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コロロン 〜孤独な自転車レース好き〜

2015年2月まで「ツール・ド・フランス」を「ロマンス街道ツアー」みたいな人気旅行企画と勘違いするくらいロードレースに興味がなかった筆者が、一瞬ではハマった自転車レースのことやレース観戦仲間ができるまで(希望)を記すブログ(注:私はレース走りません)

ジロ・デ・イタリア 2017 第17ステージ

今日は、じわじわ登りのステージ。
最初2級山岳が2つあって、そのあと3級山岳に対処しつつ、ずっとずっとじわじわじわじわ登っていくような高低表です。
私、このコースの、もっと素人版の距離縮小版かつもうちょい斜度を全体的にゆるやかにしたコースがあったとしても、絶対に登りたくない。


最初、3人の逃げが決まります。
ガスプロム・ルスヴェロのブルットと、UAEのモホリッチ、そしてキャノンデールのピエール・ローラン。

逃げ集団の後ろには、これを追う追走集団。39人。
多い!!
多すぎて、雑然としています。統率があんまりとれてない感じ。
ローランは、途中で逃げるのをやめて、こっちの追走集団に合流します。
先頭は、残された2人で協調して逃げるのですが、ブルットが途中で離れ、最終的にモホリッチ一人で逃げ続けます。

ちなみにメイン集団は、ほぼサンウェブが主導権を握っています。


残り60kmを切ってから、追走集団からアタックが出て、モホリッチを吸収します。
ローランとか、がここに入りました。

残された追走からはディメンションデータのフライレ、モビスターのゴルカ・イサギレ、トレックのジュリアン・ベルナールの3人が飛び出し、先頭集団を目指します。
先頭集団(いっぱい)、第1追走グループ(3人)、第2追走集団(いっぱい)、メイン集団(たくさん)、の構図に。

残り48km地点くらいで、、第1追走グループの3人が先頭集団においつきました。
先頭集団は、これで25人!さっきまで逃げていたモホリッチを始め、UAEが先頭でひきはじめました。
UAEは、この先頭に、ルイ・コスタとコンティ、ポランツェが入っていて、4人です。一番人数を逃げに入れました。

この後ろに、まだ追走集団が残っていて、そのずっと後ろにメイン集団が控えています。
メイン集団は、逃げと追走がざわざわし始めたくらいから、サンウェブ以外のクイックステップやロットNLユンボが引き始めます。


残り44km。
先頭集団とメイン集団の差は、約11分くらいです。
先頭集団にはローランやBMCのヴァンガーデレンとかが残っています。
総合順位争っているチームの選手では、モビスターのサザーランド、ゴルカ・イサギレ、エフデジのジェレミー・ロワなどなど。
そのうちやってきた中間スプリントポイントでは、ディメンションデータのテクレハイマノが飛び出してポイント奪取!

そして、まだメイン集団の牽引はモホリッチへ。
逃げ続け、ずっとずっと先頭で風をうけているモホリッチ。
できるアシストの仕事は、過酷だ。

残り35kmで、先頭集団とメイン集団との差は、約10分くらいになりました。徐々に縮まっては来ています。
その間にまだ残っている追走集団。先頭集団からは、約5分くらい遅れているので、ちょうど真ん中くらいにいます。


残り25km。
先頭とメイン集団とのタイム差は、9分25秒。
先頭集団、まだモホリッチが引いている……。すごすぎる。

メイン集団では、クイックステップががんばっています。
なんでさっきからずっとクイックステップがメイン集団でがんばっているのか、よくわからなかったのですが、UAEのポランツェ、現在、マリア・ビアンカ争いで現状4位なのですね。今日マリア・ビアンカを着ているユンゲルスとは、7分38秒差。
だから、逃げ集団にポランツェ含め4人UAEの選手が入って、ポランツェの総合順位をあげようとしているし、クイックステップは必死にメイン集団をひいて、タイム差がひろ上がらないよう追っているのです。


残り20kmをきって、タイム差は約8分30秒になりました。
メイン集団、今度はチクラミーノを着たガビリアがひいています。
先頭集団では、未だモホリッチが引き続けています。
尋常じゃない。


残り17km。
ついにモホリッチが役目を終え、先頭を離れました。俯いたまま、さっきとは比べ物にならないゆっくりな速度で、ペダルをまわすモホリッチ!
お疲れ様!超かっこよかったよ!!できればもうちょっと映してあげて、カメラさん!!


と、モホリッチが抜けた先頭集団では、すぐにフライレがアタック!!すかさずコンティがチェックに向かいます。
これを皮切りに、先頭でどんどんアタック合戦がおきます。
コンティがアタック、バルビンがアタック、ポランツェがアタック、とにかくみんなでどんどかアタック!!

何度か繰り返す中、残り13.8kmでUAEのコンティのアタックがきまりました!
このとき、メイン集団との差は、タイム差7分を切っています!

しかし、追走になった集団から、またどんどんコンティのところに選手があがってきます。
モビスターのゴルカ・イサギレ、ウィリエールのマッテーオ・ブザート。
続いて、キャノンデールのマイケル・ウッズもきました。トレックのベルナールもいる?
BMCのヴァンガーデレン、UAEのコスタも合流。

いっぱい集まってきたので、コンティがまたアタック!
またみんな、ついてくる。

もう一回コンティが行く!!
みんな、ついてくる!

