コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことや自転車にまつわる日々を記すブログ(注:私はレース走りません)

全日本タイムトライアル2018 男子エリート観戦

2018年6月17日に、石川県で行われました、全日本選手権タイムトライアルの観戦に行ってきました!!

寝坊して朝から絶望したとか、
輪行で現場に向かい、自分で事前に調べたレース会場から一番近い最寄り駅でおりたら、そこから会場まで平均斜度5パーセントの坂が2km続いていて会場に着く前に「もうだめだ」って気持ちになってたとか、
なんとかコースの南端までたどり着いたらちょうどU23の第2ウェーブで、わーい!って思ってスタートリスト片手に応援しながらスタート地点に向かっていたら、U23には出ていないはずの松田選手が最後に走り抜けて行って「……え?」って首を傾げながら現場に向かったりとか、
コースから一番近い水分補給ができる場所が、表彰式とかやるところにあった小さな自動販売機1台だけで、ここがレースのコースから最短距離で1km近く離れていたからお水買いにいくだけで見たかった選手の走りをみられなくなっちゃうのだけれど、真面目にとても暑かったから水分補給しないと死にそうだったとか、いろいろ徒然に書けそうなことは多々あるのですが。


それは一旦おいておいて。

男子エリートのレースについてだけ、レポートを書きたいと思います!
あとは書くほどの情報が手元にない!
察して!!主に寝坊と、2kmの坂と、自動販売機の設置位置とかで察して!!


さてさて。

男子エリートは、13.1kmのコースを、3周するコースとなっています。
交差点がスタート/フィニッシュ地点になっていて、交差点の東側道路にスタート台があり、選手はそこから斜めに飛び出してすぐに北方向への道路の右車線に飛び出していきます。スタートしてすぐに右にまがるイメージですね。
周回でまた戻ってくるのですが、戻ってきたときは、南の道路から戻ってきて左車線側を走り、まっすぐ北に抜けていく、という感じになる設定です。
基本的に同じウェーブ内でスタートがかぶることはなかったと思いますが、ただ、例えば第1ウェーブの選手の後半出走の選手がフィニッシュするくらいの時間に第2ウェーブの序盤出走の選手のスタートが重なっている、ような感じなシーンはありました。


勝手にかなり注目していたのが、後ろから三番目に出走予定になっていた、年歴的にはU23に該当する松田祥位選手だったのですが、今年からUCIの規則がかわって、松田選手がエリートに出場しても、参考記録扱いみたいになってしまうというか、UCIポイントがつかない、みたいなことが直前にわかって、U23出場に変更になっていた、とのことでした。


第2ウェーブまでが終了した時点で、暫定1位はブリジストンの近谷涼。
タイムは51分26秒60。

でも最初、走りをみたときは、そこまで「あ、速い」とかは感じていませんでした。
というのも、近谷選手の前にスタートしたのが、2015年TT王者の中村龍太郎選手だったのですが、スタート直後にトラブル発生がしたのです。
後輪のディスクホイールがまわらなくなってしまったようで、スタートしてスタート台かおりた、くらいで一旦自転車をおりて、後輪のクリックリリースのあたりをいろいろやってから、再び走りはじめました。
40〜50秒前後、ここでロスしてしまったように思います。

それでたしか、1周目完了時点で、中村選手よりもあとからスタートした近谷選手の方が先に戻ってきて2周目に入ってきたのですが、それを近谷選手が速いから中村選手を抜いた、ではなくて、中村選手がトラブルでタイムロスをしてしまったから抜いたのだ、とだけ認識してしまいました。

もちろん中村選手のタイムロスは、全日本を争う上では非常に大きい影響となってしまったのですが、ただスタートして加速もまだ始まる前のトラブルだったので、レース中盤でトラブルが起きるよりも、加速のロスもなかったはずなのですよね。スタート台は斜めで下り坂みたいになるようになっているので、その分の加速はなくなってしまったと思うのですが、上に書いたように、台をくだるとすぐにカーブ。ですので、そのスタート台を降りる勢いというのも、利用しにくいコースだったのではないかと思います。
つまり、近谷選手がとってもはやくなければ、1周目完了時点で抜いていることは難しかったはず、なのですが、目の前でみたトラブルの印象が強すぎて、そこまで現場では考えがいたらず、ここで暫定1位となるくらい、近谷選手が速い、と最終タイムを聞くまで認識できていませんでした。


さて、その近谷涼のタイム。
今回は3周の周回コースですので、このタイムを3で割ってみると、1周は約17分09秒。

つまり、この1周17分というのが、勝利への目安となってくるわけです。


そして、第3ウェーブの選手がスタート。

第2ウェーブまでは、1分ごとのスタートでしたが、第3ウェーブは2分間隔でのスタートとなります。

宇都宮ブリッツェン阿部嵩之から順番にスタートしていきます。
次がブリジストンの窪木一茂、続いてブリッツェンの岡篤志愛三工業の渡邊翔太郎。
ただ、ここから4分空きます。増田選手が骨折で出場しておらず、前述の松田選手もU23出場に変更となったからです。
そして、ブリッツェンの小野寺玲。
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最後に、マトリックスパワータグの佐野淳哉。
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選手によっては、スタートする前に観戦にきたファンの呼びかけに反応をしてれる選手もいました。
最終走者の佐野さんは、無言でざざざっと佐野さん応援タオルを掲げだしたファンたちをみて、一つ頷いていました。


さて、このコース会場。
このスタート/フィニッシュ地点の交差点の西側への道路を200mくらい行くと、そこもまたコース沿道となっていて、北からぐるっとカーブして折り返してきた選手たちをもう一度沿道で見ることができます。
スタートを見送ってからそちらにいくと、見送った選手のひとつ前くらいに走りだした選手が戻ってくるところをみることができました。

最終走者の佐野選手のスタートを見送って、西側の道路を通って反対側に行き、小野寺選手、佐野選手に声援をおくります。


と、ここでスタート/フィニッシュ地点の交差点を振り返ると、もう阿部選手が戻って来ていました。
けっこう忙しい……!

