリ
しかし、その二人のラインから離れるようにして、チーマがスピードをあげた!

チーマの後ろにつこうとするマエストリ、その後ろにくらいついていくデンツ。

しかし、チーマが速すぎて一瞬で2人が置いて行かれます。
その直後、2人は、集団からスプリント合戦を開始したスプリンターたちに吸収されていく!

たった一人残ったチーマ。
もう残りは25メートル!!
チーマのすぐ後ろにアッカーマンが入るが、もうチーマを抜きにかかれるだけの距離はない!!


そして!!
NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネの、ダミアーノ・チーマが!!!
逃げ切りでのステージ優勝!!!!



ちぃぃぃぃまぁぁぁぁぁ!!!

すごいすごいよ!!
今日までチーマ逃げまくってて、毎日ダゾーンつけると
「あ、ニッポにげてる。チーマだ」
「あ、今日もチーマだ」
「今日もだ」
「今日のチーマは……逃げてるな」
みたいな印象になってました。

そんな、逃げまくってたチーマが、逃げ切りで勝ったっていうのが、そして、NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネの選手がステージ勝ったっていうのが、嬉しい!!
別にどこのチームの選手が勝ったって嬉しいんだけど、
なんだこれ!うれしい!
チーマおめでとう!
ニッポもおめでとう!!

ツアー・オブ・ジャパン 2019 いなべステージ

前日に引き続き、TOJツアー・オブ・ジャパン)の、第3ステージである、いなべステージを観戦してきました!

まずはお宿の選び方から。
今回も選択肢としては、桑名、四日市、名古屋のどこかで宿を取ろうっていう感じでした。
一番近いのは桑名、ホテルの選択肢が多くてより東京に近いのが名古屋、同じくホテルの選択肢が多く、比較的京都寄りの位置にあるのが四日市

ただ、レース当日の移動を考えると、四日市と名古屋だったら、翌朝の移動距離としてはそんなに変わらなかったのですよね。
そして、京都駅からの移動を考えると、名古屋の方が楽だったのです。
名古屋からだと、桑名のホテルよりも30分くらい早起きしないといけない感じでしたので、あとは桑名と名古屋のホテルの価格やら駅からのアクセスを鑑みて、結局名古屋に宿をとりました。

名古屋駅前にはホテルがいっぱいあるのですが、翌朝、近鉄で行くことは確定だったので、近鉄名古屋駅に近いホテルを選びました。


そんでもって、レース当日。
名駅から西桑名駅への乗り換えを、事前に動画で予習したにもかかわらず、駅が改装工事中でまったく役にたたなくて、もう電車出るよ!って瞬間になんとか駅に飛び込み、スイカで入ろうとしたら電子マネーが使えず、窓口で慌てて切符買ってそのあいだ電車にまっててもらって、なんとかレース会場行きの電車に飛び乗りました。
これ逃したら、次の電車まで50分またないといけないのでひやひやでした。

ちなみに、電車内のTOJのポスターには、「名古屋駅から1時間!」ってうたってましたが、実際に名古屋駅からレース会場に向かった私の所用時間は約1時間半でした。


地元の高校生とかの通学の時間帯とかぶっていたようで、結構この電車が混んでいました。
レース会場最寄り駅についたのは、8:30頃。

そこから歩いて3分くらいのところに、チームカーとかピットエリアがありました。
パレード開始が9:20の予定だったので、昨日よりは余裕を持って着きました。

まだ選手たちも余裕があるのか、サインとか写真とかに応じてくださっている選手の方もいらっしゃいました。
そして、現地で会った観戦仲間のみなさんが背中を押してくれたおかげで、雨澤選手に、今回作った応援グッズにサインをいただくことができました!


サインに応じてくれてる雨澤選手。

今回、応援ボード作るときに、日本語で名前を書くか、アルファベットにするか迷ったのですが、
せっかく海外チームに所属したのだから、雨澤選手のチームメイトや監督が「あ、雨澤選手のファンが◯◯って書いてる応援ボード作って来た」ってわかるものにしようと、あえてぱっと見で認識しにくくても「Takeaki」と書いたボードを作りました。
そしたら、雨澤選手がサインに応じてくれているときに、私のボードを見たグストの選手の方々が「タケアキ〜タケアキ〜」って声かけてて、雨澤選手がそれに笑って答えているシーンとかもあって、ああやはりアルファベットで作ってよかったって思いました。

「応援してます、がんばってください」とだけお伝えして、そそくさと離れました。雨澤選手はやっぱり人気で、次々にファンが来てサインしてもらったり握手してもらったりしていました。

それから、ちょっと場所を移動して、パレードコースのちょうど曲がるところに待機して、パレードがはじまってから写真をとりました。
チームカーとかきたときは、写真を撮らずに手を振りました。
まだレース自体がスタートしてないので、各チームカーのスタッフの方もリラックスしていて、みなさん手を振り返してくれたり、リアクションとってくれました。
実はあんまりパレードスタートって興味なかったのですが(←基本、戦術と展開を肌で感じるために観戦に行く人)、いわばパレード走行の最中って、レースと逆で、選手やスタッフの方々が「今日はこーゆー人たちが見にきてるんだ」って私たち見ている観客をゆっくり確認できる場でもあるのかなー、って思いました。

あと、このパレードスタートを待っているときに、地元の方々が道で同じように待っていて、
「ぼく、毎年見てるんですよー」
「わたしも。これ、本会場の方行くと本当に全然スピード違うのよねー。子供はもう、そっち行ってるわ」
みたいな、いろんな世代の方の会話聞いてると、なんかレース主催者側でもない私がうれしくなっちゃって、思わず涙ぐんでしまいました。



パレードスタートを見送り、もともとの予定ではシャトルバスでフィニッシュ地点があるメイン会場に向かうつもりだったのですが、知り合いの方が車で来ていて、乗せて行ってくださるとのことだったので、お言葉に甘えてその方の車で会場に向かいました。
車の中で、スマホで中継映像を見て、レースの状況を確認していたところ、落車の映像が飛び込んできました。

3人。
ガードレールからその向こうに落ちそうになっている落車でした。
うち、一人が、マトリックスの佐野淳哉。

佐野さん!?

佐野さんは、ガードレールにもたれかかるようにして右肩を押さえてしゃがみこんでいて、とても痛そうでしたが、映像ではしばらくしてまた自転車に乗った姿を確認しました。


逃げは、できかけて潰れる、を繰り返していたように記憶しています。

そうしているうちに、メイン会場に到着。
到着してすぐに、選手たちがすぐ近くを走っていきました!
昨日と同じパターン!