そうやっているうち、後ろに一旦取り残されていた、元先頭集団の選手たちもまた前に合流します。
人数が増えて、またアタックとチェックのエンドレスリピート!!


残り7km。
キャノンデールのローランが仕掛けたアタックが、決まります!
追走になったほかの選手たちは、UAEを先頭に追いかけ始めます。


残り5km。
ピエール・ロランが単独先頭。
13人の追走集団が、約20秒後ろにいます。
メイン集団は、7分11秒差です。


残り4km。
追走集団、アタックとチェックの繰り返しで、うまくまわりません。
だれもいかないなら行くぜとばかりに、コンティとクイックステップのドリス・デヴェナインが前にでて、またまたコンティを先頭に引きはじめます。

その間、じわじわ差をひろげていく、独走中のロラン。

残り3km。
ロランと追走は、約30秒差です。
これは、ロランかなり有利!?

残り1.5km。
25秒差。
追走集団は、微妙にもめながら、デヴェナインが先頭をひきます。

ロラン、残り1kmを切りました!
ほぼ勝利は確実!
なんどか後ろをふりかえりながら、走り続けるロラン。
残り200m地点をすぎ、ようやく笑顔になって、右手でガッツポーズ!
残り100mからは、両手をひろげて、スポンサー名をアピールし、嬉しそうに、本当に嬉しそうにガッツポーズしながら、ゴール!!!

キャノンデール・ドラパックのピエール・ロラン、ステージ優勝!!
遅れて、24秒差で飛び込んできた追走集団。ここは、ルイ・コスタが先頭をとりました。
でもこの追走集団には残れなかった、UAEのポランツェ。この後ろの集団で、ロランから2分14秒遅れてのゴールとなります。 

ロラン、ゴールしてからも、とってもとっても嬉しそう。
去年、アメリカ籍のキャノンデールに移籍して、でもなかなか結果が出せずにいたロラン。
今回のジロでも総合での入賞が難しくなってからも毎日のように果敢に攻めて、きょうやっと、グランツールでのステージ優勝を果たしたのです。
もらい泣きしてしまった。



さて。
まだまだ後ろにいるメイン集団。
結局、ロランとは7分54秒差で、集団ゴールとなりました。


そんなわけで!
総合のタイム差はまったく動かなかった本日の4賞ジャージの結果!
マリア・ローザは、サンウェブのデュムランのままとなりました。
タイム差も変わらず、2位31秒差キンタナ、3位1分12秒差ニバリ。4位のピノーが2分38秒。5位はザカリンで2分40秒です。
ポランツェは、総合10位に浮上しましたが、現在総合8位のユンゲルスには、1分58秒届かず、マリア・ビアンカクイックステップ・フロアーズのユンゲルスがキープ!
リビアはメイン集団後方で無事ゴールしたので、チクラミーノキープ。
山岳賞も、昨日と一緒でランダがキープです。


ロラン、表彰式でも、とってもとっても嬉しそうでした!
毎日毎日、必ずと言っていいほど、逃げに入ったり勝負に絡んだりと、諦めない走りを見せてくれていたので、どこかでこの頑張りが結果に結びついてほしいと思っていました。
よかったね、ピエール・ロラン。
そして、本当に頑張ったね、ヤン・モホリッチ!!

ジロ・デ・イタリア 2017 第16ステージ

今日はチーマコッピです。全ステージで、一番標高が高い山を登る日。
最初に、スカルポーニがジロで最後に勝ったときの峠である、1級山岳のモルティローロ峠を登り、次にチーマコッピのステルヴィオ峠を登り、最後にもう一回1級
山岳ウンブライルパスを登って、くだったらゴール、というステージです。
「ああ、ジロっぽい」って感じ。

モルティローロ峠は、スカルポーニが、2010年にジロで最後となるステージ優勝をしたときに登った山だそうです。
今日、モルティローロ峠は、スカルポーニへの追悼の山岳です。


大きな逃げ集団ができていて、25人前後の人数がいました。
そのうち、一番人数を送り込んだのがスカイ。ランダ、エナオ、キリエンカ、ダイグナンの4人。
他は、ディメンションデータ、モビスター、キャノンデール、ディメンションデータが各チーム3人。
アスタナとUAEが2人で、あとは、一人ずつです。
総合順位だと、モビスターのアマドールが一番です。あと、ロットNLユンボのクライスバイクも逃げにはいってます。
ほかの各チームのエースは、メイン集団に残っています。


スカルポーニの山もあるモルティローロ峠では、アスタナのルイスレオン・サンチェスがずっと先頭をひいていました。
すぐ後ろにつけているのは、今日繰り下がりで山岳賞ジャージを着ている、ディメンションデータのオスカル・フライレ。
でも、フライレをはじめて、ほかの選手は誰も山頂をサンチェスと争うことなく、1位通過はサンチェスがとりました。
フライレが、山頂を過ぎたとき、サンチェスの背中をそっとたたきました。
画面でみてるだけでも、アスタナの、とくにサンチェスが毎日毎日「スカルポーニのためにも」って毎日頑張ってるの、感じるんだもんな。
毎日一緒に走っている選手が、何も思わないわけ、ないよね。