第2周は、全員、出走順どおりに戻って来たとおもいます。

各選手が1周目を完了するあたりで、会場内で飛び入りで解説をしてくださっていた昨年の全日本王者の西薗さんが、このような解説をされていました。

「第2ウェーブまでの選手なら、ただ全力でこぐだけだが、第3ウェーブくらいになると基準タイムがわかってくる。今日のコースなら、17分。だから、各選手はいかにこれに近づけるか、そして後半になって疲れて来ても、いかにこのタイムから落とさないかが重要になってくる。ただし、佐野さんは別。佐野さんは、後半になればなるほどタイムが上がる傾向の選手だから、もし1周目のタイムがそこまで伸びなくても、そのタイムを基準に考えることができない」
(注! コロロンの頭のなかだけで記録したものを要約して書いているだけなので、もしとんちんかんなことが書いてあったら、私が間違って覚えてしまっただけです。私の記憶力をやじってください)


1周目完了時点で、尋常じゃなく飛び抜けたタイムをたたきだしたのは、ブリジストンの窪木一茂。タイムは16分45秒70。
他の有力選手が軒並み17分と数秒なのに対して、15秒近くのリードを1周目でたたきだしました。

素晴らしいタイムなのは間違いないですが、しかし、まだこの時点では窪木選手が勝てると決めつけるのはあまりにも早計です。
コースは、3周あります。
ペース配分を間違えてしまえば、1周目は調子がよくても、だんだんと足が動かなくなってしまう可能性もあるからです。そして、基準タイムを知っているからこそ、選手によっては緊張感から、無理してタイムを合わそうとしてしまう場合もあるのだとか。
ちなみに、小野寺玲は17分9秒台、佐野淳哉は17分5秒台でした。


しかし、2周目。
佐野さんの1周目完了を見送って、交差点の西側に向かい、小野寺選手を見送っているときに、会場アナウンスが入ります。
『佐野淳哉、チェーントラブルのため、バイク交換』
交差点の西側。ぐるりと回って戻って来たときの佐野さんは、確かにノーマルバイクに跨っていました。

佐野さんを見送り、心を落ち着けて交差点に戻ると、もう窪木選手まで通り過ぎたあとでした。
窪木一茂の2周目完了タイム。33分43秒台。
近谷涼のタイムが、34分09秒台のため、この時点で約20秒差をつけてのトップタイムです。

窪木選手の2周目のタイムだけでいうと、16分58秒。
もちろん17分切ってるからとても速いのですが、1周目のタイムと比べると14秒おちています。
これが、どういうことなのかの判断がつきません。

1周目で力を出しすぎて、足が動かなくなって来てしまっているのか、それともこれも事前の計算のうちで、2周目くらいのタイムを維持できるか。

ただし、このペースで同様に2周目もペースをおとしてしまったとしても、20秒ほど貯金があるような状態なので、この2周目の時点で、窪木選手の勝利がかなり現実味の近いものとして考えられました。

と、ここで再度アナウンス。
『佐野淳哉、再度バイク交換』
ノーマルバイクから、もとのタイムトライアルバイクに戻した模様です。

また、この第2周目完了時から、スタート順位とちがった順番でスタート地点に戻ってきていました。
愛三工業の渡邊翔太郎が、一つ前の岡篤志を抜いて戻ってきたのです。

渡邊選手の2周目完了のタイムは、34分36秒台。
なかなか好調なタイムなのですが、トップ3は難しそうなタイムです。

小野寺選手のタイムは、34分42秒台。
そして、バイク交換を2回した佐野選手のタイムは、35分13秒台でした。
佐野選手の2周目のタイムは、18分8秒。
コース途中の中間計測地点から後半のタイムは、1周目よりもいいだけに、おそらくバイクトラブルで1分以上遅れてしまったようです。


そして、最終回。

最初に戻ってきたのは、第3ウェーブの第1走者である阿部嵩之ではなく、ブリジストンの窪木一茂!
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タイムは、50分23秒92。
圧勝です。

ものすごく速いタイムなのですが、静かな走りをする選手だな、というのが、私の勝手な印象でした。
いろんなものをそぎ落としたような走りで、誰よりも速くフィニッシュ地点まで到達しました。
二周目まででかなり他の選手からリードを広げていたので、最終周回で多少タイムが落ちてしまったとしても優勝できるだろう、と思っていましたが、実際には約16分40秒で最終周回を走り抜け、1周目よりも速いタイムになっていました。
ものすごく強い。


続いて、阿部嵩之。
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その次が、先ほどすでに岡選手をぬいていた、渡邊翔太郎。タイムは、52分03秒台。
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窪木選手を上回りません。

続いて岡篤志がフィニッシュし、それから、時間があいて、戻って来たのが小野寺玲。

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小野寺玲の最終タイムは、52分00秒台。

その直後。
最終走者の佐野さんがスタートしてから、50分23秒をすぎました。
まだ、佐野さんの姿はありません。


この時点で、2018年全日本タイムトライアルの勝者は、ブリジストンの窪木一茂に決定!!


そして。
佐野さんが戻って来ました。
もう優勝の可能性はないけれど、佐野さんは、全力で最後の最後までペダルを回していました。
すごい気迫でした。
全然静かとかじゃないです。前に向かう勢いでいっぱいでした。

ごめんなさい、写真とれませんでした。
観戦仲間から借りた佐野さん応援タオルをかかげて、ただ佐野さんの名前を叫んでました。

佐野淳哉の最終タイム。52分06秒73。
細かくタイムを見てみると、確かに西薗選手の解説のとおり、トラブルがあった区間をのぞいて、確実に1周目よりも2周目、2周目よりも3周目の方がタイムが伸びていました。


トラブルがなかったら、佐野さんはどんな走りを見せてくれたのだろうと思うと、私は別に悲しくも悔しくもないのに、なぜか泣きそうになりました。
けれど、冷静に考えて、窪木選手は本当にものすごく圧倒的に速かったので、最終的なタイム差から考えても、もしトラブルがなかったとしても佐野選手に優勝は厳しかったように思いました。

それくらい、窪木選手は本当に速くて、現場では窪木選手の2周目完了の時点で「もう決まった」っていう空気が流れていました。
それくらいの、圧勝感がありました。



そして、表彰式の写真がこちら。
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表彰式の場所が、スタート/フィニッシュエリアから1km近く離れていたため、観戦してた人も移動中に力尽きたのか来てなくて、だいぶ減っていました。

それでも、がんばって結果を出すことができた選手は讃えなくては!!ということで、表彰式を見守りました。


窪木選手が優勝インタビューで「まだ実感がわかない」という話をしていて、あれだけ圧倒的に速くても、そういうものなんだなってちょっと意外に思いました。

なにはともあれ、素晴らしい走りでした。
ブリジストンの窪木一茂選手、おめでとうございます!!