選手を見送り、やってくるチームカーに手を振っていると。
その車列の最後を走っていた一台の車が、私たちのすぐそばで止まりました。
マトリックスのチームカーです。
そして、中から、
佐野さんが出てきました。

佐野さんは、リタイア、ということです。


佐野さんは、痛みに顔をゆがめ、動くのも、歩くのも大変そうでした。
右肩が痛むのか、サイクルウェアを脱ぐのもままならず……。

佐野さんは、とても好きな選手です。
いつだって応援したくなる、とても魅力的な、尊敬している選手です。
その、大好きな選手の一人である佐野さんが、目の前で、落車の痛みに苦しんで、リタイアしてしまっているっていう状況が、なんというか、衝撃でした。

いつだって元気をくれて、殺伐としているときには癒しをくれて、
落ち込んでいるときには、私も佐野さんのようにがんばろうって思わせてくれる、そんないろんな嬉しいことを私に与えてくれる佐野さんが、目の前で苦しんでいるというのに、私は声をかけることすらできないのです。

目の前で、大好きな選手の物語の一つが、無情にも閉じられていく……。
当たり前のことだけれども、我々ファンは、その物語の傍観者にすぎないのです。

そんなことを、もやもやと考えました。



あんまり見ていても邪魔なだけですし、移動してフィニッシュエリアを確認しに行きました。

いなべのフィニッシュエリアは、かなりきつめの斜度で形成された丘の下にある設定です。
だから、最前列でなくても、丘の上にいればフィニッシュの瞬間が確認できるという、とても見やすい地形のステージでした。
さらに、コースはフィニッシュ地点をすぎてから、ゆるやかで短い上り坂を登って丘の頂上と同じ高さまであがり、そのまま丘のすぐ後ろの道を走っていくので、
丘の一番上から見ていれば、遠くからフィニッシュエリアにやってくる選手を眺めることができ、
そこからフィニッシュ地点も確認ができ、
さらに選手を見送ってから後ろを振り返れば、またさっき見送ったばかりの選手が走って行るのが見られるという、なんかもう「こんな見やすくていいの!?」っていう見やすい、ステージでした。

なるほど。
知人がみんな、いなべをおすすめするわけです。

だいたいの位置を確認してから、食事を確保し、今度は一番のぼりのきつい区間に向かうことにしました。

ちなみに、会場で売ってた蕎麦が、こういう場所で食べられる蕎麦と思えないほど美味しかったです。
あと、いなべはお茶の産地でもあるらしく、会場で茶っぷりんって名前で売られていたプリンも一つ買いました。
プリンは8種類くらい売ってて、どれを買ったか名前を覚えてないのですが、とにかくその買ったプリンがめっちゃくちゃ美味しかったいです。

いなべ、食のレベルに関しては、個人的に文句ないステージです。


そこからえっちらおっちら歩いて、登りに向かいました。
途中、選手がやってきたので上りの途中で立ち止まって応援しました。
逃げてる選手と、それを追いかける集団って構図だったのですが、逃げが、ぱら……ぱら……ってきたので、逃げのことはよく覚えてません。
なぜか、まりのが逃げに入っているはずだって思って、まりの選手の応援うちわを用意していたのですが、まりの選手は見つけられませんでした。
ただ、メイン集団では、集団前方に、リュブリャナ・グストが3人隊列を組んであがってきていて、うち最後尾が雨澤さんでした。
あ、これ、グストが動くんだ!って思いました。

そして、また集団が過ぎてしばらくして後ろの方から、マトリックスの安原選手がやってきました。
安原選手は、昨日の京都ステージめちゃくちゃ逃げてたから、その疲れが今日にでたのかなと思いました。
この時点で遅れてしまったら、タイムアウトの可能性もでてきます。
「がんばれー!」って声をだしながら、でもこの時点でここまで遅れていたら厳しいんじゃないかって、冷静な私もどこかにいました。
でもそのとき、一緒にいた観戦仲間が安原選手の背中にかけた「明日も走ってよー!」という応援の声に、
はじめて、リタイアというものに、ひやりとした感覚を覚えました。

マトリックスは、今日佐野さんのリタイアが決まっているので、今日だけで2人も失うとなると、かなり大変になる。
まず私にあったのは、その意識でした。
でも、それだけじゃなくて、
ステージレースだから、今日リタイアしたら、もうこの先のステージに、その選手はいないのですよ。
明日、あるかも知れない物語が、一つ消えるか消えないかの瀬戸際が、今、そこにあるのです。

国内だと、TOJほど長いステージレースってないから、
ほぼリタイアしかかっている選手に対して応援するのって、もう仕事終わっているのにがんばれっているのって違うんじゃないかって思って、手だけたたいて、声をかけないことが多いのですが、
このTOJのリタイアはそういう意味じゃないんだって、ここで初めて、ちゃんと認識しました。
次、まだ諦めずに戻ってきてくれたら、ちゃんと名前を呼んで応援しようって思いました。


そこからしばらく登って、どうやら一番きついエリアのあたりに辿りつきました。
ここまで登るのに、2回くらい「これ、私道の反対側にころがりおちるんじゃないか?」って不安になるくらい足場が大変な感じだったので、小さい子を連れて、登りの方にくることはおすすめしません。
実際にいませんでしたが。

そこに座りこんでしばらくすると、また先頭の選手がやってきました。
一人。エミール・ディマ(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー)
そしてそれからしばらくして、また一人。ペア・クリスティアンミュンスターマン(ザワーランド)

逃げが一人、追走が一人、そのあとがメイン集団という展開のようです。
そして、メイン集団がやってきます。
この場所が、坂が一番きつい箇所らしく、速度がゆっくりになるので、かなり選手の判別がつきやすかったです。


増田さん。


まりの選手。


って、あれ?さっきあがってきてたグストが前方にいません。
しばらくして、雨澤選手を集団の後方に見つけました。
また昨日と同じこのくらいの位置に戻ったのか……。

が。
なんか違和感。


あ、雨澤選手の自転車に、ナンバーのプレートがついてない!?

ただ、怪我をしている様子はありませんでした。
パンクか何かの機材トラブルで一度下がったのでしょうか?

こういった小さい情報は、現地でも手にはいりません。
どうしたんだろう。


集団が行って、チームカーが来て、そしてまたしばらくして、安原選手が来ました。
今度は、「安原さーん!がんばれー!」って言えました。


それからしばらくして、残り3周となった、先頭がやってきました。
先ほど、それぞれで逃げてた二人が合体していました。


先頭のふたり。


しばらくしてメイン集団があらわれます。
先頭は、マトリックスマンセボ
思わず、複数の観客から「おお!」と声があがりました。
集団の前の方に、有力な選手が何人もいます。


真ん中あたりにいた、中根さん。


そして、雨澤選手は、集団の後方にいました。
鼻のあたりから下の顔面を血だらけにして。


……………………え?

ちょっと待っていったい何が起こってるの?
自転車が交換されてて、次きたとき血だらけってことは、マシントラブルじゃなくって、
落車?落車が起きたの?

公式にもチームにも、どこにもこれにまつわるツイートがあがっていません。
状況だけみたら、雨澤選手の血の位置とか、鼻のあたりにティッシュがあったことから、鼻血って可能性もあるのですが、私も去年顔面から落車したとき、顔に傷はほとんどついてないけど鼻血がめちゃくちゃ出たことがあったので、落車して鼻血が出てるってことも考えられます。

いや、っていうか、このタイミングで自転車のトラブルと体のトラブルが何の相関もなく現れるってありえるか?


しかし、そろそろフィニッシュが近づいてまいりました。
山から降りて、フィニッシュ地点に向かわなければなりません。

足元に気をつけながらくだっていると、安原選手がやってきました。
先ほどよりもかなり遅れています。
ちなみに、安原選手、遅れてはいますが、最後尾ではありません。少し離れた後ろに選手が一人いました。
この周回だったか、その前の周回だったかで、一緒にいた観戦仲間の一人が、「まだわからんあきらめるなー!」てきなことを言っていたような気がしました。
なぜか私が元気でて、そうだよ、まだわかんないよ!って思いました。


山を降りて、メインの観戦場所に戻ります。
ここで、絶対に買うと決めていた、中部ステージ限定のTOJ羊羹を購入していると、いち早くコースをチェックしていた観戦仲間から「雨ちゃん、遅れた!」の声が。
慌ててフィニッシュ手前300mくらいのところが見える場所に駆け寄ると、集団から遅れた数人の選手がちょうど目の前をすぎたところでした。その中に雨澤さんもいます。
コースのレイアウト上、丘を走ってから一瞬くだって登りにはいるのですが、その下る箇所ならまだ間に合うと、来た道を一部引き返し、ダッシュで走り上りの麓へもどります。
が、今日もまた間に合わない!!