そのままみんなで下っていき、今度はチーマ・コッピ、ステルヴィオ峠に向かいます。


残り90kmを過ぎるころには、徐々に逃げ集団もメイン集団も崩れていきます。
やっぱりステルヴィオ峠はきつい。

残り86kmすぎたころには、先頭集団は8人になりました。
スカイのランダとダイグナン、モビスターのアマドール、ゴルカ・イサギレ、ロットNLユンボのクライスバイク、ディメンションデータのアントン、CCCのヒルト、そしてアスタナのルイスレオン・サンチェス
ずっとダイグナンが先頭を引き、二番目にサンチェスがいます。

ほかの先頭にいた選手は、みんなどんどん脱落していってしまったのですが、ただモビスターのアナコナだけ、追走集団から全力で先頭を追っています。
一人きり。

どんどん雪深くなる山ををのぼっていく選手たち。膝下くらいの積雪です。腰くらいまで積もっている箇所もあります。
……選手はわかるけど、どうしてお客さんも半数ぐらいがハーフパンツなの。


残り80km。
さあ、先頭集団はあと2kmで頂上です。
でも残り1kmを過ぎても、まだまだダイグナンがひきつづけています。
そのとき、アントンが、スカイの選手に話しかけました。
そして、アントンがランダをひいて、二人でのぼっていきます。
追いかけるサンチェス。

途中でアントンの後ろから飛び出し、ミケル・ランダはすいすいと登って、チーマ・コッピをとりました。
2位通過はアントン。3位は、ルイスレオン・サンチェスでした。
あ。全員スペイン人だ。スペイン、山にも寒さにも強いな。


そして下っていきますが、ここでアタックをかけて猛烈な勢いで降りだしたのが、モビスターのアマドール!!
……狙いがわからん。
まだ70kmあるのに、一人でここからどうするんだろう?

と、そこに追いついてきたのが、一旦抜かされていた(たぶん)スカイのランダ。
アマドールとランダが、二人で協調しはじめます。


やがて、これを追う追走集団の姿が見えます。
先頭をひくのは、一旦先頭集団から脱落していたクライスバイク!
一緒にいるのが、後ろからがんばって追いついてきたアナコナと、アントン、デイグナン、ヒルト。
あれ?サンチェスどこ?


一方メイン集団。
下に入ると同時に、クイックステップのユンゲルスがアタック!
積極的に前にでますが、大きな差にはならず。
結局総合有力な選手は、前で逃げいているアマドールとクライスバイク以外、みんなひとかたまりのままでした。


残り50km。
アマドールとランダの二人に、追走の5人が合流しました。
これで、先頭は7名。

残り41kmくらいで、ダイグナンがさがり、先頭集団は6人になります。
メイン集団は、オリカとカチューシャがひいているのかな?
結構差がつまってきて、先頭とのタイム差が2分くらいに縮まっています。



と、残り33km地点で、クライスバイクが単独アタック!!
誰も追わない!
あ、ランダがちょっと追いたい。追いたそう。
追いついた!
そこに、さっきまでアマドールと一緒にいたCCCのヒルトが追いついてきました!
これで、先頭は3人。
アマドールは追いません。


残り32km。
ここで、デュムランがトラブル。

スピードを上げているなか、突然立ち止まる。
お腹でも壊したのか、急遽トイレタイム。

これで、デュムランは集団からかなり遅れてしまいます。
メイン集団は、バーレーンが引いているのですが、スピードちょっと遅めにしている雰囲気があるのですが、でも、もうデュムランにはいまアシストがいないので、ちょっと差が開いてしまいそうな気配があります。

そうこうしているうちに、逃げもメイン集団もデュムランも、みんな登り口へ。
本日最後の山岳、ウンブライルパスに向かいます。


残り30km。
先頭3名。
先頭から50秒遅れて、アントン。
そこから45秒遅れて、メイン集団。ここで、アマドールが吸収されました。
さらに1分30秒遅れて、デュムランが単独で追っています。


残り28kmのところで、一人でこらえていたアントンが吸収されました!
先頭3人とメイン集団とのタイム差は、1分33秒。
メイン集団はバーレーンのベリゾッティがひいています。
まだデュムランは戻れません。
デュムランとメイン集団とのタイム差は、1分15秒。



残り25kmでランダがアタック!!
ヒルトが、間をあけて追う。
クライスバイクはちょっと遅れている?


一方、メイン集団ではバーレーンのニバリがアタック!
カウンターでモビスターのキンタナもアタック!
アーゼードゥーゼルのポッツォヴィーヴォ、カチューシャのザカリンもいきます。
ユンゲルスが遅れた!
キャノンデールのフォルモロは付いてきた!
エフデジのピノーもちらっと見える!