現場で、張り出されていたリザルドがこちら。

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ブリジストンが二人でワンツーだったのを見て、やっぱりトラック競技が速くなると、ロードレース競技も速くなるっていうオーストラリアのやり方は正しいんだなあ、とか、そんなことを考えていました。


遠くまで行って、猛暑の中で、生命の危機と戦いながら(主に水の確保的な意味で)見ていた全日本タイムトライアルでしたが、前年のチャンピオンである元選手の西薗さんの飛び入り解説を聴きながら観戦できたのは、個人的にとっても嬉しかったです。
タイムトライアルスペシャリストの生解説つきのタイムトライアル観戦なんてレアな体験なかなかできることではないので、それだけでも行ってよかったと思うくらいには、貴重な体験でした。


まあ、そんなこんなで。
こういう、一観戦者から見た全日本タイムトライアル、という内容に果たして需要があるのかわかりませんが、とにかく現場にめちゃくちゃお客さん少なかったので!私が書かなかったら、たぶん誰も感想文とか書く人いないだろうなって勝手に思ったので、こういう形で書きました!



それと。
まったくもって趣旨からはずれるのですが。


会場に、突如ふらりと現れた、グランツールなどで活躍されているフォトグラファーの砂田弓弦さんのレース現場での立ち居振る舞いが、なんだかとってもかっこよかったことを、最後に書いておきます!!

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砂田さんのホームページみたら、男子エリートの選手の写真、ものすっごくかっこよくて迫力あるのがいっぱいあるので、見た見たほうがいいと思いますよ!!

おわり!

金沢までやってきました

全日本選手権タイムトライアルを見るために、飛行機にのってはるばる石川県までやってきました、こんばんはコロロンです。

本当は今日、会場まで行って試走をしようかと思っていたのですが、結局一日金沢観光に費やしてしまいました。


今日はですね、飛行機で石川県に来たのですよ。
小松空港からリムジンバスで金沢駅まできて、そこから行く予定だったのですが、
リムジンバス、自転車乗せられないんだね!!!!
知らなかった。焦りました。

結局、小松駅まで路線バスで出て、そこから普通電車で金沢駅に行ったので、もともとの予定よりも1時間半くらい、金沢駅への到着が遅れてしまったのですね。
んー、どうするかなーってなったときに、自分の自転車で観光をしてみたい!っていう誘惑に、勝てなかった……。

金沢は、とっても混んでました!!(笑)
梅雨の普通の週末だから、もっと空いているかと思ったのですが、本当に人気なのですね、金沢。
行きたかった21世紀美術館、とっても混んでいてチケットを買うのに30分以上ならばなければならないような気配がしたため、結局中には入れませんでした……。

自転車で駅から兼六園とか21世紀美術館があるエリアに行き、自転車をとめてお昼をたべて兼六園行って、お店とかぶらぶら見て、遠回りして長町っていう昔の街並みが残っているエリアをゆっくりまわって一日を終えました。


よかったのは、兼六園の中にある、成巽閣。
昔の建物にそのまま入れて、昔のお庭を当時のひとが眺めていたみたいに眺めることができるので、20分ちかく縁側にぼーっと座ってお庭を見ていました。
こじんまりとした中に、水の流れがあって、「あー、すてきー」って思っていました。


あと、本日、金沢をぶらぶらして思ったのは、「全然ヘルメットしないねみんな!!!」でした。
最近は都内でも、ロードバイクじゃなくてシティサイクルクロスバイクでも、ヘルメットをしている人が増えているように思いますが、金沢ではほとんど見なかった気がします。
ロード乗っていたおじいちゃんだけじゃないか……?

そんなわけで、真っ黒な小径車に普通の服装でまたがり、真っ黄色のかっこいいトレック・セガフレードのロゴが入ったヘルメットを着用していた私は、なんだか微妙にいたたまれない気持ちで自転車を走らせていたのでした……。


さて。
昨日、タイムトライアルのスタートリストが発表されたので見て見たのですが、
私が勝手に思っていたよりも、全体的にスタート時間が早かった!
そして、今更ですが、レース会場への金沢駅からのアクセスはそんなに良くなかった!
前乗りしているにもかかわらず、ゆっくり目の時間に到着となってしまいそうです。
慣れてないとこういうとき、だめですね。いろいろ、たくさん、リサーチ不足。
難しいなあ!自転車レース観戦って。とくに会場へのアクセスが。


ただ、これで「少しでもはやく会場につくために!」って焦ると、きっとまた落車してしまうと思うので、無理せずにレース会場に行き、観戦を楽しみたいと思います。

そんなわけで!
おやすみなさい!

全日本タイムトライアルを見に行きます!

6月といえば、北半球の各国ナショナル選手権ですね!
日本においても梅雨前線が自己アピールし続けるこの時期にやるのなんでだろうなとか思うのですけどそれはもう置いておいて。

コロロン!
はじめて!
サイクルロードレース全日本選手権を現地観戦しにいきます!!
いえーい!どんどんぱふぱふー!

ただし、行くのは島根県で行われるロードレースではなくて、石川県で行われるタイムトライアルにしました!


理由はいくつかあります。
まあもともと金銭的・体力的な理由やスケジュールの関係で、どっちかしか見られないな、とは思っていたのですが、一番は「宿の手配ができる気がしなかった」ですね。

私基本宿の手配はANAの旅作か楽天トラベルを使うのですが、島根県益田市付近の宿が、なかなか上記サイトでは見つからない!
見つかっても、会場まで車で一時間とかそういう世界でした。私はペーパードライバーなのでレンタカーは無理だし、タクシー移動とかになると金銭的に負担がでかいので却下。
いろいろ友達にも他の宿検索サイトとか教えてもらって調べたのですが、1人で泊まれて、まあまあ納得できる価格で、アクセスも問題ない、なんて宿、わたしには見つけられませんでした……。
加えてまず島根までのアクセスも、飛行機は最寄り空港まで一日2便くらいしかないし、夜行バスは身体辛いから苦手だし、とれるかわからないサンライズ出雲に命運をかけるぜ!!とは言えなかった……。

5月の後半くらいまでうじうじ悩んていたのですが、これはもう潔く切り替えて、
「新幹線でも飛行機でもいけて、宿も金沢にいっぱいある、羽咋市で行われるタイムトライアルを見に行こう!」と思ったのでした。


たぶんね、お金と、宿やルートを探す時間や手間を考えずに一生懸命探せば、見つかったかもしれないなーとは思うのです。
物理的に不可能、っていうレベルではなさそう。
でも、こうも考えました。

今年みたいに、二週に分かれて全日本が開催されるなんてことはあんまりないだろう。
そうすると、これから数年、日曜日にタイムトライアルが開催される、なんてこともないだろう。
そうなると、例えば金曜日とか平日にこれから先の何年か、全日本タイムトライアルが開催されるとしたら、私の中で優先順位は男子エリートのロードレースが一番上だから、これから先数年、現地でタイムトライアルは見られる現地観戦スケジュールは、自分で組まない可能性が高い。
そして、昨年Jsportsさんは、全日本の男子エリートのロードレースは生中継をしてくれたけれど、タイムトライアルはしなかった。
今年も、もしかしたら、ロードレースは中継してくれる可能性があるのかもしれないけれど、おそらくタイムトライアルは難しいだろう。

総合的に考えたら、タイムトライアルを今年現地で見ちゃった方がおとくではないか!!?