とりあえず全力で走りながら「雨ちゃん、がんばれぇぇ!!!」と声をはりあげる私。
昨日に引き続きいうけど、まず私ががんばれ。
特に羊羹買うタイミングをがんばれ。

選手を見送ってから、またたった今走った道をもどり、フィニッシュ地点と同じたかさの道沿いで観戦するか、それとも会場にきたときに確認した、フィニッシュエリアを見渡せる丘の上で観戦するかを悩み、結局状況が見たいから、と丘の上で観戦することにしました。

と、ここで、さっき、安原選手の後ろにいた小柄な選手の姿が見えました。

あれ、安原さん、まだ来てない……。
リタイアしてしまったの……?

そのときです。
フィニッシュエリアのはるか遠く、家々や木々がならぶ街並みの中に、ちらりと、一人で走る安原さんの姿がみえました。

よかった、まだ走ってる。


ただ、見えるのは見えるのですが、まだまだ遠いです。
コース距離にして、まだ500mくらいあります。

でもね、でもね。見えるんです。
一人で諦めずにがんばって走っている姿が見えるのです。

一瞬だけ、周囲から浮くかなってためらったのですが、
なんかもういいやって思って、
一緒にいた観戦仲間と一緒に「安原さーん!」「ダイキー!」「がんばれー!」と腹筋使ってさけびました。
遠いけど、障害物ないから、きっと声が届くだろうと思ってさけびました。

一回、まわりがシーンってしました。
あ、浮いたかな、やっちゃったかなって思いました。

すると。
安原さんが近づいてくるにつれて、応援の声がさざなみのように聞こえてくるのです。
会場のみんなが、安原選手を応援しているように感じました。


その中を、安原選手が通過していきます。あと、2周です。
丘の頂上にいたので、すぐに後ろを向いて、2周目にはいったばかり安原さんを応援して送り出しました。

あと、約30kmの一人旅……。


しばらくして、レース先頭がやってきました。

デュマ、単独。
集団はすぐ後ろにいて、ほぼ捕まっているとみなせる状態でした。

その状態で、最終周回に入ります。


でも、この集団に雨澤選手がいない。

やがて、集団から遅れた、山本選手が単独でやってきます。

でも、雨澤選手はまだ来ない。

それからしばらくして、グルペットがきました。
そうやくここに、雨澤選手の姿を発見しました。
丘の後ろのところでみたとき、血がさっきよりも一層ひどくなってました。
あああ……。

そして、そこからまた何人かの選手を見送ってから、安原選手がやってきました。
その背後に、ぴったりとつく、最後尾の車両。もしくは、回収車の車両。すみません。どっちか覚えてないです。
覚えてないのですが、今度は、遠くから見えても応援できませんでした。

あまりにもその車が背後ぴったりについているので、このフィニッシュ地点ちかくのチームピットエリアにこのまま回収されてしまうのか、
それともまだレースを続けさせてもらえるのかが、わからなかったからです。もう目の端に、逃げていた先頭の姿も遠くに確認できてました。
祈るような気持ちで、安原選手の姿が応援の声とともに近づいてくるのを見つめました。


そして。
チームピットエリアの入り口を……。
…………過ぎた!!
鐘もなりました。ラスト一周を告げる鐘です。
まだ走れるんだ!!

さあ私の腹筋今が出番だ!舞台で鍛えた発声練習の成果を発揮しろ!!!


と。
冷静に考えれば、昨日あれだけ逃げてた安原さんが序盤でこんなに遅れている時点で、体調が悪かったのだろうし、
別にツアー・オブ・ジャパンを途中でリタイアしたからって死ぬわけじゃないし、
それこそ例えば今日リタイアしてこのあと走らないことで体がリフレッシュされて次のレースでいきなり勝っちゃうみたいなことだってあるかも知れないわけで、
だから、何がなんでもこのレースを完走してもらわないといけない訳はないんですけど。


なんでですかね。
漫画とかでたまにある、崖から今にも落ちそうな友人の手を掴んで、「あきらめるな!」って言ってるあんな気持ちだったんですよ。
こっちが手を離したら死んでしまう的な。
で、この最終周に入ったときに、自分から崖の淵をがしって掴んだのが見えたような、そんな気持ちになったのです。
ああ、もう大丈夫かも知れないって。



そして、あっという間に先頭が来ます。

さっき逃げが潰されてから、そこからアタックがかかったみたいで、出て来た2人。
先頭が、アダム・トーパリック(ザワーランド)。その後ろにぴったりついたベンジャミン・ヒルリュブリャナ・グスト・サンティック)。


すでにもうスプリントしてるのか、スピードがはやい!!
残り200m。
トーパリックの後ろについてたヒルが、スプリントの状態でじわじわと距離をつめてきました。そして、ぎりっぎりのところで抜いた!!!

優勝は、リュブリャナ・グスト・サンティックのベンジャミン・ヒル!!
スプリント強かった……!!迫力すごい!!

すぐにメイン集団がやってきます。
気持ち的には、もう怪我せずゴールして!!みたいな感じで、誰が3位とか見てなかったです。

それから、丘の上からおりてコース横に戻り、遅れていた選手が戻ってくるのを待ちました。

しばらく待って、雨澤選手が戻って来て、ほっとしました。
それからまたしばらく待って、しばらく待って、何人か通過して、しばらく待ちました。

大丈夫。
まだ回収車きてない。
だから大丈夫。大丈夫。


そして、やっと遠くに見えた、安原選手の姿。

よかった。


会場、みんなで拍手です。
もうちょうど表彰式が始まる瞬間に、フィニッシュ。


そんなこんなで、表彰式の内容を結果だけ耳で聞いて、
会場に来てた美味しい珈琲屋さんのカフェオレを飲んで、
ちょっとだらだら感想とかを話したりしてから、会場を後にしました。

このあとも、シャトルバスは表彰式直後と、その1時間ちょいあとくらいに一本あったのですけれど、またまた観戦仲間の方にアクセスのいい駅まで送っていただいて、家路につきました。



以上!!いなべステージの感想でした!!
この日、東京の家に帰ってから、疲れ果てた状態でレポート途中まで書いていたのですが、何せジロで初山さんがまた逃げてたものだから集中できず、途中で書くのやめちゃって翌日もありえないくらい寝ちゃって、レース終わった翌々日の今日、ようやく書き終わったという次第。

なので、かなり自分の記憶に頼って書いてしまっているので、
「あれ?自分がみたレースの映像と違う」「記事と展開ちがくない?」ってあったら、ごめんなさい、私の記憶がちょっと改変されちゃってるのかも知れません。
私の記憶の中の、2019年のいなべステージ、だと思ってください。

あと、どうやら雨澤選手は、レース中の落車とかが原因で血が出ていた、とかではなかったみたいです。
自転車が交換されていたのも、落車とかではなさそうですが、どちらも、レースから数日たった現在でもどっかから公式な情報が出たわけではないので、確かなことはわからないです……。




あと、いなべと京都、観戦に行くならどっちがいいかっていう話をしようと思うのですが。


んー……。
マジでいなべ見やすいんだけど、
人にすすめるなら、京都かな……。

私、レース観戦について、今年こう決めています。
『東京以外のレース会場には、もしレースが中止になっても後悔しないレース会場にしか行かない』
レースだけを目的にすると、レース展開が微妙だったり、暑過ぎたり寒過ぎたりで観戦が大変だったりすると、めちゃくちゃがっかりしちゃうじゃないですか。
楽しみたくて観戦にいくのに、ちょっとリスクが高すぎると思うのですよ。

いなべは天候が良ければ大変見やすく楽しいレース会場なのですが、
京都と比べるとアクセスがとっても大変なので、完全に1日がかりになります。

京都は、レースのあと京都市内観光ができちゃうタイムスケジュールなので、もし何かレースを楽しめない事情があっても「まあいいや」って切り替えが楽にできそうだなと思うのです。


ただ、私個人でいうなら、いなべ来年も行きたいです。
茶っぷりん、あと三種類くらい食べたかった。
あと、おそば美味しかった。
プリン好きな人はいなべ後悔ないよ。
悪天候でレースが50kmくらいで終わったら、私、駅近くのお店の茶っプリン片っ端から買いにいく。後悔しないわ。


あと、めちゃくちゃ二日間風強かったのですが、
ドローンはすごい強風で木々がざわざわしてても、違う次元にいるかのように空中に泰然と漂って映像を撮ってました。こやつ、できる………!!