一旦スピードを戻して様子を見てから、再度ニバリがアタック!
キンタナがすかさずカウンターアタック
ついてきたのはポッツォヴィーヴォとザカリン!
このアタックで、4人になります。

ピノー、フォルモロ、オリカのアダム・イェーツ、トレックのモレマも遅れました。


そして、どんどんまた、雪深くなっていきます。


残り23km。
先頭で、ランダが独走中。
14秒遅れて、ヒルト。
さらに13秒後ろにクライスバイク。
そこから約40秒遅れて、4人の追走集団。キンタナ、ニバリ、ポッツォーヴィーヴォ、ザカリン。
さらに後方、約15秒遅れて、5人の第二追走集団。ピノー、モレマ、アダム・イェーツ、フォルモロ、ユンゲルス。
デュムランは、この第二追走集団から、1分15秒くらい遅れています。


クライスバイクのところまで、追走集団が追いついてきました。
クライスバイクは遅れていきます。
先頭と、この追走集団との差が1分を切りました。

ランダ、頂上まで、あと2km。

追走集団、じわじわ差をちじめていき、CCCのヒルトを吸収!
ランダとのタイム差は50秒を切りました!


残り20km。
追走集団も頂上まで残り1kmにさしかかったあたりで、またニバリがしかけた!アタック!
キンタナだけがおいついてきます。
タイム差どんどん縮まりますが、チーマ・コッピはランダがとった!!

10秒遅れて、キンタナが先導で山頂をクリアします。
続いてニバリ。
ザカリンも追いついてきました!

先頭のペースがあがってきたので、デュムランとのタイム差は、約2分30秒。
ちなみに、15ステージ終了後の時点で、デュムランと2位のキンタナとのタイム差は、2分41秒。
かなりギリギリになってきました。

さあ、ものすごい下り!そして、その下りを猛烈な勢いでくだっていくのはやっぱりニバリ!!
ニバリがじわじわと、キンタナなたちを引き離していきます。


残り12km。
全力でおいかけてたニバリが、ランダに追いつきました!!
そして!
水たまりを!
とびこえた!!

……え。今のなに。
濡れて滑るのがいやだったみたいですが、でも、ほかの選手は飛び越えたりしてないよ。


ニバリが先頭を走りはじめます。
後ろにつくランダ。

遅れて、キンタナが追っています。
その後ろには、ポッツォヴィーヴォ。
カチューシャのザカリンが、そのまた後ろです。


残り5km!
ここで!現地映像が!途切れた!!(笑)


「ゴールは見せて!」って思ってたら、残り1km切ったあとくらいから、映像が戻ってきました!

ランダとニバリのデッドヒート!!
でも牽制したら、すぐ後ろからキンタナがせまっています!

残り150m!
最後のカーブで、ニバリがインをとった!
横並びでスプリント!
ゴール!でも二人ともガッツポーズしない!
でも、ランダが、悔しげにハンドルを叩いた……!?

バーレーンメリダのヴィンセント・ニバリ!ステージ優勝!
わーわー!!今年のジロ初のイタリア人ステージ優勝!!

すごい!本当に、3週目の男だ!

キンタナが12秒遅れてゴール!3位です。
続いて4位、ポッツォヴィーヴォが24秒差!5位ザカリンが34秒差!
そこからちょっとタイム差があって、6位フォルモロが1分26秒差。
7位〜10位が同タイム差で1分35秒。モレマ、ユンゲルス、イェーツ、ピノー。

デュムランはステージ13位で、2分18秒遅れでゴールしました。
……あれだけ遅れてて、ステージ13位ってすごい気がするのですが。


まあそんな感じで!!
今日、総合タイム差が大きく動きました!

マリア・ローザはデュムランのままですが、2位のキンタナとのタイム差は、31秒。
そして、3位にニバリが入ります!デュムランとのタイム差は、1分12秒差。
4位がピノー、2分38秒で、5位がザッカリンで2分40秒。
デュムランだけが大幅に遅れたレース展開だったので、全体的にタイム差が詰まった感じになりました!!

デュムランは、マリア・ローザの表彰のときに、シャンパンファイトせず、表彰台を退場しました。
……あれ、いいの?シャンパンだって、ジロのスポンサーってことだよね。

そして、山岳賞は、ランダに!でも、表情は冴えません。ステージ優勝逃した悔しさがこぼれている。
ちなみに、サンチェスが16ポイント差で山岳賞2位につけました。
ヤングライダーはユンゲルスがキープとなったので、ここは変わらず!

あ。ポイント賞は、ガビリアがゴールしていればそのままなので、たぶんそのままです。



いやー、今日はとってもとっても面白かったー!!特に、下りがものすっごくて!!

ちょうど、チーマ・コッピの下りのときは、トラブルで、実況・解説が聞こえず、レース映像は見られても、音は現地音声しか聞こえませんでした。
だから、めちゃくちゃエンジンの音が聞こえるの!
応援している、お客さんの声と、エンジンと、風の音だけなの。
超ハラハラしました。迫力がすっごくて!
結果的に、すごく速さを感じられたから、トラブルもまたよしっ!って思いました。

これもまた、毎日毎日長時間長距離を生放送する、サイクルロードレースならではの持ち味みたいなもんだ!

ロードバイク試乗会にいったよ。

みなさな、ジロの休息日、いかがおすごしですか?TOJの京都ステージは見ましたか?
私は、ここ2週間の寝不足で顔が真っ白になっています。
もともと肌の色はかなり白い方だと思うのですが、今朝鏡見て「うわ白っ!」って思いました。


さてもさて。
実は私は、先週の日曜日に、ロードバイク試乗会に行ってきました!!