そんなこんなで、紆余曲折ありまして、全日本選手権は、タイムトライアルを観戦に行くことにしました。



できれば、一ヶ月前に買ったばかりの折りたたみ自転車を持って、飛行機輪行をする予定なのですが、……実は先月事故ってから、まだ一度も乗ってないのです。
やっぱり思いっきり転ぶと、なんだか怖いものですね。
今週平日の夜に件の折りたたみ自転車屋さんに点検に持っていって、それで問題なく私自身も乗ることができたら、持って行こうかなと思っています。
あと、雨が降らなければ……。
雨の中で知らない道を自転車で走るのは怖い……。


あ、あとね。
先日の事故で、私ヘルメットぶっ壊れたのですよ。
それで哀れに思った父が私に新しいヘルメットを買ってくれたのです。

それが、こちら。
https://trek.scene7.com/is/image/TrekBicycleProducts/14067_E_1_Ballista_Asia_MIPS_Helmet?wid=1360&hei=1020&fmt=pjpeg&qlt=40,1&iccEmbed=0&cache=on,on
www.trekbikes.com

ボントレガー バリスタ アジアンフィット
トレック・セガフレードのレプリカヘルメットです

いやね、事故ったあと、両親と一緒に行ったロードバイクとかアクセサリーを扱っているお店が、トレックの専門店だったのです。
で、かたっぱしから私が試着している様子を見守っていた母が「一番頭の形あってて、色派手だからそれにしたら?」と一言。
確かにかっこいいしチーム名入っているヘルメットなんて憧れなんだけどね!!でもね、私ロードバイク乗らないのに、こんな性能のいい、高いの買っていいのかなって思ったのですよ!!
そしたら、父が言いました。

父「この価格で娘の命が守れるなら、安いもんだよ」

父かっこいいね!!

父「あと、お店一周したら、50万とか100万とかの自転車がごろごろいて、2万円代がなんだか安く思えてきた……」

トレック販売店の戦略は見事だね!!


そんなわけで、うまくいけば、来週の週末、私はDAHONの真っ黒い折りたたみ自転車に、トレック・セガフレードと書かれたド派手な蛍光イエローのヘルメットを被って、金沢周辺をうろうろしているかもしれません。

……うん、まあ、あんまり見ない組み合わせだるけど。もういいんだ。それは。
だってレプリカかっこいいもん!!


そうそう!
こないだTOJを見にいったとき、心の底から失敗したことがらが一つ。

虫除けスプレー忘れた……!!!

「品川なんて都会だもん、いらないいらない〜♩」
なんて思っていたけれど、案外木々も虫もいっぱいいっぱい!!!

というわけで、今週のタイムトライアル観戦には絶対に忘れずにこれを持って行くという宣言をここでしておく。

日焼け止めと虫除けスプレーが一体化したものです。
もともと、私が昨年のTOJ伊豆ステージで、髪が日焼けしてしまったのを見た美容師さんが、「こういうので髪を守らなきゃだめだよ」って言って教えてくれたものなのです。

以前レース会場で自分にこれを吹きつけていたら、私のカバンを今にも登ろうとしてた青虫がものすごい勢いで逃げていったのです!!
フォレストアドベンチャーに遊びにいったときも、他の虫除けスプレー使った人はスプレーし忘れた箇所があって蚊にさされていたけれど、私は刺されませんでした!
美容室で売っていた日焼け止めなので当然髪にも使えます。
一定距離を離して吹きかけてれば顔にも使えるし(説明書きにちゃんと記載があります)、そもそも「焼けるところがないように」の意識で使うから、ただ虫除けスプレーするよりも、スプレーし忘れる箇所が出てきにくいのです。

サイクルロードレースは屋外で観戦する競技だから、少しでも快適に観戦するために、こういう便利グッズは本当に、ほんっっとうに大事です。
あくまでも個人的なレビューですが、おすすめ。


そして。
遠方のレース観戦には、現地観光がつきもの!
月曜日にお休みをもらえたので、せっかくに金沢に二泊するのだから、どうせならあの有名な金沢21世紀美術館に行こうと思っていたのですが、月曜日お休みだった!!
日曜日はレース観戦なので、行くなら、土曜日に行くしかありません。
ただ私、土曜はレース会場を下見しようと思っていたのですね。

土曜日の午前中に、小松空港について、そこから羽咋まで行って現地のコース下見して、金沢に戻って荷物をあずけて、美術館行って、美術館近くの工芸品のお土産やさんに行って……。

うん。
一番忙しいのは、土曜日かもしれない!!がんばらないと、私土曜日に体力を使い果たすぞ!!!

…………そして、どこにも行く予定がない月曜日は何をしよう。
まあいっか!疲れはてて飛行機の時間までダラダラしてるかもしれないし、事前に計画をたてすぎないようにしよう。

そんなわけで!
来週は、全日本のタイムトライアル観戦に行ってきます!!
雨ふりませんように!降りませんように!!!

ジロもハンマーも終わってしまったね。

こんばんは。
6月ですね。
ジロもハンマーもおわって、ドーフィネがはじまってますね。

どたばたしてブログ書けなかったのですが、でも気持ち的に書かないわけにはいかないので、ただの総括感想を書きます。
今更っちゃ今更なんですけど、どうしても誰かに話したいっていうただのファン心理をお楽しみください。


ねえ、フルームが勝っちゃったね!!?勝っちゃったねジロ!!
いつもこう、グランツールの最終ステージって、こう、お祭りがおわる焦燥感とそこまでの冷めやらぬ興奮とで、「心は熱く燃えているが、気持ちは冷静で、ついでに三週間分で疲れ果てて眠いぜ!」って感じで、半分寝ながら必死に見ているのですが、今回は、正直もうあの19ステージで私の中のジロが完結してしまっていました。
たしかルイスレオンが「今年のジロは逃げを許してくれない」とか言っていたけれど、確かに傾向としてはそうだったのだけれど、これだけ歴史に残るような大逃げ勝利が決まってしまうと、もはや逃げとはなんぞや的な気持ちになる。

あとさ。
私さ。
今年のジロは、すごくピノーの走りが好きだったからがんばってほしかったんだけどさ。
よりにもよって、最後の最後で体調くずしてしまうなんて……。
たぶん、ツールも難しいっていう話をどこか見たので、本当に残念です。
ツール難しいなら、フランス選手権も無理だろうし……。


なので、最終日わたしのこころは完全にハンマースタヴァンゲルに向いてました。

スタヴァンゲルは全体的に、こう、えっと、比較的落ち着きのあるレースでしたね!
ハンマーシリーズ全体でも、まだ2回目なのにもかかわらず、はやくももう勝ち方が決まってしまったのかと、ロードレース界には現代の孔明とか孫武とかがいっぱいいるのか!とか思いました。
たった一回やったら、もう戦術が決まってるとか!!