ツアー・オブ・ジャパン 2019 京都ステージ

ツアー・オブ・ジャパン 2019 京都ステージを現地観戦してきました!

TOJは、基本レース開始時間が朝早いし、アクセスが大変なところでやる場合が多いので、参考のため、前泊したお宿から書いていきます。

京都ステージの宿の選択肢としては、アクセスのいい京都駅周辺に泊まるって方法と、レースエリア近くに泊まるって方法の二択で考えました。
京都ステージの特設ページには、開催地市内のお宿紹介のページもあったので、今回は、その中で駅からの徒歩距離が近いところを選びました。

http://suisyun.jp/matsuiyamate/
松井山手駅 水春

スパ施設にホテルつけました!みたいな宿でした。
基本一日中スパ施設だけでのんびりできる構造に、ホテルの自分の部屋があるって感じなので、めちゃくちゃ居心地よかったです。
館内が土足じゃないってだけで、あれだけリラックスできるとは……!
露天風呂入り放題、リラックスコーナーでは漫画読み放題、ロビーではグランドピアノの自動演奏、とかで、なんかもーほとんど部屋にいなかったです。

で、そうやって、前日に心身ともに完全に弛緩した状態で、翌朝宿を出て、スタート地点へと向かいました。

通常のバスの時刻表を調べると、たどり着ける時間のが1本しかなくて、結構ひやひやしていたのですが、前日に調べ直したら20分ごとに最寄駅からの臨時バスが出ていることがわかって、それにのってスタート地点へと行きました。

あ!
ちなみに、この路線バス移動が、レース会場行くまでと、終わって駅まで出るまでに結局計3回もあったので、降車時の手間を省くためにも、交通系電子マネーカードは、朝にそこそこちゃんとチャージしてから一日をスタートすることをお勧めします!



私がパレードスタート地点についたのが、パレードスタートの30分くらい前だったかな?
半分くらいの選手がすでに出走サインを終えている状態でしたが、何チームかはサインの様子を見ることができました。

そこから、パラードランまでにいろいろとセレモニーがあり、選手はスタート位置についた状態でそれが終わるのを待ちます。

スタートを待っている雨澤選手の姿。


パレードランがスタートしたのを見送り、そこから再び路線バスに乗って、アクチュアルスタート地点に向かいます。
わたし、ツールとかみたいに、パラードランからそのままスタートするのかと勘違いしていたのですが、(途中の脇道にゲストライダーがそれて、そこからコミッセールが旗振ってスタートだと思ってた)、そうではなくて、アクチュアルスタート地点で全選手が一旦止まり、そこから改めてスタート切ってました。

そのアクチュアルスタートを見おくると、今度はフィニッシュ地点に向かわなくてはいけません。
シャトルバスが来るのを待ち、シャトルバスに乗って約30分。
このバスに乗っている間に、逃げが決まります。
全部で8名。
安原 大貴(マトリックスパワータグ)、アドリアン・ギロネット(インタープロサイクリングアカデミー)、エイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン)、入部 正太朗(シマノレーシングチーム)、 フィリッポ・ザッカンティ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)、アルチョム・オヴェチキン(トレンガヌ・INC.・TSG・サイクリング・チーム)、岡本隼(愛三工業レーシング)、ヴィクトル・ポトチュキ(リュブリャナ・グスト・サンティック)です。
しかし、岡本とポトチュキはしばらくしてこの逃げ集団から切れてしまいます。


先頭が6人になり、2周目(正しくは2.5周目)が終わろうとするちょうどこのタイミングで、私の乗っていたバスが、フィニッシュ地点へと到着しました!

ちょうどフィニッシュ地点一つ前のカーブのところで、逃げグループを見ることができました。
入部さんの名前を叫ぶ私。

そのあとにやってくる、逃げてる選手の所属する各チームカーに手を振って、しばらくするとメイン集団がやって来ました。

ここまで、バスに乗っていた間はとぎれとぎれの映像の情報で、どこが集団牽引してるのかわからなかったのですが、やって来たのは、ものの見事なブリッツェンのトレイン!!

そうだよね!
逃げに誰も入ってなくて、リーダーチームだもんね!そりゃそうなるよね!

タイム差はこの時点では、全然気にしていませんでした。


そのあと、出店をひやかして美味しそうなものを購入してから、今度はコース下見がてら、すこし見通しのいいところに移動します。


ちなみに、フィニッシュ300m手前くらいから、テクテク道沿いにフィニッシュ地点に向かって歩いてみた感じの感想。

坂じゃん。

歩いてて「ああ、まあ坂だけど、いちいち口にするほどないじゃん?」って思いながら歩いてると、なんか地味に疲れる、くらいの微妙な上り坂。

ただ、今日はものすごい強風。

「フィニッシュ」のバナーが、とりはずされるくらいの風でした。


フィニッシュ地点を過ぎて道沿いにすすむと一瞬だけ下るのですが、そこからまたじわじわと、今度はふっつーの登り道になっていきます。

その登り道を登っている途中で、今度は4周目に入った、逃げグループがやってきました。

またまた入部さんに声援を送りながら、ふとここで疑問が。

シマノのエースは、入部さんのはずです。そして、シマノはオリンピック代表として入部さんを入れたいと思ってるはずです。
今回のTOJは、当然UCIレースですから、チームとしては、総合で入部さんを入賞させて、UCIポイントが欲しいはずだし、そんでステージだって勝たせたいはず。

一人、チームの誰か逃げに入れたいのは、わかります。今のブリッツェンの状態になるのを避けるため。追わなくてよくするため。

……でも、なぜ、他の誰かじゃなく、エースのはずの入部さん本人が、逃げに入っているのだろうか。
たしかに風は強く、フィニッシュ地点は追い風が吹いていたから逃げに有利な要素はあるのだけれど、でも、逃げ切りできる感じのステージか……?


んーむ。
と、首をひねってると、集団がやってきました。
相変わらずブリッツェンが頑張ってひいてます。
縦一列で集団が登って行くので、速度はそれなりですが非常に選手の判別がしやすい!


……。
え、一列棒状?
そんな狭い道でもないのに?