以前から「手が小さいし、力もないから、ドロップハンドルのブレーキ怖い」という理由で、ロードを頑なに拒否しクロスバイクに乗り続けている私なのですが、
ディスクブレーキのロードなら、少ない力でもブレーキちゃんとかかる、という噂と、電動コンポならもっとブレーキの持つとこ小さくなるよっていう噂を聞いて、「よし、じゃあ本当にちゃんと無理なく止められるか、試しに乗ってみよう!」と思ったのです。

そんなわけで、ジャイアントの女性向けブランドのLIVとスペシャライズドの試乗会に行ってきました。

とりあえず、いろんなブレーキのものに乗ってみようと思って、全部ブレーキが違うのに乗ってきました。


乗った自転車。

liv AVAIL SL 1 DISC シマノ105ディスクブレーキ アルミフレーム、
liv AVAIL ADVANCED 2 シマノ105ディスクブレーキ カーボンフレーム、
liv ENVIE ADVANCED 1 シマノアルテグラ キャリパーブレーキ カーブンフレーム、
スペシャライズド RUBY EXPERT DISC UDi2 シマノアルテグラ 電動のディスクブレーキ、カーボンフレーム

4台!
どどーん!

えっとね。
全部ちゃんと止まった!!(笑)



細かい部品一個一個のグレードとかまではよくわかんないですけど、先週と今日乗った感覚を合わせると、
ディスクブレーキの105と、キャリパーのアルテグラは、おんなじくらいブレーキかかりやすいなって感じでした。
先日プレミアムバイクインプレッションでは、105のキャリパーブレーキも何台か乗ったのですが、それはブレーキちょっとかけにくくて、怖かったです。
でも、ディスクの105は大丈夫でした。


カーボンとアルミの乗った時の感覚の違いは……んっと、あるような、ないような……。
あと、電動式の変速は、画期的すぎてもうわけわかんなかった。(笑)
軽く押しただけで変わっちゃうから、「こんな簡単でいいの!?」っていう感じ。
こんなに簡単だったら、どんどん変速しちゃいそうで、でもいっぱい使ってて壊れたらどうしよう!みたいな余計な不安に襲われました。

ただ、実際にこの4台試乗をしてみて、一番私が「これ、すてき……!」って思ったポイントは、フレームの素材でも、ブレーキのグレードでも、電動コンポーネントでもありませんでした。


はじめて見たんです。

スルーアクスル構造。


このブログに来る、自転車乗りの方には常識なのかも知れませんが、私のブログには「レース見るけど自転車は乗らないー」っていう方もたくさんいらっしゃるので、一応素人ながらに説明。

これ、クイックレリーズじゃない、ホイールをフレームにセッティングする仕組みです。

クイックレリーズは、現在、ほとんどのロードバイククロスバイクにおいて、ホイールをフレームにつけるときの仕組み、です。たぶん。
で、これは、ホイールに、爪つきの軸を差し込んでおいて、その上から、かぱっ!って、フレームの車輪をはめる半月状に切れている箇所をかぶせて、爪ついている軸をくるくると回して、最後はその爪をぐいっと内側に曲げることで、半月状のフレームのはしっこごと締めていく感じです。

まあ詳しい仕組みはともかく(あんまわかってないので、まともに仕組みを説明できない)、要は、軸をくるくる程よく回してから、さいごに「ふぬっ!!」ってめちゃくちゃ根性いれて力かけて、爪をホイール側に倒さないといけないのです。

私はこれが超苦手です。

爪が、曲がらないんです。
なんとか爪が曲がるように、くるくるを弱めにしてるのですが、こなだい自転車屋さんに点検してもらったら「これもうちょっと締めないとあぶないよー」って言われてしまいました。



でもね!
このスルーアクスルはね!!

くるくる回したら、終わりなの!!


爪みたいなのはあるんだけど、それ別にまがるわけじゃなくて、手で回しやすいように、ただひっついてるだけで、そこをじくにくるくる回して、まわりきらなくなったら、終わり!!



ぬああ!伝わる気がしない!!
機構がわかってないから、全然正しく説明できてないと思うのですが、
まあとにもかくにも、
これだったら、非力な私でも、輪行が怖くないってことです!!


もうびっくりして!
全然しらなくて!
っていうか、このスルーアクスルって名前をはじめてきいたくらいで!!

試乗会で、店員さんとお話しするって大事ですね。
だって本当に素人だから、カタログだけもらって見てても、絶対スルーアクスルが何か全然わからなかったもの。


まだ、本当に買うかどうかはふわふわした感じだし、今年じゃなくて来年とかその次のモデルで本格的に検討するかも知れないのですが、
もし買うとしたら、絶対に絶対にスルーアクスルのロードバイクにしよう、と心に固く誓いました。

ジロ・デ・イタリア 2017 第15ステージ

今日は、2級と3級山岳がある日です。
レース冒頭、5人の逃げができたのですが、全然タイム差がひらきません。
これ逃げ?逃げるの?逃すの?って状態がずっと続きました。
199kmのステージにもかかわらず、ようやっとレースが落ち着いたのが、85kmがすぎてから。