っておもったらやっぱりリンブルフはみんな真剣にがんばっているのに結果的にカオスっぷりが炸裂していて、やっぱりとっても好きだなっておもいました。

もうね、BMCとスカイとボーラとボーラハンスグローエがみんなで各々の集団スプリントでゴールをしたときは、私の感想は「よ!!待ってました!!」って感じでした。


ただ、好きなのは好きなのだけれど、まだ自分のなかでハンマークライムとハンマースプリントの見方が定まってないです。

ハンマーシリーズって、レースが落ち着く時間がないのですよね。
でもなんとなく、最初の数周回みたあと、レースの展開とうらはらに、私のこころはいつものレースを見てる時の癖で一回落ち着いてしまうようで、レースの各周回ポイントのギリギリとした緊張感を、途中からあんまり共有できてない感じがしました。

勝手な見解だけど、ハンマーシリーズは、何か食べたり飲んだりしながら中継映像を見るのには、あんまり向いてない気がします。
本当に、現地観戦向きなレース構成になっているのではないかしら?

今年の最後は、10月の香港ですってねー。
香港かー。
ちかいね。すぐそこだね。……ねー……。

TOJ東京ステージとメリダパーティー。

初めての東京ステージ観戦でした。
スタート地点の日比谷公園は、思っていたほどの混雑ではなくて、10時半くらいに着いたのにもかかわらず、グッズもすぐに買えました。

去年、確か私、TOJ終わったあとのアンケートで、「普段使える文房具とかほしい」って書いたんですよね。
そしたら今年はボールペンが出ていたので、迷わずゲットしました。

それと、私の感覚だと、TOJグッズのネクタイはオシャレだなと思ったので、父にプレゼントしようとこちらも購入しました。


写真はサインボード。
たくさんの選手がリタイアしてるのがわかります。


スタート前に、一度日比谷公園出口で選手たちが並びました。
本当のスタートはこのあと。


こんな感じ!

なんかみんなで選手の名前とか叫ぶのかなと思いきや、かなり静かなスタートでした。


選手が通り過ぎてから、今度はチームカーも走り抜けていくので、一生懸命手を振りました。
いろんな車が手を振り返してくれましたが、中でもめちゃくちゃにっこりわらってこっち見て手を振ってくれたのは、NIPPOのチームカーのお兄さんでした。
イタリア万歳!!


ここからは、すぐに電車で移動です。
JRの新橋駅から、浜松町。
浜松町でモノレールに乗り換えです。


大井競馬場前でおりて、ひたすら歩く。
歩く。歩く。暑い。歩く。


そして、辿り着いた周回コース!
さあ!!!
とりあえず、ご飯!!!(この時点でものすっごくお腹がへっていた)

周回コースの周りそのものじゃないんですけど、すぐ近くの森っぽいところの中に、いろいろなキッチンカーが出ていました。屋台じゃない。キッチンカー。

多少は並びますが、まあお昼のオフィス街のキッチンカーくらい!
ただ並んでいる間はレースの実況の声とかも聞こえないくらいには、メインのところから遠いです。

そこで食べ物を購入して、友人と一緒に、めちゃくちゃ混んでいるフィニッシュ地点前じゃなくって、その反対車線側のところに行きました。
フィニッシュ地点から125m手前くらいの位置の、反対側です。
フィニッシュ地点前は人だかりでしたが、反対側はほとんど人がいなくって、どこでだって見られました。


逃げが3人決まっていて、メイン集団が追いかけてました。

で、観戦中ふと、となりに止まった、カメラモト。
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ねえすごくないですか?座ってないんだよ、テレビカメラ構えてる人!立ってるんだよ!!
衝撃を受けて、思わず写真をとってしまいました。
この体制で、レース映像を届けてくれたんだね。私だったら翌日歩けないよ。ありがとう、カメラスタッフさん。


さて、レースです。何周もするので、目の前を選手たちがなんども通ります。

先頭がレース・ディレクターの栗村さんが乗っている車で、そのあとでマビックとか何台か通って、選手がとおってたぶん浅田監督が乗った車とかがとおって、しばらくしてメイン集団。そして各チームのチームカー、マビックとかコミッセール、救急車で最後が最後のコミッセールカーでした。


王道の観戦スタイルたるものがあるのか私にはわかりませんが、ちなみに私の観戦方法。


まず、栗村さんの乗った車が来ているのを確認する。
手を振る。振り続ける。続くレース関係車両にもみんなに手を振る。リアクションがなくてもとりあえず振る。
やがて、逃げの3人の選手がくるので手を叩きながら、「がんばれー!」とか、あとは選手の名前を言う。
たまに「あさださーん!」って言う。(浅田監督好きです。)
それからまたちょっと待つ。
やがてメイン集団が来る。
手をたたきながら「がんばれー!」とか「あれあれー!」とか「さのさーん」とか「まるこー」とか、気づいた選手の名前を叫ぶ。
それから黙って、全力で各チームのチームカーに手を振り続ける。
レースが切羽詰まっててこっち見てなくてもとりあえず振る。
救急車にも振る。全部とおりすぎるまで振る。

以上!
これをひたすら繰り返す!

全然伝わる気がしないけど、楽しいんだよ!これ!
手を振っても、リアクションない方が多いけれど、あると「わーい!」って嬉しいし、なくても「ああ、今忙しいんだな」「このチームは今日にかけてるんだな」ってわかるので、またそれもレースの流れを考える材料になるので、ふむふむって思ってました。


やがて、この3人の逃げから、HKSIプロサイクリングチームのチェン・キンロー選手が飛び出して、離された草場選手とシマノの中田選手が追走する形になります。
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それを追うメイン集団。
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このときに、3人で逃げてたときよりもタイム差が広がっていたような感覚があって、「ええ!?逃げ切る!?」って思ったのですが、実際にタイム差確認したら、めちゃくちゃ詰まってました。
錯覚。不思議。


さて、この2人もやがて吸収され、チェン選手も吸収。
最後に目の前にやってきたプロトン!!