……まあ、まだしばらくあるから、いいや。ここで展開について悩むのはやめよう。


もうすこし登って、画面があるところに行きました。
中継のおっきい車じゃなくて、普通の大きいテレビみたいなもので、観戦者が見られるように置いてくれてました。

基本的に画面にはバイクカメラの配置の関係なのか、いつも逃げグループが映っていて、集団の様子がわかりません。

しばらくして5周目に入った、選手たちがやってきたので、またまた逃げてる入部さんに声援をおくります。
しばらく待って、今度は集団。

集団が来た時は、わたしはひたすら去年このステージで勝利した、雨澤選手を探していました。
雨澤選手の応援ボードも作って持って行ってたのです。

ちなみに、実はこちら、リバーシブルでして、裏は去年のジャパンカップのときに作った、これです。

で、この場所で、これを掲げる準備をしていたら、近くにいた、このボードの文字を覗き込んだ地元の方がいいました。

地元の人「あれ、この名前って、去年ここ勝った選手じゃない?」
私「そうですそうです!!この人が勝ちました!」
地元の人「今回も出てるの?」
私「出てます!!」

おそらく、普段サイクルロードレースの情報を追っている方ではなくて、地元だから見に来てくださっている方だと思うのですが、それでも雨澤選手の名前をご存知でした!


ああ、勝たなきゃ意味がないって、こういうことなのかって思いました。
いくらいい走りをしても、勝たなきゃ、残らないし、伝わらない。
でも逆に言えば、勝てば、知らなくても残る場合があるのです。


メイン集団を見送ってから、そろそろフィニッシュ地点に近いところで観戦しようと、登ってきた道を今度は降りていきます。

坂をくだりきったところで、道に沿わずに直進しました。
すると、フィニッシュ地点の手前2kmくらいのところに出ます。

えーと、
この日のコースは、例えるなら、電球を平らにしたみたいな形を想像してみてください。

その電球の、ソケットにつける、くるくる回す一番底面のど真ん中がフィニッシュ地点。
私がいたのが、そのくるくる回すとこの左側上はじよりも、ちょっと電球のガラス面にいったところ。
そこからガラス面にそって下側にもどり、くるくる回す部分に接した時点で道沿いに進むのをやめ、ガラスとくるくる部分の間を通り、ショートカットして、反対側のくるくるの右端とガラス部分の境にきた感じです。

だから、さっき見送った周回の、終わり頃が見られるという訳。


さあ、ここで、現地応援のお楽しみ!
自分でやろうタイム差測定!!

というわけで、電柱を頼りに、逃げグループとメイン集団のタイム差を計ってみました!

あと、一枚も走ってる選手の写真をとってなかったので、ここでちょっとだけパチパチ。

遠いけど、リーダージャージきてる岡くんとか、増田さんとか。

集団真ん中あたり、佐野さんとかマンセボとか、オーちゃんとか。

雨ちゃん。


そんでもって、自己計測結果。
逃げと集団とのタイム差。
約1分20秒。

えーと。
残りだいたい18kmくらいで、アップダウンコース、かつ強風。
で、集団のコントロールは、あいも変わらずブリッツェン。
ナショナルチームの選手の姿は、ブリッツェントレインの中にたまに見えるけど、キナンやリュブリャナ、それにジョッティあたりの、逃げに選手を入れてないチームが、集団を牽きにでようとする様子はない。


…………あれ?逃げ切り、ありえる?

あ、いやいや。ここで集団から、今まで動いてないチームの選手がアタックとかして、前の逃げに追いついたりって可能性もまだある……。

と、ここでスタッフの方が親切に「次、反対側ですよー!」と教えてくれました。

そうです、今来た道を戻れば、最終周回に入ったばかりの選手を見られるのです。

慌てて戻りましたが、私が反応して振り返ったときには、すでに逃げてる選手が過ぎたところ。

メイン集団には間に合いたい!とはしりましたが、ああ!若干たりない!

とりあえず、走りながら遠くを走り去る選手に向かって「がんばれー!!」と応援の声をあげましたが、いや、私こそ頑張って走れよって自分にすごい突っ込みました。

結局沿道までたどり着かずに、ぜはぜはしてると、一人集団から遅れたニッポの選手。

……………中根さんに見えたのは、気のせいか?


あとでご本人のツイッター確認したら、この直前にパンクしてしまった、とあったので、たぶん中根さんだったのだと思います。


ここからは、また電球にたとえると右側のくるくる部分付け根あたりにもどり、そこからコースに沿ってフィニッシュ地点を目指して歩きながら、ラストの観戦場所を決めました。

途中、スマホで確認すると、逃げでアタックがかかり、先頭が2人になったことに気づきます。
入部とザッカンティ。
そこに、くずれた逃げグループから追いついてきたトゥーベイが加わり、3人に。


…………。
いや、ちがう、そうじゃなくて。

まだ、逃げてる?!?


残り5kmくらいで、集団とのタイム差は、30秒くらい。


ええー!ギリギリっ!逃げ切りか、集団が追いついてのフィニッシュか、どっちだ?!


でも、このタイム差が縮まらず、この3人が先頭で、フィニッシュ前の直線に入って行きます!


これは、去年に引き続き、日本人の京都ステージ優勝行けるか?
っていうか、入部さんの、逃げ切りステージ優勝が決まるか!?


残り、約200m!

目の前を三人が通り過ぎて、さあ誰が勝ったか、現地実況に耳を済まそうとしたその直後、こんどは集団先頭が登場!
すぐ近くまで追いついていた!

不意打ちすぎて誰が集団の頭にいるのかわからず、後方だけ写真をパチリ。

すごいブレたので載せませんが、中根さんと雨澤さんが写っていたので、集団と一緒にフィニッシュできてたことにほっとしてました。

そして、ようやく耳が会場の音声を認識。


勝ったのは、
ブリッジ・レーンの、エイデン・トゥーベイ!
入部さんは、2位。
ザッカンティが3位でした。

「コーナーを曲がったところでは3番手だったエイデンが」という実況のアリーさんのフレーズが、なんだかちょっと印象に残りました。
中継映像とかは牽制とかの様子わかるけど、ぶっちゃけ現地では、ラストの駆け引きについては、中継画面にへばりついて見られる位置で観戦しないとわからん!!


と、まあ、

こんな感じが、京都ステージ、現地で見てきた私目線のレースの模様でした!


スタートしてからの、スタート地点からフィニッシュ地点の観戦場所移動中が、どうしても情報が手薄になるので、ここをどう過ごすかだなぁと思いましたが、まあでも、私みたいにひたすら展開を追いたい人は少ないと思うので、そこはあまり気にせずに。


基本的にバス移動って普段あんまりしないので苦手なのですが、
京都ステージは、バス停に係の人が立っていてくれてる場所が多かったので、来る前までに抱いていたほどは、不安感がない状態で観戦できました。


表彰式が終わって、一番早く来た、駅行きのバスに乗って駅まで出て、そこから電車に乗って京都駅についたのが、だいたい14:40前後でした。
お寺か神社か、もしくはお城か、市内で一つ観光して帰るのにちょうどいいくらいの時間でした。

実際に私は一箇所、前から行きたかった神社にお参りして、駅ビルで早めの晩御飯食べ終わって、そこで時計見たら17:30くらいでしたので。


レース観戦には、旅の要素があった方が楽しいなぁと思う今日このごろなので、そういう意味でも、京都ステージは大満足でした。



さてさて!
わたし、明日のいなべもいくので、本日は名古屋のホテルに泊まってます。


本当は、なんとか月曜日中にこのステージレポートという名の感想文を書き上げて寝たかったのですが、
まあ、スマホで書いてるから、どうしても書くスピード遅いのは仕方ない。


宿の位置の関係で、明日の方が朝早いので、ちゃんと起きられますように!

おやすみなさい!