ようやっと決まった逃げは10人でした。
なぜかガビリアが入ってました。


残り50kmで、2級山岳を登り始めます。
逃げは徐々に減っていき、5人になります。
そこから一人、エンリーコ・バルビンが遅れ、4人へ。
一方、メイン集団からはキャノンデールのピエール・ロランが飛び出し、そのうちバルビンと合流します。

山頂が近づいてきたあたりで、また一人、今度はウィリエール・トリエスティーナのフレン・アメスケタが逃げから脱落して、先頭は3人に。

残った先頭は、
ディメンションデータのジャック・ヤンセファンレンズバーグ
スカイのフィリップ・ダイグナン
エフデジのルディ・モラール
の3名。

この3人から遅れて、アメスケタ。
さらにタイム差があり、エンリーコ・バルビンと、ピエール・ロラン。

その後ろに、メイン集団がひかえています。


先頭の3人は、ヤンセファンレンズバーグを先頭に、山頂を通過していきました。
と、ここでメイン集団からアスタナのルイスレオン・サンチェスがアタック!
このあとの下りで、前に追いつくつもりです!!

ロランは、アメスケタとも合流。3人になります。

残り39km。
あっという間に、サンチェスがロラン達に追いつきました!!
追走集団は4人に!
サンチェス、下りマジではやい!!
好きだ!!


残り36km。
メイン集団にて、下りでモビスターの選手が落車!!すぐに立ち上がりますが、あれは……
キンタナ!!?

集団はサンウェブが引いていましたが、落車がキンタナだと気づき、すぐに集団のスピードを落とすように指示するデュムラン。
不運なアクシデントが、総合争いに影響を与えないようにする、ロードレースならではの暗黙の不文律です。紳士協定。
ルールブックにあるわけじゃないですが、100年近く、こうやってレースをしてきたのです。


一方、その一つ前にいる追走集団が、ロランとサンチェスの二人になりました。
力のある二人。


逃げの3人が、次の3級山岳に向けて登ってきます。
続いて、ロランとサンチェス。
メイン集団が登り始めたところで、キンタナがバイク交換して、集団の後ろにおいついてきました。


残り32km。
ロランとサンチェスが先頭に追いついた!
先頭集団は、これで5人になります。

メイン集団は、サンウェブではなく、オリカ・スコットがスピードをあげていきます。
無事戻ってきたキンタナは、デュムランの近くに陣取りました。


と、ここで先頭集団でサンチェスがアタック!
しかし残りの4人もすぐについていきます。
この時点で、メイン集団とのタイム差は、約41秒です。
アタック不発に終わったサンチェス。
でも、ずっとずっと先頭でひきつづけます。

今日はゴール手前に下りがあるステージで、サンチェスがとっても有利なのです。独走力もあるし。
なので、他の先頭集団にいる4人の選手としては、メイン集団に追いつかれたくないけど、それまでになんとかサンチェスに力を使わせてしまいたいのです。
サンチェスは、ここで先頭でひきつづけたら疲れてしまうのわかっているのですが、
でも自分が引くのをやめたら、メイン集団がおいついてきてステージ優勝の可能性が低くなるので、前を引くのをやめません。


ただ、残り30kmくらいのところにある山岳ポイント手前では、さすがに他の選手がひきはじめました。
山頂ポイントは、ロランがゲット!

そのまま下りに入ります。
その途端、またサンチェスが前にあがっていきます。
下りだからね!

メイン集団も、山頂を過ぎました。
36秒差。
オリカが先頭で、先頭の5人を追っていきます。

先頭では、ロランだけがちょっと遅れ気味です。
下りが苦手そう……。
また、サンチェスの前に、エフデジのモラールが出て先頭をひきはじめました。


残り18km。
メイン集団、下りでまた落車が発生!!
キャノンデールが二人とスカイが一人。
キャノンデールフォルモロ!!?ヤングライダー賞候補だよ!もう一人が誰かがわかりません。スカイはエリッソンド!


残り15km。
タイム差は30秒になっています。
まだ集団はオリカがひいています。

先頭は、ちゃんとみんなでローテーションしている感じ。


残り10kmでタイム差は20秒まで縮みました!
と、ここでメイン集団で大きな落車!
アスタナの選手が、大通りの中央分離帯の標識に激突!
か、カンゲルト!!?!?
座っている、意識はある、でも、立たない……?
今、総合7位なのに、ここで落車だなんて……。

一方、さっき落車したキャノンデールのフォルモロは戻ってきました。


残り5km。
タイム差6秒差で、先頭もメイン集団も登りに入ります!
モラールとダイグナンが吸収!
そのあと、石畳のカーブの登りで、サンチェスとヤンセファンレンズバーグも吸収。

ただ一人、ロランだけがまだ先頭に残っています。

と、ここでユンゲルスがメイン集団から飛び出した!!
ロランを吸収しながら、ユンゲルスがアタック!


それを追って前にでてきた、アーゼードゥーゼルのポッツォヴィーヴォと、バーレーンのニバリ!!
ニバリが先頭に立ちます!

そして残り3kmで、下りにはいった!
ニバリ、ユンゲルス、ポッツォヴィーヴォ、ピノ、アダム・イェーツ、キンタナ、モレマ!
みんなきた!!
当然デュムランも来た!!


残り1.4km。
もっかいアタックしたユンゲルス!
ピノーが先頭にたって、みんな追ってきます!