スピードなのか気迫なのかわからないけど、さっきと緊張感がちがう!
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このメイン集団を見送って、もうすこしフィニッシュ地点の近くに移動。あくまでも、反対側です。
そこから、フィニッシュの光景を見ていました。


各チームの一斉にものすごいスピードのスプリントが開始される中、こっち側にちかい方から、真っ黒い影が一人だけ早回しの映像のようにぐぐぐっとあがっていってそのまま先頭に躍り出てわっと両手があがってフィニッシュ!!

私のいた位置は、残り50mくらいの、反対車線側だったかと思います。フィニッシュの瞬間は、後ろ姿でした。

スプリントして、抜け出して、勝利を確信して、両手をあげる。
これが、尋常なないスピードで目の前を駆け抜けて行きました。
今思い出しても、目の前で起きていたことなのに、3倍速でみていたような、それくらい現実味のない光景でした。
フィニッシュ地点でのスプリントは見た事あるのですが、そのときは「ばひゅん」って感じで一瞬で通り過ぎてしまうので、これくらい離れているほうが、スプリントを見た、っていう感覚は残りました。
あと、後ろ姿のガッツポーズって、好きかもしれない。かっこよかった。

優勝したのは、エルミネートのマルティン・ラース。
真っ黒なユニフォームが先頭に飛び出していく姿は圧巻でした。

あと、あとから写真で、後ろにいたチームメイトもガッツポーズしているのを知りましたが、観戦してるときは気づきませんでした。
本当に先頭しか見てなかったんだな、私。

レースおわってすぐに移動して、ひたすら表彰式をまつ。
なせか表彰式は、階段みたいな場所の頂上でやるので、後ろに行けばいくほど階段が下がる構成になっているため、全然見えませんでした。くすん。大きくなりたい。

なので、表彰式はまともに写真がとれませんでした。
ただこの表彰式が、日差しを遮るものもなく、また風も通りすぎないため暑くて暑くて、ここでかなり体力を消耗しました。

終わってすぐに自動販売機のところにいって、冷たい飲み物を飲んでいると、ブリッツェンの清水監督がちょうどいらっしゃって、メンコをいただきました。
そのあと、ブリッツェンファンの方々が集う中に混ぜていただいて、選手たちのコメントをきいて、その中で栗村さんが鈴木譲選手に山岳ジャージを着せるミニ表彰式を見ました。

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おめでとう、譲選手!


あ、書き忘れてましたが、優勝したキナンのマルコス・ガルシア選手は、プロトンの中を走っているととても小さく見えて、ちょっと不思議でした。
ポイント賞のグレガ選手は、もう、足が……!!長い……!!
そして、新人賞のクリス・ハーパー選手は、ぱっとみたとき若き日のトム・クルーズを思い出しました。ほら、あの、レインマンの頃の!

完全に自転車関係ないんですが、私の中で1、2を争うほど好きな映画です。
でも、私こういう「あの人誰々に似てますよね?」で、誰かの賛同を得た記憶ってほとんどないので、「えー、全然似てないじゃん」って思う可能性は非常に高いです。先に謝ります。ごめんなさい。


そんでもって、またえっちらおっちら駅まで歩いて、一度家に帰りました。
もうこのまま寝てしまいそうなくらい疲れていたのですが、実は私、この日、メリダのパーティーに申し込んでいたのです。

なので、油断するとそのままお布団にダイブしそうになる体を鞭打って、一旦お風呂入って汗を流してから、着替えて一路パーティー会場を目指しました!


ちなみに、パーティー会場の建物の入り口にはメリダの旗とかそういう感じのがいっぱい立ってたのですが、それが「パーティー会場」というより「メリダのショップ」みたいな雰囲気で、「間違えた……?……」ってしばらく会場のそとで直立不動で悩んでました。

そんでもって、イタリアンなおいしいものをいろいろ食べながら、待つことしばし。
現れた、選手たち!!

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※新城選手ももちろんいらっしゃいましたが、落車の影響で顔に怪我をされていたので、載せません。

パーティーの様子は、他の自転車メディアさんでも流れとかを確認できると思うので、あんまり時系列の話は書きませんが、とりあえず、乾杯の発声がおわると同時に、バーレーンメリダの選手たちは料理めがけて行動を開始されてて、ちょっとその勢いに圧倒されました。
あと、どうしてもこれは伝えないといけないと思うのですが、ワールドチームでいま流行っているのは、アボカドです!!(新城選手情報)

っていうか、
こんな目の前に、ワールドチームの選手とスタッフがいる、ということに、私なんだか感動してすぐには身動きがとれなくなってました。

去年、覚えた伝家の宝刀。
「ぽっそふぁーれうなふぉといんしえめ」(イタリア語で「写真一緒にとってくれませんか?」)
だけを頼りに、グレガ・ボーレ選手、ハーマン・ペーンシュタイナー選手に写真をお願いして、それからブリッツェンの選手たちに写真をとってもらいました。

恐れ多くて、こういうときあんまりお話なんぞできないのですが、
どうしても雨澤選手には、第2ステージで勝ったときにどれだけ感動したか伝えたくて、ちょっとだけお話しました。
きっと似たような話は、もっと私よりもロードレース愛の深いファンとか関係者の方々から聞いているだろうに、ちゃんと私の感想を聞いてくださったことが、なんだかとっても嬉しかったです。

そのあと、清水監督とも写真をとってもらってうきうきしていたら、グッズの抽選会でなんと雨澤選手が私の番号を引き当ててくれ、ブリッツェングッズが当たりました。

完全にテンパった状態で壇上にあがり、帽子とタオルをいただきました。

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いつもレース会場とかでお世話になっている観戦の先輩が、動画をとってくれました。
これ、その動画のスクショです。本当にありがとうございます。

抽選会コーナーが終わってから、当選した帽子に、雨澤選手にサインをしてもらいました。
今度はこの帽子もって、応援に行こうって思いました。


それから、もう終わるって感じだったんですけど、もう一目見たときからどうしてもどうしてもバーレーンメリダの監督と写真をとりたくて、とってもらいました。
なんかね!!すごくかっこよかったんだよ!
スマートで、笑顔がすてきて!!

そして、いざ解散となってから、この日通訳兼司会をされていた、マルコ・ファヴァロさんにもお願いして、ツーショットをとってもらいました。こないだ、ジロの解説もされていた方。ジロの解説をイタリア人の自転車レース関係者から聞けたのは、この方が日本にいたおかげ!