全部マチューが持って行きました。

アムステルゴールドレース2019。
最後20kmくらいで、フグルサングとアラフィリップが順調に逃げてて、その後ろでクヴィアトとトレンティンが追走とかしてたから、まあ今日もアラフィリップだろうって思ってぼーっと見てたら、

最後の最後に、

猛烈な勢いで後ろからあがってきたコレンドン・サーカスのマチュー・ファンデルプールが後ろに抜いていったたくさんの元追走選手を引き連れたままフィニッシュ地点直前で先頭グループに追いついて、そのまま前にいたフグルサングもクヴィアトもアラフィリップも全部スプリントで抜いて勝った。


…………ごめん、私も書きながら、「何書いてんの?」って感じがひしひしする。
でも、事実なんだよ……。


どうやら、最後の5km、マチューずっと誰かの後ろにつかずにがんがん先頭に追いつこうと走ってたららしいです。


すごすぎて、とりあえずなんか書こうって思ったんだけど、
「え、これなに?」って感覚が消えなくてまともに文章になんない。

セオリー無視した圧倒的な勝利でした。
漫画ならもはやギャグ回にしかならんよ!!

私がここ数年でこつこつ積み上げてきた、「ロードレースの展開の見方」をブルドーザーでどっかーんって崩された感覚です。


マチュー。すごすぎる。
もっと見たい。

ミラノ〜サンレモ 2019

すでに2019年のロードレース観戦しまくっている皆様こんばんは!
本日は、ミラノ〜サンレモです!
遅ればせながら私も、このレースから、観戦シーズンインします。

残り97kmくらいの地点で、今年の逃げは、10人。
全員プロコンチネンタルチームの選手です。
去年も一昨年も、ミラノ〜サンレモの逃げってこれくらいの人数でしたね。
逃げ集団とのタイム差は5分20秒くらいです。

去年は、登りでニバリが単独アタックで逃げて勝利。
その前は、3人飛び出してクヴィアトが制す、みたいな流れでしたね。
その前は、ザ・スプリントって感じだったかな。

一昨年、去年からの流れでいうと、またポッチオの登りで勝負が決まるのかなーと思ってます。


残り27kmでチプレッサの登りにはいります。
この時点で逃げはマスナダの一人だけ。タイム差も10秒。

残り25kmくらいで、マスナダを集団が吸収。
山頂までは、残り約4kmちょいくらいです。
吸収と同時にアスタナが二人集団の先頭にでて、ペースをあげます。アスタナの後ろには、エフデジのトレイン。
アンテナみたいに集団の先頭数名だけが一列棒状な形です。

残り24km。
先頭にいるアスタナが一人増えました。

残り23.8kmくらいで、先頭が若干つまった感じになりました。
様子見がはじまりかけた、と思いきや、
飛び出したのはEFエデュケーショナルファーストのローソン・クラドック!
バルベルデがチェック、後ろにジルベールが入ります。
一気にスピードがあがっていきます。
残り23km、またアスタナが前にでてきて、さきほどのアタックを落ち着かせます。
他のチームも前方にあがってきました。

残り21km、特に何事もなく、山頂を通過。
集団で下っていく途中で、一人アタックがはいります。
ディレクトエネルジーのボニファチオ!!

はっや!!カメラバイク抜いてった!!!

ほっそいイタリアの山道のくだりを、岩の壁すっっれすれで下っていきます。
前を走るモトバイクにも迫り、そのうち、こちらも抜いていく。


残り17km。
後ろのメイン集団も平地にはいります。
ボニファチオとのタイム差は15秒くらいです。
この下りで、メイン集団も一旦分裂しますが、平地で合体。



残り11km。ボニファチオ吸収。
カチューシャやCCCあたりが、集団の先頭に出てきました。
位置どり合戦開始。クイックステップもがんがん前に出始めました。
ロットもきてるかな。

残り10km。
ポッジオの登りに入りました。
スカイが前に上がってきました。クイックステップも位置どり負けてません。

残り8km。
ドゥクーニンク・クイックステップが先頭でコントロール。スティバール、ジルベール、アラフィリップ。
今日はアラフィリでいくのかな?
ちなみに集団の後ろで、クイックステップのヴィヴィアーニが遅れていきました。

クイックステップががんがんスピードをあげているので、手段は縦一列になってます。
四番手あたりに、サガンやクヴィアトもきています。

残り7kmで、EFドラパックの選手がアタック!!
ディレクトエネルジーの選手がチェックにはいり、二人で抜けます。
が、EFの選手がそれを引き離した!!
単独になるかと思いきや、後ろからぎゅんっとペースをあげたアラフィリップが、がんがん追いついてきました!
集団を引きちぎって、EFの選手をぬいていきます!
そこにおいついてきたサガン!!
クヴィアトコウスキー、トレンティン、ナーセン、バルベルデ、そしてファンアールトも続きます!

この7名で周りながら、下りに入っていきます。

しかし徐々に、後ろからデュムランやモホリッチが追いついてきました。
……サガンやクヴィアトがいる下りに、後ろからぞくぞくおいつく……?
もう牽制しつつ下ってるのでしょうか。それともここで冒険してないだけかな。


残り2.5km。
ナーセンがアタック!
トレンティンがチェックして、そのままカウンターアタック!!
ファンアールトとサガンが先頭になって追走にかかります。

残り1.1kmで、トレンティン吸収!
さあここからどうしよう、と牽制をしはじめた残り1kmで、今度はモホリッチがアタック!!
これはサガンやアファフリップがチェックに入り、すぐに追いつきました!
先頭の10人くらいで牽制にはいります。

さっきのチェックの流れで、サガンがこの先頭集団の先頭に出ちゃいました。
後ろを振り返りつつ、タイミングを計ります。

そして、サガンがそのままスプリントを開始!
真後ろについていたアラフィリップが、すぐにサガンの前に踊りでます!
サガンの右側から追い抜くように出てきたアラフィリップ!
同じラインから、サガンをぬいてアラフィリップに迫ろうとするナーセン!
けれどアラフィリップが速くて、ナーセンはスピードが伸びないサガンと前を行くアラフィリップの間に入るような形になります。さらにそのラーセンのラインを通るように、クヴィアトコウスキーもやってくる!

けれど、誰もアラフィリップに追いつけない……!


ドゥクーニンク・クイックステップの、ジュリアン・アラフィリップ!
ミラノ〜サンレモ勝利!!!!

2位は、アージェードゥーゼールのオリバー・ナーセン。
3位は、スカイのミカル・クヴィアトコウスキーでした。



なんか、ここ一年くらいのアラフィリップが、無敵スター状態みたいに見えるよ。
「このレース、アラフィリップが勝ったりして……」って思うとだいたい勝ってるよ。
あ、でも、アラフィリップはパンチャーなんだっけか。
去年のツールでの活躍のイメージが強すぎて、こう、山に強いイメージができてしまっていたけれど、スプリント力だってあるもんね。
……いや、でも、サガンやクヴィアトを抑えられるほどのスプリント力があるイメージじゃなかったな。

強くなったんだな。頑張ったんだな。
とってもとってもかっこいいや。

こないだ、ストラーデ・ビアンケも勝ってたから、ルーべやロンドなんかの悪路系も勝てる可能性大だし、昨年フレッシュ・ワロンヌに勝ってるから、リエージュだって勝負できるし、去年のツールの山岳賞だし、もうなんか、何を目指すかのスケジュールを立てることの方が大変な感じがしてきたよ。

南の島に走りに行く。

2月。
それは寒さのぴーく。

凍える夜の窓辺。
立春をすぎてふる雪。
手放せぬ湯たんぽ。

家から出たくない季節。



そんななか。
みなさまお元気ですか。コロロンです。
ツイッター界隈では、もうとっくにみなさまの心はシーズンインされているようで、
ダウンアンダーからはじまり、どんどんいろんなレースを見て新しいチームジャージを見慣れてしまっているころかと思われますが。