続いてモレマがしかけかた!!
ポッツォビーボがすぐにチェック!!後ろユンゲルス、アダム・イェーツ。そのまま縦1列で、このアタックも不発。


だれも飛び出しが成功しない形で、ほぼ全員でスプリント!
最初に仕掛けたのはイェーツ!
続いてど真ん中からユンゲルス!

ユンゲルがはやい!強い!そのまま行った!!

クイックステップ・フロアーズのボブ・ユンゲルス、ステージ優勝!
ジロ15ステージにして、クイックステップ5勝目。
すごい勝率。

2位が、ユンゲルスの後ろに入ってスプリントをしていた、モビスターのキンタナ。
3位がピノーでした。


ボーナスタイム分のタイム差はついたものの、ゴール前に集まっていた総合勢はみんな同一タイムゴールだったので、マリア・ローザは当然デュムランがキープ。
山岳賞も変わらずデュムラン。
リビアはゴールしたのでチクラミーノ。
ユンゲルスが勝ったから、当然マリア・ビアンカも変わらずユンゲルス。


そして。

アスタナのカンゲルトは、落車で左肘を骨折。
リタイアです。


……アスタナ、頑張って。負けないで。

ジロ・デ・イタリア 2017 第14ステージ

今日は山頂ゴールの日!
総合争いが激しくなる日です。
今日からの見所は、おそらく最終ステージのTTで圧倒的な速さを誇るであるトム・デュムランに対して、他の総合狙いの選手がいかにタイム差をつけられるか、みたいな感じになります。

デュムランは遅れないことが重要。
キンタナやニバリは、いかにデュムランを置いていき、さらにほかの選手にも差をつけるかということが大切になります。

それを踏まえて!!本日の第14ステージ!!


今日は、逃げが3人いて、メイン集団はほぼエフデジが引いていました。
「悪いけど今日は、ピノーがステージとるからな!!」という意思表示。


逃げの3人は、最後の山岳が来る前の、17.3kmで吸収されます。

吸収直後はトレックがひいていましたが、スピードをあげつつバーレーンが前に出たり、最後の登りに向けての攻防が激しくなります。。
このあたりの石畳で、何回か落車がおきます。
ロット・ソウダルの鉄人アダム・ハンセンも落車!!
ああ!


残り10kmを切って、厳しい坂がやってきました。
先頭から徐々に集団がくずれていきます。
モビスターがスピードあげて、すぐ後ろにいたエフデジが「やーだ」って追いかけるのやめて、先頭のモビスターもあれってなって、どのペースでどうするの?ってペースが早いのに書くチームがお見合いみたいな変な感じになります。

そのどのどさくさに紛れて、スカイが一人単独アタック!!

……ピンクフレームのアイウェア……。
ディエゴ・ローザだ!!!

がんばれローザ!!めずらしくスカイにおいて、自分の勝利を狙えるチャンスだぞ!!

だんだんと坂の勾配が厳しくなっていきます。
厳しいっていうか、歩いて登るのもげっそりしそうな斜め具合。

モビスターが集団を引いて、残り6.2kmでローザを吸収していきました。
そのままペースを落とさず、モビスターが先頭でごりごり引いてに登っていきます。
前4人がモビスターで、その4人目がキンタナです。背後にニバリ。ニバリの後ろがエフデジ2人。ということは、後ろにいるのがピノーでしょう。

……トレックのモレンマがいない?遅れた?

残り5.5kmで、今度はディメンションデータのアントンがアタック!!!
ちょっと集団は様子を見て、そこからカチューシャ・アルペシンのザッカリンが抜けた!!
チェックにいくアダム・イェーツ、続いたポッツォヴィーボ!
そのままアントンを吸収しますが、後ろから集団が追いつきます。
今度はモビスターのアナコナが、先頭に出ます。二番手につけているのがバーレーンメリダのベリゾッティ。

残り4.2km。
アーゼードゥーゼルのポッツォヴィーヴォが出た!!
誰も反応しない!!

一旦見おくったキンタナ、様子を見ていたのか、一旦間を空けてからアタック!
すぐにザカリンが追いかけ、そのまま2人はポッツォヴィーヴォに追いつきます!


このあたりで、まずユンゲルスが、続いてピノーが遅れる!!

先頭、キンタナが一瞬ペースをあげます。
ザッカリンは追いつく。ポッツォヴィーヴォは遅れる!

キンタナとザッカリンが二人で先頭交代をしながら、登っていきます。
その後ろから、デュムランが前に出て、じわじわと差を詰めに行きはじめます。


キンタナが再度腰をあげる!
はっやい!!

これにザッカリンはついていけず、背後から上がってきたデュムラングループに吸収!!
デュムランはマイペース走法で登っていく!続く、バーレーンメリダのニバリ、オリカ・スコットのアダム・イェーツ、スカイのランダ、合流したザッカリン。

あ、でもイェーツがちょっと遅れた!

デュムランは誰にも先頭を任せず、自らライバルを率いてキンタナを追っていきます。

そして残り1.7kmで、デュムランがキンタナに追いついた!!
キンタナに追いつくと同時にデゥムランがアタック!!
ザッカリン、ランダ、キンタナはついていく。
……って、あれ!?ニバリいない!!?遅れたの!!?