そんな感じで。
TOJが終わろうとしています。



でも、まだもうひとつ残っている!!!
これ!!!
t.co

毎月「私みたいな全然国内レースも選手も知らない人が、ここにいていいんだろうか」って思いながら参加している、国内レースや選手のお話を中心にしたイベントですが、だからこそ私は言う!
一年で一番、この回がはじめての人にとって聴きやすいよ!!
もうイベント本体への参加の申し込みは終わっちゃいましたが(申し込みは29日の24時までなので)、ニコニコチャンネルの会員になれば、栗村さんかのレースのお話は聞けます。
会員費が、月額500円なので、これ一回限りでいいやって人は500円でいいはず。
会員になると、一週間見逃し配信もあるので、この時間にPC繋げてみられないよーって人でも1週間は大丈夫!

ぶっちゃけ私、ジロよりもTOJのロスなので、このイベントがあってよかった。


まあそんなわけで、どんなわけだ?今日はいつもよりもとりとめのない。
感想文でした!
おしまい!

ジロ・デ・イタリア 2018 第19ステージ

今年のジロの中で、一番標高の高い山(チマ・コッピ)、フィネストレ峠を通過する日です。しかも、登り後半の7.8kmくらいが未舗装区間
高いしきついし難しい。厳しい日。
そして、そのフィネストレ峠を走っているとき、逃げを吸収した先頭集団から、スカイのクリス・フルームが単独アタックをしかけました。

ちょっとまって。
ねえちょっとまって。
残り80km以上あるんですけど……!!?!?

そして、この単独の逃げが成功して、フルームが単独先頭になります。

残り62kmくらいの時点で、先頭がフルーム。
1分30秒くらい後ろに、サンウェブのデュムラン、グルパマ・エフデジのピノとライヘンバッハ、モビスターのカラパス、アスタナのロペスの5人。

そして現在総合3位のポッツォヴィーヴォがそのさらに1分くらい後ろに、他のチームのエースたちとあとポエルスと一緒に6人のグループでいて、現在総合1位のサイモン・イェーツはそこからさらに10分近く遅れてしまった……。


え、これ、本当に、昨日のジロの続き?
別の年のレースじゃなくて?


残り50kmくらいで、単独先頭のフルームと、追走のデュムラングループとのタイム差は2分5秒くらいになり、その後ろのポッツォヴィーヴォグループは、デュムランたちから1分15秒くらい後ろにいます。

タイム差が、離れている……。

昨日のレースが終わった時点では、総合2位のトム・デュムランと、総合4位のクリス・フルームとのタイム差は2分54秒。
昨日総合1位のイェーツは、フルームから16分くらい遅れています。
ちなみに昨日時点で総合3位ポッツォヴィーヴォとフルームとのタイム差は、昨日の時点で1分なかったので、この時点でバーチャールリーダーはデュムラン。2位がフルーム。3位がピノかポッツォヴィーヴォか。っていうタイム差です。
中間スプリントもフルームは稼ぐので、

残り40km
先頭のフルーム。
追走のデュムランとのタイム差。
2分40秒。
どんどん、ひらく。

追走のデュムラングループは、新人賞争いをしているカラパスとロペスが先頭交代に加わらないため、デュムラン、ピノ、ライヘンバッハの3人でまわっています。


残り35kmくらいで、フルームとデュムランと総合タイム、逆転!!バーチャルリーダーがフルームに!

残り25kmくらいで、単独先頭のフルームと、追走のデュムラングループとのタイム差は約3分。デュムラングループは、5人ともここに残っています。
そして、その後ろのポッツォヴィーヴォグループは、さらにデュムランたちから約3分20秒後ろにいます。
このグループは、後ろから追いついたり、中でアタックがかかったりしているのか、若干人数が前後している様子。

イェーツはもはやどこにいるのかわからない……タイムアウト気にするレベルで遅れてるんじゃなかろうか……。


残り20kmを切って、フルームとデュムラングループのタイム差はあまり変わりませんが、じりじりとその後ろのポッツォヴィーヴォグループが遅れていきます……。

残り15kmを切りました。
フルームとデュムランたちとのタイム差は、3分15秒になりました。
その後ろのポッツヴィーヴォグループは、フルームからもう7分遅れています。

あまりにもすごすぎて、逆に気持ちが落ち着いてきてしまった。
こういうものすごい展開のときって「どうか何も変なトラブル起きないで……!!」って、祈るような気持ちで見ることが多いんだけど、ここまできたら「これはもう大丈夫だ」みたいな根拠のない安心感があるというか。

残り10km。
フルームとデュムランたちとのタイム差が、3分30秒を超えました。

あと3kmくらい先のところから、最後の山頂フィニッシュへ向けての登りが始まるから、そこまでに追走グループは先頭交代の空気抵抗削減のメリットを活かしてタイム差をなんとかしないともうどうにもならないと思うのだけど、もうこれは、どうにもならない気がしてる!


そんでもって、フルームが登りに突入。
一時的にタイム差が10秒くらい短くなりますが、でも実質的には縮まってないだろうあ。
ちなみに、ここまで追走グループ、ほんっっとうにロペスもカラパスも引いていません。
追走グループは、デュムランとピノ、そしてピノのアシストのライヘンバッハがフルームに追いつこうと総合順位の争いをしていて、カラパスとロペスは新人賞の争いをしているのです。


そして、先頭のフルームが残り6kmを切ったころ、トム・デュムランとライヘンバッハが遅れます。
そしてここでピノがアタック!
ただ、デュムランはいつものマイペース走法でカラパスとロペスにおいついて、ピノを追っていきます。
ライヘンバッハはついていかない。お仕事終了です。立派なアシストでした!


残り5km。
ピノがペースをあげています。
先頭のフルームとのタイム差を3分5秒まで縮めました。
ピノの約10秒後ろに、デュムラン、ロペス、カラパス。
あ、ちなみにポッツォヴィーヴォグループは、フルームから8分以上遅れています。

そして、やがてデュムランがピノにおいついた瞬間、ロペスがアタック!カラパスがついていく!

ピノがちょっと遅れてついていき、デュムランは遅れてるのかマイペース走法だからかよくわからない!!


残り3km !
フルーム!ファンからお水をもらって被りました!

追走では、ロペスとカラパスにおいついたデュムランとピノが、そのままカウンターアタック
が、すぐにロペスとカラパスが合流して、またロペスがアタック!ピノがチェック!
そしてカラパス、デュムランとまた追いついてきて、また追走グループは4人に戻りました。

残り2km!
先頭のフルームと、追走4人とのタイム差は、約3分10秒!
ちなみに、さっきまで一緒に追走していたライヘンバッハはデュムランたちから1分10秒くらい後ろにいます。
そのさらに後ろ、フルームから約8分後ろでは、ポッツォヴィーヴォとフォルモロが二人になって、フィニッシュを目指している姿が映りました。

さあ、もう残り1kmだ!フルームはたんたんと登り続けます。
もう柵があるからお客さんとぶつかる心配もないぞ!
後ろとのタイム差は約3分15秒!