コロロンはずっと冬ごもりしてました。
具体的にいうと、これでもかっ!!!!っていうくらい、ひたすら読書三昧の日々でした。
ダウンアンダーだけレースちらっと見て、でも結局ひたすら本を読んでました。


ついでなんで、年明けから今日までの一ヶ月半の間に読んだ本を読んだ順にひたすら列挙してみます。

1月がこんだけ。
失われた地図
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)
盤上の向日葵
Ank: a mirroring ape
本日は大安なり    
ハケンアニメ! (マガジンハウス文庫)
桜風堂ものがたり
星をつなぐ手 桜風堂ものがたり
([お]4-3)ピエタ (ポプラ文庫 日本文学)
愛なき世界 (単行本)

2月が今日まででこんだけ。
新装版 チーム・バチスタの栄光 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
月の影 影の海 (上) 十二国記 1 (新潮文庫)
月の影 影の海 (下) 十二国記 1 (新潮文庫)
ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9)
新装版 アリアドネの弾丸 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
玉村警部補の災難 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
【映画化原作】ケルベロスの肖像 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)
カレイドスコープの箱庭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
東の海神(わだつみ) 西の滄海 十二国記 3 (新潮文庫)
風の万里 黎明の空 (上) 十二国記 4 (新潮文庫)
風の万里 黎明の空 (下) 十二国記 4 (新潮文庫)
図南の翼 (となんのつばさ) 十二国記 6 (新潮文庫)

全部で25冊。
すごい読んだな。
途中から完全にシリーズ読みになってますね。
2月は、バチスタシリーズと、十二国記しか読んでないや。

個人的には、『桜風堂ものがたり』が、物語の中の現実感と奇跡のバランスがとても好みだったから、この中で一番好きな作品になったけど、展開の読めなさと手に汗握る感じはAnkが素晴らしかったのと、それとバチスタの栄光は、やはり名作。面白かった。
十二国記は、今年新刊出るので、復習のため。


そんでもって、全作品、まったく自転車関係ないよね!!!!!

まあ、この一覧を見てもらえればわかるとおり、私基本、創作物しか読まないのですよ。
物語オンリー。雑誌も評論もノンフィクションもほっとんど読みません。雑誌でちゃんと読むのはチクリッシモくらいです。早く今年の号でないかな。

ロードレースの小説ももっと増えればなあ……。
なんかこう、ファンタジーと融合できんかなあ……。
ロードバイク乗りまくっている将来有望な少年が、ある日ロードバイクと一緒に異世界に飛ばされて、そこでロードバイクを使っての郵便配達員としてその世界に馴染んで行く。
そんなある日、自国に攻め込もうとする敵国の情報を手に入れ、少年はこの知らせを同盟国に届けるべく、ロードバイクで山中をかけあがる……!!

……うん。ロードバイクは関係あるけど、ロードレースは関係ない物語だな。



まあそんなこんなで、2019年ここまでずっと本ばっかり読んでインドアコロロンしてたのですが、そろそろお外に出ようと思います。


そんなわけで、来週!
コロロンは!
石垣島にロングライドにいきます!!


……って、ちょっとまった!
検索しない検索しない!!
イベントないから!なんもないから!!!

ただ一人で勝手にのほほんと自転車もって旅行にいくだけだから!!

イベント参加とかも考えたのですが、なんか日程と距離的にちょうどいいのがなかったもので。
「そろそろちゃんと走らないとなー。冬は寒くてただでさえ外にでないからなー。でも寒いのはやだなー。よーし!あったかいとこ行ったらきっと走るだろう!あったかいといえば南!でも海外に自転車持って行く勇気はないから、国内の南の島のチケットとろう!えい!」
って、こういうノリで決めました。

人生はノリとタイミング。


そんなわけで、
来週、トレックの黄色いヘルメットと、真っ黒いダホンの折りたたみ自転車ひっさげて、てちてち石垣島を走る予定です。
…………大丈夫かな。私。
イベントもないし、知り合いもいないし、しまなみ海道みたいに自転車専用コースとかでもないのに、そんな遠くて自転車こいで、無事に帰ってこられるかな。
パンクしたら終わりなんだけど。こわい。

でもまあ、あったかいから、最悪途中でパンクしても深夜にはホテルに着くだろう!
私、高校生のとき、学校行事で二日で70kmくらい歩いたし!!外国じゃないから言葉通じるし!!大丈夫大丈夫!!たぶん!!

2018年 ハンマー香港観戦記 その3

いよいよ、待ちに待った、ハンマースプリントのレーススタートです!!

パレードランはないようで、そのまま一気にレーススタート!
ただ、私が見ている場所はスタート地点よりも手前の場所になるので、スタート直後は集団の後ろ姿しか確認できません。


と。
そこで。

目の前を、猛スピードで走りゆく、赤い小柄な影が一つ……。


あれは……。

リッチー・ポート!!!


………………………………………………え。

「ぽぉぉぉとぉぉぉぉ!!?」
遅刻!!?!!?


そういえば、ピットエリアで「あれ、いつまでもポート来ないな」って思ってたんだけど、あのまんまずっと来てなかったのか!!?
そのまま反対車線に集団が回っても、まだ追いついていないポート!がんばれポート!!まけるなポート!!

コースマップの都合上、私が見ている地点からは、集団は一度見えなくなって、しばーらくしてからフィニッシュ地点、ハンマースプリントでいうとスプリントポイントに集団が戻って来ます!

その速いこと速いこと!!

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正直、モニター画面もないし、ネット中継やってるところがあるかもわからないので、誰が先頭で入って来たのかがわかりません!
正確には、モニターはあるのですけれど、場所がフィニッシュ地点先の有料っぽい観客席があるエリアの前のため、映像が見えません!
そして、夢中になって写真をとってたので、ポートが残っているかわかりません!
あと、日本のレースみたいに、レース会場でスタートリストの紙を配ってくれている様子もないので、誰が何番だかよくわかりません!!


難易度高い!!
観戦場所確保の難易度異常に低いのに、レース内容理解しようと思ったらものすごく難しいぞハンマースプリント!!

けれど、不思議なもので、人間って慣れるのですよね。

まず、スタートリストに関しては、チームピットエリアで偶然お会いした、日本人の観戦者の知人の方に教わった、ネットで載っているサイトを教えていただきました。
PDFじゃなかったので、レース中に画面を何度かスクロールされたスクリーンショットをとって、それでスタートリスト確保。
そして、レース内容に関しては、会場内のアナウンスでなんとなく状況を把握しはじめました。
会場内のアナウンスは、英語と中国語が交互に流れています。もしかしたら、広東語と北京語とかそれぞれあったのかもしれませんが、私が英語しかわからないため、とにかく私がなんとなくわかる英語と、わからない中国語っぽい言葉が交互に実況が流れていました。


で、流れとしてはこんな感じ。
目の前を、レース先頭の選手たちが通る。
なんとなく、前方の選手に関して「あのチームでこの体型なら、あの選手じゃない?」って考える。
で、アナウンスに耳をすませ、その予想した選手の名前が流れたら、ほぼ確定!
数分すると、反対車線に選手が現れる。
遠いので、早くても余裕があるため、全力で声援!!