ペースを落としたデュムランは、すぐ後ろにいたザカリンに先頭交代を要求するも、ペースが遅くなったと見るやいなや、また自ら前にいきます。
おそらく今日のこのチャンスで、ニバリやピノー、イェーツなどのライバル達とのタイム差をを広げるために、自分から行くことにしたのでしょう。

4人に9秒遅れてニバリ。
そこから20遅れてピノーグループ。


残り1kmを過ぎても、まだまだデュムランが先頭。
そのうち、道路の様子が変わりました。
石畳。ゴールが近い。


ここでザッカリンがアタック!
デュムランがつづく!ランダがその後ろ!

キンタナ……追えない!!?!?

そのまま最後のカーブをまがったところで、
デュムランが最後にアタック!!
ザッカリンを軽々と抜いていく!

サンウェブのトム・デュムラン、圧勝!!

続いてザカリンが3秒差でゴール。ランダは9秒差。
最後に遅れたキンタナが14秒差。
そこからもっと遅れて、それでも追い上げてきたピノーが35秒差。
イェーツ41秒、ニバリは43秒。


総合順位は、1位はタイム差を広げたデュムラン。
2位キンタナで変わらず、3位ピノー、4位ニバリ、5位ザカリンとなり、昨日3位だったモレマは6位になりました。


あ。何気にアスタナのカンゲルトが7位にあがってる。
デュムランは今日、マリア・ローザだけでなく、マリア・アッズーラもゲットしました。


デュムラン、強いな。ここまで登れるとは。
3週目の男、ニバリの覚醒がいつになるかが、気になるところです。

ジロ・デ・イタリア 2017 第13ステージ

ジロで一番のど平坦ステージ。
っていうか、どんなレースでも今日ほどのど平坦ってなかなか難しいのではっていう、ど平坦。

残り20km地点くらいで本日の逃げ3名を吸収して、スプリントに向けての位置取りが始まります。
でも、まだ距離があるからか、ちょっとだけ位置取りを争ったら、一旦集団が落ち着きます。


残り10km。
前にいるのは、サンウェブ!モビスター!トレック・セガフレード
総合ばっかり。

残り6kmのときは、7列くらい隊列ができています。
壮観。

残り5kmで、キャノンデールが先頭になりました。
その後ろでは、アスタナのトレイン。
……アスタナ、スプリントするのかな。

ポッツァートが、ぽいっと前に行きました。
「あれ、なんでここに?」
って思ったところで、アタック!!
でもすぐに集団に吸収されます。
勝利狙いのアタックじゃなくて、撹乱?みたいな感じでしょうか。


ポッツァートを追って吸収しつつ、トレインは道の端と端で、2列になりました。
ボーラ・ハンスグローエと、クイックステップ・フロアーズ。
グライペルはちょっと下がってしまった!


残り1km!
ロットが全力で右からグライペルをあげてきました!
グライペルの後ろに、ガビリアが入ります。

最後のカーブ!
ボーラが前に出ました!
けっこう広いのに、前方に集まった数人のスプリンターが固まったかたちでスプリント開始!

ただそのなかでも、ボーラがとってもいい感じ!サム・ベネットが前方!その後ろについている、トレックのストゥイヴェン、UAEフェラーリ
ベネット、道の中央から後続にゆずらず、そのままゴールに向かってつっこんでいく!

その瞬間、突如その左側から現れた紫の影。

クイックステップ・フロアーズのガビリア、4勝目!

……ええええええええ!!?!?!?
どっから来た!?

いなかったよね!??
前の方でスプリントした人たちの中に、いなかったよね!!?


上空からの映像が流れたら、ガビリアは前から12番目くらいにいました。

前のスプリンターとアシストの集団から、ちょっと間があいている場所にいたのですが、

そこから一人で猛スピードで狭い道の右端によって、
「あれ?集団の前に発射台にきたけど、うちのエースどこ?」って探している雰囲気のアシストのリケーゼの隣、わずかな隙間をすりぬけて、
そのままフェラーリぬいてストゥイヴェン抜いてベネット追い越してゴール!!

べらぼうにガビリアが強い。


ど平坦だから総合も山岳も動きなしなのと、ガビリアが今日のステージを勝ったので、4賞ジャージは何も動きませんでした。

ガビリア、完走したら、このままチクラミーノとっちゃうね。
今年のジロは最後がTT で、去年とはまた全然違うからわくわくしていたのですが、ガビリアの活躍があまりにすごいので、市街地周回レースのスプリントも見てみたかったなって気も、ちょっとしました。

ゲラント・トーマス リタイア

 

「彼は全力を尽くしたが、悲しいことにゲラント・トーマスは今日ジロをスタートしない予定だ」

 

スカイのゲラント・トーマス。

ジロ・デ・イタリア 2017、リタイア。

 

ショックが大きい。

 

完走して欲しかったのと、

今大会のジロで一番これからの走りを見たかった選手がいなくなるのが悲しいのと、

そんなに大変な身体の状況で、この数日あれだけの走りを見せてくれたことへの

戦慄にも似た畏敬の念と、

いろんな気持ちがごちゃまぜで、泣きそう。

 

……ブエルタだ、ブエルタこそは!!

待ってる!!!

 

 

 

 

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