追走ではデュムランが先頭になって、ダンシングを交えながらタイム差を縮めようとしています。

フィニッシュ間近!
最後はダンシングで登ってくるフルーム!
ギリギリまで俯いたいつもの姿勢でペダルをまわしつづけ、そしてフィニッシュ直前に両手を離し、右手で大きく空を突き上げ、そして両手で天をあおぐ

チームスカイ、クリストファー・フルーム、80km以上の独走勝利!!
チマコッピ制覇!逆転の暫定総合1位!

フルームって、フルームって、本当に強いんだ……!!
今更何を言ってるんだって自分でも思うんだけど、でもそういう感想しか出てこないよ。
だってまさかここまですごいレースを見せてくれるとは、夢にも思ってなかった。
もし眠っててこんな夢を見たら、私きっと翌朝「はは!ありえないさ!」って鼻で笑ってた気がするよ!
おめでとう!フルーム!!


一方、追走グループ。
ずっとずっとデュムランが先頭であがってきましたが、残り300mでピノが出た!
そしてそこから、カラパスがアタック!ピノがチェックし、ロペス、デュムランの順で追うけれど、これがちょっと勢いがある。タイム差がつく……!
そして、モビスターのリカルド・カラパスが2位でフィニッシュ。フルームとは3分差。
エフデジのティボ・ピノが3位!フルームとは3分7秒差。
ピノから5秒遅れて、4位がアスタナのミゲルアンヘル・ロペス
サンウェブのトム・デュムランはちょっと遅れてしまって、ロペスから11秒遅れの5位フィニッシュ!



そして、総合順位は大逆転!!!

暫定総合1位、チーム・スカイのクリストファー・フルーム!
そして、タイム差40秒!2位がサンウェブのトム・デュムラン。
3位が、グルパマ・エフデジのティボ・ピノ。デュムランとは3分37秒差。
4位が、アスタナのミゲルアンヘル・ロペスピノと40秒差。
ロペスと47秒差の5位が、モビスターのリカルド・カラパスです。

ポイント賞は、かわらずクイックステップ・フロアーズのエリア・ヴィヴィアーニ。
新人賞はロペスが守りました。

そして、山岳賞!
スカイのクリストファー・フルームがとった!!こっちもとった!
山岳ポイント2位のサイモンとは、32ポイント差をつけました。


そして、昨日まで総合1位だったミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツは、本日38分51秒遅れの79位。総合では18位になりました。
ミチェルトン・スコットは、今日のステージ一番いい順位なのが、サイモンと同タイムの77位のクロイツェゲルなので、全員でサイモンをアシストしてた模様。


今日はレースが動く日だろうとは思っていましたが、まさかここまで総合が動くなんて思っていませんでした。
ここまですごいものを見せてくれたからには、フルームにこのままジロを勝ってほしい!って気持ちがあります。
でも、デュムランだって40秒差、まだまだ逆転の可能性はあります。
あと、全力で追いかける走りが好きなので、ピノにもがんばってほしい!
今日だめだったサイモンも、明日がんばれば、山岳賞の可能性は残っている!

明日も、すっごくきついステージです。
最初ずーっと平坦で、そこから1級山岳3つ登った山頂ゴール。

……。
なんだろう。
今日があまりにもすごすぎて、明日が楽しみって気持ちにならない。
まだ今日のレースが私の中で終わってない。
ショック状態から抜け出せてない。
それくらい、なんだか、ものすごいものを見た気がする。

とりあえず、ハンマーシリーズが終わって寝たら明日が来るから、それから考えよう。

ポエルスの魅力。

今日はジロ・デ・イタリアの18ステージでした。
ものすっっっっっごくかいつまんで説明すると、レース序盤からの逃げ切り勝利が決まりまして、最後はとても熱い駆け引きが繰り広げられた末、クイックステップ・フロアーズのシャフマンが勝ちました。
総合ではフルームのアタックにイェーツがついていけずに、フルームと、フルームについていけたデュムランとポッツォヴィーボが、イェーツとのタイム差を縮め、総合優勝争い激化の予感を感じさせるレースでした。


そんな、ものすごいあっちこっちで見所があったレースでしたが、ごめんなさい。
今日のわたしの主役はスカイのワルト・ポエルス一択です

いやね、今日ね、逃げとのタイム差が10分以上あったのですよ。
その状況下でね、フィニッシュまでまだ15分くらいありそうな地点でね、もう逃げ切り勝利になるっていうのがわかってるところで、なんでか一人ポエルスが、集団からアタックしたんです。
「あれー?ステージ優勝の可能性ないのに、何故こんなとこでアタックするんだろう?」
とか思ったら、ポエルスくん、実はフルームの前待ち作戦だったのです!

フィニッシュまで残り800mの地点。
イェーツを引き離して、デュムランとポッツォヴィーヴォを背後に引き連れた状態であがってきたフルームに、ポエルスが合流!!
たった10分たらずでの、前待ち作戦展開ですよ!!
すごい!!かっこいい!!

そして、その1kmにも満たない短い区間を、フルームを全力で引き始めるポエルス……!!
って思ってたら、道間違ってフィニッシュ手前の車の誘導路入って行っちゃいました。


ポエルスの後ろについていきかけたフルームは、道を間違えなかったポッツォヴィーヴォとデュムランを慌てて追いかけていって、その3人は結局タイム差なしでゴールしました。

そのちょっと後ろから、コースに戻って来たポエルス。
めちゃくちゃがんばって、ふらっふらしながらフルームを追いかけて、フィニッシュ目指して走ってきました。
でもやっぱりタイム差とられた。


そんな怒涛のポエルスくん展開だったので、今日残り800mからのわたし、こんな感じ。

「ポエルス!?」←フルームと合流した瞬間
「ポエルスー!!」←全力でフルームを引き始めたとき
「ぽえるす?」←迷子ポエルス
「ポエルスぅぅう!!」←必死で一人フィニッシュ目指すポエルス

ざ・ポエルス四段活用。

毎日毎日献身的なアシストで胸をきゅんきゅんさせてくれると思ったら、短時間での前待ち作戦展開によって頭脳プレーをみせつけ、そしてその直後にほんのりドジっ子属性を披露。

……ポエルスくんばんざい!!



そういえば、ツール・ド・台湾でも新城選手が、ドイツのエシュボルン・フランクフルトでもクイックステップのガビリアが、このフィニッシュ手前にある、レース車逃す用の道に入っちゃって勝利を逃してましたよね。
結構、フィニッシュ手前ってややこしいんだね。

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