集団がみんないってしまうと、アナウンスに耳をすませ、ポイントとかを聞く。
みたいな感じでした。

だいたい、5分くらいすると戻ってくる感じでしたね。


数週ずつ、前の方にいる選手がかわるので、知っている選手が先頭にあがってきた一週目はわからなくても、その半周後あたりから応援できるって感じでした。


あ。
ゲシュケは最初っからわかりましたよ!!おひげって大事ね!
あと、最近はちょっとなれてきたのか、ニッポ・ヴィーニファンティーニのマルコ・カノラも、なんとなくわかった気がします。
中根さんは、慣れればわかりました。
デュムランは、がんばればわかった。
ジルベールは難しかった!!

ちなみに、ポートは結局、最初の数週でリタイアしたようでした。

…………ポート…………。


日本に帰って来てから、スプリントレースで、1周遅れで走ったのにポイントが加算されてしまって云々みたいな話を聞きましたが、
レース中、現地ではその辺全然わかりませんでした。

というか、たぶん英語とか関係なくて、
耳で聞くだけで、ポイントでどのチームが勝ってるとかを一周ごとに把握して見るとか無理だ!!
わかるのは、誰がその周を先頭で通過したか、くらいです。


数周ごとに活躍する選手が入れ替わりながら、目の前を通過していってくれるのはすごい迫力だし、
「おお、次はこの選手が出て来たか!!」っていう喜びはあるものの、何せ通常のサイクルロードレースにおける『レース展開』という名のストーリーめいたものがほぼないので、どの周回で誰がどうなって次の周で誰がどうなってっていう状況を覚えていられませんでした。

最後の方はずっとジルベール!!って叫んでた気がします。


ハンマースプリントが終わると、今度はチェイスです。
まずは、下位チームのチームTT対決!

ここで戻って来ました、BMCリッチー・ポート!
待ってました!!そうか、チームTTで活躍するために、さっきは途中でやめたんだ!
いけいけポート!!がんばれポート!!

って思ってたら、一周も走らずにリタイアしました。
……ポート……。

そのうちに、上位チームのチームTTもスタートしました!
チームTTは、スプリントと真逆で、見る分にはとってもわかりやすかったです。
体格で、誰が何番目かもわかるし!

ただ、あっという間に終わりました。
そして、ここまでのスプリントの影響なのか、
ぶっちゃけここで、どのチームが勝ってもいいや的な気持ちになってたので、結果全然覚えてません。
まあ何よりも、世界レベルのチームTT見たのが初めてで、完全に釘付けになってしまってどこが勝ったとかどうでもよかったのです。


もうね。
すごいよ。
ものすっっっっっっごく静かなんです。

なんか、ものすごく、馬跳びの馬役がうまい小学生を思い出しました。
ヘルメットの形状のせいもありますが、頭と背中が一直線なのです。

速いチームほど、みんな静かで、等間隔で、同じようにまっすぐで、きれい!!

とった写真だけ、いくつか。

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はっはっは!
いかに私が写真が下手かがわかるだろう!!

…………ごめんね。


ちなみに、香港、暑いです。そんで、建物の中は驚くほど寒い。
真夏にやってた石川台ロードレースほどではないですが、気づかぬうちに体力は消耗する感じの観戦環境なので、個人的に折りたたみ椅子は必須でした。
ですので、レース時間は短いのに、観戦が終わったあと、かなり体力を消耗していました。

レースが終わるとあっという間に人がいなくなります。
私のいた場所もそうでした。
終わって、観戦場所から歩道に戻るときに、現地実況をしていた人のとなりを通りました。
英語の実況をしていたのは、エヴァンスでした。

…………え、お、あ、オーストラリア英語だったのか。



せっかく香港まできたので、できれば誰か一人ぐらい、選手のサインとか写真が欲しい……。
それで、チームピットエリアに向かいました。
それにほら、私のホテルもほら、そのエリアなので、どっちにせよそちらに戻る必要があったので。

そして、チームピットエリアに戻ると。
そこで、素晴らしい光景を目にしました。



BMCの、ポートが、リッチー・ポートが、ずっとファンサービスしてたの!!!

BMCは、ハンマーチェイス前半のグループだったので、もうそのエリアに他の選手はだれも残っていないのです。
たぶんスタッフもいない。

その中で、ずっとポートが一人たったまま、たくさんのファンに順々にサイン書いて、写真とって、握手して、って、ファンサービスしてたのです!


おお、ぽーと!!!(感動!!)

リタイアしたタイミングを考えると、かなりの時間だと思います。
えらい、すごいや、ポート!


ポートの列を通り過ぎると、
クイックステップの選手の集団を見かけました。


ここまで書いていませんでしたが、
私、今回のハンマー香港では、友人が作ってくれたジルベールの応援ボードを持って応援していました。

なので、どうしても、
ジルベールのサインが欲しかった!

ぱっと見はどの選手がジルベールか見分けがつかず、この選手かなーって思っても確証がもてなかったのですが、袖に虹色のマークを発見して、ジルベールだと確信!

もう、ホテルに戻る選手たち。何せ足が長いので、歩くスピードも尋常じゃありません。
勇気を出して、後ろから声をかけました。

「ミスター、ジルベール!、ミスター、ジルベール!」

ホテルのロビーで、ジルベールが立ち止まりました。
そして、キョロキョロと声の主である私を探しました。ほら、海外選手からすると、私、小さいから。

すかさず近寄って、応援ボードを差し出して、サインをお願いしました。
そして、ジルベールが書いてくれたサインがこちら!!


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うわーい!!うわしいー!!



一度ホテルの部屋にボードを置いてから、もう一度ホテルの外に出て、今度はホテルに戻る途中だったドゥムランに、ツーショットをとってもらいました。

幸せ!!


ちなみに、ジルベールもデュムランも、ぱっと見でわかるくらい、めちゃくちゃ疲れてました。
チームTTって、本当に大変なんだなって思いました。


そんな感じで、レース観戦自体は終わりましたが、
そのあとも、
夜、ホテルのロビーのバーでハンマーシリーズのポロシャツ着たレース運営関係者が飲んでいたり、
翌朝ホテルの朝食バイキングでボーラのスタッフがあつまってご飯を食べていたりと、なんか、きっと私に語学力と社交性があればとても素晴らしいことになる条件自体は揃っているというすさまじく恵まれた観戦環境だったことを報告しておきます。




そんなこんなで、ハンマー香港観戦の結論!!

ぶっちゃけ、ハンマーシリーズのレース内容は、現地ではわからん!!
ただ、憧れのワールドチームの選手たちとの距離はものすごく近くて、そこまで観戦客もいないので、走っている姿自体はとっても見やすい!!
あと、香港自体、英語がどこでも通じるし、日本語でメニューを置いてる飲茶のお店や日本語スタッフがいるホテルも多く、どこでご飯たべても美味しくて、海外旅行先として、かなり気楽にすごせる場所でした。

なので、ハンマー香港は初海外観戦先としては、なかなかちょうどいいレベルだったのかなと思います。


レース観戦地区は、治安もよかったし、気をつけるのは寒暖の差くらいかな。
来年もハンマー香港があるかはわかりませんが、
海外で自転車レース見てみたい、でもあんまり海外旅行の経験はないし、海外レース観戦の頼れる先輩もいないから不安、っていう人には、とても向いていると思います。


ただ、私は、次は行かないかな……と思います。
なぜなら、私がサイクルロードレースで一番重要視しているのは、レース展開と戦略なので!
ハンマーシリーズはそれはそれで魅力的なのですが、大金かけてお休みいっぱいとって海外いくなら、次はヨーロッパのレースがいいです!できればクラシック!



そんなこんなで!!

年明け最初の記事は、のばしのばしにしていた、ハンマー香港の観戦記事でした。
2019年も、宜しくお願いします。

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